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プロフィール
口コミ数 2192
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 60歳

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1.  お嬢さん乾杯 ネタバレ 
木下恵介が好きな人は、彼の本作のようなタッチの作品を観てるからではないか? とても「女の園」や「日本の悲劇」と、同じ監督と思えない。  簡単なラブコメ。 多分、会社側が求めてきた仕事なのだろう。  こんな気持ちのいい作品ばかり観てたら、簡単に人に騙されてしまうよなぁ・・ 結婚?相手が原節子?でも家が借金漬け?その肩代わりすんの? 俺は、相手が原節子でも、こんな話、怖いわ(汗) まぁそんな甲斐性もないが・・(笑)
[ビデオ(邦画)] 7点(2025-07-21 22:19:53)★《新規》★
2.  生きるべきか死ぬべきか ネタバレ 
エルンスト・ルビッチって、サイレントの頃より、トーキーになってからの 円熟味を増した作品が面白いから、有名なのかな?  とにかく名作の一本として、鑑賞。 戦時中の映画ではあるが、垢ぬけていて、全然古臭さを感じない。  誰が本物のナチで、誰が偽物のナチなのか、 令和の映画達者には、そう難しくはない話の落としどころではあるが、 (自分の場合、ケネスブラナーの映画でこの手のストーリーパターンに慣れました) 発表された当時は、観客は戸惑ったろう・・ 何回も観て、大笑いをした客もいただろう・・  戦時中でも、演劇人は、話を創造するエネルギーにあふれてたのだろう。 そこに驚いた。
[DVD(字幕)] 7点(2025-07-21 16:45:19)★《更新》★
3.  日本の悲劇(1953) ネタバレ 
木下恵介は「二十四の瞳」を観ているだけでは、この監督は分からない。 「女の園」や本作「日本の悲劇」を観ると、とにかく苦労する女性を冷徹に見ている。 「陸軍」だって、出兵する息子を追いかける母親像が痛い。 社会のなかで、はちきれんばかりの思いをする、母親や乙女を作品に落とし込む。  本作は、子どもが支えの苦労する母親が描かれる。 が、ことごとく子どもに裏切られる。 息子は、将来のために養子に出たいといい、 娘は、不倫をしてしまい、蒸発する。 支えを失った母親は・・という話である。  国を底で支えるのは、やはり母親だと思う。 そんな存在である人たちが、こんな目にあっているのは、将来が不安だと 木下恵介は警鐘を鳴らしたのだ。
[ビデオ(邦画)] 7点(2025-07-21 16:04:22)★《新規》★
4.  明日への遺言 ネタバレ 
小泉監督らしい作品。  法廷での、いさぎよい軍人像は、「雨あがる」の寺尾聡を思い出す。 法廷シーンを、剣と剣の戦いと見れば、両作がダブる。  最後、刑に処せられる前の藤田まことは、次作「蜩の記」の役所広司と似てる。  ただ、邦画的にも意味がある作品といえる。 無差別空襲の国際法的視点をとらえた作品は、珍しい。
[DVD(字幕)] 7点(2025-07-20 19:34:36)《新規》
5.  あにいもうと(1953) ネタバレ 
傷ものにされた娘をもつ家族の気持ち・・  でも女(京マチ子)には女の道理がある。  あくまでも男視線(監督、成瀬巳喜男)の映画かもしれないが、 兄貴と妹の泥臭い喧嘩には、妹もまだ人生捨ててない意地を見た。  妹(京マチ子)と小幡の関係はどうなるのか? 成瀬監督、教えてください!
[ビデオ(邦画)] 7点(2025-07-20 01:09:52)《新規》
6.  哀愁 ネタバレ 
この頃のマーヴィン・ルロイは、物語の原型をどんどん創っていってる。 「哀愁」も、その一つ。  すれ違い恋愛ものである。 死亡記事を見て、取り乱したビビアンリー扮する女性は、 交友関係の影響もあって、街の女に身を落とす。 しかし、死亡記事は、間違っていた。が、汚れた彼女に復員した彼は、 あまりにも、まぶしかった・・  韓国ドラマが勉強してるストーリー原型だ。 勉強好きな韓国エンタメ界にあって、日本で人気の韓ドラは、 マービンルロイをかなり勉強したものと思われる。
[DVD(字幕)] 7点(2025-07-19 18:32:38)《新規》
7.  警察日記 ネタバレ 
これは、案外、映画では描かれてない世界。 警察の人情ものは、テレビでよく描かれることとなるが(例えば、藤田まことの「はぐれ刑事人情派」)、 映画では、何故か、地味すぎるのか、制作されない。  多分、ネタが個人情報にひっかかるから、大っぴらにストーリーものには できないのだろう。 よって、邦画では、事件ものとして、警察の人情がちらっと描かれるだけとなるのだ。  外国には、この手の映画はやはり少ないのだろうか? 個人情報にうるさい日本だけの映画界事情のような気もする。
[DVD(邦画)] 8点(2025-07-19 00:15:21)《新規》
8.  女の園 ネタバレ 
平成の中原俊の「櫻の園」と比べると、昭和のこの頃は、空気も重かったのだろう。  厳格な女子大。キリスト系の女子高の話は多いが、この学校は、財閥が金を出してるので、 校風も一味違う。 大学の重い空気に、反乱を起こす女生徒たち。それを弾圧する学校側。 と、こう書けば、政治色を感じるが、ここでは、自由を求める乙女たちが、 財閥の娘の社会から感じる煽動モードに、感化されていくという流れである。  そこに純愛に生きる高峰秀子が、学校側が、暴れる乙女たちをバラバラにするため、 処罰に差をつけられたことに傷つき、不幸な事故が起きる。 もともと若者は恋愛モードに入ると、ただでさえ、傷つきやすいのに、これは痛い。  ニューシネマに「ミスブロディの青春」という、いい先生でいようと頑張る女の先生が 描かれる映画があるが、この映画にそんな先生はいない。 むしろ規則づくめの中、いかに反乱要因を持つ子どもをあぶりだすか、そういう学校側の姿勢が こりゃ乙女たちも、暴れたくなるよと思ってしまう。
[DVD(邦画)] 7点(2025-07-13 19:30:45)
9.  教授と美女 ネタバレ 
ハワードホークス、面白いの多いね♪ 晩年の西部劇で、硬派な監督と思ってたけど、 若い頃は、こんな軽いタッチも活けてたんだね。 この映画、最高のコメディだよ。 原作がビリーワイルダーとな!なんちゅう才人コンビ!  ギャングの情婦が、教授たちとダンスを踊るとこは名シーンです。 笑ってしまった。 そして、教授たちが、ギャングに銃を突きつけられてる時の、 その圧巻の形勢逆転! 教授たちの、勉強ぶりが生かされてる♪ 老教授たちの、動じなさぶりも、面白さに輪をかけてる。  これは、観て良かった。 映画の面白さって、こんなんだな!
[DVD(字幕)] 9点(2025-07-13 00:24:09)
10.  間奏曲(1936) ネタバレ 
子どものピアノの家庭教師に手を出しおって・・まったく!  音楽一家の話ではあるが、つまるところ、そういう話・・  あの教師が最後、一曲弾いてくれたら、もっと良かった♪  磨きのかかる前の、イングリッドバーグマンは、一見の価値あり。
[DVD(字幕)] 7点(2025-07-11 23:50:51)
11.  麗しのサブリナ ネタバレ 
監督がビリーワイルダーなら、ラストはこうなるよね。  「カサブランカ」や「マルタの鷹」の硬派なハンフリーボガードの方が好きだなぁ・・ 会社のために気になる女をパリに追いやる、ってとこまでは、その筋だったが・・  ヘップバーンの、うなじは奇跡的。 「ローマ」で王女を、「マイフェアレディ」で花売りを、そして本作ではエリートに仕える庶民の娘。 彼女のうなじは、どんな生まれの女性を演じても、いい男を一撃にしてしまうのだった。
[DVD(字幕)] 7点(2025-07-10 22:10:25)
12.  巴里の屋根の下 ネタバレ 
サイレントとトーキーの合いの子みたいな出だし。 主人公が喋るのは、映画がはじまってから30分くらいしてから・・ それまでは、ずっと歌を歌ってる。  恋に生きる巴里っ娘がよく描かれてる。 単純なラブストーリーではない話が、映画が誕生して、もうこの頃に登場してる。 映画史に残っている話とすれば、この「オンナ」という性を初めて描いた作品だからだろうか・・  ラブストーリーの古典といえば「街の灯」だが、 あれだって、最後は女性の当惑を描いて終わりだから、気持ちの良くなるラブストーリーではない。 一対の男と女が愛し合うラブストーリーは、当時でもおそらくいっぱい創られただろうが、 それじゃ心に残らないってことで、名作として残らなかったのだろう。  苦いラストに、「FIN」の字が画面に出た時に、ああって当時の観客の落胆の声が聞こえてきそうだ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2025-07-09 23:29:40)
13.  アパートの鍵貸します ネタバレ 
名作中の名作を、今更ながら鑑賞♪ クリスマスにふさわしい一本♪  シャーリーマクレーンのチャーミングな魅力が満載。 しかし、彼女はキュートなとこだけじゃない女優なんですね。 「スイートチャリティ」では、踊る女優としても、魅力爆発でした。  ジャックレモンの代表作。 有名なテニスラケットのシーンをついに見たぞ~!  あのいけすかない部長・・ 人を利用する人って、こんな風に自分勝手な態度を知らず知らずにとっていて、 周囲を傷つけてるのに気づかないんですよね~ ざまぁみろだ!
[DVD(字幕)] 8点(2025-07-07 22:39:57)(良:1票)
14.  心の旅路 ネタバレ 
王道のラブストーリー。 さて、王道とは何ぞや? 我々は、韓国ドラマ観て、王道ではあるが、感動する・・  そう、王道とは古典で描かれた大きな感動なんですね。 記憶喪失前と後で、女と出会う。こんな王道のラブストーリーは、ここから出発したんですね。 韓国ドラマの「カインとアベル」なんて、この要素をばっちし取り入れてる。  韓国ドラマがいいのは、この古典が面白いということを分かってて、 貪欲に勉強し、面白いとは何ぞや?をよく勉強してるから。  その記憶喪失ラブストーリーものの元祖元ネタの一本! 記憶喪失中の女と同じ女と結婚してるから、ラストのポーラの満面の笑みは、涙ものです。 ううっ!泣ける!
[DVD(字幕)] 7点(2025-07-06 21:14:50)
15.  7月4日に生まれて ネタバレ 
政治色の強い映画監督オリバーストーンの作品。 戦場のシーンは「プラトーン」にも似てて、「プラトーン」その後の作品ともいえる。  障害を持った復員兵が、国内でどんな境遇におかれるか、といえば、 「我等の生涯の最良の年」やハルアシュビーの「帰郷」を思い出すが、 この映画はさらにもう一歩踏み込んで、政治とともに生きてる「国民」というものを描いてる。 その点が、オリバーストーンの腕の見せ所で、この話は、実際ベトナム戦争で特殊部隊にいたという彼の 告白のような性格があるのでは?と観てて、思った。 そこが、アメリカ映画の深みとも言えようか?  政治を描いて、「国民」を描く。 これは、本当に作家として、なかなかできることではないですよ。 ラスト、自らの体験を著書にして、政治活動におもむくところで、 「ホームに帰ってきた」というセリフは、民主主義の映画の出色のセリフだと敬意を表したい。
[ビデオ(字幕)] 7点(2025-07-05 20:44:03)
16.  ヒズ・ガール・フライデー ネタバレ 
テンポのいい会話が2時間近く、止むことがなく、気づいたらジ・エンド。 羊たちの沈黙を思い出させるようなシーンもあり、有名なハワードホークスの作品。  令和の今、日本映画界の代表的な監督、原田眞人監督は、 ある雑誌記事で、新作「バッドランズ」で、この会話のテンポの良さに 対する自身の回答をしていると書いてあった。  やはり面白い映画を創ろうと思ったら、令和の作品に学ぶことも大事だろうが、 こういう昔の映画全盛期に本当に映画ファンという人種を生み出した作品を見て、 勉強してほしい。  ちなみにこの記事は、文藝春秋2025年7月号に載ってます。 興味ある方は、ご覧ください。
[DVD(字幕)] 7点(2025-07-04 00:56:50)
17.  ムード・インディゴ うたかたの日々 ネタバレ 
80年代のミュージックビデオが好きな人には、ミシェルゴンドリーはハマる。 そうでない人には、ツボが違うかもしれない・・  ネット動画時代になり、この手の動画が量産されるかと思ったが、 日本のネット界では、そうでもないのかもしれない・・ 芸大出の一部のディープな趣味の人が創ってるかもしれないが・・ AKBとかの動画に、たまにこの手の趣向が盛られてるのを見るが・・ (ちなみに古い漫画家の勝川克志という人は、こんな世界観の人だ。興味ある方は、検索を♪)  まぁ、一言で言うと、オシャレなテリーギリアムといった感じ。 カクテルピアノから始まって、全シーン、変わったチープなガラクタの集まりみたいなシーンばかりだが、 AIの創った映像など見せられると、逆にゴンドリー風味の方が、心の癒しになる。
[DVD(字幕)] 7点(2025-07-03 00:23:51)
18.  フィラデルフィア物語 ネタバレ 
面白かった。いや、良かった。最後のヒロインの気持ちが解き放たれる瞬間、今までの退屈な話が急に意味あるものに見えてきた。最後まで観ると、ケーリーグラントが実にいい男だってことが分かる。こういうのをドラマでじっくり描くと、韓流ドラマのようになるんだろうな、と思った。舞台の映画化というけど、舞台でもこんなにセリフが単調なのだろうか?これは映画じゃないとラストのハッピーエンドに感動できないんじゃないのかな。いや、それにしてもいい映画だった。  2度目鑑賞 元カレが、彼女のために新しい恋の応援をする、って映画が平成頃、あったのだが、 その映画のタイトル、思い出そうとしながら、鑑賞してた・・ラストの感激も減退・・ っていうか、前に観てた映画だった。(その映画、ラブアクチュアリーだったかなぁ?)  前半キャサリンヘップバーンをやたら、よいしょする男たち。 そりゃ調子に乗るわな、女も・・
[DVD(字幕)] 7点(2025-07-02 00:15:30)
19.  我等の生涯の最良の年 ネタバレ 
この映画を観て、人生踏み外した男性、多いのではないか?  名作「ローマの休日」の監督が、おかしいというわけではないが、 女性を乗り換えるのをここまで、劇的にいい話にしてしまうと、じゃ俺も、って思う男も多かったのでないか? ワイラー監督自身も、結婚に失敗している。 しかし、前妻の掘り下げ方の浅さが、この映画の爆撃兵帰りのフレッドの奥さんの描写に 現れてる。  「嵐が丘」でも、ちょっと女性の描き方が変だった、この監督。 たくさんのアカデミー賞受賞した監督に対して、口を慎めとのお怒りの言葉もあろう。 一鑑賞者の戯言と勘弁してほしい。
[DVD(字幕)] 7点(2025-06-30 23:38:23)
20.  どっこい生きてる ネタバレ 
「自転車泥棒」のヴィットリオデシーカのネオレアリズモ映画を思い出させる。 とにかく敗戦国の惨めさ。  貧しい苦境を乗り切ろうと、奮戦する家族の話。 犯罪に手を染めた金で、遊園地につれていくとこが、もうネオレアリズモです。  令和の今、どことなく空気が似てきた感もする、重い映画。 「米」もそうだが、今井正は、戦後の苦労を、これでもかと映画化していく。
[ビデオ(邦画)] 7点(2025-06-28 21:36:25)
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