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nadiendさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 30
性別 女性
年齢 46歳
自己紹介 思いっきり地味、思いっきりB級、思いっきり大作志向、どんな映画も人の少ない映画館で観るのが好きです。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ベッドタイム・ストーリー
厳しいなあ。 ごくごく個人的な意見なのだが、主人公にどうしても好感も共感も持てず、故にその他の出演者の演技も全部鼻についてダメだった。 なぜかを考えてみると、この主人公に人間らしい愛嬌がないからじゃないだろうか。 自分大好きで、それ以外の感情との鬩ぎあいみたいなものが見れない。究極の自己完結型。 演技のひとつひとつにそれが出てて、不快になる。 それが脚本通りの役だとしたら脚本が微妙だとは思うんだけど、 まあなんだ、アダム・サンドラーも人気コメディアンなのは重々承知だけど、 コメディアンとして受け入れられやすいポイントをひとつ外してるのかな、と思った。 例えばベン・スティラーやジム・キャリーは、どんなにおバカで自分勝手な役をやったって、 人間らしい愛嬌が滲み出しているような気がするんだよなあ。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2009-08-24 23:31:17)(良:1票)
2.  MW-ムウ- 《ネタバレ》 
玉木宏のプロモーション映画。  美しい。その力だけで引っ張った決断力は清々しい気がする。 草刈正雄の『沖田総司』を思い出した。 面白いのは、演じている役柄の違い。 劇中軽々しくも「モンスター」という言葉が出てきたけれど、 現代人は劇中の結城のような人物にヒロイズムを感じるのか。  刑事役がのっけからガチガチに主人公をマークしていて笑った。 さらにあまりに中途半端な賀来の役回りにも笑った。  玉木宏は非常に細長くスタイルがよく、どの場面でも美しかった。 湖に潜るシーンと殴るシーンが微妙で残念。 個人的には若き日の草刈正雄の方が好みだ。
[映画館(邦画)] 3点(2009-07-13 15:11:39)
3.  トランスフォーマー/リベンジ
1作目を見ずに2作目を劇場で観ました。  映画はフィクション、御伽噺である。 そんな一面を逆の意味で再認識させてくれる作品。 最先端の技術とご都合主義と破綻した物語を詰め込んで 飽和ギリギリで垂れ流し続ける勢いは大したものかもしれません。 娯楽映画として非常に厳しかったですね。 …こんなものが評価されるとは、世も末でございます。 と思ったら、マイケル・ベイの文字が現れて納得。  CGは凄まじかった。
[映画館(字幕)] 2点(2009-07-13 14:59:23)(良:1票)
4.  スピード・レーサー
映像の仕掛けも、映画としての展開も安心して観ていられた。 中盤、一瞬だけかかるマッハGOGOGOのテーマでアドレナリンが噴出! 設定にノれて、笑えてしんみりして悪ノリもあって。フィクションの醍醐味がぎっしり。 娯楽映画はこうじゃなきゃね!
[映画館(字幕)] 8点(2009-02-17 12:21:33)
5.  ウォーリー 《ネタバレ》 
アニメーションがキレイでかわいい! が、とにかく気持ち悪い。 何がって、ロボットたちに至れりつくせりのサービスを受けて労働のない日常生活を送り自立歩行できなくなった人間たちの奇妙な善良さ。おそらくそれもテーマなんだろうけど、皆さま何か思い出しません? というわけで、ラストも絶句。おーい、開拓時代の黎明期の争い(どこで内輪もめが起こって誰が死んだか等々)を歴史博物館で詳細に解説するあの精神はどこに行った~?
[映画館(字幕)] 3点(2009-02-17 12:14:45)
6.  ミラーズ(2008) 《ネタバレ》 
グロに弱いもんで、序盤がやたらに怖かった。が、謎解きが進むに連れ、恐ろしさは霧散。キリスト教圏のホラーってどうしてもそっち行くね。そして救いがない。おばあちゃん、犠牲になっただけじゃん。 ビニールに人間が体を押し当てててるような描写は、撮影場面を思い浮かべてちょっと笑った。 んでふと思う。例えばはるか昔「ポルターガイスト」で出演者に不幸が相次いで祟りだなんだと騒ぎになったけれど、その後のホラーの方がもっとえげつない設定でやりたい放題やってるよね。
[映画館(字幕)] 5点(2009-02-17 12:08:36)(笑:1票)
7.  マンマ・ミーア! 《ネタバレ》 
もったいないなあ、という印象です。あれだけの名曲を連ねたミュージカルを、あんな演出でしかつなげられない。シーンに必然性がない、というかすべてが苦しい(笑)。作り手さん、中学生の学芸会みたいなノリ? 音楽面も残念ながらちょっと古くさかったかな。プロデュースを違う人間に任せていた方が、うまく聞かせられたと思う。 ミュージカルとして厳しいと思ったのは、曲の大部分を聴きたくならないということ。いくら大女優で歌も歌えるっていっても、ずっと聴いていたい、というレベルじゃない。デュエット場面のピアース・ブロスナンは「そりゃああんまりだ」とスクリーンの前で噴出しました。コリン・ファースの歌をもう少し聴きたかった。アマンダ・セイフライドはとてもよかった。
[映画館(字幕)] 5点(2009-02-17 11:53:19)
8.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 
こう、なんというか、ひどいもんですな。 映画というフィクションの楽しみ方を承知しつつ、野暮を敢えて言うなら、 暴力とか死体とか痛みとか、そんなスタイリッシュなもんじゃないですよ。  どんな怪我も全快する風呂に曲がる弾丸、秘密結社という設定等々、 いわゆる御伽噺なわけですが、ちょっと悪趣味すぎるのでは? 上映開始30分でどん底の評価&気分になったので、 どうまとめるのかどう運ぶのか落ち着いて見届けることができた。 的外れでセンスのないラストの台詞も駄目押しで、妙に納得。  音の聴こえ方や文字の追い方など、神経症的自覚症状(のちに高い心拍数による驚異的な肉体能力の発露と判明)の描写は面白かったが、非常に耳障りなので、いつ区切りがつくのか心待ちにしていた。これが結構長かった。  ジョリーさんが拒食症気味の頃の撮影ですか? 明らかに痩せすぎで、食餌シーンが却って痛々しかった。最初の戦闘シーンの鬼気迫る凄味ある表情は、まあよかった気がする。 マカヴォイの冴えない陰鬱な表情もね。 だが如何せん映画本体として、どうなんだろう。R15とはいえ、大作映画の持つ影響力にナーバスな時世にあって、こんなもんにスター俳優使って全国公開すんなよ、と思ったわけです。個人的な不快感から1点!と叫びたいところですが、プロモ効果というか前評判もあったし、パッケージソフトは割と売れるんだろうなあ。
[映画館(字幕)] 3点(2008-09-24 12:10:37)
9.  憑神 《ネタバレ》 
浅田次郎特有の、凝った設定の中にぶちこまれた、消え行く美学とかご身分礼賛魂とか戦争とか、そういう要素をまんま映画にしただけで、 何がしたいのかよくわからなかった。特にラストは萎えた。あー、もったいない。
[映画館(字幕)] 3点(2007-07-18 16:13:05)
10.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 
騙し合ったりやりあったりするのをハラハラして見守るのは個人的に好きではないが、構成や俳優陣の演技を考えると良作だ。ヒュー・ジャックマンもクリスチャン・ベールもすごいと思ったが、ベールが演じた二役のそれぞれの女性への愛は、ちょっとわかりづらかったなあ。いい題材をそれなりに料理した感じ。少しだけ、何かが足りない。 
[映画館(字幕)] 7点(2007-06-27 20:06:23)
11.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 
見所は、鍛え上げられたカラダと特殊効果? ストーリー性、ドラマ性は極めて貧相。あんまりな超人ぶりなので、圧倒的な戦力差の闘い→裏切り→奮闘虚しく討死、の流れに説得力がない。つうか、起承転結とか緊迫感とかそんな惰弱なものはない。能天気な筋肉映画だ。それでいい気がしてきた。どーでもいいといっちゃあいいんだが、裏切る男にゴラムを、個性豊かな敵の軍勢に「北斗の拳」や「男塾」の世界を見た。
[映画館(字幕)] 3点(2007-06-27 19:55:08)
12.  バベル 《ネタバレ》 
同じ人間であるけれど、環境や生まれもった特質によって生きかたや感じ方が違う。 みんな生きているから、人の数だけ悩みがあり葛藤があり、そこにはリアリティがある。 「その多彩さを、不思議さを、妙を、無常を描きたい」。 自分が生まれ育った環境にはじまり、成人してあるいは監督として活躍するようになって色々な世界を知り、イニャリトゥ監督は純粋にそう思ったのじゃないだろうか。 だから、ドラマチックなストーリー性はないといっても過言ではなく、部分的に関係を持つ事象の断片が、つなぎあわされていく。ストーリー性を期待してみると、肩透かしを食らった気になるのかもしれない。 描かれるのは、その場で起こったエピソードと関わる人々の動きだけ。我々はそれを見ながら、自分の出自や文化的背景にとらわれながらも、立場や環境の異なる登場人物たちの心の動きやその背景を追うことになる。 各エピソードでリアリティを描くことに成功したとは、少なくとも私には断言できないが、監督の野心的で素朴な姿勢と、かつ情緒的に過ぎない視点が印象に残った。 余談だが、お手伝いさんと村の中年男のラヴ・シーン、あれは冒険ですね。 男女のむつみあいに美も若さもへったくれもないのだ! 美しいハリウッド・スターの夢のようなラヴ・シーンと、彼らのそれのどこが違う!思わず微笑んでしまうとともに、それを描いた心意気が気持ちよかった。
[映画館(字幕)] 8点(2007-05-18 15:48:26)
13.  ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 
よかった。ジャイモン・フンスーもディカプリオもよかったけど、演じがいがあるのはジャイモンのソロモン役かな。ディカプリオ演じたアーチャーは、性格も特性も違うが、『ラスト サムライ』の勝元とだぶった。高潔で苦悩もするが結局果敢に挑むほうを選んで、非常に魅力的だ。が、現実味に少し欠ける。独特のヒロイズムとリリシズムは、ズウィック監督の持ち味なのか? ここまでは映画の感想。ここからはメッセージ性について。 映画の訴える諸問題について考えさせられもするが、いまひとつちぐはぐさを感じるのは全編が映画として構築されているからかもしれないし、日本という国柄のせいかもしれない。 でもね。なんかおかしいと思うんですよ。 『ラスト サムライ』は映画として魅力的だったのであって、あれで「戦争の悲惨」とか「天皇制の悲劇」とか「力差のある戦闘の悲惨」を感じてくれ、とか言われても困るでしょ?この作品も同様で、鮮烈なヒーローと家族を大切にする生身の人間がいて、そのドラマの印象が強い。 ほとんど英雄譚に近い映画を観た人が「感動した」「ダイヤを買うのはやめよう」という動きをとるとしたら、う~ん。すごく気持ち悪い。同じようなヒーローを置いてまったく違うメッセージ性を持たせた映画をつくったら、観衆はそれに引きづられるって可能性を、見せ付けられた気がする。扇動の可能性を内包している気がします。 もちろん、知る機会、考える機会を提供したことの意義と、ズウィック監督の善意は認めます。
[映画館(字幕)] 7点(2007-05-08 10:39:20)
14.  ナイト ミュージアム 《ネタバレ》 
とにかくハッピーな気分になれます。子どもに見せたい映画ですが、大人が見ても充分楽しめます。ドラマや傑作を期待すると物足りないとは思いますが。 歴史上の人物も根はいい人間、という落とし方もハッピーだし、博物館の住人たちのいさかいもどこかユーモラス。ただひとり灰になってしまったネアンデルタール人も、それを見た主人公が夜警を続ける決心をするわけで、「何はともあれ人の命はたいせつ」という非常に健全な精神性が感じられます。 博物館では夜毎蘇った歴史上の人物が楽しく暮らしているという、奇跡の終わり=現実への回帰を盛り込まないエンディングも、子どもにはたまらなく嬉しい設定です。 ベンのファンでこの映画を見に行ったのですが、こういう健全なコメディもありだな、と妙に納得しました。脇もよかった! 特にオーウェン・ウィルソンとロビン・ウィリアムス。撮影もさぞ楽しかったことでしょう。
[映画館(字幕)] 8点(2007-03-21 17:34:17)
15.  クン・パオ!燃えよ鉄拳
好きです、これ。楽しませてもらいましたが、映画自体のデキが好きというより、製作側の「こんなことやってみよう」という気負いが好きなんです。吹き替えだけあって、英語が非常に聞き取りやすいですね。「中高生の教材にどうだ?」と教職員の友人に提案したのですが、呆気なく却下されました。
[DVD(字幕)] 5点(2007-03-15 11:35:23)
16.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005)
いちいち笑わせてもらいました。私はこういうの大好きですが、好みのわかれるところでしょうね。やけに美麗な画質が印象的でした。
[DVD(字幕)] 5点(2007-03-15 11:28:17)
17.  ドリームガールズ(2006) 《ネタバレ》 
「だらだら歌ってる。それはそれとしてまあ楽しい」。結局曲に対する印象が散漫になるくらい執拗にたくさんの曲を長く長く聞かせてくれる。そのどれも質が高いとは思う。ジェニファー・ハドソンも粗削りだけど尋常じゃない実力を感じさせてくれたし、エディ・マーフィも驚くほどよかった。 だがドラマが安っぽい。憶測だが、制作側が俳優陣に演技指導しすぎた上に、あまりに効率よく切り貼りし過ぎたために、かえって物語の弱さが目立った。たとえばエフィが仲間たちに見捨てられるところ。コメディかと思うほどの唐突感がある。人間ドラマに踏み込んではみたが、中途半端に終わってしまったのが惜しい。当時の音楽に思い入れが深い場合は別だが、その追憶なしに、一般人を感動させる力という面から見ると厳しいものがある。
[映画館(字幕)] 6点(2007-02-26 17:52:04)
18.  リバティーン
雰囲気はあった。が、カメラワークがよくない。きちんと見せてほしいところで、カメラがぐるぐるまわって俳優の演技を台無しにしている。展開はあれよあれよという間に終わる感じ。わざわざつけた冒頭と最後のロチェスター伯の独白に、内容がついてきていない。台詞と同じくらいの凄みで本編も描写してほしかった。
[映画館(吹替)] 5点(2007-02-13 14:53:10)
19.  幸せのちから
パンチのないアメリカンなサクセスストーリー。盛り上がるべきドラマを主人公の独白が邪魔している。いや、邪魔しているのは主人公ひとりの見地から書き連ねた原作そのものか。映画なんだから大胆に料理してほしかった。 邦題について。日本の通念では浅ましさのほうが際立つから避けたのだろうが、原題まんま訳したほうが内容に即している。 いつも思うのだが、ウィル・スミスの涙には、胸を打つ何かがある。
[映画館(字幕)] 4点(2007-02-13 14:47:27)
20.  硫黄島からの手紙 《ネタバレ》 
ごめん。少数派かもしれないが、よいとはいえない出来だと思った。 冒頭からのけぞった。戦時中の兵士という設定の彼らの大部分が、悪態をついている現代っ子にしか見えない。脚本にも無理があって、あんな皮肉は日本語の日常からは出てこない。 とにかく俳優陣の演技に不満が残った。例えば、西郷。妻がいて元パン屋という設定で、ハナコとお見合いしたり、パン屋を開くまでコツコツ働いたりした歴史があるはずなのに、その背景がまるで感じられない。愚痴を言うシーン、妻との別れのシーン、栗林と話すシーン、人物像がまるでバラバラ。演じる人物の作りこみが足りない。最後では少年兵のような役回りになっていたが、ちょっとアレはひどいんじゃないのか。 俳優陣でよかったのは、名前は忘れたが西郷の友人で中盤自決する青年兵士と、元憲兵の清水くらい。 俳優だけでなく、映画側にも問題がある。人物造形が浅い。英雄は英雄のままで、悪人は悪人のまま。葛藤とか克己とか変化とかないんですかね。 戦争の恐ろしさ、人の尊さ、その他諸々のことを考えるのは大切なことだろう。ただ、この映画にはなぜかリアリティがない。史実をベースに人を思うように動かしてドラマを作って、それだけでは人の感動は得られないと思うのだが。「後世に伝えられてしまう戦争映画」になるとしたら、非常に不満だ。 もちろん、戦争映画の難しさも認める。だが、本当に考えたいなら、ルポやドキュメンタリーを調べるのがいいだろうと思う。今だって世界のあちこちで武器を使った戦争は起こっているんだものな。
[映画館(字幕)] 5点(2007-01-29 19:10:31)(良:4票)
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