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すらりんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 124
性別 男性
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1.  めまい(1958)
3回目、およそ20年ぶりの鑑賞。若い頃はキムノヴァクにばかり目が行っていたが、ロケーションの見事さにびっくりした。街中も郊外も屋内も美しく色彩豊かで息を呑む。ストーリーも素晴らしい。ミステリーは謎解きがあまり複雑になると映画では厳しいが、このくらいがちょうどいい。演技も素晴らしく、特に後半のキムノヴァクは本当に良いと思った。キムノヴァクで良かった。あえてケチをつけるところを探すなら、甘美な音楽が印象的だが、それがほとんどずーっと流れっぱなしのうえ、音楽の「圧」が強すぎて、現代の感覚ではちょっとクドく感じてしまう。しかしこの映画のミステリアスかつ甘美なトーンを決定づけているのが音楽であることも確か。若い頃に観た時も傑作と思ったが、半世紀に亘りさまざまな映画を観てきた今、人生でベスト映画の一つと確信します。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2023-02-25 19:46:35)(良:1票)
2.  天国と地獄 《ネタバレ》 
圧倒的。前半の密室劇も、特急のシーンのスピード感も、後半の捜査の描写も全部素晴らしい。登場人物たちのなんと魅力的なことか。仲代達矢のカッコ良さ。ラストシーンの山崎努の迫力。そして何より三船敏郎!彼が身代金を払うことを決め、自らカバンに細工をするシーンが素敵すぎる。大富豪である彼も、かつてはしがない一職工に過ぎなかったわけだ。なんの前知識もなく観た一回目も感動したが、色々と撮影の裏話を知ってからもう一回観てまた感動した。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2017-10-14 23:20:11)
3.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
初めて観たのは中学2年くらいか。映画ってこんなに面白いんだ!と激しく感動した記憶は今でも鮮明だ。あれから数十年。改めて観ると、ご都合主義的な筋運びや、あまりにあざとい伏線の見せ方など、ほとんどコントの様な感じすらしてしまう。現在はもっと洗練された作品もあるし、今の若い人が、当時の私たちほど感動しなくても、まあそれは仕様のないことだと思った。それでも私に取っては映画の最高峰であることはいささかも揺るぎ無い。おそらく今後も色々な新作映画を観ると思うが、映画にこれほど夢中にさせられることはもう無いんだろうなと思って、哀しみを感じてしまう。同時代に観られて良かった。
[地上波(字幕)] 10点(2016-02-20 14:43:06)
4.  すばらしき映画音楽たち
私は映画音楽マニアです。監督より先に作曲家をチェックしてしまうようなタイプ。この映画にはひたすら感動。そして感謝。あの憧れの作曲家が喋ってる!、もうそれだけで感涙ものです。ざっくりとではありますが映画音楽の歴史について言及されているのも良い。ものすごい密度、情報量ですが、それでもとりこぼされている巨匠があまりに多いことが悔やまれる。ニーノ・ロータもミシェル・ルグランもフランシス・レイも出てこないのは本作がアメリカ映画だからか。しかしアメリカ映画ならばミュージカル系の映画をもっと取り上げても良かったのでは。まあ色々言いたいこともあるけど、それでも本作のようなドキュメンタリーが作られたことに感謝。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2018-03-19 09:46:06)(良:1票)
5.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
劇場で観ればよかったと後悔。これは傑作じゃないですか!前半の情報の洪水が快感。一番感心したのは、ゴジラが途轍もなく強いのだが、それを倒すため、訳のわからん超兵器みたいのを出すんじゃなくて、自衛隊とか民間企業とか外交とか鉄道などのインフラとか、オールジャパンの総力戦で打ち克つところ。あと伊福部昭のテーマの素晴らしさ。あー、キタキタ!みたいな。ゴジラの口に注水するポンプ車を見て、福島原発で注水する様子を思い出さない人はいないでしょう。ゴジラ(=原発)はとりあえず停止したけど、またいつ暴れだすかわからない。その不安とともに私たちは生きていかなければならない。メッセージ性が極めてわかりやすいところも良い。
[地上波(邦画)] 9点(2017-11-30 21:19:20)
6.  悪魔の手毬唄(1977)
ミステリーとしてより、一種のファンタジーとして大変素晴らしい。凄惨な連続殺人、辺鄙な田舎で旧家の対立、昔の迷宮入りの事件、謎に包まれた登場人物…。いわゆる「お約束」の目白押し。犯人も含めて意外性ゼロの、直球ど真ん中(当時リアルタイムで観た人に取っては違うのかもしれないが)。でも、そうそう、こういうのが観たかったの!みたいな、こちらの期待に100%応えてくれていて満足。って言うかこういう世界が好きなんだからもう仕方ない。金田一のキャラも最高。犯人がすぐ分かってしまうとか、この映画が「名画」であるかどうかとか、そういうこともどうでもいい。とにかく好きです。
[地上波(邦画)] 9点(2016-05-15 09:57:07)
7.  第七の封印
冒頭の数分を観て、こりゃ難解そうな映画だと思わず居住まいを正したが、意外にもエンターテインメント性の高い作品で、中ダレすることも無く最後まで面白く鑑賞しました。何より映像が美しいし、役者たちも達者で皆キャラが立っている。私は学生時代に中世ヨーロッパ史やキリスト教の歴史など勉強したことがあるが、別に専門的な知識など無くても十分楽しめる作品だと思います。そういう知識を重視している評者も多いようだけど。
[地上波(字幕)] 9点(2016-02-13 13:23:00)
8.  銀河鉄道999
DVD購入してもう5回くらい見てそのたび感動。音楽が良い。絵が安定して無くてメーテルが変な顔になったりするのがちょっと残念。ぼくにとっては永遠の傑作です。
[DVD(邦画)] 9点(2008-12-30 21:51:59)
9.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
劇場で観て良かった!ゴジラが東京で暴れるシーンは大変迫力がありました。戦争で焼けた東京の街並みも一体どこまでCGなのかわからないクオリティでした。当時の技術でどうゴジラと対決するかというアイデアも素晴らしかった。賛否ある人間ドラマの部分も良いと思いました。主人公もヒロインも生き残って結構じゃありませんか。エンタメってこういうものだと思う。子供と一緒に見られる絶妙な匙加減になってると思います。ただ個人的にはシンゴジラの方が面白かったですが、あれはちょっと変化球になるのかな。こっちは直球、豪速球って感じ。
[映画館(邦画)] 8点(2024-01-24 22:35:06)(良:1票)
10.  海街diary
メインの四人の女優さんがそれぞれ美しく魅力的で、脇役も素晴らしい俳優が揃っていて、みんないい演技をされていて、風景も美しく、音楽も品があって、なんてことはないのになぜか深く感動してしまうシーンもあって、これは久しぶりに10点満点の映画かと思いきや、大きな不満点がありました。カメラワークです。なんか意味もなくゆっくりズームしたり、ゆっくり左右にパンしたり、(ひょっとしたら意味はあるのかもしれませんが)、せっかく俳優の皆さんが自然な演技をしているのに、カメラの変な動きのせいで作為的な感じが強くなってしまって、映画の世界に没入することを妨げられてしまったのが残念でした。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2023-05-22 00:28:39)
11.  トップガン マーヴェリック
いやあ、これは凄いですね。「100点の映画を作れ!」って言われて、「はい!作りました!」って、100点満点の映画を作っちゃったみたいな。そして前作のファンへのサービスが凄い。わざわざ古いF14を活躍させちゃうあたり、もうめちゃくちゃなんだけど、とにかく盛り上がっちゃいますよね。トム・クルーズもかっこいいし、あの主題歌が聴こえてきた瞬間に絶対「キター!」ってなる。私個人としては、映画というものに新たな気づきやサプライズを求めるタイプなので、8点をつけましたが、映画として100点満点でいいじゃね、という感じの作品です。
[映画館(字幕)] 8点(2022-10-04 21:54:19)
12.  ドロステのはてで僕ら
素晴らしい作品でした。えっ!!?レビューするの、私が二人目ですか!!信じられない。なんでこれほどの傑作がこんなマイナーな扱いなの?これ見たら絶対人に喋りたくなると思うんだけどなあ、なんで口コミで広がったりしないの??何か大きな闇の力が働いて、この映画を黙殺しにかかってるとか?「2分後が見られるテレビ」ってだけのネタを深掘りしながら展開させていくストーリーの面白さと、演出、演技の緊張感と、本当に面白かった!こういうのが話題に上ってこない日本のエンタメ界って終わってる。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-06-23 23:57:55)
13.  コーダ あいのうた 《ネタバレ》 
障がい者施設に勤めています。だもんで、音大を目指す娘と耳の聞こえない家族、という設定を知った時点で、コンサートのシーンで無音になる演出があるんだろうなと分かっちゃいました。聴覚障害者はこういう世界で暮らしているということを、支援する我々は知っておかなくてはならないので、こういう研修はたくさん受けました。でも分かってたのに泣かされちゃいました。演技は良かったし、演出も丁寧でした。耳の聞こえない孤独が、わざとらしくなくさりげなく描かれていると思いました。仕事柄、障がい者を扱った映画をたくさん観てきましたが、障害の当事者も、その家族も、それぞれ前向きに自分の道を歩いていくというストーリーは素直に感動しました。ご都合主義だって言う人もあるかもしれませんが、映画には夢を見させてほしいものです。特に困難を抱えている人を題材にしているときはなおさら。
[映画館(字幕)] 8点(2022-02-01 23:48:36)(良:2票)
14.  羊たちの沈黙 《ネタバレ》 
およそ30年ぶりに鑑賞。前に見た時よりむしろ面白く感じた。昔より怖いモノへの耐性が出来た分、ストーリーや演技に没入できたからかな。全編にみなぎる緊張感がイイ。そしてやっぱりレクター博士の造形が素晴らしい。犯人でも探偵でもあるというね。とんでもなく嫌なやつなのに魅力を感じてしまう矛盾。ラストシーンで、さあアイツを食っちまえよ!って思っちゃいませんでした? 怖い怖い。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-11-02 16:40:11)
15.  ポセイドン・アドベンチャー(1972)
小学生の子供とともに鑑賞。普段はユーチューバーのしょうもない動画ばっかり観てる子供も熱中してましたよ。しかし1972年ですよ。この時代にここまで凄いセットを組み凄まじい映像を実現しているにもかかわらず、むしろキャラクターの造形や人間関係に重きが置かれているからこそ古びて感じないんでしょうね。昔観た時は気づかなかったけど、今は結構英語がわかるので、ところどころにクスッと笑えるセリフが仕込まれていることに気づきました。やっぱり脚本が良い。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-08-13 11:32:06)(良:1票)
16.  ファンタスティック・プラネット
ストーリーは寓意的にもとれるが、たとえそれにしても陳腐で、やはりこの作品の魅力は、独特の世界観とビジュアルの素晴らしさにあると思う。また言及する人が少ないが音楽にも特筆すべきものがある。初期のプログレッシブロックのようなサウンドは、今の耳には随分古臭く感じるし、映像とのミスマッチ感も甚だしいが、そのねじれた感じがより一層作品に異様な迫力を与えている。もう一つ言うと、フランス語の響きも独特で、本作を唯一無二のものにしている。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-05-04 19:22:34)(良:1票)
17.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
とにかくデニーロに惹きつけられる。いったいどうやりゃ演技によってカリスマ性を滲み出させるなんて芸当ができるんだろう。過去と現在が交差する凝った構成で、とてもよくできた映画だとは思うが、個人的には1の方に、より得体の知れない凄みを感じされられたので1の方が好き。まあ1も2も両方とも素晴らしい作品なので、どっちが上かだなんてとてもセコイ議論なんだけど、私はセコイ人間なのでついつい比べたくなって困る。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-02-22 12:54:15)
18.  メイキング・オブ・モータウン
ソウルミュージックが好きなので、音楽制作の裏話的なものを期待して観たら、よくある音楽ドキュメンタリーとは違うなんだか途轍もなく凄いものを見せつけられてしまったという感じです。もちろん数々のライブシーンや、のちにビッグになっていくアーティストたちの若き日の姿も実に素晴らしく感動的なのですが、とにかくゴーディさんの人柄と生き様にひたすら圧倒されてしまいました。まさかあんなに泣かされてしまうとは思わなかった。ハンカチ必須です。
[映画館(字幕)] 8点(2020-10-27 00:04:56)
19.  この世界の片隅に(2016)
序盤からもの凄い情報量で頭がパンクしそうになった。私は広島弁も広島の地名もだいたいわかるが、そうでない人には訳のわからないところもあったのではないか。そして、ただ単に情報量が多いというのでは無く、なんでもないような日常のシーンで心の機微に触れる描写が多々あり、どうしてここで感動しているのか自分でうまく説明できないけれど、何故か涙が流れてしまうところも何度かあった。作品として評価が高いことはわかっていたので、身構えてというか、ちょっとハスに構えた感じで見始めたが、まあとにかく見事に心を奪われてしまって、参りましたという感じです。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2020-07-07 13:09:37)
20.  ギルバート・グレイプ
地味な映画かなあと思いながら観てましたが、中盤からなんだか無性に泣けて来て、終盤の大きなイベントのシーンではカタルシスを感じながら号泣してました。どうして泣いてしまったのか、私の文章力ではうまく表現できませんが、心の奥にある感情を揺さぶる作品であることは間違いない。主人公の心の成長が上手く描けていると思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-07-13 13:46:00)
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