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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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1.  M3GAN ミーガン 《ネタバレ》 
話の筋は割りとベタだけどホラー演出はきっちり抑えているのでそこそこ怖いのだが、全体的に漂うシュールギャグなノリが良くも悪くも怖くなりすぎないようブレーキになっている。 お友達の女の子をいじめる男子に明確な殺意をもって暴行したところも、『ゴム人間かってくらい伸びる耳』『その耳をちぎって捨てるのだが、『ヒュッ!』とコメディにある捨てるSEが何故か入る』『4足で走り出すミーガン』等絶妙に笑える要素を入れてくる。 その後も突然簀巻きにされるミーガンだったり、突然踊りながら殺しだすミーガン、『殺す理由』をクドクドとモブキャラに説明するミーガン、遠隔操作でスーパーを乗っ取ると颯爽と乗り込むミーガン、暗闇からヒロインに襲い掛かるかと思ったら何故かピアノを弾くミーガン、まさかのスーパーロボット対戦等、『怨霊』ならカットできたり怖いと感じれる演出が『AI』であることで笑いになってしまっているシーンがあったり、純粋に『スタッフは笑わせようとしてるのか?』と思えるシーンが満載。 総評 ジャンルとしては『ホラー:7、シュールギャグ:2、コメディ:1』と言った凄く独特と言うか斬新な映画だった。 だが私のようにガチガチのホラーが怖くて苦手な人間にとっては逆にこの塩梅が怖くなりすぎずに丁度よく最期まで楽しんで見れた。
[インターネット(吹替)] 7点(2024-03-03 12:48:15)
2.  クワイエット・プレイス 《ネタバレ》 
シチュエーションありきで整合性も考えずに作っちゃった駄目映画の典型。 この手の駄目映画に出てくるエイリアンの例に漏れず何の超能力も超科学も持たないただのフィジカル野郎『こんな弱いやつに地球負けないだろ?』でもうげんなり(しかも数も少ない) 金が無くてエイリアンしょぼくするしかないなら、トレマーズ見たく陸の孤島みたいなところを舞台にすればいいのに馬鹿すぎる。 音に反応するって設定も結局製作者側の都合の良い音にしか反応せず、この際くしゃみやら生活音は突っ込まないにしても、心音や血流等自身には制御できない音に反応しないのは悟都合過ぎるし、『川みたいな音は無視する上に川の音より小さい音には反応しない』ってじゃあそこに住めばいいじゃん(それこそ声出して会話した滝の裏とか)? 結局補聴器のハウリング(?)音に弱くて主婦のショットガンにあっさり倒されるエイリアンもダサ過ぎるっていうか、そもそもそんな事米軍やらが研究しないワケ無いじゃん? 釘で足を刺すところもはだしで生活してるならまず気をつけなければいけない事を1年以上生活していてできていなかったり、音にはんのうするならゾンビゲームによくある音を出してゾンビが集まってきたところで爆発する発音爆弾とかつくれよとかもう突っ込みどころしかない。 総評 制作側の『音を出してはいけない緊張感の映画』を作りたい熱意はわかるが、頭に浮かんだいくつかのシーンを取ることだけに注力してそれいがいの部分はとにかく雑な扱いをしている典型的な能無しの作った映画
[インターネット(吹替)] 1点(2024-03-03 09:41:20)
3.  ウィリーズ・ワンダーランド 《ネタバレ》 
『地元の人間が何も知らない観光客なんかを館に閉じ込めてそこに住む化物達のエサにする』と言ったよくあるテンプレ設定だが、今回閉じ込められた主人公がランボーやシュワちゃん並のタフガイ。 『館の清掃』と言う名目で閉じ込められた主人公を殺そうと襲い掛かってくるイカれたロボットを『掃除の邪魔をする迷惑者』程度の感覚で血祭りならるオイル祭りにしてガンガン返り討ちにする様はもはやホラーではなくただのアクション。 流石にこのままではまずいと思ったのか、主人公を助けて館を燃やそうとする青少年達が代わりに酷い目に合いますが、『怪しい物音に近付く』『集団から離れてこっそりいちゃつく』『逃げる時はバラバラに散る』等の『ホラー映画でやっちゃいけない事』をやるのだが、お前らここがヤバイ場所と知っていて何故をそれをやる?と突っ込み満載でもはやホラーテイストのギャグ。 ラスボスも僅かに善戦したが結局秒殺であっさり終了。 多少の善人の巻き添えもあったが元凶の人間達もみんないなくなったのでハッピーエンドかな? 構想は悪くなかったが、序盤の返り討ちにするノリ以降は尻すぼみで盛り上がりがイマイチだったのが残念。 ただオチとしてはアマプラで見ていたのですが、何故か終了後におススメされたのが『ドラゴンボール超スーパーヒーロー』だったのが面白かった。
[インターネット(吹替)] 6点(2024-03-03 03:57:24)
4.  バズ・ライトイヤー
劇中劇(クレヨンしんちゃんのアクション仮面やカンタムロボ)なだけあって、惑星の調査報告内容が『1』でバズが初めて動き出した時の報告と同じであったり、翼やレーザー等の装備が追加されておもちゃのバズっぽくなる所なんかはシリーズを見ていると思わずニヤケてしまう演出が沢山あった。 ただストーリーは結構複雑且つハードなため、『トイ・ストーリー』のバズから想像していたもの(個人的にはコブラやスタートレックをマイルドにしたような冒険活劇だと思ってた)とのギャップに驚いた、てか、正直この内容であそこまで人気になるかな? 他にザーグの正体が『2』のおもちゃの台詞とは違ってたりしたのはストーリー的には仕方が無いと思うが、逆にこのストーリーでなければならいと言うほど面白かったかと言われると微妙。 何度も言うが決してつまらなくは無いが、色々な要素を詰め込んだ結果後半が駆け足気味になってしまっていたり、最終決戦がイマイチ盛り上がらなかったり等の弊害も出てしまっていたのは残念。 総評 1つのSF作品としてみればまぁまぁ面白いと思うが、トイストーリーのバズの本物(?)の活躍が見れると思って期待しすぎてしまったのが、自分が想像していたストーリーとのギャップもあり若干減点になった。 ただ、ラストの今後の活躍に関しては、それこそ私が勝手に想像していた内容が展開されそうなので是非とも続編を希望したい。
[インターネット(吹替)] 7点(2023-11-09 18:38:19)
5.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
『シン』が良くも悪くもアニメ(エヴァ)的な演出を取り入れたエンタメ要素が強かったのに対して、本作はゴジラ初登場時の演出や、人間が虐殺されてくシーンをまじまじと見せ付けたりと、初代の頃のようなパニック・ホラー的な要素を強めた印象。 他にも『シン』では個よりも組織としての動きが多かったのに対し、本作では主人公にスポットライトを当てる比重が高く、タイトルの『-1.0』も、戦後0になった日本をゴジラがマイナスに引きずり込むだけではなく、戦争で心に深い傷を負った(マイナス)主人公がなんとか0へ、そしてプラスへと生きようとするたびにマイナスに戻そうとする苦難(ゴジラもその一つ)が立ちはだかり、それに足掻く姿は面白いストーリーだった。 上述したほかにも色々な部分で『シン』と差別化がされており(狙ったわけではないと思うが)、『ゴジラしか怪獣が出ない映画』であってもかなり毛色が違っていて楽しめた。 CGの出来も素晴らしく、何より散々ゴジラシリーズで言われていた『ゴジラのタフネスは異常な回復能力が起因』と言う設定がしっかり演出されていたのはファンとして嬉しかった。 ただ平成VSシリーズでそだった自分としては、『シン』以上にすくない戦闘シーンや強敵の不在はいささかマンネリ感を覚えてしまったのも事実で、そろそろアメリカではなく、国産のモスラやメカコジラをみたいと言うのが本音。
[映画館(邦画)] 8点(2023-11-03 15:23:10)
6.  ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
マリオの魅力が90分ギッシリ詰まってる素晴らしい作品ではあるが、やはり90分程度ではどんなに頑張っても、マリオという長年愛されてきたミスタービデオゲームの魅力を全て表現しきれていなかった。 ゲームの雰囲気や設定を活かしているからこそ、自分の好きだったシリーズの要素をもっと入れて欲しいと言う欲が出てしまった。 できることならこの1作で終わらせず、どんどんシリーズ化していって欲しい。 そしてできることなら次回は大好きなルイージ(マリオはゲームの持ち主や年長者に取られていたので結構愛着がある)の出番をもっと増やして欲しい。
[インターネット(吹替)] 8点(2023-09-05 21:12:03)
7.  ラストスタンド 《ネタバレ》 
 スクリーンに登場したシュワちゃんを見て『細っ!小さっ!老けたなぁ!』と、明らかな加齢とブランクに驚愕したが、『元LA麻薬捜査官現平和な町のベテラン保安官』な役所がそう言った印象にマッチはしていた。  話は麻薬王が護送中脱走、メキシコへ越境準備中の彼の手下を捜査中見つけてしまい、色々あって援護も無い状況でその目論みを阻止するために戦う・・・といった良くある設定。  アクションも、マトリックスの様なド派手なCGや爆破も、ジャッキーの様な神業格闘も、ブラックホークダウンの様なリアリティも、アイアンマンの様な格好良いギミックも無く銃でドカドカで撃ち合うと言う、悪く言えば20世紀後半に良く見られた『古典アクション』・・・なのだが、例えば敵を倒す場合も『仁王立ち二丁拳銃で敵の弾は当たらずコッチの弾は当る』的ご都合無理矢理は多少無くもないが、映画としての見栄えを考慮すれば気にはならないし、基本はチームプレイや不意打ち等、そこそこ派手且つギャグ混じりでしっかり勝てた理由付けがされているので面白かった。  他にも全体的に(特にラストの銃撃戦が)どこか西部劇を思わせる様な雰囲気作りがされており、そのおかげで上述した話やアクションも『古臭い』のではなく『昔懐かしい』と言ったイメージが持てるように工夫されており、仲間の敵討ちと正義のため立ち上がるベタなシーンもしっかり盛り上がれました。  白熱してる銃撃戦も含め所々入るギャグも全部ツボ、特に鉄の兜と盾装備してマグナム撃ちまくってた兄ちゃん最高。  グロ表現も多少あるが、ランボー4やドライブに比べればそこまで酷くない。  難点としては、麻薬王と言う凄い肩書きの奴の脱走劇なのに、FBI敵組織共に起こすアクション(追跡、妨害)や動く人間が非常にショボイ(敵味方雑魚合わせて20人いなかったと思う)。  あと最後は夕暮時の早撃ちでも良かった気もするが、それだと西部劇っぽくなり過ぎるから格闘戦で正解だったかも。  総評  そう言った姿勢は悪い事ではないが、たまにある『自分の実力以上の超大作を作ろうと無理した結果空回り終わった』作品のような虚無感はなく、技術や肉体の衰えを自覚し、そんな自分が主演でも面白いと感じてもらえる作品を作ろうと言うスタッフ、キャストの謙虚さと、『衰え=古風=魅力』と感じてもらえるよう演出し、見事成功している古き良きアクション映画でした。
[映画館(字幕)] 7点(2023-06-03 10:03:11)(良:3票)
8.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 
『ウルトラマン』に関しては、初代、セブン、タロウを半分くらい視聴して、他はネットの聞きかじりとグレイトバトルの知識がある程度です。 初代の中でも印象的な回(怪獣)を圧縮・連結させたオムニバスチックに話が進み、全編を通してはウルトラマンの絶大な力に人類がドンドン依存(信奉)していくが、最後はしっかりと自分達の力で脅威に立ち向かうと言う、原作同様の着地を見せた。 特捜隊的な組織も特殊な装備を持っているわけではなく、たとえ持っていたとしても尺の都合で活躍させ難いだろうし、人類の非力さを強調するこのにもつながっている。 ただその結果、人類が戦うシーンが非常に少なくなっているのは残念。無論人間の非力さを演出する上で仕方の無いことだとは思うが、スペースゴジラやレギオン襲来等人類が精一杯戦う姿が好きな自分としてはいささか物足りなかった。 あと全体的なセリフ廻しや演出がゴジラ以上にアニメ調になっており、コレに関しては正直現実でアニメの台詞を引用するような『中二病』チックな会話を聞いているようでこっぱずかしかった。 ネットの一部で話題になっている長澤さんの尻とかに関しても、アニメで言うところの『乳揺れ』みたいなセクシャルな演出がしたかったのだと思うが、これも実写でやると実に寒かった。 戦闘シーンはそれなりに迫力はあったが、1戦1戦が短くワリとワンパターン且つあっさり終わってしまい物足りなく、又、上述したように人類がウルトラマンを援護したりしないので、『ウルトラマンがメイン敵と闘っている間、人類が頑張って別の怪獣を足止めするために奮闘する』みたいなシーンが欲しかった(それをやっちゃうとウルトラマンへの依存を演出出来ないというのは理解するけど)。 あとウルトラマンのCGに関しては変にテカテカ、ヌルヌルしていそうで、ぶっちゃけペプシマンっぽかった。 総評 悪いことばかり書いてしまったが、戦闘や会話パート等のバランスは良く最後まで飽きずに見れたし、最終決戦も『暴力』ではなく『知力』と言う人類の最も優れている『力』で立ち向かいつつウルトラマンとも力を合わせるのは非常に熱かった。 あくまで演出の所々が自分の趣向に合わなかったのと、そこまでウルトラマンが好きではないのが原因なだけなので、庵野さんと合う趣向を持ったウルトラマンファンであれば私にとってのシンゴジラ並に満足できると思う。
[映画館(邦画)] 6点(2023-05-30 03:57:15)
9.  エンド・オブ・キングダム 《ネタバレ》 
『アメリカ人以外は全て哀れな弱者か愚かな敵!』と言う清清しいまでにアメリカ万歳な映画。 各国首脳人が集まるような大イベントだろうが『イギリスの警備体制は限界、敵は年単位で準備してきた』の台詞だけで、『絶対に準備段階でバレるだろ!?』と言う大掛かりな暗殺計画を(ヒーローなアメリカ大統領を除き)見事に成功。 そもそも首脳陣が集まるきっかけになったイギリス首相の死も『よく調べたら暗殺だった』と、『それ一番先に気付かなきゃダメなヤツじゃん!?』と、アメリカ人ではないゆえにさらに無能を加速。 SAS隊員も、昨今の映画では『特殊部隊』と付けばそれなりにプロっぽい動きや活躍をするのだが、本作では残念ながらアメリカ人ではないので、無能な突撃を行ってバッタバッタとやられていくと言う90年代のようなノリ(一応全滅はしなかったのでアメリカ人で無い割には健闘したほうだろう) そんな素晴らしい手腕を発揮した敵のボスも、アメリカ人ではなかったばっかりに、『複数あるペーパーカンパニーの内、全く機能していないのにやたら電気を使っている廃工場がある、ここがアジトだ!』と、『そんなツメのあまい奴がこんな大規模な暗殺計画を秘密裏に成功できるとは思えないが』とご都合弱体化。哀れ非アメリカ人。 あまりに圧倒的ではつまらないとスタッフも感じたのか、申し訳ない程度に倒されるモブアメリカ人、主人公や大統領(もちろんアメリカ人)も申し訳ない程度には負傷する(ただし元気に動きまくる)が、全ては『たとえ傷付けられようが立ち上がる!』と言うアメリカンスピリッツを表現する土台になっている。 そして最後は無事大統領を救出し、主人公もモブたちも大歓喜。アメリカ以外の国はトップを暗殺されてお通夜状態だろうが関係ない。だってアメリカ人じゃないし。 ・・・と言った感じの、80年代や90年代に良くあった『アメリカ凄い!アメリカ最高!』路線を愚直に貫いた作品。 ストーリの粗や満載な突っ込みを気にせず、ひたすら『スーパージャスティスアメリカンスピリッツ』を感じたい方にはおすすめ。
[インターネット(吹替)] 4点(2023-03-30 04:25:28)(笑:1票) (良:1票)
10.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 
『ご都合展開やツッコミ要素があろうがアクション映画なんだからアクションが完璧なら面白い!』と言う力技を見事に成し得た傑作。 確かに突っ込み所はあるが、『宇宙人がこれまで電子戦の経験が無い』や『デヴィッドは超天才』『宇宙人は脆弱』『破壊光線は射程短い』等多少自己補完が必要だが割と理由付けはしてあると思う。 そして大迫力のUFO出現から『壊滅→試行錯誤→ことごとく徒労→勝利の鍵→最後の反撃→勝利』と言う展開に箸休め的な戦略(日常)パートや、立ち場の異なる複数のカップルの暮らしを丁寧に入れ込みながらあの尺にまとめた能力は十分評価できると思います。 エンタメ作品としても十分及第点以上のできだが、10点の理由としては何と言っても私に『映画館で映画を見る楽しみ』を教えてくれたことへの感謝。 当時中学生で映画館に行く言えばせいぜい『ドラえもん』か『ゴジラ』位で後はビデオだったが、雲から姿を現すUFOや破壊光線、大統領の演説(内容がアレだとか言ってる人もいるが、絶望的な決戦を前にした人を思えばあれ位大げさな方がいいだろう)そしてラストの壮大な空中戦と決死の特攻、映画館で見るからこそ味わえる素晴らしさを教えてくれたことにはとにかく感謝。 もちろん映画館ならでわの楽しみは他にもあるが、一番分かりやすい『迫力』を味わえたと言う意味でも運が良かったと思う。
[映画館(字幕)] 10点(2023-01-30 14:52:01)
11.  ザ・ライト -エクソシストの真実- 《ネタバレ》 
 前情報として、こう言った悪魔祓い的作品は初めてで、神様はいると思うがキリスト教徒ではありません。  重厚な音楽や全体的に暗めな画面等雰囲気の出し方と盛り上げ方は上手いと感じました。『悪魔憑きは精神病』と考えている無神論者の神父が、自身の周りで起こる不可思議な出来事から徐々に悪魔の存在を信じ初め、遂には師匠に取りついた悪魔と対峙する。  この『不可思議な出来事』の演出が非常に上手く、変にド派手なCGを使わない事が逆に『見えざる何か』が着実に、少しづつ近付いてくる恐怖になる。  悪魔に関しても、どこぞの州知事や救世主と戦った奴等みたいな超能力は使わず、その者が絶対に知らないはずの各人の心の闇を攻撃したり、あくまで人力で襲ってくる所が非常にリアリティを感じた。最後の方の聖なる言葉(・・・で良いのかな?)を一緒に復唱する所が特に・・・・・。  ラストの対決、遂に悪魔の存在を認め取り付かれそうになった瞬間『悪魔はいる=神も存在する』と言う理論で信仰心を取り戻すところは非常に熱かった。  演者の好演や演出も相まり、最新兵器も鋼の肉体も持たない主人公が、信仰心だけで打ち勝つシーンは素晴らしかった。  ただ恐怖演出は全体的に良かったが、所々入るビックリ的脅かし演出はかえって不似合いだった。折角真綿で首を絞めるようにジワジワと恐怖心を掻き立てておいて、最後のトドメは金槌でドカンって。もうちょい工夫して欲しかった。  ただキリスト教の色が強いのはしょうがないが、説教臭くなかったり、『キリスト教最高!みんなもキリスト教に入ろう!!』的な勧誘も無かった所も好印象。  この手の作品は初だったので、比較が無いためちょっと甘めで採点しました。
[映画館(字幕)] 7点(2023-01-11 15:15:44)(良:1票)
12.  武士の一分 《ネタバレ》 
時代劇はあまり見ません。 兎にも角にも果たし合いの演出が最高だった。 深読みし過ぎかも知れないが、主人公の行動全てが勝利に繋がっている。 盲目と舐めてる敵の初動を制し、力強いの太刀筋を見せることで『不用意に斬り掛かると危険』と相手を警戒させる。 切っ先を交え続ける、河原の小石を蹴る音を頼りになんとか持ちこたえ更に警戒心を煽る。 主人公の戦い方(上記)を理解した敵が、突然の強風で音がかき消されているにも関わらず、それに乗じて攻撃してこないため(仮にこの時攻撃されたのならそれこそ相打ち覚悟かも)、主人公は、敵は師の教えにあった『死を覚悟した戦い』ではなく『生きるための戦い』をしていることを看破すると、偽の物音に騙されたふりをした次の瞬間、素早く小屋の屋根から不意打ちをしてきた敵目掛けて渾身の太刀を浴びせ勝利。 そこまで主人公が考えていたのかは不明でただの結果論か私の妄想かもしれないが、事前の特訓時に師から偽の物音による不意打ち戦法を受けていたことで次の攻撃が予想でき、更に近くに小屋があったことで逆に不意打ちしてくる方向が絞れた事や、その直前の主人公の構えが、それまでの手探り的なものと違い、明らかに落ち着きどっしりと構えているとこらから次の攻撃が予想できているように感じられる等、主人公の勝利の根拠がしっかりと演出されていた。 最後のハッピーエンドも、部下の裏切りを告口するより、目の見えない相手に完敗したことがバレる方がよっぽど恥と考えれば納得できた。 盲目の剣士といえば北野座頭市を見たが、ど派手な大立ち回り(こっちも良かった)のあちらとは異なりながらも実に見応えのある戦いだった。
[ビデオ(邦画)] 8点(2023-01-07 08:28:09)
13.  パリより愛をこめて 《ネタバレ》 
悪く言えばありきたり、良く言えばアクション映画において大切な要素をしっかり詰め込んだお手本のような作品。 凸凹コンビ、激しい銃撃戦、怪しい任務、裏切り、そして切なくも心地よいエピローグ等見所が目白押し、ただ、それらにスタッフ達の個性みたいなものが無く、『スタンダードなアクション映画』どころか、なんというか映画を教える授業で見る『アクション映画とはこういうものです』みたいな教材で使われそうなイメージ。 なら面白くないかと言われればそうではなく、監督の個性が色濃くでる(それ自体は良い事だが)作品が多いこのご時世ここまでオーソドックスなアクションは逆に新鮮で、楽しめてしまった。 途中先輩スパイが潜入捜査と称して相棒に麻薬を吸わせるのだが、別の映画で同じようなシーンがあり、それは主人公を罠にはめる為の嘘(麻薬中毒者として殺害するつもりだった)だったので、上司からの指令もあやふやな感じなのもあってそのパターンかと思ったら、本当に潜入捜査の為で、怪しい相棒もただ破天荒なだけの正義と平和を愛するタフガイだったのも逆にビックリしたと言うか安心した。
[インターネット(吹替)] 7点(2022-08-11 14:51:33)
14.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 
中盤の暴走電車阻止からの親友に正体がバレ、博士が善の心を取り戻し、グリーンゴブリン2世が動き出すと実にワクワクさせてもらえながら、最後まで足を引っ張るのが御存知顔面偏差値低めのヒロイン。 正体を知ったピーターのもとに危険を承知で告白しに行くが、『キープ』扱いの恋人との結婚式中にその行動にでるのが『2人の男の間で揺れ動く乙女な自分』に酔いしれている感が凄く後味を見事に濁してくれる。 少なくても事件の夜にピーターにもっと食い下がるかキープ君には『好きな人がいる』と言って婚約破棄するならまだしも、結婚式場のセッティングやウェディングドレスを着るまで引っ張りに引っ張った末手紙だけ残してバイバイするというまともな大人の思考を持った人間ならどれだけ他人に迷惑をかけるか分かるはずの行動をやる尻軽自己チュー優柔不断なバカ女のせいで減点2。 ただキープ君からすれば、あんな女と結婚しても絶対離婚する事になりそうだから、バツが付かなくてよかったとも考えられるので、披露宴代だけ裁判でしっかり搾り取ってやってほしい。
[インターネット(吹替)] 5点(2022-04-22 15:42:29)
15.  リベンジ・リスト 《ネタバレ》 
とある陰謀により妻を殺された主人公が相棒と敵を殺しまくるというベッタベタな復讐アクション。 目新しさこそ無いが、無難にまとまっており、2人の初老のおっさんが憎い若者共をボロ雑巾にしていくのは痛快。 ただ惜しむべきは、終盤娘が狙われているのを知っていながら護衛や監視もつけず、『ホテルに避難しろ』と言って放置するのがあまりにご都合展開と言うか主人公が馬鹿すぎて一気に冷めてしまった。結局ホテルに行く準備中教われて一人殺されるし。 そこはせめて護衛を付けていたが、敵の数が多過ぎてピンチになるとか魅せ方を考えて欲しかった。
[インターネット(吹替)] 5点(2021-12-30 21:05:13)
16.  ゴースト・エージェント/R.I.P.D. 《ネタバレ》 
MIBの幽霊版みたいな内容。 コンビのキャラクターはこっちの方が好きだが、MIBがあらゆるトラブル(お産等)を解決するのに対してこちらは悪党専門なためバラエティさに欠けている。 悪霊も見た目はともかく、攻撃にド派手な超能力を使うわけでもなく、敵味方共通のピストルを使うだけなので全体的に地味。 更にこの銃に使用されている弾が現実のものには影響をあたえないらしく、壁をえぐったり車を爆発させたり等銃撃戦でのお約束のド派手な演出が無く地味。 中盤の追いかけっここそ、そこそこ演出が頑張っていたが、ここで力尽きたのか、最終決戦はとにかく地味~な銃撃戦。 話や設定の壮大さに対して画的な演出が地味過ぎて非常にアンバランス。 上述したようにコンビの性格や生きてる人間には違う見た目に見える等光る部分こそあっただけに、もう少しお金掛けて派手な戦闘シーンにしてくれれば文句なしなのが非常に残念。
[インターネット(吹替)] 5点(2021-12-20 04:23:01)
17.  ミラーズ(2008) 《ネタバレ》 
鏡の中の自分が勝手に動き出すというのは中々怖く、終盤までは良かったが、ラストバトル(?)に関しては『本体と合体する前の鏡の中にいた方が強かったんじゃない?』と思ってしまい、なんか事件を解決するためのご都合展開に感じられたのと、ボスの倒し方がコマン○ーのベネ○トそっくりだったので思わず笑ってしまったのが残念。 ただオチに関しては、自分の家族を助けるためとはいえ、折角悪魔の呪縛から開放されて暮らしていたおばあさんを犠牲にした罰と考えれば仕方が無いと思えたし、この手の展開の後は、他者の犠牲をすぐ忘れて家族と抱き合いハッピーエンドってパターンが多く個人的に好きでないので気に入った。
[インターネット(吹替)] 6点(2021-12-19 17:28:46)
18.  ONE PIECE FILM Z 《ネタバレ》 
ちっちゃくなったナミちゃん可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好い好いっ!
[インターネット(邦画)] 7点(2021-10-05 20:08:09)
19.  ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!<TVM> 《ネタバレ》 
レオタード姿の不二子が拘束された状態で毒(?)を飲まされてビクンビクンしてたのが子供の頃スッゲーエロく感じた。
[地上波(邦画)] 7点(2021-08-09 15:43:33)
20.  ジュラシック・パークIII
ストーリー以前にメインキャストである夫婦2人の存在が不快で仕方が無い。 息子を助けるために嘘を付くのは百歩譲って許せるが、金で釣っておいて報酬すら用意していないのは最悪の無能亭主。 妻は妻で自己中心的且つヒステリック&無鉄砲で、何かにつけて(グラント博士が止めろと言っているのにも関わらず)叫んだり勝手な行動をするバカ女。 とにかくこの2人の存在がムカついて楽しめない。 後半はそこそこ頑張るが、序盤の汚名を返上できるほどの活躍はせず、ほぼ無傷で生還するのもマイナス。グラント博士にタダ働きさせてのだから、せめて腕の一本位食われれば溜飲が下っただけに残念。 この無能な2人からよくあれだけ有能な子供が生まれたことがまさに奇跡。
[インターネット(吹替)] 4点(2021-07-15 20:29:38)
082.67%
1134.33%
2103.33%
3237.67%
44013.33%
5299.67%
65117.00%
75418.00%
84314.33%
9165.33%
10134.33%

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