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小鮒さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 186
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1.  スペース・カウボーイ 《ネタバレ》 
宇宙モノじゃないんだよ。これの主題は「老い」。  いつかは誰しも歳を取り老いて死んでゆく。死に際に美学、こう歳をとり死んでいきたいっていう願いや希望を描いた映画だね。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-11-15 00:24:03)
2.  ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト<TVM> 《ネタバレ》 
ルパンを成り立たせている要素はまず第一に音楽。大人の雰囲気を作り上げている。第二に「慣れあわないけど互いに実力を認め合った仕事仲間との人生」。第三に007シリーズ同様世界を飛び回る都会的な異国情緒とそれを描写する絵の力。で、この映画は3つの要素全て整っている。(カリオストロなどは実はこれらの要素を満たしていない。)夕暮れのオレンジや深夜のブルーが似合う映画でなけれなルパンじゃない。子供向けの王子様とお姫様的なメルヘンとかファンタジーやらデニーズランド?みたいなのいらんのだよルパンには。ひたすらハードボイルドがヨロシイ。この映画の最も良いところは主題でもある4人の馴れ初めが扱われている点だ。慣れあわないけど互いに信頼して仕事を成し遂げていく、男なら夢に描く仕事の仕方だ。ラストシーンであたかも「すべて作り話でした」的な展開にしてはいるが、それはそうしないとつまり仲間がベラベラと仲間の事をじゃべり散らすなんてこの4人の間では起こりえないはずのことであるはずだから。だからそういう形にしていきさつを紹介したということでしょう。 創作ではなくて、今回の話が4人の始まりとして問題ないはずです。
[DVD(邦画)] 8点(2014-09-23 21:42:48)
3.  冷静と情熱のあいだ 《ネタバレ》 
感想を書こうと思って得点を見てびっくり。あまりに自分の評価と違いすぎて。まあ、そういうこともあるのでしょう。出会いから二人が愛情を深めていく回想シーン。年代がちょうど自分たちと同じ上に、結婚までつながっていった自分たちの思い出と重なるシーンが多くて、ちょっと「来て」しまった。ラブストーリーは登場人物のキャラをなるべく明確に浮き彫りにすることが大事であるが、その点、この映画ではこれ以上望めないほどに成功している。つまりケリーチャンという香港人を起用したことがこの映画の大きなポイントだ。好き嫌いが分かれる点ではあろうが、香港人という、「自国から出て海外で人生を切り開いていく国民性」そのものが描かれ、単に日本と香港で終わらずイタリアを舞台にした点、華やかで、他の邦画にはない、ロマンチックで自分にとってはノスタルジックな、手元に置いておきたいような映画だった。  映像も細部にわたって美しく、構図とか明るさとか絞りとか、上手いな~と感心しながら鑑賞できます。
[DVD(邦画)] 10点(2011-09-15 23:19:28)
4.  アウェイ・フロム・ハー 君を想う 《ネタバレ》 
妻への一途な愛が主題。人生の黄昏を迎え、振り返ってみればいろいろあったにせよ、夫側からみれば妻と共に歩んだ充実した愛満ち溢れる人生だったと感じている。妻がアルツハイマーに罹り夫婦の歩んだ痕跡だけでなく現在の夫婦が消えかけている。夫婦というものが消えているのにそれでもなお夫として妻に尽くすその理由は、妻が自分の歩んだ人生そのものでもあるから。驚くのは、妻の幸せのため、あるいは妻の病状回復のために老人施設での妻の恋人を、自分自身がその相手方の奥さんと(いやいやながら)枕を共にしてまで施設に戻そうとするあたりだ。ラストシーンで一瞬昔の記憶が戻り、確かにその瞬間だけは昔の夫婦となった姿で終わる。夫婦として歩んできた二人の記憶が断片的であっても「残って」いる、そこに己の人生のすべてを賭ける夫と、真実の愛を感じられたそのときの妻の姿を見て、今こうして暮らしている一日、一瞬を大事に家族と過ごしたいと、心からそう思った。
[DVD(字幕)] 8点(2011-07-18 16:15:19)
5.  ミラクル7号 《ネタバレ》 
タブー無視、遠慮なく、気取りなく、ストレートに描ききってるところが爽快。貧富、肉体的特徴に起因するイジメ、単にゴキブリだけでなくそれを「潰す」しかも大胆に。下品なようだけれど、貧しくても努力をし、清く正しく生きることを「はっきり」主張。一昔前、日本ではドリフがあったのだが、笑いとペーソスをひとまとめにしたこういう映画がもっと見たい。エンディングのボニーMのサニーが懐かしかった。
[DVD(字幕)] 9点(2010-09-23 22:20:26)
6.  シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 
「礼儀正しく感じの良い英国紳士」的なキャラは米国人は好まないってことかな。ホームズ像を、ちょっと「毒」があるふうに仕上げている。その根底には英国人の「snobby」なところがきらいっていう米国人感情があるんだろうねえ。皮肉ってるのかな。ストーリー的に、推理映画として理路整然と・・・なんてむきを期待してると大外れ。ホームズを「ヒーロー」として押し出した映画。英国人がこの映画にどのような印象をもつのか興味がある。
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-16 22:18:23)
7.  クローサー(2002)
カッコいい!冒頭のアクションは007を思わせるような軽快であっと驚くような展開。女性もスタイルよく、アンジェリーナなんたらより、遥かに品が良く、若くてきれいだ。close to you のBGMも学生映画作品っぽいというか、知った曲をうまく使っていて、センスの良さを感じた。いいねえ、香港
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-02 22:32:26)
8.  忘れえぬ想い 《ネタバレ》 
「忘れられるはずがない」過去を「忘れたことにする」。そうやって前に進んで生きていく。そうだよね・・・、うん、そうしたほうがいい時もあるよね。意地張って、義理立てるのもそれなりに立派だけれど、不幸になっちゃ元も子もないから。泣けるねえ、こういうのに弱いなあ。好きな映画。
[DVD(字幕)] 8点(2010-07-31 17:14:31)
9.  ドリアン ドリアン 《ネタバレ》 
ゆとり世代のお子ちゃま達、団塊世代の変人中高年達に「ズキューン」とお灸をすえてくれるような、心がすがすがしく、晴れやかになるような映画だ。ストーリー的に大陸から香港に売春出稼ぎにきた女性の一時期を淡々と描いている。飽食の日本人、何か忘れていないか?大事なものを。「日々、一生懸命生きる」ってことを。そういった主題を強く感じる。「生きる意味?」そんなこと考えてる暇あれば、一生懸命、一日を生きよう!そういったひたむきさが清々しく感じられる。毎日忙しい日々を過ごしている自分に、そういった一生懸命にひたむきにいきる姿が嬉しかった。何が尊い?何が高尚?そんなこと、他人が勝手に決めること、今の自分には関係ない、大事なことは一生懸命生きること。  だけど、そんな一生懸命生きてる中国の人を「外から」みつめてしまうと、ちょっとなにか寂しく、むなしく感じられてしまうことも事実。一度大陸から出て、香港を知ってしまった主人公の心情がぼんやりと写しだされたラストシーンの雪だった。
[DVD(字幕)] 9点(2010-07-28 20:49:39)
10.  ステップ・アップ
ストリートダンス、バレエ、ブレイクダンス、ラインダンス・・・。どんな種類のダンスであれ、それを踊る人がとういう出身・階層(金持ち、インテリ、スラム出身、孤児)であれ、「ダンス」というものは、音楽、絵画、と同じく素晴らしい芸術なのだと強く訴えてくる。主題はまさにそこに尽きる。それをストレートなストーリー展開で変な味付けを極力省いてダンスそのものの素晴らしさをふんだんに映像化。素晴らしい!ダンスの映画を他にもいろいろ観てみたくなった。
[DVD(字幕)] 9点(2010-02-15 20:49:16)
11.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
こういった「蛮族VS白人」みたいな図式、いい加減にせんかな・・もお・・。主人公の「最初はおどおど、でも実力発揮すりゃあ、白人様はこれくらい凄いんだぜ」ってな、ありがちな筋書きには反吐がでそうだ。他国侵略する悪い主役も白人(米国)、弱気蛮族を助く良い主役も白人(米国)。蛮族は人間扱いされず、「環境の一部」扱い、ひどいもんだ。それにさ、主役の白人が一度部族の仲間として認められたわけだが、その後、当初の目的(スパイ)を明かしたおかげで裏切りもの扱いされていたが、部族の契りってのはそんなに軽いものか??そりゃ、お前さん方米国人みたいに永遠の誓いをしながら簡単に離婚する人種からみた「でっちあげ」だろうよ。白人が攻めてきたからって、無理やり民族意識を盛り上げ、戦争に持っていこうとするその軽薄さ、土人文化侵略を責めている映画じゃなかったのか?どっちなんだよまったく。登場人物で唯一まともなのは「大佐」だけだぞ。彼はしっかり任務を果たそうとしていた。3Dって点だけ。あとは全面的に大っきらいな映画。
[映画館(字幕)] 3点(2010-01-11 00:35:24)(笑:2票) (良:4票)
12.  2012(2009) 《ネタバレ》 
含蓄ある映画だった。太陽フレアにまつわるパニック映画としての体裁をとっているが、リーマンショック後の世界同時不況とその後の壊滅的な世界経済をもじったものだろう。2012年にドル暴落により米国経済が壊滅的打撃をうけるのでは?との予測がある。アラブの王族にチケット購入を勧める場面での「ドルではなくユーロだ」との台詞はまさに基軸通貨としてのドル終焉の意味が込められているし、方舟建造場面での「さすが中国人」という台詞は今後の世界経済の命運が中国の成長にかかっている現実を表している。太陽フレアによるパニックはそれはそれとして、「現実にすでに世界に起きた未曾有の大災害」米国の一部資本家による強欲がそれを引き起こしたとされているが、「大災害はすでに起きてるんだよ」というメッセージにとれた。ロシアの金持ちももちろん今回の経済危機に深く関与しているため、準主役級で登場させたと思われるが、その金満ぶりを否定的に描いている。美容形成外科医も制作者からすると「金をふんだくる悪人」なのかな。金、金、金の世の中を否定する主題が強く込められていた。オバマが経済立て直しを民衆に訴える演説イメージが重なる。映画自体の造りも映像のダイナミックさは映画としての楽しみを十分満たしてくれるものであったし、「信じられないような奇跡の連続」にしても、だいたいが80億人の人間が死に、わずかな人間が生き延びるわけで、「それくらいの奇跡の連続を体現」できた人でなければ生きのびられないわけで、当然の描写である。世界同時不況で現実にどれくらいの人間が不幸に陥れられ、命を絶たれたか、そう考えずにはいられない映画だった。
[映画館(字幕)] 10点(2009-12-14 12:47:54)(良:2票)
13.  ソウ6 《ネタバレ》 
「生きる意志」というお題目を前面に押し出し、米国の弱肉強食な医療制度問題を批判したつくりには賛同。が、なんとなく、それって、「きれいごと」だなと思えてしまう。ホントに見せたいのは残虐シーンでしょ?って・・・・。高尚な理念を散りばめてはいるけれど、殺されていった保険会社の社員にそれほどの罪があるか?体制の問題を個人の問題として押しつけているわけで、そのあたりは「ジョン」らしくない。無理がある。生かすか殺すかを決めるのに健康状態だけではなく、生きる意志を考慮すべきと、保険会社のあの社員にあの話の流れのなかで説けるほどの人間なら、それくらいわかってるはずだが。映画の作り手にとってはそういった倫理的お題目は結局「お化粧」に過ぎないか。
[映画館(字幕)] 8点(2009-12-05 23:19:09)(良:1票)
14.  パッセンジャーズ
主役女優さんのお顔。どうしても「ホットドッグにかぶりついて口の周りケチャップだらけです」という風に見えて仕方がなかった。そればかりが気になり、そこを避けて顔を見ようとすると、異様に大きいマナコがこれまた目に焼きつく。途中、ケチャップ唇ではなくなるときがあるのだが、彼女のような「すごい」唇の持ち主の化粧はそうあるべしと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2009-11-20 23:59:54)
15.  グラン・トリノ
やはり根底にはアジアに対する偏見が見え隠れするような気がしてならない。主役だから仕方ないが、やはりクリントイーストウッドは「カッコよく」描かれなくてはならず、アジア人は下等に描かれなければならない。感動もしない。
[DVD(字幕)] 3点(2009-10-26 21:43:45)
16.  ザ・フィースト 《ネタバレ》 
どこからきたのか、それがなんなのか、どういうものなのか、そういった説明を一切省き、洒落た登場人物紹介の後、いきなりテンションMAXの襲撃&殺戮シーン。そう、エログロ映画のエキスだけを濃厚に、刺激だけをお腹いっぱいに、そういうコンセプトが合理主義のアメリカ的で、映画にマッチしている。あの「死霊のはらわた」登場時と同じように、通常の手続きをあえて踏襲しない下品さ。それこそが、スプラッターの醍醐味。ナイスな作品です。
[DVD(字幕)] 9点(2009-10-23 20:23:50)
17.  スター・トレック(2009) 《ネタバレ》 
SFモノは一昔前の映画評論などでは「時間があれば観てもいいんでは?そこそこの娯楽作だよ」な~んて感じにいい加減に評されたものでした。一人前の映画作品扱いされていなかった、そういう時代もあったな。このスタートレック、そういうSF=子供向け扱いの時代からの題材。時は流れ、カーク船長は代替わり、マッコイも。スポックだけどうにか登場してくれたのですが、実に月日の流れは早いものと実感させられました。そういう現実の月日の流れと、映画の過去、未来とが、なんとなく重なり合うイメージで作られているところがいいいですね。映像は綺麗で迫力がありました。宇宙ものの映像は、私が思うに、「構造物や現象の巨大さ、スケールを大きくみせる点」がポイントなのですが、そういう意味で、よく出来ていました。
[試写会(字幕)] 8点(2009-06-11 23:53:45)
18.  ハンサム★スーツ 《ネタバレ》 
男からみた「願望」「空想」夢物語。女性にとっては共感できる部分が少ないのではないでしょうか。男である私は、観ていてなかなか楽しかったのですが、それは見方を変えれば「俺ももてない男の一人なのだ」と気付かされてしまうという悲しい一面があるような気もして、もうひとつ幸せな気持ちにはなれなかったなあ。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-06-11 23:42:41)
19.  おくりびと 《ネタバレ》 
良い映画だとは思うが、「抜きんでた映画か?」と言われれば、率直に言ってそんな印象はない。広末という女優のことを良く知らないが、ワイドショーをにぎわすだけのアイドルもどきのタレントというイメージしかなく、そういう目でどうしても映画をみてしまっているためか、どうも学芸会的な雰囲気を感じてしまう。アカデミーだということに納得がいかない。脚本的にも元チェロ奏者ということにどういう必然性があるのか。漫画チックな最初っからありえないような、ある程度のドラマが予想されてしまうような舞台設定というのは実話物以外では私は許せない。映画でそういう設定にしたというなら単にBGMを映画に絡めたたかったというずるい意図が見えてしまうだけである。「死」をテーマにした映画は必然的に見る者に感銘を与えうるものであり、問題はそれをどう描くかであって、単に「感動した」「泣いちゃった」だけでその映画が優れているかの尺度にはならない。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-03-22 22:07:21)
20.  ソウ5 《ネタバレ》 
この映画は面白い。正直面白いんですが、面白いと評するにはいくらか勇気が必要で、自分が残虐ホラー好みの危険人物の一人で、変態嗜好があるとでもみなされてしまうのではないかという心配が多少あるため、大っぴらに手放しで褒めづらい。が、「ソウ」って、ストーリーも確かに凝っているけど、楽しみ方はそこじゃない。だってサスペンスじゃないもの、ホラーだもの。各シチュエーションごとに「詰んだ」「終わっちゃってる」状況から子羊たちが、それはつまり感情移入した自分自身が、どうやって生き延びるか?そのスリルにある。助からなかったときの死に方が「痛そうで」「残酷で」「意表を突く」ものであればあるほどスリルは増大する。この「ソウ5」はそこをよく計算されて作られており、そういった処刑シーンの連続、そのスピード感はシリーズトップだ(不謹慎だが)。
[DVD(字幕)] 7点(2009-03-21 20:01:15)(良:1票)
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