1. キートンの線路工夫
ネタバレ 顔つきは間違いなくキートンなんだけど太り過ぎだ。 今にも死にそうな風体だ。 スタントが危険なのではなく体調が危険な感じ。 線路工夫が乗るトロッコでひたすらカナダ国内を疾走する。 トロッコは狭いのに四次元ポケットのごとく何でも出てくる。 身だしなみを整え食事をする。 寒くなればコートを着る…とまあ、お世辞にも面白いとは言えない内容。 [インターネット(字幕)] 3点(2025-05-29 21:19:10)★《更新》★ |
2. バグダッドの盗賊(1924)
ネタバレ 大仏を実際に作ってしまったのにはぶっタマげた!(仏魂げた!) 海中のシーンもすごい。 だが長い、長すぎる。 サイレントで139分は長すぎるんだ。 最後まで見るのが苦行のようだったよ。 [DVD(字幕)] 2点(2025-05-29 19:15:37)★《新規》★ |
3. イカロス 片羽の街
ネタバレ 良さがまったくわからない。 秦基博のことをよくわかっていない。 というか、秦基博のことをよくわかっていない人が見てはいけない映画だろう。 なんで見たのか、自分がわからない。 [インターネット(邦画)] 3点(2025-05-26 20:17:37)《新規》 |
4. トンネル(2001)
ネタバレ どんな映画でも絶対に最後まで見る、途中で見るのを決して止めない、その信念で今まで沢山の映画を見てきたが、この作品は一度見るのを止めた。 奮起してもう一度画面に向かい、なんとか気合いで最後まで見たが、まったく自分に合わない作品だった。 東ドイツを悪者と決めつけ設定しているのが非常に気に食わない。 「人それぞれ言い分があるのです」と誰かが言っていたがまさにその通りだし、東ドイツが完全に悪いはずがない。 実話なのは結構だし、娯楽作品として手に汗握る分にはよろしいが、わたしにはまったくもってよろしくない作品だった。 [DVD(字幕)] 0点(2025-05-25 21:34:33)《新規》 |
5. 小さな恋のメロディ
ネタバレ 主演二人がとにかく可愛らしい! そしてこの歳で相思相愛とか羨ましい! 真っ直ぐな物語で変に捻くってないのも好感が持てる。 だけどなんだかこれは話がうますぎるぞ。 都合が良すぎるのが難。 [DVD(字幕)] 6点(2025-05-25 16:03:19)《新規》 |
6. ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地
ネタバレ 英国映画協会(BFI)が選出した「史上最高の映画」で、市民ケーンや東京物語、そして七人の侍をおさえベストワンに輝いた作品、ついに見ることができた。 主演は大好きな女優デルフィーヌ・セイリグ。 そう、ご存じ「去年マリエンバートで」の主演が印象的な絶世の美女だ。 そのデルフィーヌ・セイリグが中年になり主演したのが本作。 静かなる狂気を描いた3時間超えの作品。 見たのは「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」という映画館で、渋谷の駅前という超一等地にありながらとても綺麗で新しい映画館だった。 (しかし客席はほぼ空席) 3時間超えだというのに途中休憩がなく、前半からミネラルウォーターをガブガブ飲んでいた影響で、わたしの膀胱は限界間近だった。 おっと、枕言葉が多過ぎて感想を書かずに終えるところだった。 見終えた後、膀胱の開放感と共に妙な後味が残った作品だ。 おそらくこれは唯一無二の後味。 デルフィーヌ・セイリグ演じる女性のすべてを見てしまったかの様な感触。 そらまあすごいよ、これは。 なんかじわじわ来るんだよ。 (追記) そもそもこの作品の題名をそらんじるまでに丸一日かかった。 [映画館(字幕)] 8点(2025-05-24 21:45:55)《新規》 |
7. 越境者
ネタバレ シチリアの炭鉱が閉山し、そこで生計を立てていた人々が儲け話に乗ってフランスへと渡る話。 儲け話を持ってきた男の案内でシチリアの人々はバスに乗り、電車に乗りさらに船に乗り、また電車に乗るという長旅を行う。 が、その途中で案内人は逃げてしまう。 ここでシチリアの人々はこれが詐欺だったことに気付く。 先払いしていたのでお金はすべて持って去られたかっこうだ。 窮地に立たされながらもシチリア人たちは独力でフランスを目指すことになる。 途中雪山を越えたりとかなりハードな旅路であった。 結末は敢えて書かないが、シチリアの人たちの誰かに焦点を当てて描くというより、群像劇スタイルで様々な出来事を並行して描いているため、物語への入り込みにくさがあった。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-05-23 20:57:35) |
8. 孔雀夫人
ネタバレ 最後はスカッとしたものの、それまでのフランのわがまま放題にずっとストレスを感じながら見ていた。 何よりフランのあの体型、特に背中がデカいのが気持ち悪い。 そのデカいキモい背中を何度となくしつこく見せられ、オエっとなった。 このオエっと感は、最後のスカッと感だけでは帳消しには出来ないね。 [インターネット(字幕)] 2点(2025-05-23 13:12:57) |
9. まなみ100%
ネタバレ 最初は学生のハイテンションなノリについていけず、違うかなー?とも感じたけど、終わってみたらとってもしみじみとくる切ない青春絵巻で案外良かった。 まなみちゃんが大好きだからこそ、簡単には手を出せない、その感じが伝わってきた。 瀬尾先輩が亡くなるシーンはあまりに悲しい。 だけどそれらすべてをひっくるめてが青春だ。 川北ゆめき監督のセンスはもちろんのこと、いまおかしんじの脚本も功を奏していたのではないだろうか。 アメリカ映画では出せない、かといって韓国映画でも出せない、この日本映画ならではの肌触り、大好きだ。 [ビデオ(吹替)] 7点(2025-05-22 13:27:47) |
10. ベロニカ・フォスのあこがれ
ネタバレ ファスビンダーは、“ニュー・ジャーマン・シネマの天才”と呼ばれる監督だ。 そんな彼の代表作ともいわれる本作『ベロニカ・フォスのあこがれ』は、ベルリン国際映画祭で金熊賞(最高賞)をとった作品。 ただ、ベルリン国際映画祭の受賞作品については、個人的にはイマイチ相性が悪い。 本作の主人公は、かつての名女優という設定。 それがどんなわけかモルヒネ中毒となっている。 しかも、やや多重人格な傾向があり、いまだにかつての栄光を忘れられないでいる。 たまに女優業としてのオファーもくるが、それは端役ばかり。 しかも、彼女はその事実をなかなか素直には受け入れることができないでいる。 そして撮影中も、モルヒネの禁断症状が出るとまずいので、常に薬漬け状態。 一体、何が彼女をそうまでさせてしまったのか? どういう流れでモルヒネにまで手を染めるようになったのか? 、、、といったようなサスペンス的な展開で物語は進行していく。 どうやらそこには犯罪の陰があり、彼女自身がモルヒネを打っているのではなさそうなのだ。 偶然、主人公と知り合った中年の男性は、そんな彼女の暗い過去に興味を持つ。 そして彼女の身辺を洗う。 すると、そこには凄まじいまでに残酷な物語が隠されていたのだ・・・ と、まあ粗筋を語ればこんな感じなのだが、独特なスローなリズムがあって、かなり退屈したのは事実。 別にスローな展開が嫌いなわけじゃないけども、妙に大人のメロドラマ的な様相とも相まって、自分には馴染めなかった。 例えてみれば、昼間の退屈な時間に偶然テレビで観てしまった退屈な昼メロといった感じか。 むろん、これは言いすぎです。 そんなにレベルは低くはないです。 だけど、その様な系統の作品であるように感じたことは事実。 そこに人間の残酷さ、人生の儚さなどが巧みに描き足されてパワーアップした感じ。 そして栄華を極めた者が、その後に陥る絶望が浮き彫りにされている。 そこら辺りの描かれた方はさすがの一言で、ファスビンダーの凄さを垣間見た気がした。 [ビデオ(字幕)] 5点(2025-05-20 04:02:43) |
11. 湖の女たち
ネタバレ この作品の嫌いなところ、不愉快なところを挙げたら枚挙にいとまがない。 福士蒼汰はあまりよろしくない俳優だということも分かった。 松本まりかの変態性的シーンもまったく不快。 浅野忠信の鬱を背負ったようなキャラクターだけは良かった。 関連性の不明なエピソードを並列で描くやり方も感心しない。 この監督の作品は今後見ないように気をつけたい。 [インターネット(邦画)] 2点(2025-05-20 03:09:53) |
12. 25時(2002)
ネタバレ 話としてはたいして面白くもないんだけど、最後にどうにかしてくれたのが父親だったってのはイイね。 だけど敵対国のロシアのデブを悪者にするのは物凄く嫌な感じだね。 アメリカサイコー、ニューヨーカーサイコー的な作りは、およそ日本人向けとは思えないけどな。 [DVD(字幕)] 5点(2025-05-18 16:24:14) |
13. 翔んだカップル オリジナル版
ネタバレ 思ったよりまともだった、案外普通に楽しめたという違和感、相米監督の作品なのにこれは意外。 わたしは薬師丸ひろ子より、ふくらはぎの綺麗なワンピース姿の石原真理子が好き。 この究極なまでの昭和感、そして相米監督の作り出す独特な気怠い雰囲気が、この作品の最大の魅力。 [インターネット(邦画)] 7点(2025-05-17 23:32:14) |
14. ファストフード店の住人たち
ネタバレ 個々のエピソードは陳腐過ぎて失笑するレベル。 ただそれでも良かったエピソードはあって、それは主人公が肺癌になって治療費に困ってた時、仲間がお金を出し合ってくれるシーンだ。 それ以外はほんとありきたりなエピソードばかりで、作品全体の方向性は優しさにあふれているだけに残念である。 男が死に直面した時、ミリアム・ヨンみたいな綺麗で優しい女性に面倒を見てもらえたらどんなに幸せな最期だろうか。 それなのにそれを放棄して実家に戻ろうとしたのはまったく共感できない。 確かに母親のことが気になったのかもしれないけど… あと、これは他の作品のレビューでも何回か書いてきたことだが、主人公が死ぬことにより感動を呼び込む安易なストーリー構成は大嫌いだ。 [インターネット(字幕)] 3点(2025-05-17 20:07:43) |
15. 探偵物語(1951)
ネタバレ 一言で敢えて言うならこれは不幸な話だろうね。 だって曇り一つない心を持った男が最後は墓穴を掘るんだからね。 頭が固すぎる正義の男はその固さゆえに墓穴を掘るという、固いのもほどほどにしとけという教訓話なのは分かる。 しかも型通りのハッピーエンドではない点も評価したいところだが、いかんせん救いが無さすぎるよね。 [DVD(字幕)] 6点(2025-05-17 13:41:11) |
16. リュウグウノツカイ
ネタバレ 内容的には5点だが、武田梨奈ポイントで+1点、計6点。 おそらくこれは内容で勝負するつもりはハナから無く、制服を着た女子高生がセンセーショナルな集団妊娠騒動ってのを起こす、ただ単にそのネタを扱いたかっただけに違いない。 個人的には制服を着た武田梨奈が、あぐらをかいて座っているのを見られただけでそこそこ満足。 [インターネット(邦画)] 5点(2025-05-14 21:30:19) |
17. 物語る私たち
ネタバレ インタビュワーは監督のサラ・ポーリー。 監督の母親が昔、浮気をした。 浮気相手との間に産まれたのが監督だ。 その母親はその後、若くして病死した。 その顛末がドキュメンタリーで語られるが、暗い話もあるし、単なる浮気した母親が悪いだけに思うし、それほど面白くはない。 [DVD(字幕)] 5点(2025-05-14 10:01:43) |
18. イントロダクション
ネタバレ さまよえる青年を三部構成で描いているが、時間軸がよく分からない。 それぞれの話はとりとめのない内容で特に興味を惹かれなかった。 第一部 青年は医者をやっている父親を訪ねる。 その医院で勤務している女性に何故か抱きつき、愛していると言う。 第二部 青年の彼女は裁縫の勉強をするためにドイツに行ってしまった。 青年は彼女を追いかけドイツに渡る。 ドイツで彼女と会った青年は彼女に抱きつく。 第三部 青年の行く末を案ずる母親は、青年を有名な俳優に会わせる。 その俳優から酒をたくさん飲まされ説教までくらう。 その後、青年は海に意味もなく寒い海に入る。 [インターネット(字幕)] 4点(2025-05-14 07:18:59) |
19. じゃじゃ馬馴らし(1929)
ネタバレ なかなかエネルギッシュ。 男が夫として主導権を取ろうと画策するが、結局は妻の尻に敷かれて収まるところに収まるという話。 結局、男はこれが心地良いのだよ、永遠普遍の真理。 [インターネット(字幕)] 4点(2025-05-13 09:48:23) |
20. ピカレスカ ~Novela Picaresca~
ネタバレ 真面目な作りが肌に合わず。 そしてその真面目さの中でのコメディっぽさがまた合わない。 [インターネット(邦画)] 2点(2025-05-13 07:01:41) |