1. ソルジャー・ブルー
《ネタバレ》 昔話ではなく今も続くアメリカという国を描いた作品だと思います。また、私たちの目には「虐殺」という文字でしか伝えられない事象について、そこで何が起こっているのかを伝えられるのは映画にしかできないことだなと感じました。 内容については、意外にコメディタッチな面もありながらも、アメリカという国が抱える矛盾点を提示してきます。 [DVD(吹替)] 7点(2021-07-11 12:21:45) |
2. 仁義なき戦い
《ネタバレ》 ヤクザの世界を題材にしてはいますが、この作品は男の生き様を描いたバイブルだと思います。怒りや恨みをすべて発散するのではなく、意地を示して「弾はまだ残っとるがよう」と去っていく、こういう男に私もなりたい・・・・。 [DVD(邦画)] 10点(2021-04-27 00:30:46) |
3. 赤頭巾ちゃん気をつけて
原作の雰囲気をそのまま映像化している。自分が生まれる前の作品なので、当時の空気感が伝わってきて興味深かったです。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-02-20 09:32:28) |
4. ゴッドファーザー
《ネタバレ》 マーロン・ブランドの演技力の凄さに圧倒されました。もう、それしか言えません。 [DVD(字幕)] 8点(2020-05-31 22:46:43) |
5. スター・ウォーズ
《ネタバレ》 歴史に残る映画だけあって、さすがの作品でした。現実離れした物語を、卓越した想像力と最新の映像技術を駆使してリアルに映像化しているのが「凄い」です。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-12-21 11:30:59) |
6. 1941
《ネタバレ》 スティーヴン・スピルバーグがドタバタ喜劇映画をとるとこうなるという壮大なる実験作。 その後彼は同様の作品を撮ってないので、まあそういうことなんでしょう・・・・ さすが大物は外すときのスケールも半端ないですね。敬意をこめて点数はつけました。 [地上波(字幕)] 1点(2017-08-15 07:47:31) |
7. 異邦人の河
《ネタバレ》 いろいろな意味で「こんな時代があったんだな」と思わせてくれる作品 ジョニー大倉がとにかく若く、実写映画なのにまるで劇画のような存在感はさすがでした。ただ、映画作品としては作り手の思いが強すぎて、かなり自意識過剰な出来になっていて、「幻の作品」となっていたのも理解できます。 ただ、この映画に流れる時代の空気が、今の日本と朝鮮半島の間の問題を生み出したといっても過言ではないので、そういう問題に興味がある方にはおすすめします。 [DVD(邦画)] 5点(2015-11-26 00:54:32) |
8. グッバイガール
《ネタバレ》 地味だけれども、観客を飽きさせない脚本そして役者たちの演技が光る良い映画 決して美男美女とは言えない、シングルマザーとちょっと変わり者の役者の恋愛を、魅力的なセリフのやりとりを交えて描いています。娘役のクィン・カミングスの演技も良かったです。 [地上波(吹替)] 7点(2015-10-14 23:25:11) |
9. 新・網走番外地 大森林の決斗
《ネタバレ》 ライバル役の宍戸錠とヒロイン役の星由里子が、この作品の雰囲気から微妙に浮いているのが残念でした。他社のスターということでやや扱いに遠慮があったのかもしれませんが・・・・ 健さんの殴りこみのシーンが素晴らしいだけに惜しい感じです。 [地上波(邦画)] 5点(2015-07-25 12:20:50) |
10. トラック野郎 度胸一番星
《ネタバレ》 躍動感溢れる喜劇作品の中に、繁栄の陰で疎外された人たちの心情を巧みに取り込んでいる同シリーズのピークとも言える作品 原発建設のために売り払われた村のシーンは今見るといろいろと考えさせられます。それ以外にも、女性キャストが本当に素晴らしいこともあり、本当に素晴らしい作品に仕上がっているのですが、ただ一つマドンナ役の片平なぎさの扱いが個人的には納得いかないんですよね・・・・・ [DVD(邦画)] 7点(2015-02-15 00:54:15) |
11. トラック野郎 望郷一番星
《ネタバレ》 「下品こそこの世の花」という鈴木則文監督の言葉通りの下品極まりない痛快娯楽映画です 今、こんな作品を発表したら社会問題になってしまいそうなくらいの下品さですが、今の日本に必要なのはこの作品が持つ強烈なパワーではないかなとも思います。 [DVD(吹替)] 8点(2015-02-11 23:53:57) |
12. トラック野郎 天下御免
《ネタバレ》 これまでの作品に比べやや下品さが薄れ、人情味が増した印象です。それにしても、「巡礼定食」とかそこらへんのセンスは素晴らしいです。 [地上波(邦画)] 7点(2014-12-05 22:19:38) |
13. トラック野郎 爆走一番星
《ネタバレ》 伝説の「太宰の詰め合わせ」を聞けただけでも満足です。 下品でハチャメチャだけど、根底には弱い者・貧しい者への共感、権力の横暴への怒りがあり、心の底からスカッとできる作品でした。 [DVD(邦画)] 7点(2014-12-05 00:46:25) |
14. トラック野郎 御意見無用
《ネタバレ》 知的な役も、この作品のような破天荒な馬鹿(褒め言葉です)も見事に演じ切れる菅原文太という役者の凄さは日本映画の宝であったと思います。こういう、破天荒で下品極まりないけれども、実は我々観客の抱えている、日常生活への不満や哀愁を上手く拾って、パワー全開で吹き飛ばしてくれるような痛快な作品が、本当に好きでたまりません。 [DVD(邦画)] 8点(2014-12-03 00:45:44) |
15. 甦える大地
《ネタバレ》 鹿島臨海工業地帯の開発を、プロジェクトXのような成功物語ではなく、良い面もそうでない面も含めてしっかりと描いていることに、石原裕次郎という人の映画に対する思いの深さを感じました。 [DVD(邦画)] 7点(2014-09-23 11:03:06) |
16. 再会(1975)
《ネタバレ》 身寄りもなく厳しい環境下で支え合って育った姉弟の別離の切なさは上手く描かれていると思います。 ただ、「約束」のように男女の恋愛が絡まない設定なので、1時間30分強の映画にするために、やや物語の幅を無理に広げているような印象を受けました(飲み屋の話や少女との話等)。 [DVD(邦画)] 5点(2014-06-01 23:22:25) |
17. トラック野郎 一番星北へ帰る
《ネタバレ》 笑いあり、涙あり、アクションあり、お色気あり・・・ハチャメチャですが名優たちがしっかりと演じていて本当に楽しい時間を過ごせました どちらかというと、庶民の悲哀を描いたシリアスな面が多い作品ですが、ダムを作るために沈められた主人公の故郷が出てくるなどシリーズの中でも重要な作品ではあります。 [地上波(邦画)] 7点(2014-05-05 23:42:46) |
18. わらの犬(1971)
《ネタバレ》 「暴力に対しては力ずくで対抗する(他人の力に頼ることも含めて)か徹底的に逃げるしかない」という、誰もが認めたくない事実を見せつけられました。 この作品では、ダスティン・ホフマンが力づくで対抗することによって事はひとまず収束(?)しましたが、これが中途半端になるとミヒャエル・ハネケ監督の「ファニ-・ゲーム」みたいなことになってしまいます。 しかしまあ、不快なテーマを扱った作品なのですが、クライマックスのアクション・シーンではスカッとしてしまったのが、我ながら・・・・ [ビデオ(字幕)] 7点(2014-05-01 23:59:01) |
19. ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター
《ネタバレ》 ロックが「文化」「ムーブメント」から「エンターテインメント」に方向転換するきっかけとなった事件を映し出したドキュメンタリー [DVD(字幕)] 8点(2014-04-14 00:04:02) |
20. 竜馬暗殺
《ネタバレ》 なんというか、いわゆる「時代劇」とは一味違う幕末を舞台にした映画作品です。原田芳雄・石橋蓮司・松田優作・桃井かおりという昭和後期の日本映画界を代表するキャスト陣、まるで劇画をそのまま実写化したかのような緊迫感、登場人物たちに白塗りでええじゃないかを踊らせるような前衛的、実験的な映像と非常に斬新に感じましたね(40年近く前の作品ではありますが)。 [ビデオ(邦画)] 7点(2013-08-18 23:25:28) |