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飴おじさんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 172
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自己紹介 勢いで書いてしまっているので、おそらく一貫性はないです。
今思うと「どうしてこの映画をあの映画よりも高く評価しているんだろう」と思うことはよくあります。でもそのとき感じたことを大事にして変えないようにしてます。まあ、ひどい誤字脱字や「てにをは違い」は気がついたら変更してます。
それにしてもここのレビュアーの方は文章がうまい人が多いですね。勉強になります。

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1.  ミッドナイト・ラン 《ネタバレ》 
本当に大好きな映画で何回も見ています。 まず、マービン、FBI、セラノをうまく組み合わせた綿密な脚本が見事です。無駄なシーンが全くありません。 また、キャラクターもみんなちょっと抜けていてユーモラスだから、貧乏で悲惨な逃避行も明るい。 それに、賞金稼ぎと賞金首という間柄ながら、主役の二人とも基本的に善人。 だから立場の違いを乗り越えてだんだんと友情が生まれていくのが自然に描かれていました。最後まで己の正義を貫いたジャックとマデューカスの2人を観客としても大好きになりました。 それに命がけの旅を終えての別れのシーンも本当に爽やかで洒落ていますね。
[DVD(字幕)] 10点(2008-11-22 21:52:34)(良:1票)
2.  ダーティハリー 《ネタバレ》 
米国は自信を失っていた時代である70年代アクション映画の傑作であり、 イーストウッドが西部劇のヒーローから脱却してトップスターになる作品。 犯人と刑事が一対一での対決の形となり執念で追いかける姿に引き込まれます。 ある意味では西部劇の影響が残ってるのかもしれないが、寡黙にして強い 新しいヒーロー像を作り上げた金字塔となる作品です。 (しばらくは似たようなキャラを彼は演じ続ける羽目にはなったのですが。)   
[DVD(字幕)] 10点(2008-01-03 14:18:55)
3.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 
すごい映画だと思いました。過去の人生の回顧をミュージカルシーンを用いてテンポ良く進め、だんだんと時間の進みを遅くしていく。年老いた松子が過去を振り返り、最後は妹とも和解して終わる、その見せ方がすばらしいです。 人の気持ちを素直に受け取ることができずに、死んだ後になって始めてその人の自分に対する気持ちが分かる・・・そして後悔の連続。 原作に比較的忠実で本当に悲惨な話だけど、明るい音楽や小ネタを使い、死ぬ間際の見せ方もなんとか美しく終わらせてくれて、救いがありました。 人殺しや売春の話、それからあまりにもバカな転落話のため賛否両論な作品ですが、私は文句なく大好きです。中谷美紀は本当に美しかった。音楽や映像も良かった。それから、自分も後悔なく生きなければという気持ちにしてくれたのです。
[DVD(邦画)] 10点(2007-10-08 16:47:32)(良:1票)
4.  運命じゃない人 《ネタバレ》 
同じ時間をいろんな立場の人から眺めるとどうなるか というスタイルですが、本当に面白いです。 ストーリーが十分に練られており、ぐんぐんひきつけられました。 お勧めです。この監督の次の作品が早く見たい!
[DVD(邦画)] 10点(2007-09-30 14:35:18)
5.  L.A.コンフィデンシャル 《ネタバレ》 
「対象的な3人の刑事が刑事が巻き込まれた大量殺人事件を追いかけていくうちに、知られざる裏の顔が見えてくる」という展開は地味なのだが脚本が練られているので飽きさせません。キャラクターもそれぞれ魅力的であり、誰かに肩入れしながら見ることができます。 また、伏線もしっかりと張られて最初は散漫でも後半にまとめあげていく盛り上がりが素晴らしい。そうでありながら抑制が効いた演出のお陰でハードボイルドな雰囲気が際立っています。 
[ビデオ(吹替)] 9点(2009-05-06 10:27:24)
6.  アルカトラズからの脱出 《ネタバレ》 
抑制の効いた演出でとにかく渋いです。 登場人物に対する説明も感情移入を導入するような過剰な演出がなく、 ただ目的を遂げようとする姿を描いています。その考え抜かれた脱出方法 やその過程の緊迫感は凄い。刑務所内の人間模様を描かれていたことで 自然と脱獄を応援してしまった自分がいました。 派手さはないけど十分に見ごたえがありました。
[地上波(吹替)] 9点(2008-12-20 16:20:39)
7.  恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ 《ネタバレ》 
退廃的な空気の中で自分を殺していた男の復活の物語なのかな。若者の根性ものやスポーツものと違ってあまり力が入っていなくて、犠牲は大きかったけど前向きに終わったストーリーが良いです。 それだけでなく、細部の雰囲気もいいですね。スージーとの出会いの場面(オーディション)と別れのシーンが大好きです。ミシェル・ファイファーの歌声にもしびれて、サントラまで買ってしまったものです。でもこの邦題はないですよね。
[DVD(字幕)] 9点(2008-06-22 21:24:48)
8.  リービング・ラスベガス 《ネタバレ》 
人々はみな楽しそうにしているのに、自分たちはどん底。この状況は辛い。疎外感があるから。全てを失い酒で死のうとしている男にとっては彼女の存在は救いであっただろうし、娼婦にとってはただ一人純粋に自分を求めてくれる人だったんだろう。それゆえに心を引き裂かれそうな悲しみを感じた。
[ビデオ(字幕)] 9点(2008-05-28 23:34:09)
9.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
勝ち組を目指す父、自閉症気味の長男、自殺願望の叔父、ヤク中毒のエロい祖父と負け犬感あふれる家族(まともそうなのは母親だけ)が可愛い娘のオリーブのためにミスコンにともに向かう。それぞれの夢は旅の途中で敗れていくのが明らかになり、絶望のふちに落ち込むもお互いに慰めあい、オリーブをミスコンに参加させることが唯一の希望(それでも優勝は無理そうだが)となって団結していく。なんとなく痛々しく悲しくも見えていくのだけど、必死に希望を失うまいとする姿には心を打たれます。暗くなりそうな旅の中で光るのはやはり祖父の存在でした。つらいときもユーモアや前向きな心は必要なんですよね。それに、幸せはおそらく他人に決めてもらうことではないんだなという風刺も効いていて小気味よかったです。
[DVD(字幕)] 9点(2008-05-25 16:18:56)(良:1票)
10.  下妻物語 《ネタバレ》 
「人間は一人で生きていくもの。友達なんて必要ない」と桃子はわが道を貫いていたのですが、人懐こいヤンキーのイチゴとの関わりの中でだんだんと心を開いていく姿が自然に描かれていたと思います。 偏屈ものがまわりの人に影響されてよくなっていくというテーマは割りとありがちではあるのですが、キャラクターの組み合わせがかなり個性的であり、舞台となった下妻の人々に明るさがあふれていてるところがいいです。 それに少女漫画っぽく本作はテンションが高い。でも変にしつこくもなく、映像の斬新さや音楽のよさもあって完成度が高いと思いました。 その中でも一番のよさは友情の爽やかさでした。この映画のおかげで元気が出ました。
[DVD(邦画)] 9点(2008-03-16 18:27:39)
11.  うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 《ネタバレ》 
決して否定的な意味ではないのですが、いつもの うる星やつらの世界を外から覚めた目で見ているような感覚を覚えました。 たった一人の夢ではあったのだけど、一番楽しい時間の象徴である学園祭前夜が 延々と続くが現実は別のところにあり、いずれは帰らなければならないんだという ことをラストに向けてこれでもかと続く悪夢に教えられているようです。 数々の幻想的な映像もすばらしく、あくまで能天気なギャグである原作との対比によって 重いメッセージがうまく浮かび上がっています。ストーリーも矛盾なく進めているのもいいです。でもあの中にいたら私は絶対に気がつかないだろうし夢の心地よさにきっとおぼれてしまいそう。
[DVD(邦画)] 9点(2008-02-02 00:30:11)
12.  ダーティハリー2 《ネタバレ》 
前作に劣らず名作。前作の雰囲気が残っているし、 カーアクションに力が入ったことで迫力が増しています。 ラストシーンの爆破も痛快です。このシリーズもここまでは良かった。
[DVD(字幕)] 9点(2008-01-03 14:23:00)
13.  ミュンヘン 《ネタバレ》 
普通の男が国家の命令で暗殺者となる。 決してスマートな暗殺でなく息を切らしながらの逃亡の描写はリアル。 暗殺を続けるうちに自分たちの身分も明らかになるところとなり、 逆に狙われる立場になったことの恐怖、全てから逃げようとしても 安住の地のない絶望がその後も続く。 集団の中にある個人は依存しあっている間はいいのだが、集団を捨てたときに逆に捨てられてしまった。 ミュンヘン事件の描写は、暗殺者たちの行動の動機を説明するためのものであり、その後はあくまでも巻き込まれた個を描いています。 ここで描かれた集団の理屈は重いテーマでありながら、本作での扱いは実はあまり重要なではなかった気がします。 それは身近なテーマに置き換えることも可能であり、決してひとごとだとは思えませんでした。そう、私は恐怖を感じました。
[DVD(字幕)] 9点(2007-10-26 21:31:51)(良:1票)
14.  ブラックホーク・ダウン 《ネタバレ》 
ソマリアでの米軍の作戦について米軍側の視点で話は進められています。 戦闘による死者の数は圧倒的にソマリア人のほうが多く悲惨な目にあわせたはずなのに、 ここで描かれているソマリア人はまるで悪魔のようです。 でもこの映画からは米国の作戦を正当化する感覚は全く感じられませんでした。 相手を甘く見て、とても怖い目にあったということだけがただただ伝わってくるのです。 海や空の青さが美しく、音楽の使い方も効果的でした。映像の美しさとは対照的に兵士が感じた恐怖がよく描かれています。
[DVD(字幕)] 9点(2007-10-08 17:30:58)
15.  プルートで朝食を 《ネタバレ》 
キトゥンのしゃべりや風貌は気持ち悪く、周りの冷たい視線の描写は見ていて いたたまれない気持ちになってしまいます。 トラブルには勝手に巻き込まれていくし、こんな人が周りにいるとリアルではたまらないです。でも、面白かった。いろんな人の懐に飛び込んで味方もつくるし強い人だと 感情移入してしまいました。最後はなんとなくハッピーな気持ちになれました。 
[DVD(字幕)] 9点(2007-09-30 15:00:28)
16.  最高の人生の見つけ方(2007) 《ネタバレ》 
死ぬ前に後悔するのは「仕事で何かを成し遂げなかったこと」よりも「家族との関係が満足なものにならなかったこと」の方が多いのだそうです。よく言ったものです。 まあ、リアリティのないファンタジーだし肝腎な部分はナレーションで語っていたりして演出の妙は感じられません。しかしながら、対照的な二人が影響しあって死ぬ前に精一杯生きることができたって素晴らしいですよね。素直に受け取りたいと思いました。 (でも、庶民として描かれたはずのカーターの家も十分豪華だなとひねた感想もあったりして。)
[地上波(吹替)] 8点(2010-12-21 23:01:28)
17.  おくりびと 《ネタバレ》 
極論を言うと葬儀という儀式は死者というよりは残された人のためにあるものだと思っています。 本作は残される人々を通じて生きることを描いています。生きることへの執着を見せるよりは淡々と死を見せることで残された人々がどのように受けとめるかということなんでしょうね。ある人の人生をたどるという作品はありますが、かなり新鮮な視点だと思いました。 序盤では納棺師が他人の死を外側から眺めている一方で、生の象徴として食べ物がしつこいぐらい登場します。次第に自分に身近なところに死が近づいてきて、最後には生き別れの父の死に向き合うことになります。傍観者に過ぎなかった大悟たちを当事者にするためには、どうしてもご都合主義にならざるを得なかったのですが必要な展開だったと思います。広末涼子の演技が気持ち悪かったことや土手でのチェロがややくどかったのですが、山形の美しい風景もあって爽やかな映画でした。
[地上波(邦画)] 8点(2009-10-03 21:55:12)
18.  ガタカ 《ネタバレ》 
人間の醜さとそれによって苦しむ人を描いた秀作。 優秀な遺伝子を持つか否かで将来が決まる世界。 身分を偽りエリートの世界に侵入し、偽りが露呈する恐怖に脅えながらも ビンセントは障害を乗り越えた。それは家族の支えによってではなく、 同じ苦しみを持つ仲間の協力と自身の努力によって。 宇宙飛行士や遺伝子による差別という舞台設定はあくまで暗示的なものであり、 伝えたかったことは歴史上の世界でも身近な世界でも起きていることへの批判だと思う。 それだけに考えさせられた。
[地上波(吹替)] 8点(2009-07-31 23:31:02)
19.  バンク・ジョブ 《ネタバレ》 
社会的地位のある人が持つ秘密。それを色々な立場の者が奪い合う。これがこの映画の面白さの中心。秘密に近づくための金庫破り、偶然の結果、裏社会を敵に回して次々に仲間が襲われていく後半の展開も緊張感たっぷり。あれだけ登場人物が出てきてもすっきりと頭に入るのは脚本がうまいから。それに、装飾過剰にならずあっさりとしたところも良かったです。主役のキャラにぴったり。70年代を再現しようとしてかなり丁寧に作られているところもいい。
[DVD(字幕)] 8点(2009-06-21 22:22:03)
20.  ダンボ(1941) 《ネタバレ》 
「勇気を持って踏み出せ」単純ですがいい話です。子供時代にも見たことがあったのだが、 魔法の羽が単なるおまじないだったというのは大人になって見直して初めて知りました。注意力散漫だったようです。
[DVD(吹替)] 8点(2009-05-05 14:24:35)
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