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合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 203
性別 女性
自己紹介 映画とケロロ軍曹をこよなく愛する埜波です。

長いブランクの後、コソーリと復活。
映画を見る気になれなかったところから、這い上がって参りました。
今後ともよろしくお願いします。

現在、ある「ウワサ」に、心躍らせている今日この頃・・・

あたしの点数はハートです。なもんで、
かなり世間の大勢とは違う点数つけてることが多い気もしますが、
まあこんなやつも必要かなと思ってます。
君は君、僕は僕、これ幸せなり。なんつって。
人の感想を自分が肩代わりできる訳ではないし、逆もまた然り。
どんなに酷評されようが、ある人が面白いと思ったら、それはその人にとっては傑作。
・・・なもんで、あたしは自分の心のままにレビュー致しております。

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1.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
うわ、書きたいこと全部先に言われちゃった・・・高評価も納得です。思うことは皆さん同じなんですね。私も「おい、青空侍」に泣かされました。とにかく普通とは違う意味で「子供が見るもんじゃない!」という感じです。(いや、子供が見てもいいけどね)
[地上波(字幕)] 9点(2005-10-02 23:39:42)
2.  シンデレラマン
ラッセル・クロウの目が苦手でこれまで彼の作品は敬遠してきたんだけど、久々に見た彼はなんだかいい感じでおじさんになっていて、「L.A.コンフィデンシャル」の時のぎらぎらした視線が嘘のように目が優しくなってたなあ。それにしても、この手の大恐慌モノには最近だと「シービスケット」があったけど、あれは私1点だったんです。でもこれは8点。だって、戦う彼自身が彼の言葉で理由を語ってたから。そしてそれが、人として当たり前の生活を求めるためだけのものだったから。追い込まれた女は強いけど、「理由」を持った「漢」もまた、強いんだよね。 さて「漢」といえば、「アルマゲドン」のレビューで自分の中の「漢」について語ってしまいましたが、私はこの映画を見て、やはり自分は精神的に「漢」であることを実感させられてしまった。映画館で私の隣は左右とも女性だったのだが、彼女らが目頭やら鼻を押さえていた(ように見えた)のに対し、私は泣きはしなかった。ただただ最後の戦いになると、生きるか死ぬか、頼む、生きて戻ってくれ、お前はここで死ぬわけにはいかねーんだよ!!ってな感じで、気がつくと前のめりになっていて・・・一番後ろの席で本当によかった。なんていうか、私は格闘技を見る趣味はないのだけれど、その場で試合を見ていて、ラッセル・クロウが戦う姿に思わず自分の思いを投影して拳を握りながら声援を送りたいような・・・そんな気分だった。久々に良作を見た、そんな気分でしたが、レニー・ゼルウィガーのイチャイチャぶりが少々ウザかったのでそこはマイナス。
[映画館(字幕)] 8点(2005-10-02 18:11:02)
3.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 
世界一有名になった引きこもりのお話。見始めてから数分ほどで、ひどくアンニュイな気分になった。だって、ウォンカが大の人間嫌いだってことがすごくよく分かって、しかもその気持ちが痛いほど分かってしまったからだ。私も以前、人に裏切られたと思ったとき、誰とも会いたくなくて引きこもりたくなったっけ(結局しなかったけど)。そしてウォンカが姿を見せて、彼がふざければふざけるほど悲しくなっていった。自分を誇示し人を蔑むような歌を朗らか過ぎるくらい朗らかに歌えば歌うほど、「あの頃の自分」が蘇ってくるようで悲しさに耐えられなくなりそうだった。本当が自分が嫌なはずなのに、人のことを、おどけることで「これは冗談なんですよ~」って雰囲気にして、毒をやわらげてた。そんなウォンカがひどく自分には痛くて、笑いたくても笑えなくて、変な感じに心が重くなって。いろんな映画のエッセンスやオマージュがあちこちに感じられて、しかも日本のもの(映画以外も含む)の影響もかなりあってそういう意味でも面白いのだが、ウンパ・ルンパのチョコの川でのシンクロがウォーターボーイズ?なんて思ったり、歯科矯正器具はまるで巨人の星の顔面版って感じだし、そんなだから最後の場面は「愛を乞うひと」歯科医版かと思ってしまったよ。言葉を交わさずとも通じたような「愛を~」に対し、こちらははっきりと確かめ合って、そういうところに日米の違いを感じたり、いろんな意味で面白い作品ではあった。ただし、ウンパルンパもそうだけど、前時代的な人種に対する考えが時折鼻につくのでその辺はマイナス要因。 選ばれる子供も、アフリカ系やアジア系がいたっていいと思う。確かに後でひどいことされるけど、真の平等とはそういうものではないかな。この映画で問われるのは、あくまでも人間性であって人種ではないんだから。
[映画館(字幕)] 8点(2005-10-02 17:58:19)(良:1票)
4.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
3本見終わったのは1年前だ。3本見たら(個人的な考えから)ひとつの映画作品としてレビューしようと思っていた。でも、ずっと書けなかった。そして今ようやく気付いた。この作品に余計な言葉はいらないと思う。ただ、20世紀から21世紀へと語り継がれる物語とはこういうものだ。物語の持つ力に、ただただ圧倒されただけだ。そしてこの1年、そのストーリーを再現した作品の余韻に、浸りつづけていたんだ。きっと、そう思う。
[DVD(字幕)] 10点(2005-09-23 08:02:25)
5.  シベリア超特急5 《ネタバレ》 
あの日、大地は大きく揺れた。突然襲いかかった震度5強。そのとき私はまだ気付いていなかった。これは宮城県沖地震ではなく、「ヤツ」と出会う前触れであったことに。私はそのとき仙台にいた。出張で仙台にいた。夜に時間を持て余し、ホテル周辺をうろついていると、アーケードの中にぽつんと映画館があり、そこで運命的な出会いを果たす。「宇宙戦争」の大きなポスターの下に控えめに「ヤツ」が鎮座していた。そう。あの地震は宮城県沖地震ではなく、コイツと出会うプレリュードだったのだ。シベ超1でさまざまな怪現象が報告されていたが、まさか地震の後にコレと出くわすとは・・・これはもう、私に「見ろ」と言っているようなものだ。見たのはその翌日、日本-イラン戦の当日、ラスト1回のみの上映。そして私は非国民となった・・・何となく場末の風情の映画館内に、ポップコーンの袋を満載したダンボール製「マイク号」が・・・ここの映画館のスタッフ、分かってんじゃん。シベ超はそういうスタンスで見るものだってことを。しかし客は私と男がひとり・・・こんな時に、見知らぬ男とひとつ屋根の下とは、なんとロマンがないことか。そして映画は・・・相変わらずだった。確かにカメラがよく動くようになって、だいぶ映画らしくなっている。しかし、どうにも隠しようもないあの「トホホ」感は何なのか。登場人物を見せる駅の構内。映画というより舞台劇みたいだった1・2と違い(3と4は未見)、人物の会話を映して、会話が終わるとカメラが動き他の人物に切り替わる。その動きがかなり映画らしいのだが、それでもやはり「マイク臭」というか、なんかどこか垢抜けないというか、何かがおかしいんである。ワイヤーアクションを嘲う相変わらずの「ロープアクション」だけのせいではないと思う。その謎が解ければ、シベ超はこんな場末の映画館ではなく、有楽町マリオンとか六本木ヴァージンとかで公開できる作品になる・・・んだろうか。私には分からない。しかし私の記憶が確かならば、この次で終わってしまうようなそんなテロップが出ていた。それまでに、マイクはその「謎」を解き明かすのだろうか?・・・・・まあ、恐らくそんなことはありえないんだろうけど。
[映画館(字幕)] 5点(2005-09-22 00:21:48)
6.  ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン 《ネタバレ》 
もし、映画に役割があるなら、一番の大雑把だが分かりやすいものは「観客を満足させる」ことであろう。そういう考えから、私は見終わった後の感情で点数をつけている。さて、この作品の役割は何かというと、非常に限定されてしまうのである。ここで言う「観客」とはFF7をプレイし、その世界に浸った人たちに限られてしまうのである。だから、今回つけた8点は、FF7をプレイした人間を満足させるだけのものがあるか?という観点でつけたものである。(プレイしてない人は見ても分からないだろうし、よほどじゃない限りDVD買わないだろう)はっきり言って、満点は無理。確かにFF7のあの完成された世界観をしっかりと踏襲してはいる。しかしゲームのメインシステムだったマテリアがあまり生かされてないし、ケットシーとレッドXIIIの扱いがあまりにひどすぎたり(市村正親の使い方贅沢すぎる。っていうか、デブモーグリはどこにいったんだ?)今回メインのクラウドとティファ以外のメンバーで、目立っていたのはヴィンセントくらい。ただ、他のキャラも目立たない割に、ユフィが飛空艇酔いで「うっぷ」ってなったり、シドが上体の起きたあのカッコ悪い走り方を一瞬見せてくれたり、そういうのを見ると思わずニヤリとしてしまう。ストーリーだって、FF7の魅力のすべてを伝えきれているかというとそうでもない。しかし、もともとがプレイ時間数十時間の代物、それを100分に収めようとするとこのくらいが限界なんだろう。そういう意味では「トラウマとその癒し」にテーマを搾ったのは正解だったし、そこにエアリスが「生かされて」いる。「映画」としては、ストーリーの中で時間軸をモンタージュしていたり、印象的なセリフがある一方でいやにゲームのシナリオっぽい、説明的なくどいセリフもあったりして(ついでに言うと、一番最後のセリフも蛇足だと思う。セリフをすぱっと抜いて余韻に浸らせてくれてもいいと思うんだが)、映画を意識しながらゲームから脱却しきれていない部分も少なくない。それは今後、スクエニがこうした映像作品を送り出す上での課題となる部分だろう。ゲームの雰囲気を残しつつ、映像作品としての完成度を上げることは、こうして振り返ると非常に難題であるように思える。だが少なくとも、あの散々だった劇場版FFから、今作までの間にスタッフは相当の経験値を積み上げたことは想像に難くない。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-16 19:15:54)(良:1票)
7.  マダガスカル
はあ・・・時間の都合で吹替を見たのはある意味失敗だった・・・周りはほぼ100%親子連れ、そんな中で独身女は多分私ひとり・・・すごく場違いなところにいる気がしてしょうがなかったな(苦笑)これが字幕だと親子連れ率下がるんだろうけどね。ま、私は役者の息遣いをリアルに感じたいので見るなら字幕派なんですが、その場違いな気分にさえ耐えられたら、こういうのは吹替で見たほうが面白いかも、と思った。コメディ作品だと、アメリカンジョークが字幕だとピンとこないし、吹替の方が日本人にはしっくりときますね。「クリスマスも盆も正月もない」って、おいおいアメリカでもお盆休暇あるのかよとは思うけど、日本人としては「盆」って言葉が入ってるとすーっと入って来る。作品としては楽しめるし、動物映画であの映画のパロやるか!とちょっとしたサプライズもあってよいのですが、個人的に最後に落とすエンディングはガクッときて好きじゃないので、点数は6点。
[映画館(吹替)] 6点(2005-09-04 16:47:27)
8.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 
電波男。電波男。エルメスもいないし「キター(゚∀゚)」もないし、だけど電波男。近頃リアルで電波を飛ばしてるトム・クルーズの逝かれた(苦笑)父親っぷり、電波トムの陰がちらちらどころか劇中でも電波飛ばしてるような気がして、親子の愛なんてテーマはワタクシにはちーっとも伝わってまいりませんでした。トムはもうああいう役やらせないほうがいいと思う。ティム・ロビンスの役も結局訳分からないまま消えてしまったな。ここまでやるか!って具合にパニックを徹底し、緊迫感を保った点は8点くらいつけてもいい気はするけど、電波男が5点に下げました。(オリジナル未見での感想) 追記:劇場で近くに座ってたカップルがちょくちょく席を立ち、私の前を通るもんだから集中できなかった・・・  追記その2:この映画中に妙に違和感を感じたシーンがあった。落雷で道路に穴があいた現場に、野次馬が大勢押し寄せて、穴のすぐ近くまで見に行ってること。こういう時って普通警察が予防線張って一般市民は半径10mくらい立ち入り禁止にするもんじゃないのか?ずいぶんのんきだなあ・・・なんて思っていたけど、オリジナルを後日見てその謎が解けた。オリジナルで巨大隕石を取り巻く人たち、記念撮影するわ露天を出そうなんて話してるわ、のんきすぎるくらいのんき。スピルバーグはオリジナルの持ち味を損ねないようにしたつもりなんだろうか?でも、損ねないポイントが違う気がするんだが。
[映画館(字幕)] 5点(2005-09-04 16:34:09)(良:1票)
9.  Ray/レイ 《ネタバレ》 
あまりブラック系の音楽は好きではないせいか、私はレイ・チャールズをCMでしか知らない。そんな私でも、彼が盲目であることは知っている。で、これを見て思ったのは、良くも悪くも21世紀の映画だな、ってこと。障害者を差別しちゃいけない、そんな考えから障害者を神のように描きがちだった20世紀から、やっぱり時代は進んでいる。女たらしでドラッグ中毒、これがレイチャールズでない普通の健常者だったら、多分観客は軽蔑するのではないか。実際私はこれを見て、レイ・チャールズに幻滅しかけたんである。だが、盲目ゆえの恐怖感を吐露する彼を見て、レイもまた弱さを抱えた一人の人間であることにはっと気付かされた。神扱いされそうなレイをここまで弱く描ききった本作は、感動作としてみるとつらいものがるが、「人間」とは何か、その人間の一面を垣間見られるという点では高い評価ができる。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-01 00:13:13)
10.  キャットウーマン
意外に平均点高い・・・私はラジー賞も納得でした。シナリオからしてツッコミどころ満載だし、ラストバトルはまさに「キャットファイト」、私は思いましたさ。「キャットウーマンってこういうことだったのか!」って。猫ちゃんをなぜ助けたのか私には最後まで理解できませんでした。
[ビデオ(字幕)] 3点(2005-07-31 23:54:30)
11.  ダニー・ザ・ドッグ 《ネタバレ》 
私はウルトラセブンオタクという隠れステータスを持っている(苦笑)一時期に比べるとオタク度は落ちたが、それでもセブンの中の名作はけっこう覚えてるのよ。で、セブンに「零下140度の対決」という回がありまして、セブン=モロボシダンは寒さに弱いことが暴露されるんだけど、それがねえ、零下140度の猛吹雪の中でもどっこい生き延びた訳。一方、ウルトラ警備隊本部にいる人間どもは、いくら温度が下がってたとはいえ吹雪ではない(よーするに屋内)のに死んでいくやつ多かったんだよねえ。セブンよりは寒さには弱くないと思うんだが・・・ってか、お前寒さに弱くないじゃん、ウルトラセブン!てかなんでこんな話をしたかっつーと、映画の中のボブ・ホスキンス扮するバートに何となくそれに似たようなツッコミ甲斐を感じてしまったのである。ダンプがぶつかり恐らく蜂の巣にされ、その後車が横転しても死ななかったのに・・・なんで、うえ(ry ←2ちゃん的表記すんまそん。まあその時にポカーンとしてしまったのは確か。え?ウルトラセブン関係ないじゃん?まあその辺は自己満足込みなので。でもジェット・リーの役ってなんで正体不明なのが多いんだろうね・・・でもこれまで見たやつに比べると表情は豊か。それでも私の中にある「ジェット・リーは大根」というイメージは覆らなかったんだが、その大根ぶりが人間性を取り戻す役柄とはマッチしていたので(誉めてます、一応)ってことで。
[映画館(字幕)] 7点(2005-07-19 00:26:45)
12.  キル・エビル
確かにタラ公は好きそうだが、点数としてはこんなもんでしょ、ってな感じ。っつかデヴィッド・キャラダイン、お前は何しに出てきたんだ。
[DVD(字幕)] 3点(2005-04-28 22:51:39)
13.  テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる
なんかよく分からないけど私の中では高評価。実写だからへんてこ映画に見えちゃうけど、もしアニメだったら意外に違和感なく見られるような気がする。どこと言われても困ってしまうのだが、そこはかとなくジャパニメーションの香りがする。そのせいか、スプラッタ大嫌いな私が、珍しく平気でいられた稀有な作品でもある。ところで、この映画の挿入歌、私にはどうしても「マジくさい屁~♪」と聞こえてしまうんですが私何かいけないことしましたか?
8点(2005-03-19 17:38:52)(笑:1票)
14.  ホーンテッドマンション(2003)
何も考えずに見るには一番かも。絶好の暇つぶし。しかし「ハイウェイではお静かに~♪」って、一番うるさいのはアンタらや。
6点(2005-03-19 17:33:34)(笑:1票)
15.  シービスケット 《ネタバレ》 
思ったより感動しなかったというのもあるんだけど、これを見ても私やっぱり競馬を好きにはなれない。私がどうしても競馬を好きになれないのは、人間のエゴが垣間見えてしまうから。骨折した馬を安楽死処分、それで悲劇と書き立てるスポーツマスコミに虫酸が走る。それって稼げないのを飼っていてもカネが逃げるだけで仕方ないっていうことだろう?この映画にもそれは現れていた。シービスケットが荒馬になったのも人間のエゴ。もともとおとなしかったんだから、乗馬クラブとかもう少しまったりした環境の場所で過ごさせてやればよかったのに・・・荒れたシービスケットもストレスをためながら走らされていたんだと思うとやるせない。それで「人々に勇気を与える」?・・・あきれる。人間は幸せになったかもしれないが、彼自身はそれで本当に幸せだったのか?それを感動作品として公開した精神にも失望した。結局人間が幸せならそれでいいってことなのか?その怒りを込めて1点。
1点(2005-03-19 13:40:50)
16.  N.Y.式ハッピー・セラピー 《ネタバレ》 
ひどく鬱な気分だった。知らず知らずに泣き顔みたいになってしまう。気分転換に外に出て、ふと思った。・・・こういう時はジャック・ニコルソンに頼ろう。あの胡散臭く釣りあがる眉毛と一緒に、ローな気分を引っ張り上げてもらおうと。思惑は的中。面白い。あのむさ苦しいオッサン顔で胡散臭い役をやらせればハマりすぎる男は健在。「アバウト・シュミット」みたいなのもいいんだけど、こんなくどい程にこるそ~ん♪な芝居はやっぱりいい。 しかし随分スケールの大きなやらせだな。わざわざニセ裁判なんてやらなくてもセラピーなんてのはできるんだが、それを際限なく広げたのがこの映画の面白さでもある。いらないことをわざわざやってしまう、それは悲しいことに人間の性でもある。ぶっちゃけ映画だって、大いなる無駄のひとつに過ぎない。その大いなる無駄に、自分自身や人生を重ね合わせたり、夢を見たりするのが人間だったりする。そんなステキな無駄を嗜める人間でありたい。この映画でセラピーされたのは、アダム・サンドラーではなく、何を隠そう「面白い!」と感じた観客自身かもしれない・・・と言ってみるテストw
7点(2004-12-27 22:05:28)
17.  地獄のヒーロー/ザ・プレジデント・マン<TVM>
天皇誕生日にコレを放送してしまうテレ東の男気に3点やるよ。
3点(2004-12-23 23:54:03)(笑:2票)
18.  I am Sam アイ・アム・サム 《ネタバレ》 
ミシェル・ファイファーの女弁護士が弁護を引き受けた心境の変化が分かりにくいなど詰めの甘さはあるけれど、なおそれを補って余りある。知的障害や自閉症に理解がないと難しいのかもしれませんが、この映画をあえて言うなら「価値観の転換」だと思います。知能が7歳児並みっていうとどうしても自分たちより(言い方悪くてゴメンナサイだけど)レベル低い、なんて考えがち。だけど、「大人」って何だろう?それを考えさせられたのがサムが継母ランディと対峙するシーン。ああいう場面に置かれて私だったら怒り出してランディをなじってしまうかもしれない。だけどサムは・・・少なくともそういう部分は私なんかよりずっと「大人」に思える。もっとも、本人はそんなの意識しないで、純粋に親切のつもりなだけなんだろうけど。考えてみれば、ラストで全員集合して、パパもママもあんなにたくさんいて、しかもみんながそれぞれルーシーを愛しているんだから、実の母がいなくても、ルーシーは最高の幸せ者のように思った。まさに心が洗われる。特に福祉を志す方は必見ではないでしょうか。
9点(2004-12-22 22:44:42)(良:1票)
19.  ターミナル 《ネタバレ》 
期待はずれでした。ゼタジョーンズがいらない気がしましたね。そもそもなれ初めにしたって、なぜその時だけナボルスキーさんが英語しゃべれたのか分からない。ゼタジョーンズのフライト便を教えていたけど、ああいう状況でナボルスキーさん、そこまで見る余裕あったんでしょうかね?疑問です。清掃係のインド人が「あいつはCIAだ」なんてこと言っていたけれど、結局なぜそのときだけ英語がしゃべれたのかは分からないまま。英語の勉強をはじめたのはその後だし。その一件で興ざめしました。ゼタジョーンズ演じるアメリアも結局どっちつかずの女で、途中共感したところもあったんだけどラストあの男と一緒に去っていくのを見て「共感して損した!」と思いました。いくらナボルスキーさんが国に帰れるからってあんまりです。別れの決断をしたのなら他の男に依存するな!って言いたい気分。どうしたスピルバーグ!って叫びたい気分です。ゼタジョーンズ以外の空港の人たち(スタンリー・トゥッチも含めて)がいい演技でいい雰囲気出してたのに、ゼタジョーンズの分からなさで一気に私のテンションは下がりました。いや、ゼタジョーンズが嫌いと言うんじゃなくて、彼女の役はいらなかったな、個人的には。  追記:いろいろと納得できない部分は多かったんだけど、よくよく考えてみると、スピルバーグ自身マイノリティと言えばマイノリティなんだよね。ナボルスキー=スピルバーグ、と考えるとけっこう面白いかもしれない。クラコウジア人なのにアメリカ人受けするキャラクターのナボルスキーは、アメリカで、ハリウッドで大成功したスピルバーグと重なる。でもマイノリティとしてのアイデンティティを捨てきれないスピルバーグは、結局アメリア・・・アメリカとは結ばれることはなかった、完全にアメリカの中に溶け込んでいる訳ではないということを暗示しているのか?さまざまな国籍・人種が交差する空港は、そのまま人種のるつぼアメリカの縮図でもあるのだから。
4点(2004-12-22 21:41:39)(良:3票)
20.  イン・アメリカ 三つの小さな願いごと 《ネタバレ》 
幽霊って心の中にいるんだろうな、ってことを強く感じた映画。誰が幽霊かって?フランキー。いつまでもその死を受け入れられない夫婦は、相手の顔にフランキーを見たりしてたし。それがマテオとの出会いによって何かが変わっていき、赤ん坊の誕生で決別できた、その流れを見ていてこれってなんだか水子霊が成仏して行ったような感じじゃない?そんな感覚だった。茶化しているような言い方になっちゃったけど、真面目な気持ちでそういうことを考えていました。そのラストは、マテオがある「魔法」をかけてくれたおかげで、まるでオー・ヘンリーの短編を読み終わったあとのような気分だった。「父の祈りを」でジム・リェリダンを好きになった私としてはあの激しさに比べて随分おとなしいなと思っていたけれど、階段で父がもみ合うシーンの激しさを見ていると、やっぱりこの人は内に熱い感情を秘めているんだなって思う。ところで「スターゲイト」が大好きな私としては、当時は大根役者だったジャイモン・ハンスゥが表情の細やかな演技ができるようになっててビックリした。演技派として歩き出したのがちょっと嬉しかった。
7点(2004-12-12 22:31:05)
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