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1.  プライベート・ライアン 《ネタバレ》 
DTSバージョンで見直してみました。 何かと話題にのぼる冒頭のノルマンディー上陸作戦オハマビーチの激戦シーンですが、 これだけでもこの映画がいままでの戦争映画から一歩踏み出しているのがわかります。 映画が映し出す無謀とも思える特攻は、無残な死体の山を築き、足が吹き飛び腸が露出し血で波を赤く染めます。 この映画は興行上も成功したそうですし、内容的にはきっとハリウッド的な娯楽映画なんでしょう。 でも、それでもいままでとは違った新規性があると思います。 戦争を体験したことのない私でも、本物の戦争の悲惨さはこんなものじゃないと想像がつきますが、 それでもその悲惨さをいままで以上にリアルに表現した点でこの映画は観る価値があると思うのです。 リアルに表現すれば観るものに観るものなりの解釈を生じさせることができるのですから。 私が思うに、 オハマビーチで死んでいった兵隊たちも、 3人の兄を亡くしたライアン二等兵を母の元に帰還させるために死んだ兵隊たちも、 准将を守るために重い装甲を施し、そのために機体が失速し命を亡くした兵隊たちも、 最後に残った橋を守るために少ない兵力を駆使して戦車に挑んで死んでいった勇敢な兵隊たちも、 結局は犬死に思えて仕方がありません。自分ならあんな死に方は絶対にごめんです。 たとえそれによって戦局が大きく動き、歴史的な転換点になった重要な戦闘だったとしても、 10人を生かすための一人の死であったとしても、 故郷に胸を張って帰るためであったとしても、自分ならあんな死に方は絶対にごめんです。 戦争のような極限のテーマはリアルによりリアルに描けばいい。 そうすればきっと観るものに同じ願いを思い起こさせるでしょう。
[DVD(字幕)] 7点(2007-01-29 12:52:46)(良:1票)
2.  マイノリティ・リポート 《ネタバレ》 
観ているときは面白かったのですが、観終わってから、いろいろと疑問が湧いてきました。 司法のシステムってのは、現在でもけっして完璧なものではなく、そのために冤罪が起こるわけですが、 起こっていない犯罪に対して人を裁くシステムでは、 100パーセント完璧なものが要求されるということでしょうか。 でも、その完全性が崩れた場合、すべてを止めてしまう必要があるものなのか。 一つの都市という範囲はあっても、殺人の発生件数がゼロになるほどの犯罪予防効果があるシステムならば、 なにもすべてを止めないで、「人を裁く」というところだけを見直して、 「犯罪を予防する」というところは継続してもよさそうなものだと思います。 犯人の断罪はできなくとも、被害の発生を防止することはできるわけですので、 これだけでも十分な効果があると思いますが。 「人を裁くための必要条件とは何か?」といったテーマに迫ってくれればもっと面白くなったかもしれないのに、 ラストでなにやら急ぎすぎたのかストーリーが腰砕けになってしまった感があります。 
[DVD(字幕)] 6点(2007-01-22 12:54:07)
3.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
ファンタジー…人が持つ空想力というものにあらためて感動します。 この壮大な物語を頭の中で作り上げたトールキンの偉大さは言うまでもありませんが、人の空想力が生み出した在り得ない世界を、 目に見える具体性を持った映像で表現したピーター・ジャクソンの想像力にも驚嘆します。 作品を表現する方法はいろいろとあり、それぞれに趣がありますが、 こういった良質な作品にめぐり合うと ファンタジーという分野を、映画という表現手法で観ることができることに、 素直に嬉しく思います。 王の帰還(特別版)は、クリスマスにBSHiで放映されたものをTS録画し、お正月の休みを利用して、 ロード・オブ・ザ・リング(旅の仲間)と二つの塔を通常版の DVD で鑑賞後、続けて観てみました。 何千人もの群集を用いた壮絶な戦いのシーンや、オリファントやドラゴンなどの映像ももちろん圧倒されるのですが、 私が印象に残ったシーンといえば、すべてが終わってからベットで気づき、旅の仲間と再会するシーンなんですね。 無邪気にはしゃぎあうメリピピもいいし、最後にちょっとはにかむように登場するサムもまたいい。 そしてその後に現れる素朴で美しいシャイア。 激しい戦闘シーンなどより、こういったシーンが印象に残るのは、 すなわち物語が物語として輝いている証左なのだと思います。 ただ、BSHiのハイビジョン映像の解像度が思ったほどなかったのが、ちょっと残念でした。 
[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-01-06 12:58:45)
4.  ポーラー・エクスプレス 《ネタバレ》 
子供の頃楽しくって嬉しくって仕方がなかった大切なこと…大人になるに従って忘れたり、価値のないものになったりしがちですが、そんなつまらない大人への通過点の一歩手前でその汽車はやってきます。 乗らないでそのまま大人になってしまうのも一つの選択、でも、思い切って乗ってみたら、忘れかけていた大切なものが戻ってくるかもしれません。 基本的にこういうお話は好きなほうなのですが、やっぱり、もうちょっと掘り下げて欲しかった。 大人になって真面目にそれからの責任を全うしていくのも一つの選択。 そんなとき完全に忘れてしまうのではなくって、心の奥に大切な思い出として残しておく。 そんな思い出のために子供のときには冒険も必要。 また、大人になっても気分のままに乗ったり降りたりできるそんな自由人になるのもひとつの選択。 その代わり雪の降る汽車の屋根で凍えてなくっちゃいけないけれど、あつあつのコーヒーは飲めるし、窮地に陥った子供たちがいれば助けてあげることだってできる。そんな大人になるのも一つの選択。 そんな面を描いてほしかったなぁ…。 
[DVD(字幕)] 6点(2006-12-25 12:45:08)
5.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 《ネタバレ》 
前3部作をリアルタイムで映画館で観た世代としましては、前評判に臆してしまって、 EP1-3 の DVD を購入したものの、しばらくほってあったのですが、ようやく EP1 を観ました。 うん、面白いですよ。「アナキン」につつぎ「スカイウォーカー」の名を聞くと、 それだけでわーとか思ってしまうのですが、アナキンぼうやもかわいいし、女王もバカ殿風のメイクはとりあえずおいておくとしても、品のあるかわいらしさがあるし、 クワイ=ガンは、ジェダイの騎士がその名をとどろかせていた頃の正統派の騎士として、風格とか威厳といったものがあるし、そしてなんといっても、両刃のライトセーバーを使うダーズ・モールとの激闘は涙もののかっこよさです。 映像もキレイだし、音声もリアチャネルの使い方がうまく、 新しいデジタル処理で、新しくなってほしいところはなっているし、 C-3POはあいかわらず中に人が入った動きそのままで、変わって欲しくないところはそのままで、壮大なる物語の序章としてはなかなかなんじゃないでしょうか。 
[DVD(吹替)] 7点(2006-12-22 12:43:46)
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