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Arufuさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 623
性別 男性
自己紹介 風刺的作品や史実物が好きだが批判されがちな単純なエンターテイメント映画も正当に評価したい。常用でない言葉を並び立てるのではなく単に日常会話程度の感覚の文章でレビューを行いたい。
無名作品には基本的に特攻しないのでハズレを引くことが少なく平均点が高くなっています。

目安
10
大傑作のうち、社会的に意味がある、圧倒的なオリジナリティ、何度見ても楽しめる等の要素がある傑作
9
上には及ばないが大傑作。ほか万人には勧められないが個人的に大好きな作品もここ
8,7
単純に傑作、佳作。8は万人に勧められる傑作、7は個人的に好きな作品が多い。
6
面白いが傑作というほどでもない。面白いが万人ウケはしそうにない
5
そこそこは楽しめるが2度は見ない
4,3
まあ見れるが面白くはない
2,1
つまらない、見る価値なし
0
もはや伝説的な糞

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ドゥ・ザ・ライト・シング
この監督は、自分の作品は20年後も30年後も見られるという意識がないのか、意識して(当時すでに)古臭くしていたのか、単に古くなったのかがわからない微妙な選曲と演出をいつも感じるのだが、この作品は特に違和感を感じる。とにかく古いしダサいしうるさいしついて行けない。ただ価値があるのはLA暴動よりも前の作品ということだ。偏らずリアリティのある群像劇。なぜ今やセンスの無いプロパガンダしか生み出さないようなしょうもない監督と化してしまったのか謎である。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-08-10 02:07:32)
2.  ドラえもん のび太と竜の騎士
冒険活劇に振れているおかげで若干子供向きのキャラクターが多いが、純粋にSFとして書かれていたらどこまで傑作だったのだろうという進化論をモチーフにした作品。純粋な悪役がおらずさまざまなエゴが絡み合う展開も現実世界への皮肉が利いていて良い。若干ミステリー色もあり、細かい謎が最後に1つの線としてつながる瞬間は見物。子供の頃に見るより大人になってから見たほうが脚本の出来の良さに関心する一本。藤本先生天才です
[DVD(邦画)] 9点(2012-09-14 09:33:24)
3.  ドラえもん のび太の日本誕生 《ネタバレ》 
太古の日本で面白い秘密道具を使いながら夢のある自給自足生活をおくるのび太たちに胸を躍らされ、冒頭から衝撃的な時空乱流、神隠し、しゃべる土魂などといった不気味な要素に肝を冷やされる。実際の人類の歴史などを取り入れた要素も上手く絡まり、ギガゾンビの正体などらしいSF設定も発揮された10周年の名に相応しい大冒険活劇。客観的に見れば海底鬼岩城や魔界大冒険などのほうが傑作だとは思うが、個人的に一番好きなのはこれ。特に序盤の秘密基地を作って生活してる辺りの楽しさは何度見ても心惹かれる。主題歌の時の旅人もいいんだよなあこれが・・・
[地上波(邦画)] 10点(2012-09-08 07:04:49)
4.  風の谷のナウシカ
コミック版はさらに混沌としたハードボイルド作品だが映画化にあたって簡潔にカオス部分を削ぎ落としメッセージ性よりもファンタジー性を全面に押し出している。クシャナの扱いなどコミックのほうが魅力的な部分も多いが、映画としては明らかに正解で、圧倒的なオリジナリティの世界観をもって20年以上経った今なお終末映画の無二の傑作として君臨している。
[地上波(邦画)] 9点(2012-05-16 22:20:25)(良:1票)
5.  ライトスタッフ
作品のポリシーや魅せようとする気概は感じるが主役級が多い上にストーリーがクロスするのにストーリーテリングを軽視しすぎでわかりにくい。似たような顔だらけで途中から誰が誰でどんなキャラだかもわからなくなり感情移入どころではなくなってしまった。七人の侍は1人1人個性豊だから面白いのであってこれでは…
[DVD(字幕)] 5点(2012-04-22 16:23:18)
6.  楢山節考(1983)
姨捨山伝説をモチーフに、人間が最も自然動物に近い状況を描いた衝撃作。映画としては見る人を選ぶが観念的作品としてはとにかく傑作。次から次へと打ち破られるタブーの数々にはシニカルな笑いすら湧き上る。日本人でもこれだけの衝撃を受けるのだ。キリスト教社会ではそれ以上の衝撃だろう。そりゃカンヌ取るわ。
[DVD(邦画)] 7点(2012-04-20 07:08:38)(良:1票)
7.  張り込み(1987)
近々見ない暴走しすぎずウィットに富んだユーモアとラブロマンスとしてもサスペンスとしても通用するしっかりとしたストーリーに支えられたサスペンスコメディ。微妙にクロスさせていくジョークが見もの。90年代までは映画は映画であるという気概があり、こんな作品でもB級臭は漂わせず各シークエンスをしっかり「作品」として作ってありこういうタイプの良作が多い。Are you kidding me!?
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-28 23:41:07)
8.  フルメタル・ジャケット
前半10点後半6点平均8点!?ホラー性とアイロニー性とコメディ性と娯楽性の詰まった映画史上に残る前半部の見る価値がこの作品の存在価値そのもの。この前半部がプラトーンについてたらゴッドファーザー等と並ぶ映画史上最高傑作の1つが誕生してたな。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-28 23:15:25)
9.  エイリアン2/完全版
女性兵士バスケス二等兵のキャラクター付けや、守るべき女の子など最近の映画を見てても未だに見かけて「またか・・・まあ面白いけど」となるプロットを打ち立てたパニックアクションの金字塔的作品がこれ。というかキャメロン自身このプロットから抜け出せず、アバターにもしっかり「バスケス枠」を置いて、バイオハザードやSWATで思いっきりバスケスい演技を見せたミス・バスケスもといミシェル・ロドリゲスその人にやらせたりしてるのはなんとも皮肉。そんな今や影響を受けていないSF映画、パニックアクション映画を探すほうが難しい「映画界のビートルズ」「ハリウッドの基本素材」的作品。前作のスリラー的要素はやや薄れたがエンターテイメントとしてはスキの無い作りでもはや完成品である。
[DVD(字幕)] 9点(2012-03-07 04:49:23)
10.  レインマン
言うまでもなくダスティン・ホフマンがすごい作品。その怪演っぷりはドキュメンタリーと言われても違和感がないほど。見る価値は間違いなくあるが、個人的にはとにかくイライラさせられた。それを作品の出来の良さと取るか、苦痛と取るかは評価の分かれる所だろう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-04 22:08:06)
11.  エレファント・マン
だいぶ脚色もあるのかなと思いきや、かなり自伝に忠実なようで、容姿に関してもリアルのようで驚き。現代産業社会の夜明けであった19世紀末の大英帝国を舞台に、個人の尊厳と人の善意、現代の「社会性」をテーマにした深く考えさせられ、そしてとにかく興味深い内容。シリアスな題材の割にくどい心理描写は少なく、あっさりと描かれみやすい。佳作
[DVD(字幕)] 7点(2011-11-24 13:34:22)
12.  ティーン・ウルフ
タイトル通り米国で「ティーン」文化が隆盛を極めた80年代中ごろのほほえましい青春学園コメディ。こういうモノ珍しい設定があるだけで、ストーリー的にはひねりもなくコメディコメディもしてない、勧善懲悪的な毒にも薬にもならない映画がオシャレだった時代もあるんですねえ。マイケルからも勢いこそ感じるがファミリータイズやBTTFのようにイキイキはしてない。80年代らしいいわゆるアイドルモノの一本と言えるか
[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-10-18 06:02:15)
13.  ウォール街
オリバー・ストーンも(自身が脚本を書いた)スカーフェイスがベースと言っていたが、成り上がるにつれて華やかになっていく生活と、表裏一体の転落を描く、証券マンを現代のギャングに喩えたクライムムービー。その後の金融街のブラックぶりはご存知の通り。今日もウォールストリートで金融界に対してデモなんてニュースが流れていたが、時代を20年先取りした映画であったということであろう。現代のマフィアはホワイトカラーにネクタイとはよく言ったものである。まるでマフィア映画を見ているような活力に満ちた華やかな映像と、気を抜くと「命を取られる」ダークな空気が緊迫感を与えているサスペンス映画だ。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-03 01:47:55)(良:1票)
14.  火垂るの墓(1988)
リアリズムとヒューマニズムを追求してるのはわかるがやりすぎで伝わってくるのはノスタルジーのみ。ほれ悲惨だろ、ほれ泣けという態度がありありと見えて辟易。戦時下のリアルな暮らしというものを実写では再現できないクオリティで描いたという存在意義こそあるがそれだけ。まあ原作がストーリー的につまらないということだろう。
[DVD(邦画)] 5点(2011-09-28 20:44:15)
15.  新Mr.BOO!アヒルの警備保障
心斎橋っておまえ・・・Mr.Booは日本で勝手にシリーズにしているだけなのでインベーダー作戦のように1作目とは毛色が全然違う作品もあるが、これはシリーズと言われても違和感の無い1作目のバカバカしさと小気味よさを受け継いでいる作品。まるでゴッドファーザーのように無駄なシーンが無く伏線をしっかり張っていく展開に。いや、ゴッドファーザーを引き合いに出すのは申しわけないほどバカバカしいけど、無駄に出来のよい展開。ともあれシリーズ1作目を気に入った人が次に見るべきなのはコレ。傑作っていう感じじゃないけどポリスアカデミーみたいな中毒性があるねこのシリーズ
[DVD(吹替)] 7点(2011-06-24 20:51:38)
16.  デストラップ/死の罠 《ネタバレ》 
スリラーだと思ってたが最後の瞬間ホラーに変わった。「インガ(ヘルガ)は無事だったわ!」というセリフと共に最後の瞬間役者が入れ替わったからだ。現実の物語で生き残ったヘルガが脚本を手にしたということか…しかしその「現実の物語」も、あえて大げさな臭い芝居といかにもセットな家という舞台風の構成がなされており解釈を多様化している。中々に深いサスペンス。元は舞台作品とのことだが映画にしかできない表情を中心とした心理描写でスリラーとして進行させる演出が鋭い。佳作です
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-10 17:08:10)
17.  俺たちは天使じゃない(1989)
佳作ではあるが原作が古いからかどうも小奇麗に纏まりすぎていてやはり古臭さは否めない。コメディとして盛り上げるか、スリラーとして盛り上げるか、一つ盛り上がり所が欲しかったところ。今のハリウッドならもっとドンパチやるんだろうか。まあ主演の2人は相変わらずいい味出してます
[DVD(字幕)] 6点(2009-12-11 18:59:01)
18.  炎のランナー 《ネタバレ》 
以前大学の授業で書いたレポートです(笑) ○2人のランナーの「走る」ことについての意味 「炎のランナー」は2人のランナー、エリック・リデルとハロルド・エイブラハムズの物語である。2人は五輪に優勝し、世界で最速のランナーになるという「目標」こそ同じであったが、その走る「目的(意味)」は違っていた。 まずリデルのケースである。宣教師である父を持ち、自身も敬虔な伝道師である彼は自身の足の速さを「神から授かった才能」として捉え、その俊足を発揮することこそ主を讃えることだと考えた。 そして「神の御名」により走ったのである。だからこそ彼は、自分の才能のままに自然体で走り勝敗は神の意である考えている。最も象徴的なのは「日曜日のレース事件」の場面である。日曜日にレースに出場するのは神の教えに反すると、彼は目標としていた五輪での勝利すら諦めようとしたのだ。彼の走る目的は「神から授かった才能を最大限に活用すること」であるから、神の意に反する場合は走ることは意味を成さないのだ。 一方でエイブラハムズのケースを考えてみる。彼は英国に帰化したユダヤ人である。ケンブリッジ大学で学び、エリート階層に食い込み彼自身もエリートであった。しかしユダヤ人に対する偏見に悩まされる。「水辺に行っても水は飲めない」という彼の言葉が象徴する。 表面的には差別的な態度を取る人間はおらず、周りの英国人も彼の能力は認めている。しかし深層で差別はあるのである。 エイブラハムズはユダヤ人に対し偏見を持つ者を見返すため、自らの俊足を「武器」に走ることを選んだ。だから彼にとっては走る目的は「勝利」なのだ。勝敗は神の意であるというエリックとは対照的だ。 エリックに敗戦したエイブラハムズが言ったように「勝てないなら走る意味がない」のである。だからこそ彼は自らの「走り」を科学的に徹底研究し、トレーニングで向上させることに努めた。プロのコーチを雇い、五輪で勝つためだけに科学的トレーニングを続けた。ここも自らの俊足を神からの才能と受け取り才能をそのまま発揮させようとしたエリックとは対照的である。 これらを纏めると、エリックにとっては「神の御名」に応える手段、つまり走ること自体が意味。一方でエイブラハムズにとっては「人種的偏見」に抗う手段、つまり走り勝利することまでがその意味であることがわかる。これらが2人の走る意味と相違点である。
[DVD(字幕)] 6点(2009-07-27 05:22:44)
19.  麻雀放浪記
ギャンブル映画ってえと対マフィアのイカサマ合戦でバレると首や小指が飛ぶっていうのが決まりだが、これは似たような構図でもイカサマも勝つための手段の一つ、というよりもそれもゲームのうち、すべて含めた個人対個人の勝負の話になってるのが凄い。しばらくギャンブルは離れていたが見ていると血が騒いでしまうが男の性。いつの間にかいつもよりレビューの言葉使いまで乱暴になってしまう。おっかさん、こんなんで血が騒ぐ男に育ってしまってすんません
[DVD(邦画)] 7点(2009-07-05 04:23:58)
20.  お葬式
決してエンターテイメントではないし脚本的にもこれと言って見所は無いんだけど…しかしこのシニカルさ。これはお葬式を題材とした映画と言うよりも日本の伝統的な仕来り、儀礼・儀式、親戚関係を主題にしているんだろう。「ストーリー」を無視してもこれでもかというくらい仕来りをねじ込んだシニカルさは、お葬式というあえて暗い儀式を下敷きにしたせいもあってコミカルさが漂うほど。ある種こち亀に似た、世間体や定式儀礼に異常に拘る日本人の世相をリアリスト的観点から皮肉った社会派映画。あまりにも儀礼に拘るあまり簡単なことですら難しく考えてしまうわけだが何度も繰り返される「そりゃそうだ」で目が覚めさせられる。しかしそう評しながらも「この映画は勉強にもなるなあ」と思ってしまう自分、ああ日本人だ。名作。同じ題材では「結婚式」も面白いかもしれん。欧米式と和式どちらにしますか?「ウェディングドレスが着たいから欧米式にやりたい~」とか言いながら無き祖父の仏壇に結婚の報告をする娘、ポクポク、チーン。儀礼に拘りながらもそれを生み出した宗教的な意味は考えない日本人。好きだ
[DVD(邦画)] 9点(2009-06-09 19:54:23)
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