1. めまい(1958)
えーー、これで終わりですか、と違った意味で驚いてしまったラスト。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-06-22 10:56:07) |
2. カルメン純情す
ネタバレ 今ひとつさえないコメディでした。前半は元気良かったのに、後半になるとずーっとメソメソイジイジしっぱなしのカルメンも観ててスッとしないし、彼女が惚れる男も典型的なろくでなしで、そんなのに手ひどく捨てられて救いどころ無し。三好栄子の男女代議士も当時は風刺が効いて面白かったのかもしれませんが、ただの変人にしか思えませんでした。笑えたのは冒頭の「せっかく捨てたのにもったいない」というセリフだけだったです。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-06-09 22:38:08) |
3. 最高殊勲夫人
ネタバレ 源氏+増村+若尾といえば「青空娘」を思い出しますが、あれを更に明るく楽しく屈託無くしたみたいですね。振られようが定年で失職しようが一方的に婚約破棄されようが、みんなまったく落ち込まない。深刻にならない。前しか見てない。そして、結局みんなおさまるところにおさまってハッピーエンド。特に深いものはなくても、見ていて幸せな気分になれる映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-03-23 21:16:49) |
4. 紳士は金髪がお好き(1953)
ネタバレ モンロー扮するローレライの拝金主義が全肯定されて終わっちゃったのはびっくりしましたけど、そんな事を真剣に考えるような映画でもないんですよね。船室の窓から出ようとして引っかかり抜けられなくなった後の、ヘンリー・スポフォード3世との二人羽織りシーンは笑えました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-03-02 23:02:59) |
5. 赤線地帯
女優陣の見事な演技(特に木暮実千代と京マチ子)があり、無駄なシーンをあげるのが難しいような密度の濃い構成があり、数々の印象に残るセリフがあり、そしてそれらすべてをぶち壊しにしかねないほど映像と乖離した怪談映画みたいな音楽があり、と自分としては評価の難しい作品でした。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-02-14 22:02:18) |
6. 処刑の部屋
ネタバレ 息子からも亭主からもまともに相手にされず完全にのけものにされて、両者の口論の声が筒抜けに聞こえる隣の部屋で、それでも特に何も気にすることなく新聞の「フクちゃん」を読んで笑ってる母親が、不良大学生よりよっぽど怖かったです。 [ビデオ(邦画)] 5点(2007-01-23 21:54:04) |