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1.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督) 《ネタバレ》 
おもしろかったが、もう少しつめていれば・・・という、惜しい映画。  まず良い点。この映画には男のロマンが詰まっている。 ダルタニアンも死に装束としてかつての四銃士の服装を纏ったことや、命乞いをするよりも華々しく散るという精神、そして、散る前に剣をあわせるシーンには、男としてあこがれを感じた。そして剣をあわせる際にダルタニアンが、フィリップに加われと促すシーンはとても印象に残った。 また、背景となる王朝と貴族達、そして民衆の描き方にはリアリティを感じた。 アクションシーンも悪くない出来。  悪い点を述べれば、まずキャラクターはそれなりに立っているのだが、どうも扱いがぞんざい。 ダルタニアンが主人公のような扱われ方をしていたが、途中でフェードアウトして、そしてまた急にフェードインしてきた感じがするし、クリスティーヌはキーパーソンと思いきや、導入に使われただけであっけなくポイだし(笑) そしてなにより、脚本上の矛盾が気になった。 特に脚本家が扱いに困ったのか、ダルタニアンについてがひどい。どんな王でも忠誠を誓うと言っていたのに、先王の后と不貞をはたらいていた点。それは王家の血筋を絶やす最悪の背信行為でしょう・・・。 さらに、フィリップを身を挺してかばった件については、前半であれだけ超人的な身体能力を見せ付けたのに、素人であるルイが剣を何故身を挺して止められなかったのか、理解に苦しむ。 そしてディカプリオはさすが、ラズベリー賞を取るだけのことはある演技だった(笑)  それらの悪い点が本作に薄っぺらさを与えてしまっており、その点が本当に惜しい! もう少しタイトにつくっていれば・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2006-11-26 21:04:40)
2.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り
この映画は僕の最高の映画。脚本、演出、そしてアル・パチーノのすばらしい演技が、男が生きるとはこういうことだと教えてくれる。そして、そこここに散りばめられた、数々のアドバイスも。 一人の人間が、男が、生きるとき、そこには多くの間違い、痛み、そして後悔がある。そのすべてがこの映画に詰まっている。 正直、この映画をみて何も感じなかった男とは話もしたくない。間違ったことを覚えてないか、後悔をしてないか、さもなくば、痛みを知らない人間に違いないと思うからだ。 これからも僕は、自分が闇の中にいると感じたらこの映画を見るのだろう。そして、もつれても踊り続けるようと思うのだろう。
[DVD(字幕)] 10点(2006-10-13 22:13:50)(良:3票)
3.  機動警察パトレイバー2 the Movie 《ネタバレ》 
魅力的なキャラクター、圧倒的なリアリティ(レイバーをのぞく)、深いテーマ、美しい画面、場面を引き立てる音楽、甘美なまでの台詞回し、そして何よりもこの映画がすばらしいのは、押井監督の恐ろしいまでの先見の明。  この映画の後に起こったのが、地下鉄サリン事件、そして9.11。 さらに北朝鮮のミサイルという脅威にさらされている今、10年以上前に公開されたこの映画は、我々に『新鮮な恐怖』を与えてくれる。  そして、その思想が正しいか誤っているかは関係なく、ただ犯人を逮捕するという、愚直なまでに警察官という職務に(職業ではなく)忠実である主人公達。「正義の味方」をこれほどまでに英雄視せず、くさくも安っぽくもなく描いた映画があっただろうか。  シリーズ未見でなければ、非のつけどころがない映画。僕はこれが押井監督の最高傑作だと思う。
[DVD(字幕)] 10点(2006-10-01 06:26:17)(良:1票)
4.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
シンプルにおもしろかったと言える映画。  序盤の刑務所の洗礼では怒りと同情を覚え、刑務所をよりよい環境にするところではワクワクし、後半のサスペンス的なシーンではドキドキ。そして痛快な脱獄シーン、不安を抱かせるレッドの娑婆のシーンと続き、最後のハッピーエンドが、まるでエンディングの晴れやかな空のような爽やかさを与えてくれた。  無実なのに脱獄するのはどうだろう、とおっしゃる方も多いようですが、無実の罪で何十年も刑務所に入っている人間にとって、一体何が法だというのでしょうか?所長のモノを横領したのだって、所長が金のために友達を殺した『最低の』極悪人だから許されるわけだし、他の人に迷惑をかけているわけでもないですし。僕はむしろ、堅物だったアンディの中の思想の転換がとても良く写った。  とにかく、単純に『おもしろい』映画だった。すごく感情移入させてくれるし、作りも最高に丁寧。ただもうワンパンチ、何かが足りなかった気がするのが残念。
[DVD(吹替)] 9点(2006-05-17 01:07:54)
5.  グッドフェローズ
実話がベースということがあり、現実のマフィア(ギャング?)をとてもリアルに描写していた。言われている通り、『ゴッドファーザー』のように美しく、ロマンに満ちた感じではなく、地に足が着いた感じ。『ゴッドファーザー』と同じように、主人公達が着ているものや、家の内装も豪華なのに、『ゴッドファーザー』はそれらが重厚的な感覚を与えているのに対し、本作のそれらはどこか薄っぺらい印象を与えていた。 ロバート・デニーロの演技のうまさには改めて舌を巻いた。間抜けとまともの中間ぐらいの顔だったのが、終盤には冷酷で非情な顔をするようになり、その豹変ぶりがとてもうまく、印象に残っている。  また、主人公の自分を客観視した淡々としたナレーションと、とてもうまくまとまっている映像がとても上手くリンクしており、これだけ長い映画なのに中だるみ感を感じさせないのは賞賛に値する。 ただ、その淡々としたナレーションが主人公と観客を切り離してしまっており、感情移入ができず、見た後に残るのは「おもしろかったなー」だけというのが問題だろう。
[DVD(吹替)] 8点(2006-04-15 03:34:56)
6.  サウスパーク/無修正映画版 《ネタバレ》 
この映画からサウスパークのファンになりました。そこそこ綺麗にまとまってるし、曲はとてもよく、とても面白い。 ・・・が、正直TV版の傑作エピソードの方がおもしろい。PTAの風刺は良かったけど、フセインが地獄にいて、サタンがゲイなところは日本人からすると「ふーん。それで?」という感じ。ウィノラ・ライダーのピンポン芸もイマイチ乗れなかった。もう少しサウスパークらしい強烈な風刺がほしかったところ。TV版もエピソードあたりのあたりはずれが激しいが、それを考慮に入れるとこの映画はまぁまぁといったところか。
[映画館(吹替)] 8点(2006-04-11 22:05:51)
7.  メリーに首ったけ
ファレリー兄弟監督の映画にハマるきっかけになった映画。話もよくまとまっているし、キャメロン・ディアズのキュートな魅力をとても上手く引き出している。また、「優しい」映画だと思える。 障害者虐待と書いている方がいるようですが、これは完全に逆。どうして書いた方がそう思ったのか、僕にはまったくわかりません。この映画だけではなく、ファレリー兄弟の映画は、障害者を、障害という『個性』を持つ、一人の人間として扱っている。障害という「ハンデ(あくまでハンデであって、障害者という人間とは別の生き物ではない)」があってもいきいきと生きている姿を描くファレリー兄弟の映画は、見ていて爽やかな印象をうける。現に障害者の方からファレリー兄弟に感謝の手紙やメールがたくさんくるそうです。 そして皆さん言われている通り、下ネタがでてくるが、もちろん下ネタが全部ダメな人はダメだと思いますが、そうでないならそう気にするほどのことはないと感じた。というのも、どれもギリギリではあるけれど、そのほとんどが『上品な下ネタ』という印象を受けたからです。最終絶叫計画やオーガスモみたいにえげつないて下品な下ネタではない。むしろ、所謂大衆的な映画で盛り上げようとしているのがバレバレの、唐突に出てくるベッドシーンよりよほど上品な感じすらした。
[DVD(字幕)] 8点(2006-04-10 22:38:30)(良:2票)
8.  カリートの道
カリートの生き方に共感はできませんが、カリート本人に感情移入してしまいます。そこの作り方がうまい。 でもラストはありがちでちょっとね・・・というのがマイナスかな。
[DVD(吹替)] 8点(2006-04-09 04:13:33)
9.  ルディ/涙のウイニング・ラン 《ネタバレ》 
この映画、若者は絶対に見るべきです。映画としては嫌味のない完全に完成されたスポ根もの。夢をおいかけることの苦しさ、そして喜び。それを完全に描ききっている。実話がベースなので、最後はレギュラーにもなれないところがとても切なく、また現実味を持って迫ってくる。ディズニー映画などは実話でも過剰の脚色をするが(『オールドルーキー』しかり)、この映画は本当にほとんど実話なようです。むしろ、用務員のおじさんなどは実在しておらず、もっとシビアだったなようで・・・。また、アメフトに詳しくない方が多いと思うので書きますが、最後のタックルはサックといって、野球で言えばホームランぐらい難しいものです。そして、それも実話。ルディコールがあったのも、実話。「神様っているのかも?」そう思えるような感動の瞬間だったのでしょう。映画本体ではないですが、DVD特典のルディ本人のインタビューで幸せそうに泣きながら、この時の話をしていたのがとてもとても印象的でした。 僕はこの映画に影響されて大学でアメフトをはじめました。途中で辞めてしまいましたが・・・。ルディを見習いたいものですね・・・。
[DVD(字幕)] 10点(2006-04-09 04:00:42)
10.  スーパーの女
スーパーという身近で、生活の基盤となっている場所の舞台裏をとてもうまく描いている。「あー、こうなってるんだ」「こうしてるんだ」が満載。ストーリーは「一風変わった」サクセスストーリー。テンポがすごくいいのがとても良い。しかしそれにもまして特筆すべきはキャラクターの描き方。主役の宮本信子と津川雅彦が愛すべきキャラクターとしてとてもうまく描かれているし、職人たちやレジ係の描かれ方も完璧。敵側の小悪党っぷりもなんか笑える。見終わった後にスカっとした気分になります。個人的には伊丹監督の作品で一番おもしろかった。見終わった後、ビデオ返すついでにに用もないのにス-パーによっちゃいました(笑) 「これリパックじゃないよなぁ…」と微妙にスーパーが信頼できなくなりますが(笑)
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-26 20:18:46)(良:1票)
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