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プロフィール
コメント数 31
性別 男性
自己紹介 基本的に小難しい映画よりも楽しい、笑える映画が好きです。

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1.  ターミネーター:新起動/ジェニシス
毎回毎回過去に戻ってパラレルしてると観客もストーリーに興味が持てなくなるのは当然っちゃ当然。皆さんの仰るとおりこの作品は「話的には」2で既に完結しております。  で、そんな「今更ストーリーなんかどうでもいいだろう」的な中で何を期待してこの新作ターミネーターを観に行ったかと問われれば「スクリーンの中で動くシュワちゃんが観たかった」と私は答えますw なので話の展開がどうとかCGの出来がどうとか私には結構どうでもいいんですよ。「シュワちゃんが楽しそうにやってるな~」ってのを観られただけで私はこの作品は全然アリ! まあ、映画的には目新しい部分は何一つ無いので作品としては6点くらいかなぁ、うん。  だけどね、、、、ヒロインがロリ巨乳で超絶かわいいんだよ!なにこの可愛さ!俺の知ってるサラ・コナーじゃねぇ!でも超オイラの好みなのでオールオッケー!もう彼女が出ている間はニヤケっぱなし! 約二時間、彼女のお陰で至福の時間を過ごせました。エミリア・クラークありがとう! と、いうわけでヒロイン補正だけで2点追加させていただきます。男ってバカだよね。
[映画館(字幕)] 8点(2016-02-16 08:30:43)
2.  のぼうの城
娯楽大作として素直に面白かった。上地雄輔のイメージ云々言う人もいるみたいですが私は普段あまりTVを見ないので彼に対する先入観無しで見られたのが良かったのかも?(この映画で初めて彼のことを知った) 私はいい演技してたと思いますけどね~、上地三成。バラエティ寄りの作品ですがキャストの熱演もあり、ストーリーも奇麗に纏まっていて視聴後の気分も爽快。いい映画でした。
[映画館(邦画)] 8点(2015-03-10 09:32:37)
3.  チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密
びっくりするくらいつまらない。そして下品。キャラクターに大した魅力が無い(召使いだけはちょっといい)上にストーリーらしいストーリーも謎らしい謎も無く、かと言ってバカ映画として笑って語れるような部分も無い。なんなんだこれは? 近くで見ていた高校生カップルが気まずそうにシアターを後にする姿を見てちょっと可哀相だなと思いました。
[映画館(字幕)] 2点(2015-03-10 09:07:38)
4.  エクスペンダブルズ2
期待を全く裏切らない素晴らしい作品。まだ観ていない人に胸を張って「この作品はあなたの期待通りの作品ですよ!(ただし上回りも下回りもしませんが)」と言って薦めてあげたいですね。本来ならド真ん中の5点を付けたい作品なのですがチャック・ノリスが追加されたので1点プラス。これ作った人は観客の求めているものをよく分かっていらっしゃる(笑)
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-04-10 19:06:31)
5.  アンストッパブル
列車が走り始めてからラストまで「見ている人を飽きさせない」という一点に於いては高く評価します。が、いかんせん話が滅茶苦茶すぎるので減点せざるを得ませんねぇ・・・。取って付けた様な安っぽい人間ドラマといい、考える事を放棄したかのような列車停車のオチといいホントに酷くて興醒めします。そんなのでも観ていてそこそこ楽しいような気になってしまうのは電車が動いているのを見ているだけで楽しいと思ってしまう男の子の性なんでしょうなぁ。おっさんだけど。逆恨みで貨車を勝手に連結させるような人物にヒーロー像を見出せるほど私の心は広くはないので評価は厳し目で。
[映画館(字幕)] 5点(2011-03-16 22:07:12)(良:2票)
6.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 
この映画の売りは豪華キャストと派手なドンパチだと思うのですが正直この手の映像は見飽きた感が…。イカれた不良のおっさん軍団が暴れまわるというシチュは面白いとは思うのですが脚本にしても戦闘シーンにしても中途半端で「どっかで見たような」感が強く新鮮さは皆無で思ったよりも興奮できませんでした。派手なのは確かですがそれだけでは、ね。最近のスタローンは復調の気配があっただけに少々期待はずれでがっかりです。日本人視点では浮浪者にしか見えないミッキー・ロークやちゃっかり生きてるドルフ・ラングレンのシーンで笑えたのは良かったんですけどねw
[映画館(字幕)] 4点(2010-10-16 18:02:04)
7.  ナイト&デイ
何よりキャメロン演ずるジューンの設定が素晴らしい。冒頭からイケメン相手に発情しまくりで視聴者に「美人なのに行き遅れてるのか~。きっとこの人は残念な人なんだな」という印象を持たせた上で実際にほぼ期待通りの展開を見せてくれる所が本当に素晴らしい。一見トムの方が無茶苦茶に見えるが実はキャメロンの方が無茶苦茶なのでブレーキをかける人が誰も居ないという中弛みとは無縁のジェットコースタームービー。こういう脳味噌空っぽにして楽しめる映画がもっと増えて欲しいものです。あー、面白かった。
[映画館(吹替)] 8点(2010-10-14 19:55:53)(良:1票)
8.  機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- 《ネタバレ》 
色々な意味で困った。刹那は木星と分かり合えたみたいだがどうやら私は水島監督と分かり合ないらしい。てかこれは本当にガンダムなんだろうか?ガンダムの醍醐味って人対人が互いの思いをぶつけ合ってなんたらかんたらって部分だと思ってたんだけど「目的も正体も最後まで不明確なラスボス」って何じゃそら? 戦闘シーンはやたらと長いけど戦っている相手がヒトではなくただのビットなので感情移入もへったくれもなく人類が大量のシロアリ軍団を相手に駆除してるようにしか見えず退屈極まりない。感情移入が出来ない上に途中からは「結局最後は目覚めた刹那が全てを救うんだろ?」という展開が見え見えだったので小熊とかが叫びながら死んでも無駄死ににしか見えません。ラストにかけての流れもあまりに唐突すぎて素で口が「ポカーン」となりました。え?宇宙に花? いいのか?それで? スタッフロール後のマリナとか誰得だよ!?、と。 とまあ文句ばっかり書きましたがMSはかっこいいし音楽もいいし(「歌」ではない)キャラもそれぞれがそれなりに活躍していたしで作品としての評価は低いですが個人的には嫌いじゃないです、この作品。特に私のようなマネキン、コラ沢愛好家にはサービスカットが満載なのでこれを見る為だけでも劇場に足を運んでもいいくらいかとw でもやっぱこの話はガンダムでやる必要ないよね。
[映画館(邦画)] 4点(2010-10-06 20:03:28)
9.  十三人の刺客(2010)
期待通り面白かったです。そう、期待通りの作品なんですが…残念ながらそれ以上でもそれ以下でも無いので微妙に薄味の作品となってしまいました。真面目な人たちが真面目に作ったんだろうな~、という感じで脚本にしろ演出にしろ「おお、そうきたか!」と感心する場面もなく、「おい!いくらなんでもそれはないだろう」などと理不尽さにツッコミを入れる場面もなく、ただただ淡々と話が進んでチャンバラやって…みたいな。私は映画というコンテンツに対して善しにつけ悪しきにつけ観た以上はそこから何かしらのインパクトを感じたいのですよ。設定は面白い。キャストは頑張っている。演出だって脚本だって決して悪いわけではない。なのにイマイチ物足りないと感じてしまうこのジレンマ…。もしかしたらこの映画は話のスケールの大きさの割りに、全てが綺麗に纏まりすぎているのかも知れませんね。もうちょっと、あとほんの少しで凄く面白い映画に化けた気がするんだよなぁ。勿体無いなぁ…
[映画館(邦画)] 6点(2010-09-28 17:14:12)
10.  第9地区
観た人が既婚か独身か、既婚なら今でも妻を愛しているか否かで主人公に対する心象が思いっきり変わりそうな作品ですね。一見ヴィカスは身勝手っぽく見えますが、独身の私からしたらあれでも人間として物凄く理性的且つ理知的な行動に見えました。私が同じ境遇になったらたぶんヤケを起こしますね(苦笑)あれだけ酷い目に遭ったらエビと手を組んで人類抹殺に走るかも……いやマジで。ヴィカスは愛する奥さんが居たからこそ、奥さんが信じていてくれた(と、少なくとも本人は思っていた)からこそ最後まで人間の心を保っていられたんじゃないかな?平穏で幸せだった日々が戻ってくると信じて…。全然ハッピーエンドじゃないのにラストの奥さんとエビの姿に変わり果てたヴィカスのシーンを見てとても優しい気持ちになれました。うん、これは記憶に残る良作だ。
[DVD(吹替)] 8点(2010-08-24 19:14:40)(良:1票)
11.  ロッキー4/炎の友情
ロッキーはこの作品が初めてだったのですがジェームス・ブラウンのインパクトが強すぎて強すぎて(笑) 観賞後はアポロやロッキーよりも「リ~ビインアメ~リカ♪」のシーンが脳に焼き付いてしまいました。
[映画館(字幕)] 7点(2010-08-15 11:12:02)
12.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE
昔、テレビで大好きだったAチームが帰ってきた!それだけでも感涙モノの話ですが、中身もなかなか頑張っていて2時間弱存分に楽しめました。リメイク作品の割にはオリジナルのイメージを保ったキャスティングをしているので(何気にこういう作品は少ない)最初こそ違和感を感じたもののすぐに「あの頃」の感覚で楽しめるのもポイントが高いですね。シナリオは…正直言って微妙w だけどそもそもAチームはキャラが立ってさえいれば話は比較的どうでもいい(笑)のでこの程度でも問題ないでしょう。あの愛すべき男たちが暴れまくる。往年のファンはそれだけでも十分に楽しめると思いますよ。あ、でも観ていて一つだけ残念な部分がありました。それはCG。特にラストのコンテナなどはちょっと派手すぎます。私はオリジナルの微妙に貧乏臭いローカルな感じが好きだったのでもうちょっと手作り感を出してもらいたかったw 空中戦なんかはあれでもいいんですけどね。
[映画館(吹替)] 8点(2010-08-15 00:49:54)
13.  失楽園
エロシーンだけが見たくて借りたのですが物足りなかったです。見栄を張らずにエロビデオ借りておけばよかった・・・
[ビデオ(邦画)] 3点(2010-08-06 20:33:21)(笑:1票)
14.  宇宙戦艦ヤマト 復活篇 《ネタバレ》 
純粋にファンとしてヤマトが復活してくれたのは物凄く嬉しい。西崎氏を初め、製作に係わったスタッフ全員に大いに感謝をしたいです。 しかし作品自体は問題ありあり。特に脚本のやっつけ具合は凄まじい。ヤマトが移民船を守る所までは文句なしに面白かったのですが、中盤ヤマトがアマールに到着してからがもうどうしようもないです。SUSの名を借りた露骨なア○○○批判を展開したり好漢ゴルイ将軍をあっさり殺してしまったりと「製作陣は何がやりたいんだ?」と首をかしげることしきり。そして終盤にかけての怒涛のご都合主義連発(絶望に打ちひしがれている地球人にわざわざ攻略のヒントを与えにやって来るメッツラーっていったい…)は本当に目も当てられない酷さで「あちゃー、やっちまったなー!」感が満載です。劇場を後にする人たちが総じて微妙な顔をしていたのも致し方ないでしょうね…。それくらい内容を語るなら「アレ」な映画でした。 だがしかし!ナニな部分も含めてこの作品が『ヤマトしていた』事も紛れもない事実です。辻褄が合わない?敵が間抜け?唐突な特攻?なんだ、今までどおりのヤマトじゃないかw そう考えれば従来のヤマトファン、「『さらば』までしか認めね~」的な人以外は存分に楽しめる作品であると言えるでしょう。今から観ようと思っている方は肩肘張らず頭をからっぽにして「ブルーノアかっけー!」「ヤマトつえー!」「真帆かわいいー!」などと心の中で叫びながら観賞することをお勧めしますw
[映画館(邦画)] 7点(2009-12-15 20:04:04)(良:1票)
15.  レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―
PartⅠで微妙(6点)と評した私ですがPartⅡを観て考えが変わりました。個人的にこの映画は高く評価するに値する作品だと思います。 確かにこの映画のストーリーは一般に知られているものとは大きく違うので三国志に詳しい人や思い入れがある人ほど違和感や不満を憶えた事でしょう。実際に私もそうですし、その思いは今でもあります。しかし赤壁の戦いという三国志という壮大なドラマの一局地戦(規模が大きいとはいえ、物語全体から見ればそう言っても差し支えはないでしょう)を映画作品にしようとした場合、このような脚色は大いに「アリ」だと思うのです。 三国志の基本フォーマットは陣取り合戦ですが、小説にしろ漫画にしろ私たち三国志読者の多くはこの時代を戦い抜いた武将たちの生き様に感情移入をしながら読んでいるわけです。そう、物語のメインは戦闘ではなく人間ドラマなんですよ。そう考えると既読者には一見無駄で蛇足とも思える描写。例えば孔明と周瑜が琴を弾くシーンや小喬や尚香のメロドラマなどにも「キャラ立て」という大きな意味が出てくるのが分かります。ただ強いだけの人や単に頭の切れそうな人が史実や演義に忠実な戦いをするだけの映画が作られたとしても面白い映画になると思いますか? 私は到底思えません。味気の無い「天と地と」みたいな駄作なってしまうと思います。この作品はそれなりの時間を戦略や戦闘以外に割いて人間ドラマを描く事で観客の心を捉える事に成功していると思うのです。 これは「映画作品」ですから既読者以外にも多くの人が観賞されます。三国志を知らずにキャストや話題性だけで足を運ぶ方も多い事でしょう。そういう人たちにも楽しんで(感情移入して)もらうにはあれくらい脚色しないとダメだと思います。私は多くの人に三国志という物語を好きになって貰いたいので、どのような形であれまずは三国志に興味を持って欲しいのです。そういう意味ではこの映画は非常に万人向けな、裾野の広い作品に仕上がっていると感じました。初心者以外でもある程度のこだわりさえ捨てれば見所は多いので結構楽しめる作品になっていると思うので、初見で不満を強く感じた人も割り切ってもう一度観直せば評価が変わるかも? あんな形で曹操を見逃したって仕方ないじゃないですか。まさか殺す訳にも行かないし、曹操の客員だった頃の関羽の描写とか無いんですから(^^;
[映画館(字幕)] 9点(2009-05-04 09:44:23)
16.  レッドクリフ Part I
うーん、微妙。自分で言うのもなんですが私はそれなりの三国志ヲタだと思います。それ故に色々と細かいところが気になって気になって仕方がありませんでした。曹操を見ては「丞相はこんな小者じゃないやい!」と心の中で呟いたり、妙に仲の良い諸葛亮と周瑜を見ては「お前ら二人はもっと殺伐としているべきなんだよ!」と心の中で煽ったり、ラストの陸戦の場面では「なんで呉と蜀の武将全員がこんなところで勢ぞろいしているんだよ!おかしいだろ!」と心の中でツッコミを入れたり…。いや、わかってはいるのですよ。そんなツッコミは野暮だという事くらいは。映画がテーマに合わせて脚色されるのは当然です。でもね…横山三国志から吉川三国志、人形劇三国志から中国TVドラマ版三国志、コーエーの三国志シリーズなどで私の中に深く刷り込まれた、話の流れやら人物像やらをひっくるめた「三国志」というイメージがどうしてもツッコミを入れざるを得ない心境にさせてしまうようなのです。勝手な思い込みと分かっていながらも「ここはもっとこうすれば良いのに」と悶々とした気分で二時間半を過ごしてしまいました。三国志に疎かったらもっと楽しめたのかもなぁ、と思わずにはいられません。しかしながら二時間半もの長い間飽きずに観られたこともまた事実でして、まあ途中のどーでもいい周瑜と小喬のラブロマンスとか(主役である周瑜のキャラを立てる為なのは分かるんだけどね)やたらと鼻につくCGとか個人的に気に入らないところはあるのですが戦のシーンは豊富な上に息を呑む迫力があったし、いかにも含みがありそうな表情で会話をする軍師たち(特に魯粛がいい味を出していた)などを見て「おお、これこそが三国志だ!」と感心する場面も多く、見終わった後そこそこの満足感はありました。周瑜と諸葛亮の友情物語になりかけている所やラストで曹操配下が呟いた「女の為に戦を起こされたのか…」というセリフに少なからずの不安を感じますがとりあえずパート2も観に行きたいと思っています。どうかこれ以上曹操が小者化されませんように…
[映画館(字幕)] 6点(2009-01-01 23:42:11)(良:1票)
17.  漂流教室
ごめんなさい、結構楽しめちゃいました。記憶が確かならばプロジェクトA2との同時上映で観たのですが、先に見たA2のガッカリ感が大きかったので良くも悪くも日本的な映画である漂流教室には癒されました。あの程度のシャワーシーンで喜んでいた自分(当時中学生)がカワイイです。
[映画館(邦画)] 5点(2007-08-13 22:54:34)
18.  プロジェクトA
ジャッキー…というか香港映画の最高峰ですよ。いや、香港映画という範疇すら超えて俺的最高傑作映画かもしれません。傑作映画と言うと得てして作品のテーマ性が高尚に語られがちですが、純粋にエンタメ(娯楽)という視点から見るのならばこの作品ほど観た後素直に「楽しかった~」と思える作品はそうそうないのでは? 歴史に残る傑作娯楽活劇でしょう。
[ビデオ(字幕)] 10点(2007-08-13 22:38:44)
19.  コブラ
そこそこ面白いしカッコイイとは思うのですが鑑賞後の印象は… 『地味』 これに尽きます。映画化するほどの作品じゃ無かったと思う。
[映画館(字幕)] 5点(2007-08-13 22:23:14)
20.  火垂るの墓(1988)
多くの方が指摘されている通り、兄の身勝手で結果的に節子を亡き者としてしまった事には強烈な反感と怒りを覚える。しかしそれと同時に「所詮、人間なんてそんな生き物だよなぁ」とも思った。常に理性的、合理的に考えて行動するなどということは例えそれが命に関わる事柄であったとしても人間には難しい。理性では「そうした方がいい」とは理解していても感情的に譲れない部分があり上手く行かないのは何時の時代の人間でも同じだと思う。だからこの兄についても特別我侭な人間だと私は思わない。「あそこで上手くやっていれば生き残れたかもしれないのに」と映画を見ている側の我々は思ってしまうわけだが、器用とは呼べない兄の行為もよくよく考えてみれば決して理不尽なものではなく、上手くやれない所がむしろ人間的であり作品にリアル感を出していると思う。私はこの作品を「普通の人間が普通の行動を取っていても戦争という特殊な状況に巻き込まれれば死ぬ時は死ぬ」という部分を描いた映画だと解釈している。不快な内容だが戦争の悲惨さを伝える作品としてそれなりに評価したい。この作品の最大の問題、それは得てしてこの作品が反戦プロパガンダ映画的な扱いをされている事だ。人間の弱さと戦争に巻き込まれて死ぬ理不尽さを描いた映画なのに、毎年終戦記念日近くにTV放映しては「かわいそう」とか「戦争は酷い」という低い次元で語られてしまう。今更そんな部分を強調しなくても日本人の大半は戦争反対に決まってるのにね。保守化が進むと戦争賛美が増えるなんて本気で考えているのだろうか?
[地上波(邦画)] 6点(2007-08-10 11:47:45)(良:1票)
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