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ミカエルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 20
性別 女性
自己紹介 衣装、美術がおしゃれな映画にヨワイです。
邪道かと思われますが、これでも小学校のときから約15年来の映画好き。
こうなったら映画衣装至上主義を一生続けていこうかと思います。



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1.  フラガール 《ネタバレ》 
松雪さんと蒼井さんのダンス、素晴らしかったです。お二人ともスラリとしていて姿勢がよく、迫力がありました。脚本もテンポがよく(駅のシーンはややクドイが)退屈せずに鑑賞出来ました。昭和40年という設定だけに松雪さんのファッションもレトロでカッコよかったです。脇役も巧く、愛すべき映画ではあると思います。でも、でも…「リトル・ダンサー」と「プリティ・リーグ」をどうしても思い出さずにはいられません。前者は炭鉱、ダンスというこの映画のキモがそのまんまだし、お母さんにダンスを見せるシーンもソックリ。後者は女の子のチーム+最初はヘタクソな出し物→だんだんと巧くなって皆に受け入れられる、が同じ。しずちゃんが父の死を楽屋で知らされるシーンも「プリティ…」で選手の一人がダンナの戦士を知らされるシーンと激似! というわけでもっとオリジナリティーが欲しかった! あとトヨエツが蒼井優ちゃんの兄というのは無理がありすぎるよ!! 親子ぐらい年離れてますよ! トヨエツの役もちょっと、中途半端な気が…。そして、もうちょっとサッパリした作りにしてもよかったような気がします。
[DVD(邦画)] 6点(2007-08-13 17:57:22)
2.  その場所に女ありて 《ネタバレ》 
60年代のまでの映画に描かれるキャリアウーマンってどうして「恋愛してない」ことがアタリマエみたいになっているのだろうか。変な話、当時は婚前交渉はありえなかったから? 司葉子のような超美人で颯爽と働く女性、今の眼で見るとすごいモテモテなんじゃないか・・・なんて。会社でも上司に何度も名前を呼ばれているシーンが多くて、社員から信頼されているし。でもこの映画は大好き。ベタベタした演出が一切無くてただただクールに描いているのがカッコいい。余談だが主人公が勤める会社「西銀広告」ってすごくおしゃれな社名だと思う。昭和の銀座の風景にとてもマッチしていて素敵だった。でもやはり一番カッコいいのはラストシーン。他人に依存しない主人公がとても印象的だった。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2007-04-12 16:39:35)(良:1票)
3.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
こういう映画を待ってました。2007年にこんな手作り感あふれる暖かい映画が観れるとはまだハリウッドも捨てたモンじゃないです。もっとこういう映画が観たいよー。ツボだったのはお父さんが旅の最中にしてた格好。半そでポロ+ダサダサ短パン(もちろんポロシャツのすそは短パンにイン)といういかにもアメリカ人のさえないオッサンスタイルが、お父さんのイタさ(あのウルサイ「9つのプログラム」も含む)をうまく表現、衣装さんよくわかってらっしゃる。だってオリーブちゃんのコンテストでの衣装は可愛すぎだもの。普段、一般的な日本人が、「イタいアメリカ人」としてしばしば見かける人々は、やっぱり一般的なアメリカ人の人々もイタいと思ってるんだなと実感。お兄ちゃんがコンテスト会場で「オリーブを出さすな!!」と叫ぶシーンでそれを納得できました。最後のシーンは大笑いでした。気持ちよく映画館をあとに出来ました。
[映画館(字幕)] 8点(2007-04-12 16:13:54)
4.  昼顔(1967)
「変態っぽさ」と「高貴さ」が同居する雰囲気がなんともステキ。はっきり言って主人公のダンナ以外の登場人物は「おまえらさぁ…(苦笑)」と突っ込みたくなる人間ばかり。でも何か憎めない。キレイゴトだけじゃぁ生きていけないもんね。でもドヌーヴは、んも~それはそれはキレイ。そしてあの甘さのない美貌に、サンローランがドンズバにハマリまくりで。冬のグレーがかったパリの風景がまたよく似合う。美しいドヌーヴを見るだけでも価値のある映画。でも何気に、娼館(っていうんでしょうか)のマダムもお気に入り。ショートヘアとフレンチカジュアルが、今見てもまったく古臭く見えずカッコいい!とにかく映画は雰囲気が重要だと、見るたびに思わされる映画。
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-02-14 21:58:16)
5.  真夜中のカーボーイ
ZAZEN BOYSの向井氏が歌詞に多用する「冷凍都市」という言葉があるが、この映画を観て何度もそれを思い出した。人でごった返しているのに孤独。人が死んでるのに無関心。今の東京も同じ。大都会ってどこの国もこうなるのだろうか。主人公2人のはまり役っぷりもお見事。似合いすぎてこの2人が演技してるんじゃなく、実在の人物に思えるほど。
[DVD(字幕)] 9点(2007-01-26 16:41:20)
6.  なまいきシャルロット
昔、シャルロットと同じ13歳の夏にこの映画をTVで観た。モーレツに彼女に憧れた、ちょうどこの映画の中のシャルロットがクララに憧れたように。当時思春期の私は背は伸びず、太り出し、視力は落ち(→メガネ)、運動オンチで、気の合う友達は出来ず、つまらなくてしかたない日々。そんな冴えない私はシャルロットのかわいさ、手脚の長さ、スリムな体がどれだけ羨ましかったことか。ほんとうにこの映画は瑞々しさに満ち溢れている。シャルロットはもちろん、海、プール、ジーンズの青、木々や芝生の緑、ドレスやジャムの赤が夏の太陽に照らされて、鮮やかで切ない。思春期の初々しさが画面いっぱいに伝わってくる秀作。ああ、又観たくなってきた。
[DVD(字幕)] 9点(2007-01-26 15:02:52)
7.  おしゃれ泥棒
初見は小学生、初めてオードリーの映画を民放の深夜放送でビデオ録画した時でした。当時はデジタルリマスターなんて一般的でなく、かなり粗い映像で、予想外のオードリーのきつい60'Sメイクが子供心にちょっとコワかったです。確かにあの目の周囲縁取りアイラインは同時三十路半ばで、いつにも増してヤセ気味の彼女にはやや過剰な気がします…。でも、吹替えのキャストが実に芸達者で、当時子供だった私にもとてもわかり易かったんです。で、最近DVDがあるとのことで再見したところ、当然画面がクリアできれいな上、なんと当時TVで観たの同じ吹替えが! 嬉しくなってしまいました。当時とは違う視点で楽しませて頂きました。まずファッション。大人になってから観るとあの上品なジバンシイの服のよさがわかります。オードリーの素晴らしい着こなしといったら! 次に、パリの風景。小学生当時はノートルダム寺院とか知らないから写ってもどうも思わなかったし(笑)。そしてピーター・オトゥールの巧さ。しぐさとか目線とかセリフの間とか細かい所がホント巧い。胡散臭いのに憎めないあの飄々としたコミカルさ。シリアスな大作でも巧いのにこういうラブコメもハマッています。まさに名優、オスカー無冠の彼に今年こそは獲ってほしいものです。脚本も凝ってて面白いです。まあ、オードリー映画ですから、理屈とかリアリティーを求めることはナシってことで。ひたすら楽しい映画です。
[DVD(吹替)] 8点(2007-01-26 13:42:53)
8.  ひなぎく
ヒティロヴァ女史の途方も無い映像センスを見よ! これが60年代の共産圏で作られた映画なんて…。ほとんど事件です、これは。この時代のチェコでこんな前衛的な映画を作れる(しかも若い女の子二人が主役)ってだけで相当なインテリなんでしょうね。本当は様々な暗喩であふれているんでしょうけど、ひとまずは理屈ぬきにオシャレでかっこよくてグラフィカルな彼女の色彩感覚に酔いたいですね。難しいことは抜きにしても楽しめると思います。
[ビデオ(邦画)] 10点(2007-01-09 14:57:51)
9.  君も出世ができる
ずっと見たかった作品で、ようやくCSで観ることができました!ありがとうチャ●ネルN●COさん! こんなゴージャスで楽しいミュージカルが60年代の日本にあったとは。雪村いづみのアメリカかぶれが微笑ましいし、かといって和風なテイストもちゃんと入れてるし、衣装完璧だし、歌も一度聞いたら忘れられないし、セットがだだっ広くてチャチさがないし、そして当然のことながら出演者が芸達者!雪村いづみ・中尾ミエの歌唱力はもちろん、あんな太ったフランキー堺がすんごい機敏な動きをする。動くだけで面白い。東京オリンピックのころの、まさに日本の青春時代を代表するような作品ですね。でも当時ヒットしなかったとか…なんで!? 当時としては垢抜けすぎだったのかなぁ。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2007-01-08 11:09:16)
10.  10日間で男を上手にフル方法
ケイト・ハドソンはホントにチャーミング!笑い顔なんてママを絶対意識してるだろーけど。あれだけカワイイとワザとフラれようとしてあれこれしててもかえってカワイク見えてしまいました。でも、ストーリーが…安っぽくて、映画じゃなくてTVみたいにみえてしまうんです。出演者のファッションも、一生懸命おしゃれにさせてるのはわかるんだけど(ちょっとトンだ編集長とか)どーも安っちく見えてしまうんです。「衣装さん」とかじゃなく、「スタイリスト」が担当しましたーみたいな。実際は存じ上げませんが。マコノヒーもイモくさくてNYにあんま合わない(狙いなのかもしれないでしょうが)。と、ハリウッドも最近経費削減とかで大変なのかなーと感じてしまってチト悲しかったです。でもケイトの可愛さは堪能できました、はい。
[映画館(字幕)] 4点(2007-01-07 22:53:06)
11.  フロム・ダスク・ティル・ドーン
バカもここまでやると美学を感じます。タランティーノだし。お金もかけてるし。何事も中途半端はいけないってことでしょうか。笑えるけどさ。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-07 16:33:50)
12.  おかあさん(1952)
ドベタなお涙頂戴映画を観るくらいなら衣装がおしゃれな駄作のほうがましという私ですけど、この映画は、笑いながら涙ぐんでしまいました。節目のシーンにうるさいBGMもつけないし、暗い気持ちになる葬式のシーンもなし。でもピクニック、遊園地、夏祭り、映画鑑賞など、そんなにお金をかけなくてもちょっと幸せな気分になれるイベントはたくさん出てきて、なんか生きる幸せをもらった感じ。うん、生きる=幸せなんだろうな、きっと。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2007-01-07 16:27:09)(良:1票)
13.  お嬢さん乾杯
映画館で見て、原節子のクローズアップがいかに美しいかが理解できました。それまではちょっとバタ臭すぎる顔だなと思っていたんです。でもあの顔が紗の掛かったモノクロ画面に映えること映えること…。娯楽の少ない当時の庶民は、銀幕の原節子を見て「非現実」を味わっていたんだろーな。特になにも先入観なしで鑑賞したんですけど、佐野周二の演技が自然で巧くて、自然と微笑んでしまうシーンがいっぱいありました(弾けもしないギターで不協和音立ててるところ、大笑い)。逆に原節子はカマトト演技がちょっと過剰じゃぁ…と思いきや「どうぞ。どうぞ」や「お腹がすいたぁ…」のシーンでトートツに笑わせてくれます。戦後すぐの映画ですが、難しさもなく後味もよろしい素敵なコメディです!
[映画館(邦画)] 8点(2007-01-06 14:23:26)(良:1票)
14.  黒い十人の女
ベタですいません、昔の邦画のよさにこの映画で目覚めたクチです。最初鑑賞したときは本当にびっくりしました。公開当時はあまりヒットしなかったらしいですけど、時代を先取りしすぎたんですね。シネスコの左部分を妙にがらんと空けた構図って初めて見ました。また女優の綺麗なこと!!しかも巧い!脇役の玉緒ちゃんもちょっとコメディっぽい演技が達者で、何気に巧い役者さんだな~と感心しました(それまで若かりし日の玉緒ちゃんの演技を見たことなかったもので)。個人的に好きなシーン、山本富士子が夫にできた最新の愛人のことを岸恵子に告げられるところで、「へぇ~、ひどすぎるわよ、あれじゃ」と吐き捨てるように言うところ(笑)。あんな超美人に言われたら、何も反論できませんわな。「女経」のあのシーンとちょっとダブります。
[DVD(邦画)] 10点(2007-01-06 11:19:19)
15.  最高殊勲夫人
増村って、このくらいのときのほうが好きなんです。若尾文子もまだ若くて、こういう女の子を演じたほうが似合ってると思う。ほっぺがプクプクしてすご~くカワイイ!この映画、とにかくテンポが速くて、だらけるところなく一気に観られます。オチが最初からわかるようなストーリーですけど、このハイテンポを楽しむ映画だから問題なし。でも丹阿弥谷津子演ずる長姉のキャラは、いわゆる増村の描く女性っぽいですよね。ちょっと横暴すぎるけど(笑)。さらに、この映画でのみどころは、高度成長で変わってしまう直前の東京の風景が見られるところ!社員がお昼休みに屋上でバレー(でしたか?)しているあのビルは、位置的に今はなき国鉄ビルですよね?いまはオアゾになってしまって…という楽しみ方もできるかと。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-01-06 10:58:50)
16.  ローマの休日
オードリーのファッションもそうだけど、この映画も「シンプル・イズ・ベスト」。何度も観ているんですけど、観るたびに感心するんですよね。無駄がまるでない。余談ですけど、私のダンナの祖母(故人、大正生まれ)は、映画とかを俳優とかを「くだらない」と一切食わず嫌いだったらしいんですけど、公民館の上映だかでこの映画を観て、オードリーを「綺麗だねぇ!」と褒めちぎったらしいんですよ。後にも先にもそんなことこの時だけだったそうなんです。話は戻って、2003年のデジタルリマスター版を観たんですけど、モノクロ映画の美しさに痺れましたね。モノクロを敬遠している人にも観て頂きたいなぁ。俳優良し、脚本良し、撮影良し、そして衣装良し!これぞ映画です。
[ビデオ(字幕)] 10点(2007-01-06 10:30:41)
17.  男と女(1966)
1966年のヨーロッパ映画にはいい映画が多いですが、これもその中のひとつです。こーんな素敵なオトナの恋愛、したことないけど…でも、主人公があれこれ頭の中で迷ったりするでしょう?それ見て「あー、こんなオトナのパリジャンも、好きな人のこと考えると臆病になるんだな」って、おこがましくも親しみを覚えたりして…(すいません)。まあ、何はなくとも、とんでもなくキレイなアヌーク・エーメですよ!彼女じゃなきゃこの役は絶対成り立ちません。栗色の髪に見え隠れする、寂しげで大きな瞳が、台詞なくても彼女の心情を語ってしまうのです。くっきりした顔に反して声が甘くてカワイイのも素敵すぎる。もちろん、二人のファッションも完璧。トランティニヤンが最初に出てくるシーンの、タータンチェックのマフラー使いがカジュアルで好き。
[ビデオ(字幕)] 10点(2007-01-05 22:38:35)
18.  欲望(1966)
最初にお断りしておきます、ストーリーはよく理解できません。でもDVDを購入してしまいました。理由はストーリー以外のところが良すぎるから(笑)。ファッションオタクなら序盤の撮影シーンはヨダレものでしょう(ペギー・モフィットのゴテゴテメイクがカッコいい)。これ、約40年前の映画ですが、ライブシーンとか、俳優のファッションとか、ロンドンってあんまり今と変わらないように見えますね。今見てもおしゃれです。ロンドンのストリートファッションって「流行」じゃないんだなぁ。建物も変わらないしね。デヴィッド・ヘミングス、カッコいいなあ。ヴァネッサ・レッドグレーブ(若い!)きれいだなあ。申し訳ないんですけど、個人的にはモッズ期まっさかりのロンドンを切り取った貴重な映像として位置づけさせて頂いております。あ、チョイ役のジェーン・バーキンはまだ、やや魅力ないなあ。ゲンズブールに出会う前だからかなあ?
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-05 22:07:49)
19.  ボーイフレンド
ツィギーが主役だからといって侮らないで!まず注目して欲しいのは20年代アールデコ風のステキな衣装、パンダ目アイシャドウ・細眉・おちょぼ口リップに、おとぎ話のような舞台セット!バズビー・バークレイ風の振り付けもハマリまくりでイイ!やや唐突でシュールな演出も映画の雰囲気に合っててイイ!主役のツィギーは、思いのほか(笑)結構楽しそうにダンスをこなしているし、MGMミュージカルの名曲をさらっと歌っててとてもステキでしたよ。周りの俳優たちがダンスの基礎できてるんで、霞んじゃうじゃない?と思いましたが、うまく引き立てている感じでした。ストーリーは少女まんが的ノー天気ミュージカルと言われればそれまでですが、それが何か? 幸せな気分になれますよ。個人的に、劇団員のなかのベテラン女優役のひと(フランス語訛りの強い人)が、バルビエのイラストから抜け出してきたかのようにアールデコしていたのが印象的でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-01-05 15:08:01)
20.  パリの恋人 《ネタバレ》 
ファッション「だけ」を楽しむ映画と言っても過言ではないでしょう。ジバンシイのオートクチュール!しかもスタッフにアヴェドン、モデルにオードリー(と、ドヴィマ、スージー・パーカーも)…(タメイキ)。50年代のハーパースバザーを高値で買わずとも、「パリの恋人」のDVDさえ買えばいつでもウットリできます。この映画を見てファッションデザイナーを志した人が多いというのもふかーく納得。でも変身まえのオードリーの服も可愛いです、とくにパリに着いた後に着てるベージュのコート。今でも充分通用するアイテムですよね。あとアステアのボタンダウンシャツや裏地が赤いタータンチェックのコート、黄色いカーディガンなど、(当時としては)そこそこカジュアルな服をあれだけエレガントに着こなせる57歳、驚異的。イディス・ヘッド女史の手腕にも脱帽。また、オードリーが編集長と二人で踊る時の服!メンズっぽい仕立ての白いシャツ、細身の黒いパンツに、黒いローファー。この上なくシンプル、しかしこの上なく粋。でも、あれはオードリーのあの長身・細身の体こそがキモ。あの肢体がなきゃおしゃれにならないのでした(泣)。で、物語ですが、普通にツライです。突っ込みどころが多すぎる。最後に教授が殴られて、何針も縫って何故直後に飛行機に乗れるワケ?…でも、衣装の完璧さに免じて許す!というわけで、しつこいようですが、「物語こそ全て、衣装のセンスなどどうでもいい!」という方はご覧にならないほうがよいかと。でもさすがにあの物語で10点は…ということで9点でございます。
[DVD(字幕)] 9点(2007-01-05 13:51:50)
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