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1.  妻は告白する 《ネタバレ》 
サスペンスとして見るとなんてことはないのだが、しかし某登場人物同様、結局女心が全く分かってないんだなぁという感覚は抱かされた。  ■怨念か緊急避難か、という軸で持っていきながら、土台をひっくり返す心理はなるほどと思うし共感できる。ラストはまさに某登場人物と一緒に呆然と立ち尽くしてしまった。  ■しかし、裁判中の二人の行動はあまりにも軽率だし、そういう話だったら保険金を使ってさっと高級アパートに引っ越すのはどうなのよと思ってしまう。そうすれば喜ぶと思っているとしたらそれはそれであまりに「分かってない」でしょうよと。そこらへんいろいろと引っかかる。
[DVD(邦画)] 8点(2013-11-14 23:24:21)
2.  レマゲン鉄橋 《ネタバレ》 
どちらの立場を賛美するでもない、淡々とした戦争映画。橋の奪い合いを中立的な視点で描いている。  ■戦闘シーン、特に街の破壊シーンは確かに見ごたえがある。しかし、それ以外のシーンはいささか間延び感が否めない。  ■そして何より、ドイツ軍が英語の段階で興醒め。あれは何とかしてほしかったなぁ。。。  ■悪くないが今一歩という感じの作品。まあ時代性でしょうか
[DVD(字幕)] 7点(2013-10-30 00:16:12)
3.  奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 
いい話だし、ヘレン・ケラーとサリバン先生が本当に大変だったのはわかるけど、その事実に負い過ぎてしまっていて、映画そのものとしての深みというか、そういう部分が弱かった気がする。  ■ただし考えさせられたのは、教育と愛、哀れみの対立。サリバン先生のやり方よりも、良心のやり方の方が「優しい」けど、それは甘やかしているだけで結局全く当人のためになっていない。当人を思えば心を鬼にするしかない。という難しさ。自分にも子供ができたらこういうことに悩むのかなあと思った。
[DVD(字幕)] 7点(2013-02-04 00:22:34)
4.  真夜中のカーボーイ 《ネタバレ》 
なんというか、主人公たちの行動があまりにも現実を見ていないというか、まともに「この環境から逃げ出したい」と思って闘っているように全く見えないので、ただ適当に流されているだけのまとまりのない作品になってしまっているように見える。  ■「女の相手をして金を稼ぐんだ」とか、言ってるわりにまともにそれをやる技術も持っていないし、どうしたいんだかさっぱりわからない。もっと必死に働いているのに、不運や軽蔑等でまったく泥沼から抜け出せないというのなら分かるが、これだと何がしたいのやら。なぜ名作と言われるのか理解できない。ニューシネマの時代は、どん底に落っこちて暗いまま終わる作品ならばよかったのであろうか・・・
[DVD(字幕)] 5点(2013-01-02 23:22:37)
5.  黒い十人の女 《ネタバレ》 
横で少し見てた母親の「こんな男が10人もの女と関係を持つようには到底見えない」が一撃必殺すぎた。
[DVD(邦画)] 7点(2011-06-26 11:45:25)
6.  SOS北極.../赤いテント 《ネタバレ》 
白い大地での壮絶な戦い、人間ドラマ。タイトルがえらく安っぽいのだが、中身は全く安っぽくない。  ■構成はトリッキーだが、内容は完全に正統派真っ向勝負で、極限状態での人間のエゴと心理をうまく描き出していると思う。そんなにノビレが責められるべき状況なのか(結果的にはテントの隊員は助かっているようだし)は謎だけど。  ■しかし、カットが切り替わるごとに揺れる画面、あれはよくない。自分のDVDだけかもしれないが。
[DVD(字幕)] 8点(2011-06-02 00:18:36)
7.  飢餓海峡 《ネタバレ》 
重厚な映画。戦中戦後の壮絶な時期と、そこにおける人間の悲哀を、一本の事件を軸にして10年という歳月にまたがって描き出している。  ■前半の事件から、八重に助けられて八重が東京に出ていくまでのシークエンスは、人間の苦境、愛、悲しさ、欲望、そうしたものがうまく映し出される展開。そして後半が、まさに犬飼が捨て去ったはずの「過去」を知る存在として八重が現れ、彼女のそのけなげな気持ちが逆に当人の死を招くという皮肉。ラストの飛び込みは戦慄。 だが、10年後の展開は、特に書生を殺すところなどあまりに乱暴だし、犬飼の幼少期と事件前後の心境はもっときちんと描き出してほしかった。警察の動きはサスペンスとしてもぞんざいだし、人間ドラマならばもうちょい縮めていい部分。  ■他のレビュワーさんも触れているが、やはりこれは「砂の器」と比較したくなる作品。隠しておきたい過去、過去を捨て去っての成功、過去を知る善良な人を殺す運命といった展開は、まさに「砂の器」を彷彿させられる。 しかし、だからこそ、だからこそ10年後の八重殺しをめぐる犬飼の心境と、最初の事件までの犬飼の苦境とをもっと描き出してほしかった。  ■とはいえ十分満足の作品ではあるが
[DVD(字幕)] 9点(2011-02-13 00:13:21)(良:1票)
8.  アラビアのロレンス 《ネタバレ》 
壮大な、あまりに壮大な映画。このようなスペクタクルの映画は、現代においてはもはや撮れないであろう。  ■タイトルからはいかにもロレンスという人間を描くのかと思わせているが、意外とロレンスの人間像の掘り下げは浅い。彼の心情やその変化についての描写があまりなく、事実をつないだ感じになっているのはわりと残念。  ■しかしその代わり、アラビアの壮大な砂漠や、そこに生きるアラブの民族の描写は素晴らしかった。冒頭の陽のシーン、それに続く砂漠をひたすら進むシーンだけでもうお腹いっぱい。ひたすら広がる雄大な光景は、3時間半という長尺にもかかわらず全く飽きさせられることはなかった。  ■しかし砂漠って魅力的だなぁ
[DVD(字幕)] 9点(2011-01-04 13:14:13)
9.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 
ブラックユーモアってゲラゲラともクスクスとも笑うものとは違う気はするけど、なんか肌に合わなかった。笑ったのはコーラのシーンぐらい。これならシリアスな「未知への飛行」の方が断然いい。  ■セラーズの三役はお見事としか言いようがない。が、この作品で一人三役である必要性ってあったのかなぁ
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-31 02:26:23)
10.  ラ・ジュテ 《ネタバレ》 
全編静止画&ナレーションで徹底してドライに作り、ワンカットだけ動画を挟み込むという画期的映画。のちに「12モンキーズ」でリメイクされている。ニコ動に英語字幕のしかなかったので仕方なくそれで鑑賞。  ■けど、画期的であるので一度見る価値はあると思うが、二度見るかと言われると多分みない。英語字幕というのもあるけど展開に追いつけないのと、なんか内容はそこまででもないのと。  ■というかしっかり見てないと普通に動画になるワンカットを見逃す。動くのってラストじゃないのね・・・
[インターネット(字幕)] 7点(2010-08-30 01:17:26)
11.  ある殺し屋 《ネタバレ》 
風貌は殺し屋のようではないが、仕事は完璧にこなしていく殺し屋、塩沢。最後にきちんと分け前を与えるところが律儀でこれもまたカッコいい。  ■しかし、前半を時間軸をあえて崩した意図がイマイチわからない。ただ混乱させるだけなのかこれは???そこら辺がスタイリッシュではあるがあんまり好かないので減点。しかし全体にいい雰囲気でコンパクトに最後まで持っていっていて、いい映画だと思う
[DVD(邦画)] 7点(2010-08-10 00:30:39)
12.  8 1/2 《ネタバレ》 
頭の中のものを完全に映像化したような作品。徹底的にけなされる新作、よみがえる子ども時代の嫌な記憶、嘘ばかりの人生、女に囲まれる妄想、すべてを幻想的に描き上げている。まさに監督自身を描いている(ただし映画中で言っているように嘘ばっかりなのかもしれないが)  しかしそれは映画に振り回されている。「映画なんてない」。映画というフレームをはずしてこそ人間は真価がわかる。  んでも長いしもうちょいコンパクトにできたでしょ。ってか個人の頭の中はその本人についての説明がないとどうにもならない気がする(この映画だと脳内を映されている側の描写がない)。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-08-24 00:08:57)
13.  ひとりぼっちの青春 《ネタバレ》 
狂気というか人生の空しさというか、そういう負の側面がこの映画には詰まっている。 生きるために過酷なダンスマラソンに挑んでいるような人は現在でもなおいるだろうし、むしろみそぼらしい姿を興じて見に来る観客のような人間は私たち自身なのかもしれない。  そして人生の無意味さを悟って自殺。まさに負けたものには生きている場所はないのだ。それが人生である現実なのかもしれないが。   けどなぁ、ただ踊ってるだけを見続けるのは何か・・・
[DVD(字幕)] 4点(2009-07-22 12:41:07)
14.  アルジェの戦い 《ネタバレ》 
これはすごい。ドキュメントタッチで独立運動を描いているのだが、まったく飽きさせないで緊迫感を持続させている。テロの側も弾圧の側もともに恐ろしい。その恐ろしさが乾いた感じで伝わってくる。 この映画では、独立運動側を一方的に正義にしておらず、独立運動の無差別テロで傷つく市民などもきちんと描き出しており、公平な感じがした。
[DVD(字幕)] 7点(2009-04-16 00:57:31)
15.  世界大戦争 《ネタバレ》 
世界戦争になっていく状況を、一般市民の生活にスポットしながら描いた作品。 ただ、この映画のメッセージは勿論反戦なんだろうが、この映画では結局「日本政府は武力によらないでひたすら平和のためのメッセージを発し続けるが、それは意味がなかった」わけで、だとすると、軍事的背景のない口先で唱えているだけの平和にはなんの意味もないともいえよう。実際、状況を何も見ずに日本政府の発した「ともかく戦争をやめてください」みたいなメッセージは相当空虚に感じた。最後のテロップも、具体的方向性なくただ「平和を」では話にならない。戦争はみな「平和のため」と称して起こすのだから。 ただ、そうした点を除いても、描写それ自体のリアルさなどは迫ってくるものがあったので高い点をつける。  最後に。この映画がツタヤの「特撮」コーナーにおかれるのは、理解はするにせよ、やはり普通のドラマのところに置いてほしい
[DVD(邦画)] 8点(2009-04-12 18:44:15)
16.  冷血(1967) 《ネタバレ》 
抑えたタッチで客観的に見ているのはわかるし、本作の意義も理解するが、しかしこの映画は淡々としすぎなように感じた。ただ二人組がうだうだとやっているだけで、そこからの深みが見えてこなかった。  ちなみに現在から見ると、こんな事件はまさに「ありふれた事件」と化しているようで物悲しい。これを見ていても「最悪の犯罪」とかには全く思えなかった。もっとひどい事件は実際起きてるし。だからタッチを抑えて「最悪の犯罪だ」と刑事らが騒いでもかえって冷めてしまった感はある。
[DVD(字幕)] 4点(2009-04-04 23:42:28)
17.  テキサスの五人の仲間 《ネタバレ》 
さすがに落ちは読めました。しかし、まさかタイトルまでが伏線になっているとは・・・ ストーリーは秀逸です。かなり巧妙ですね。  なんか説明しちゃうとよくないので、細かいことは言いません。見てください。  あ、ビデオパッケージ、ストーリー書きすぎです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-09-20 23:36:43)(良:1票)
18.   《ネタバレ》 
非常によくできた政治サスペンス 2時間飽きずに引き付けられる映画はそうざらにあるものじゃないが、これはその1本だろう。  暗殺事件までの異様な雰囲気、そして事件後の展開。 ときどき入るフラッシュバックや音楽、余計なシーンがほとんどないカットなど、随所がうまく作られている。  そして後半に判事が猛然と追い込みをかける。 孤高のヒーロー的に次々要人を告訴していくのは圧巻。 そして満足して終わろうかというところであのニュースのラストで絶望へと追い落とされる。 しかしこれが現実だともいえる。  全体のテンポがよく、うまくまとまった秀作。   最後に これを「左翼はもっと頑張らねば」的に読んでいる人が(ここにはいないようだが)巷には多かったりもするのだが、それはこの映画を根本的に取り違えている気がする。 監督が批判しているのは「全体による圧制」であって、右とか左とかの話ではない。 あえて右左でいいたいならば、いまどき政府の弾圧とか起きるわけもなく、「第四の権力」マスメディアが主力を左翼が牛耳っており、ちょっと危ないことを言うと「軍国主義、戦争賛美、危険人物」的な取り扱いを受ける(実際それで大臣の首が飛ぶこともままある)この日本で、「全体」の側に立っているのは一体どっちかを考えてみて欲しい。実際、言論弾圧法案である人権擁護法は左翼の側から出されているのだし。 さらに言えば、この監督は次に共産主義を痛烈に批判する映画を撮っている。そして今ある共産主義国(中国とか北朝鮮とか)を応援しているのは左右どちらだろうか。
[地上波(字幕)] 10点(2008-08-14 23:15:35)
19.  十三人の刺客(1963) 《ネタバレ》 
前半がちと冗長だが、後半はがぜん盛り上がってくる。  宿場全体を罠として待ち、数で負ける敵を襲う。 上から槍でついたり、丸太落としたり、弓で打ったりと、ちっとも武士道っぽくないのも、逆に味がある。 それにしても、あの宿場全体の罠はスゴイの一言。そして30分にもなる殺陣もすごい。 武士道っぽいところと、口先だけの武士道とが同時に見られて、複雑な心境・・・  きわどい位置にある映画のためか、今のところ10点はなし。私も9点どまりか。 (追記:やっぱり9点は高すぎた気がした)
[DVD(邦画)] 8点(2008-04-12 23:11:28)
20.  大列車作戦 《ネタバレ》 
期待しすぎたかな?思ったよりも冗長だった。 最初一時間がだらだらっと過ぎてしまい、計画もじりじりと迫ると言うよりは、観客も知らないうちにずるずると始まって続いていたと言う感じだった。  ナチスもレジスタンスも、目的がいまいちしっくり来ないし、抵抗するレジスタンスを使わないと列車も動かせないナチスってのは、なんか腑に落ちない。  ただ最後の、「何のために戦ったのかわかるまい」という感じで終わっていくのは、レジスタンスの無力感というか絶望というのかを感じた。 ただ命令されて、必死に絵を守り、仲間が死んでいく。でもその命がけで守った絵とは一体なんだったのか。 レジスタンスの憂愁を感じさせられた。
[DVD(字幕)] 6点(2008-04-10 22:56:40)
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