Menu
 > レビュワー
 > ジャザガダ~ン さんの口コミ一覧
ジャザガダ~ンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 122
性別 男性
自己紹介 映画って本当にいいですね

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  グッバイガール
この映画って、もしメグライアンとヒューグラントあたりのいわゆる都会的な俳優を起用してたら感情移入して見ることが出来なかったと思います。そこを敢えて現実的というか、非都会的と言うか、そんな感じの二人を主演に持ってきたことにこの映画の勝因があると思います。より身近な感覚で見ることができますからね。そしてこの主演の二人が実に巧い。あのマシンガントークに嫌味が全く無く、見ていてとても楽しい。おまけにあの毒気のある子役。あの子もこの映画の勝因の一つでしょう。ここまでキャスティングの妙を感じさせてくれる映画はそんなに無いと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-11 13:41:17)
2.  タクシードライバー(1976)
こんなに熱い作品はめったにお目にかかれませんよ!孤独で危ういデニーロの視線、それを追うカメラワーク、そしてニューヨークの街をより一層官能的にする音楽がたまりません!乾いた感じといい、危うい感じといい、何かものすごいオーラを持っている作品だと思います。この頃のスコセッシだからできる力業なのでしょうか。とにかくテンポが悪いし主人公の行動は到底理解できない次元のものであるのに、見終わった後凄まじい感慨に襲われます。それも、ニューヨークの街の荒廃と戦争の後遺症の傷跡の深さを描いている映画だからとかそういったものへの感慨ではなく、この映画の作品としての迫力に対する感慨です。とにかく凄いとしか言いようがありません。10点!
[DVD(字幕)] 10点(2005-12-27 00:01:45)
3.  スター・ウォーズ
この映画を子供の頃に見た。確か5歳くらいだったと思う。迫力が凄くてストーリーがわからなくても、僕を映画好きにするのに十分なパワーを持っていた。その後ビデオテープがダメになるくらい何度もみた。そして大学一年になった今年、再び見てしまった。今度はストーリーもちゃんとわかっているので子供の頃のように楽しめるか不安だったが、見終わった後以前より興奮している自分がいた。まずしょっぱなからあの音楽に興奮させられ、レーザー銃(?)のあの「ピチュン!」という音に新鮮さを感じ、主人公のマークハミルを初めとする俳優陣の熱演に感情移入し、クリーチャーの造形の見事さに再び感心したのであった。とにかく今見ても古さを感じさせない。エピソード1からの後期三部作なんかより全てにおいて上回っている。僕を映画の世界に導いてくれたこの名作に感謝と尊敬の意を込めて10点!
[ビデオ(吹替)] 10点(2005-11-21 01:18:37)
4.  バリー・リンドン
美しい映像に美しい音楽、そして下手な演技。最高だ、キューブリック最高だ!男版「風と共に去りぬ」って感じですね。風と共に去りぬでは、主人公の傲慢な感じに共感できずビビアンリーの熱演にもかかわらず不満を抱いてしまった僕が、主人公に観客を共感をさせないように演じさせたバリーリンドンでは見事にやられてしまいました。小説の映画化は、小説で描ききれた主人公の心理描写が省かれてしまうので、納得できないことが多々あります。その例が風と共に去りぬであり、最初から主人公に共感を抱かせないようにして映画の弱点を見事に克服して見せたのがバリーリンドンだと思います。このあたり、キューブリックの手腕はさすがです。映画を知り尽くした巨匠だからこそできる映画史に残る試みですね。なのに他のキューブリックの異色作(これらは言うまでもなく名作)の影に隠れている感じがとても残念です。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-15 00:23:53)
5.  カンバセーション・・・盗聴・・・
凄く地味な映画だけど、かなり作りこまれていて良。現在の映画において、音が非常に重視されているのは言うまでもないが、少々音の使われ方が雑だな~と思ってしまうような作品が多数存在するのが現実である。コッポラは、ゴッドファーザーでも見られるように、音の使い方が極めて丁寧で、計算しつくされていてうまい監督である。そんな彼が音に着目して、音の使い方に全力を注いだ本作は映画における音の使い方のお手本的な映画である。題材が題材なだけに、見る者の音に対する集中度が非常に高まるのは必然である。しかし注意深い観客をも完全に納得させうる本作の音の完成度は、モノクロ撮影の技術において映画史に名を刻む第三の男と匹敵すると言えよう。モノクロ撮影のお手本は第三の男、音の使い方のお手本ならカンバセーションとなってもおかしくはないのである。ところがこの映画、脚本まで緻密に練られていると言うのに、知名度において同監督の圧倒的な名作の前に存在感を失っているし、サスペンス物としてもかなり地味なのであまり見られていないのが現状だ。本当に残念なことです。当時のコッポラノ作家としての誇り高い姿勢に9点!
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-05 02:26:59)
6.  地獄の黙示録
世紀の超大作。戦争映画の中でかなり好きな映画。とにかく最初のほうで本当にナパーム弾ぶち込んじゃったり、わけのわからないところで多額の資金を使い、命がけの撮影をしているあたりのコッポラの映画に変態的なこだわりが好きですね。おまけにワーグナーでヘリを登場させたり、牛の惨殺シーンをカーツの暗殺シーンとオバーラップさせたり、、、精神的に来てますね。この映画は、人が戦争において精神異常をきたしてしまったり、人を銃で撃っといて治療をしようという欺瞞をよく描けていると思います。ところがこの映画の面白いところは、人が映画作りに熱中しすぎると、精神異常をきたして金を使いすぎ、やがて財産を失うということも非常によく描けているところだと思います。自分で自分を皮肉っているんですね。コッポラさんはなかなかお茶目ですね(笑)
[DVD(字幕)] 10点(2005-11-04 19:10:02)
7.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 
衝撃的な作品。人間の自由と尊厳を主人公が、施設に入れられている仲間たちに啓蒙していく感動の話から、いきなり悲劇になってしまうので驚かされた。緩急の使い方がうまいですね。脱走して、海に出るところなどのほのぼの系の話と、婦長による独裁体制の場面の融合が見事。人間はいかに自由を求めていても、一人の独裁者による支配が普通のことになってしまえば、その条件の下での自由に甘んじてしまう。そんな人間の心理を利用したナチスや、戦時中の日本の、国に従順な人間を作る政策の縮図がこの映画に描かれている施設です。それに対する、反逆者のマクマーフィーという構造がこの映画に見て取れます。反逆者は独裁者によるロボトミー手術により、自由を完全に奪われある種の死を迎えます。しかし、その自由闘争の意思はチーフへと受け継がれ、彼は自由への逃走をする。ラストのガラス破りのシーンは受け継がれる革命家の意思と、自由への逃走という希望あるメッセージとあいまって、映画史上最も美しいガラス破りのシーンに仕上がっている。鳥肌ものです。このラストにプラス1点!
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-04 01:13:15)
8.  幸福の黄色いハンカチ
ひとつの感動的な話にもって行くまでがなかなかうまいですね。最後まで気になって思わず引き込まれますね。
[地上波(吹替)] 7点(2005-11-04 00:28:26)
9.  ミツバチのささやき
この子役は凄い!なぜあんなに微妙な表情を出せるんだ!子供が「死」ということに対して不思議な気持ちを抱くと言う、暗い映画ですけど、非常に丁寧に描かれていていいですね。フランケンシュタインを見て人が死ぬということにはじめて気づく設定などかなりうまいと思います。そういえば、僕が人の死を初めて実感したのは、この映画の少女と同じくらいのころで、おばあちゃんが死んだときでした。葬式のときの僕は、泣いた記憶もなければ、笑ってた記憶もありません。たぶん、少女と同じような微妙な表情をしていたのでしょう。そう思わせるほど、この子役の演技は説得力のあるものでした。子役に賛辞をこめて、8点献上! 
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-03 23:29:23)
10.  時計じかけのオレンジ
ヤバイね、この映画!2001年宇宙の旅でも顕著だった薬中的な描写にさらに磨きがかかっていて、もう最高です!クラシックと暴力のハーモニー、早送りSEXなどなど、革新的でいて、ファンキーな映像はこの映画自体がドラックだとさえ思ってしまうほど凄い!それでいて、見終わったあと、アレックスの行為に興奮させられていた自分の隠れた凶暴性を丸裸にされたような気分にさせられて、いろいろ考えてしまいました。いろいろ考えて、なんか頭がおかしくなっちゃうようだったら、とりあえずミルクを飲んでベートーベンを聞きましょう!
[DVD(字幕)] 10点(2005-10-29 00:38:59)
11.  スティング
はっきりいってカメラワークしょぼいっすね。でも逆にこの単調なカメラワークが脚本の見事さを引き出しているように思われます。途中まのびするところもありますが、最後はやられてしいました。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-28 02:44:55)
12.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
デニーロヤバイ!顎まで出しちゃって、違和感なさすぎでしょ!アルパチーノも完璧ですね。説明的なせりふが前作以上に省かれているけど、それを補って余りある完成度は文句のつけようがありません。見せ場が少なくなっている分面白さは前作には勝てないけども、人間が巧く描かれているのは明らかにこっちですね。映像のメタファが非常に効いています。俳優陣の表情もすごいですね。ここまで完成された続編は今後現れないでしょう。続編の作り方の教科書的存在ですね。
[DVD(字幕)] 10点(2005-10-28 01:14:49)
13.  ディア・ハンター
見る前は鹿狩り名人のデニーロが町を襲う熊と死闘を繰り広げると言う、ジョーズのような映画だとわけのわからない想像をしていました。ところが見てみたら、戦争の映画のようでビックリ!これはデニーロの戦場での活躍を描いた映画なのか?と思っていたら結婚式が永遠とつづくのでさらにビックリ!こんなちぐはぐで唐突な展開が最後まで続き、最後にはかつての幸せはもう戻らないという切ない余韻を残す不思議な映画でした。この映画の勝因はやはりこの余韻に尽きるのではないでしょうか?結婚式の場面や鹿狩りの場面は長くすることにより、戦争から帰ってきた後の変化を色濃くする役目をしています。そのいかにも役割を演じてます的な演出を出さないためにもあえて唐突な展開をしたのだと思います。そして展開を唐突にすることにより、逆に自然さをがかもし出されています。この映画の余韻とは、おそらくマイケルチミノのこのしたたかな演出に起因するのだと思います。お騒がせ監督、実力はなかなかなのでは?
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-28 00:43:33)
14.  ゴッドファーザー
文句なしの名作!映画史上最高の完成度を誇る作品だと思います。3時間と言う長い上演時間があっという間でした。ひとつひとつのシーンが洗練された絵画のようであり、俳優陣の演技は全く不自然なところがなく、リアルなストーリーに引き込まれ、美しく印象的な音楽で興奮は絶頂に達する。無駄なせりふを一切省き、表情と映像で説明を補う。まさにこの映画は映画のお手本そのものだと思います。僕のBEST3に入る映画です。ちなみに、ほかの二作品は七人の侍と2001年宇宙の旅です。でも、あえて1位を選ぶならこれかな~? 
[DVD(字幕)] 10点(2005-10-27 01:45:13)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS