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カイル・枕クランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 192
性別 男性
年齢 41歳

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1.  教祖誕生
原作・北野武でこのタイトル。もう間違いなく宗教批判が展開されるであろう事間違いなしなのですが、まさにその通り。『男はつらいよ』のおいちゃん役で御馴染み下條正巳を教祖に据える新興宗教団体は、日々街角に繰り出しては胡散臭い手口で勧誘活動を行っている。団体幹部に北野武、岸辺一徳、玉置浩二という、老若男女どの人間が見ても信用出来ない面々が軒先に立っている姿は異様の一言で、この絵面がこの映画を求心力となっているのは間違有りません。宗教はあくまでもビジネスとして割り切り団体のブレーンとして働く男を北野武が好演。胡散臭さと頼りがいの有る部分を北野武ならでは演じていて、ベストアクトかと思います。あと玉置浩二も団体にのめり込む若手幹部を怪演しております。そんな団体に、ひょんな事から萩原聖人演ずる無気力若者が興味本意で入会する事になるのですが、その巻き込まれ感を萩原聖人がうまく魅せてくれます。監督は元々北野映画の助監督を務めていた事も有り、絵作りやテンポは北野印。テーマから取っ付き難い印象を与えますが、見て損は無い映画です。
[DVD(邦画)] 7点(2011-03-28 16:12:40)(良:1票)
2.  クライング・フリーマン
今回映画鑑賞を機に、映画部分に相当するクライングフリーマンの原作(文庫本1・2巻)を読んだのだが、映画の内容は全くすべて忠実に原作に添っている事が分かる。近年ありがちな原作の設定だけお借りしました的な事ではなく、話しの展開・構図・キャラクターまで全て原作に忠実。少しは脚色しろよと思いたくなるが、裏を返せば原作が如何に映画的であり、既に完成されているモノであるという事が分かる。だがチェッキー・カリョ(フランス人)に原作通りニッタ(新田)と名付けるのはどうかと思うが。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-03-13 15:18:13)
3.  リプレイスメント・キラー
チョウ・ユンファのハリウッド進出の記念碑的な作品…になるハズが、ただのしょっぱいC級トホホアクションだとはガックシ。映画は挽歌シリーズを彷彿とさせる二丁拳銃アクションで始まるのだが、なんか物足りない。「やはりジョン・ウーでなきゃいけないのか!?」。ユンファニストの心の叫びがココで聞こえるが、まあ最初はこれぐらいに抑えた演出と判断させて頂く。しかしその後もキレの欠いたアクション、タラタラした内容と欠伸連発の展開が目白押し。ユンファとミラ・ソルビーノのコンビも魅力的なのだが、全く活きてこないのもなんだかなあー。
[ビデオ(字幕)] 2点(2006-03-06 13:51:05)
4.  NYPD15分署 《ネタバレ》 
アメリカのバディムービーに香港映画のテイストが絶妙にブレンドされた、和洋折衷アクションが見物の映画。ニューヨーク市警の15分署に勤めるユンファ演ずるチェンとマーク・ウォルバーグ演ずる新米刑事。この米中コンビがニューヨークのチャイナタウンを舞台に、FBIやマフィア、ギャングといった奴らと持ちつ持たれつの抗争を繰り広げる。特に後半以降の盛り上がりは素晴らしく、仲間であるユンファとウォルバーグ二人の裏の取り合いは一見の価値アリ。ギャングに先入したFBI捜査官の話しをもう少し膨らましたら傑作だった!
[DVD(字幕)] 7点(2006-02-28 16:20:35)
5.  カリートの道
「スカーフェイスのトニー・モンタナがもし生きていたら?」。まさにスカーフェイスの後日談と言っても過言ではない、パチーノとデパルマの再タッグ映画。ショーン・ペン演ずる弁護士に助けられ刑機を短縮して出所したカリートはカタギになろうと決心する。今まで自由にやって来たカリートに対してそれを周囲は許さず、新たな抗争に巻き込まれてゆく。『スカーフェイス』では見れなかった長回しなど、今回は健在。デパルマはやっぱこうでなくっちゃね!
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-02-26 23:31:12)
6.  ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録
本編より面白い。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-25 13:40:47)
7.  サン・ピエールの生命 《ネタバレ》 
アンチ死刑制度を訴えたヒューマン映画。泥酔していた事で殺人を犯した死刑囚と、その死刑囚をあくまでも一般の人間として扱う婦人とその夫の物語。死刑囚をかばう事から周囲から白い目で見られる婦人だが、彼の行いが村人たちを多少なりとも変えてゆく。その過程がなんか不自然というか、働き者というだけて死刑反対になる流れが納得できない。仮にも人を殺した罪は消えないし、それを働き者という事だけで許す村人たちは如何なものか。その過程をもっとうまく描いて欲しかった。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-02-18 00:39:28)
8.  菊次郎の夏
これまた毒が全く皆無な北野映画。確に良い映画なのかもしれないが、旧来の北野映画好きとしては物足りないかなあ。
[DVD(字幕)] 6点(2006-02-09 23:29:36)
9.  HANA-BI
『ソナチネ』補完版。
[DVD(字幕)] 7点(2006-02-05 23:42:11)
10.  発狂する唇
かつてエロ・グロ・ナンセンスをこれほどまでに体現した邦画があったろうか。内容はひたすら「馬鹿でー」の連発だが、この映画にとってはそれが最大の賛辞である事は間違い無い。三輪ひとみの体を張りまくった演技に敬意を表したいと思います。
[ビデオ(字幕)] 2点(2006-01-28 20:20:49)
11.  あの夏、いちばん静かな海。
『その男、狂暴につき』『3ー4x10月』に続く三作目の北野映画。監督・脚本・編集を全 て武が行い、かつ武本人の出演はナシ(キタノブルーの登場もこの映画から)。要するに今回武は裏方に徹した事に。まあタイトルからも分かる通り、バイオレンス度は北野映画の中でも下の下。お互いに聴覚を失ったカップルのサーフィン物語で、音らしい音はほとんどなく、波の音や他愛のない会話だけが映画を作ってゆく。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-28 01:03:54)
12.  Kids Return キッズ・リターン 《ネタバレ》 
夢を追い、そして儚く散る現実。ラストの「まだ終わっちゃいねーよ」にどれだけ救われることだろう。とても勇気付けられる映画。  
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-26 04:46:22)
13.  タンク・ガール 《ネタバレ》 
元はイギリスのコミックらしく、内容は『マッドマックス』+『スターウォーズ』×サイバーパンクな映画。近い将来、地球は砂漠化し水が貴重な資源となり貨幣的価値を持っている(これは『マッドマックス2』的要素)。ひょんな事からタンクガールとジェットガール(ナオミ・ワッツの黒髪眼鏡が萌えー)が水資源の争奪戦に巻き込まれ、『スターウォーズ』のウーキーよろしくな動物人間たちと手を組み、アンディ・マクダムウェル(『時計じかけのオレンジ』で未来の象徴を演じた)と戦うというもの。まさに未来映画の集大成とも言えるべき珍作。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-26 04:44:59)
14.  みんな~やってるか!
「アントニオ猪木なら何をしても許されるのか!?」。かつて新日本プロレスのレスラーがアントニオ猪木に向かってこう言った。そして今あえて言おう。「北野武なら何をしても許されるのか!?」。  
[ビデオ(字幕)] 1点(2006-01-16 12:39:21)
15.  3-4X10月
たけし軍団と草野球がしたくなる一本。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-11 15:58:16)
16.  ソナチネ(1993) 《ネタバレ》 
北野映画史上ナンバーワンの誉れ高い今作。手打ち寸前と言われた沖縄ヤクザの抗争に助ける形で参加する事になった村上組。親分の勅礼から嫌々ながらも沖縄に向かう一行だが、そこには激しい抗争の姿があった。たけし映画において重要なファクターを占めるのは、バイオレンスとユーモアの2点。この映画に関して言えば、その2点は完璧に満たされている。繰り返される無機質な暴力と人間紙相撲や舎弟同士のユーモラスなやりとり。これに沖縄の元風景が重なる。この映画を北野映画の登竜門兼マスターピースとします!  
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-11 15:56:32)
17.  カルネ 《ネタバレ》 
上映時間が40分と短編映画の今作。しかしその衝撃は長編に優るとも劣らない出来。映画冒頭、「感受性の豊かな方は鑑賞を避けて下さい」云々のテロップが流れる。その後一頭の馬が処刑されるシーン、馬の首元にサックリ刃が切り込まれ血を流しうずくまる。次の瞬間に主人公の男が馬肉を食べるシーンへ。その食卓で妻からの妊娠告白、出産、そして父と産まれた娘を残して妻の家出。この流れるような展開。ここまでで30分費やしても良いような内容を3分で説明してしまう。この一連のシークエンスで既に名作を予感させる。あと何気に馬肉がうまそうでした。  
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-07 02:48:41)
18.  デッドマンズ・カーブ 《ネタバレ》 
ルームメイトの自殺による精神的ショックを考慮して全ての成績をAにしてもらえる措 置。そのデッドマンズ・カーブという特例を使って友人を陥れようとする仲間(?)の裏のかき合いが見物の今作。ラストは『ワイルドシングス』ばりのドンでん返しが見れるが、その頃にはオチなんてどうでもいい状態。90分の割に緊張感が無くダラダラした展開で、せっかく面白いプロットも台無し。次から次へ事件が起きるのだが、ほとんど警察が介入してこないのも納得出来ない。 
[ビデオ(字幕)] 3点(2005-10-24 00:31:22)
19.  ザ・シークレット・サービス
『老兵は死なず、ただ消え去るのみ』。そんな言葉なんてクソ食らえとばかりに、息を切らしながらも頑張るイーストウッド御大。是非、毎年敬老の日に上映してほしい。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-10-21 01:26:16)
20.  スリー・キングス 《ネタバレ》 
『殺す側』と『殺される側』。戦争ではこの二つのみに分類される。つまりやるかやられるか。  映画冒頭、マーク・ウォルバーグ演ずるアメリカ兵のトロイは何の気なしにイラク兵を撃ち殺す。多少の悔みはあるものの、それは戦争という名文でまかり通ってしまう。物語中盤にそのトロイがイラク兵に捕まり拷問を受け、母国の妻子が爆弾テロに巻き込まれたらと問われる。そこで気付かされるモノ。イラク国民の妻子、アメリカ兵の妻子、それぞれの立場が描かれる事で、より鮮明にそれは浮き上がってくる。母国の妻子がテロに巻き込まれるところを想像し悲しむトロイ。これはかつて想像出来なかった事であり、拷問を受け死と向かい合った事で気付かされる。  物語終盤、トロイはイラク兵に撃たれる。己がイラク兵を撃ったように。このシーンがこの映画の全てを物語っていて、冒頭でイラク兵が撃たれるシーンとリンクする。つまりトロイは『殺す側』と『殺される側』を体験する。これには観客である我々も「はっ」とさせられる。冒頭のトロイと我々は同じであると。テレビ画面を見て、数秒間悲しんで終わり。テレビを見ている我々は殺される事などないと思っているのだ。  反戦映画は山ほどあるが、この映画程直接的に訴えかけてくるはないと思う。 
[DVD(吹替)] 10点(2005-10-21 01:19:06)(良:1票)
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