Menu
 > レビュワー
 > ムラン さんの口コミ一覧
ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  レッド・オクトーバーを追え! 《ネタバレ》 
 フルメタルパニックや沈黙の艦隊等、潜水艦が出てくる作品で見たことあるシーン(時系列的にはこっちが元ネタですが)が随所に見られ、実際そう言った作品がオマージュしたくなる気持ちが分かる位面白かった。  所々突拍子な考えや上手くいき過ぎている感は無くもないが、尺を考えればやむを得ないと思うし、それらが気にならないよう米ソ様々な場所にシーンを切り替えることで全体に緊張感を持たせつつテンポを損なわないようになっており最後までダレる事無く観れた。  また、メインからモブまで登場人物が時々発するウェットに富んだ台詞回しが、本作全体が張り詰め堅苦しくなり過ぎないように清涼剤として機能しており、そう言った台詞が言いそうなキャラにちゃんと仕立て上げられているのは素晴らしい、特にダラスの艦長はお気に入り。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-01-02 19:11:35)
2.  パトリオット・ゲーム 《ネタバレ》 
『偶然居合わせた元CIA職員がテロを未然に防ぐが、脱走した生き残りから復讐され復讐しのシーソーゲーム』と言う大筋は悪くない、しかし話のテンポが悪かったり進展のし方があまりに雑。  無駄だったり長すぎるシーンが多く(そのくせ説明が必要な人物やシーンの説明を省いていたり組みたてが下手)、犯人の手掛かりに気付くのもちょっとした言動や他人の仕草だったり探偵の推理もの(しかも低級の)みたいだった。CIA職員なんだから、そこは得ている情報をパズルのピースみたく組み合わせて手掛かりを掴むとかにして欲しかった。  アクションも微妙過ぎ。同じハリソンでしかも本作より後に出たエアフォースワンの方が動きに切れがあった。現役を退いた局員としては間違っていないのかもしれないが、だったら他の所や演出で迫力を持たせるべき。  総評  アクションの少なさは基が小説と言う事を考えると正しい選択だが、それを映画で丸々再現していては『何のために映像化したの?』と言いたくなる。  ただそれを差し引いてもご都合的ストーリー展開の多さが気になった。
[ブルーレイ(吹替)] 4点(2012-12-31 17:38:03)(良:1票)
3.  ホーム・アローン2 《ネタバレ》 
 悪魔のトラップ・マスター・ケビンと鋼の心と体を持つ泥棒二人組が『活躍』する第二弾。  『ホーム・アローン』ではないがまぁ面白いですし気にしない気にしない♪  地上十数mから地面に叩きつけられ、さらに中身ビッチリのペンキ缶の雨を食らうハリーとマーヴ、小学生ながら『これは普通死ぬだろ!?』と思ったが、怪我すら無く闘志も衰えることなく立ち上がるその姿は相変わらず勇者。  でもハトに負けちゃうのか・・・。
[ビデオ(吹替)] 7点(2011-11-19 20:47:01)
4.  ホーム・アローン 《ネタバレ》 
 コメディ映画の金字塔。  子供の頃に見ても満足できるが、大人になっても泥棒二人が『もう諦めなよ!』と同情をかけたくなるほど傷め付けられても向かい続ける姿は正に『悪の勇者』。  あの折れない心をもっと良い事に使っていれば間違いなく偉人になれたのに。
[ビデオ(吹替)] 8点(2011-11-19 20:41:09)
5.  ミュータント・タートルズ(1990) 《ネタバレ》 
 釵(サイ)と言う、マイナーながらイカす武器の存在を知れただけでも4点の価値あり。  あと『ノロマな亀が素早い忍者で大活躍』と言う設定は出オチに近いが中々秀逸。
[ビデオ(吹替)] 4点(2011-09-04 18:11:47)
6.  ミュータント・ニンジャ・タートルズ2 《ネタバレ》 
 子供の頃見ましたが、当時は『チャックがどうの』とか『ご都合主義』がどうとかは気にならず楽しめました。  高校時代入っていた空手部でサイとヌンチャクと棒術を習得(・・・と言っても持ち方や簡単な使い方程度ですが)しましたが、流石に刀は無理でした。
[ビデオ(吹替)] 5点(2011-09-04 18:09:37)
7.  機動警察パトレイバー2 the Movie 《ネタバレ》 
 実写アニメ問わず、『見直してる作品ランキング』で間違いなく5指には入っている、それくらい魅了されました。  相対ではなく絶対評価で採点してるので前作にも10点をつけてますが、個人的にはこちらの方が好き。  相変わらずプロローグの出来は秀逸、作画はTV版どころか前劇場版と比べてもかなり異なっているが、それが時が経ちバラバラになってしまった元特車二課達の『哀愁』を上手く表現している。しかし、何処に行っても相変わらず元気な太田さんは、そんな彼らを見た視聴者の気持ちが沈みすぎないよう良い緩和剤となっている。  たった一発のミサイルから日本が内戦一歩手前まで追い込まれていく構成と、それを完全に表現しきっている演出と音楽の結果作品全体から異様なまでの緊張感が伝わってくる、これが本当に凄く、通勤している会社員のすぐ近くや公園内に戦車が陣取っているシーン等は感動すら覚えた。  話の展開上、ご都合主義とまではいかないが上手く行き過ぎている感は無くもないが、100分の作品一本で完結していると考えれば十二分に許容範囲。  途中で入る『正義の戦争と不正義の平和』に関しては・・・・正直よく分からないが、直前のシーンがかなり緊迫感があったので休憩と考えればそこまで説教臭いとは感じないでしょう。  ただ前作以上にドンパチシーンが少なく内容としてはアクションと言うよりはサスペンスに近く、作画の大幅変更など苦手だったり受け付けない方がいるかもしれません。  網羅はしていないが、これまで見た押井作品の中でも、いや、これまで見てきて全ての映画の中でも屈指の傑作。
[DVD(邦画)] 10点(2011-08-06 09:24:17)
8.  ダークシティ 《ネタバレ》 
 『支配者により管理された世界』『主人公だけが敵同様超能力者』等、今だと結構良く見る設定だが、制作された年代を考えると中々先進的だと思う。  特に『断片的で曖昧な記憶』『昼が来ない世界』等はホラー的でとても良いスパイスになっていた。  だがそう言った謎の大半をスターウォーズの冒頭シーンみたいな演出で全部バラしちゃうのはかなりもったいないと思った。  他にも後半、敵の手先と思われていた博士が実は小さい頃から主人公を見守っていた味方だったと言う内容も悪くは無いが唐突過ぎ、もうチョイ伏線張っても良かった気がする。  あとラストの超能力バトルがいささかダサい。超能力を使う時に額から螺旋状の衝撃は見たいのを出すがあまり格好良いモノではなく、このシーンに関してはつくづく大友先生の『球体状に広がる超能力空間』と言う演出がいかに素晴らしいものなのかを再認識させてくれた。  冒頭とラストの唐突ぶっちゃけ演出は頂けないが、設定にはキラリと光るものがある惜作。  せめて120分位にすればもっと丁寧に出来た気もするので本当に惜しい。
[DVD(吹替)] 6点(2011-07-22 22:27:29)(良:1票)
9.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 
『ご都合展開やツッコミ要素があろうがアクション映画なんだからアクションが完璧なら面白い!』と言う力技を見事に成し得た傑作。 確かに突っ込み所はあるが、『宇宙人がこれまで電子戦の経験が無い』や『デヴィッドは超天才』『宇宙人は脆弱』『破壊光線は射程短い』等多少自己補完が必要だが割と理由付けはしてあると思う。 そして大迫力のUFO出現から『壊滅→試行錯誤→ことごとく徒労→勝利の鍵→最後の反撃→勝利』と言う展開に箸休め的な戦略(日常)パートや、立ち場の異なる複数のカップルの暮らしを丁寧に入れ込みながらあの尺にまとめた能力は十分評価できると思います。 エンタメ作品としても十分及第点以上のできだが、10点の理由としては何と言っても私に『映画館で映画を見る楽しみ』を教えてくれたことへの感謝。 当時中学生で映画館に行く言えばせいぜい『ドラえもん』か『ゴジラ』位で後はビデオだったが、雲から姿を現すUFOや破壊光線、大統領の演説(内容がアレだとか言ってる人もいるが、絶望的な決戦を前にした人を思えばあれ位大げさな方がいいだろう)そしてラストの壮大な空中戦と決死の特攻、映画館で見るからこそ味わえる素晴らしさを教えてくれたことにはとにかく感謝。 もちろん映画館ならでわの楽しみは他にもあるが、一番分かりやすい『迫力』を味わえたと言う意味でも運が良かったと思う。
[映画館(字幕)] 10点(2011-05-17 18:34:40)
10.  北斗の拳(1995) 《ネタバレ》 
 『パンチ1発で人間をコナゴナにする男の話』程度の知識しかなかった当時は、『へぇ、北斗の拳ってこう言う話だったんだ』的な感じで見てた記憶が・・・。  まだ映画の『え』の字も知らず、純粋無垢な少年だった当事は意外と楽しかったです・・・・まぁ今思い起こせば文句無しの0点。  ただ『あんな出来』の作品にも全力で演技していた神谷さん達声優陣の熱意に敬意を込めプラス1点。
[ビデオ(吹替)] 1点(2011-01-28 12:05:31)
11.  BLACK JACK ブラック・ジャック(1996) 《ネタバレ》 
 作品の雰囲気はOVA版と同じなので、原作と違いリアルな作画となっています。  話全体としては『超人的な能力を得る代わりに体を著しく蝕まれる謎の病気』に我等がブラックジャック先生が挑むお話。  上記の病状でわかると思いますがエンターテイメント性を優先した内容になっているのでそう言った(SF的?)モノが嘘臭く感じてしまう方には合わないかもしれません。  また、終盤の頭辺りまでは文句無いのですが、ラスト付近がかなり早足気味で、病魔に侵されたブラックジャックの助かった方法も『花のエキス』と言うなんともありきたりなオチ。  ただ、何と言っても本作で光るのは大塚明夫さんの演技。  冒頭に登場した少女に、死の危険性があることを知りながらウィルスを投与し、しかも『彼女に素晴らしい才能を与えた』と自分の非を一切認識しない悪女に対して詰め寄るブラックジャック。怒気を込めながらも冷静に相手を非難するシーンは一見の価値あり、途中に入る『なにぃ!?』はもう鳥肌モノ。  内容的には7点だが、とにかく大塚さんの演技の素晴らしさに2点プラス。
[DVD(邦画)] 9点(2010-05-21 12:34:24)
12.  クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険 《ネタバレ》 
 中学時代友人2人と行きました。まわり小学生で恥ずかしかったです。   個人的には『オトナ』『戦国』『カスカベ』に並ぶ傑作(ベクトルは違うが、面白さで言えは互角)。  物語冒頭のダークな導入から今後の展開に期待させつつ、しばらくは日常パートで軽く笑いを振りまきます。そして中盤からいよいよ不思議の世界へ、ここもいきなりではなくジワジワと『日常(TV版クレしん世界)』が侵食されていく感じがして、恐怖心すら抱かせます。途中しんのすけの訴えを聞かずに帰ってしまうカザマ君達も『日常と完全に切り離される』的な意味合いがして不気味さとしんのすけの孤独感を増す演出になっている気がします。  そしていよいよ侵食は家の中に・・・・しかし!ココから怒涛の反撃。しんのすけ(視聴者)の孤独感や恐怖を全て吹き飛ばすが如く、『アクション』『カンタム』『ぶりぶり』のクレしん3大ヒーロー参上。BGMと相まって今見ても熱いです。  そこからは怒涛のアクション展開。大好きなかすかべ防衛隊が出ないのは残念ですが、しんのすけの『孤独な戦い』感と、この後の鬼ごっこを考えれば外して正解でした。  そして最後に爆笑必須の鬼ごっこ『ひろしの名刺』のためその後もう一回観ました。  そしてめでたくハッピーエンド。ただゲストヒロインのトッペマは人形の方が可愛かった気が・・・・。   総合評価  『笑い』と『アクション』、そして藤子先生のSF的な『恐怖感』等がぎっしり詰まった名作。ひまわり出産前で未登場ですが、それを補うに十分な魅力があります。  作品中に散りばめられている笑い要素はシリーズ屈指、ぶりぶりざえもんが最高すぎるあそこまでスマートに人を裏切れるのは見事。  『感動』や『涙』等はありませんが、ハラハラクスクスしながら観れる名作。  
[映画館(邦画)] 8点(2010-05-17 12:28:45)
13.  インサイダー 《ネタバレ》 
 尺が2時間半と長丁場だが、長すぎず短すぎず濃厚な内容をベストな時間に収めた傑作。  序盤は2人の主人公の状況説明とタバコ会社を告発するための下準備、中盤は内部告発者(ラッセル・クロウ)をメインに、会社からの脅しや法的な命令等の妨害を受け、結果家族と別れることになってもなお戦い続ける姿を描き、終盤はテレビ局に圧力を掛け放送を妨害されたプロデューサー(アル・パチーノ)が奔走し何とか放送にこぎ付ける様子を非常に丁寧に、なおかつ無駄なく描ききっている。  『人間として正しい行い』をするため、『ジャーナリストとして真実を明らかにする』ために戦う二人の漢が魅せる静かだが熱い映画。  脚色の程度に関係なく楽しめました。  出来れば吹き替え版を推奨、全員上手いがアルパチーノ演じる小川真司さんのハマり具合が半端ではなく、放送内容の変更を強要された後上司に喰ってかかるシーンは鳥肌もの。  本作に関係ないが、声優の演技(個人ではなく全体)を批判している関係者に『これだけの演技できる人達(声優)よりもお前らの起用したド下手俳優を使って本当に正解だと思うか?』と問いたい。  少々脱線してしまいましたが、たばこ問題などに興味なくても十分観て満足できる内容です。
[DVD(吹替)] 8点(2010-05-08 13:49:11)(良:1票)
14.  機動戦士ガンダムF91 《ネタバレ》 
 TV放映を目的としながら諸事情で劇場版になってしまった(おまけにTV放映無し)不運な作品。  癒される前(この時は病んでいなかったのかな?)の富野作品の中では比較的キレイ(卑屈な人間は皆無で、主人公側は皆基本良い人(憎めない人)ばかり)でストーリーも分かりやすい(敵が攻めてきた→友達を守るため戦う主人公→戦場ではぐれたヒロインと合流、和解→大多数の人類を抹殺しようとする敵を倒すべく戦う・・・大体はこんな感じ)。  アクションに関しては流石に逆襲には敵わないがアニメ至上屈指の出来、のけ反りザマの射撃や切り合いからの急接近等初出撃から見どころ満載。ラストの『質量をもった残像』は鳥肌モノ。  勧善懲悪ストーリーと抜群のアクションでエンタメ作品として完成度は高い。  主人公のシーブックもかなりの高青年(決して地味ではありません!!)で応援したくなります。  残念なことと言えば、エピローグ、プロローグが無く、おまけに劇中もキャラの居場所や敵の裏切りなんかが唐突に起こり非常に分かりにくい。一応構成無視のワープはなく頑張れば『きっとこうなったんだろう』と酔え王はできるようになっており、まぁTV放映モノを劇場版に圧縮した割にはかなり頑張っていると思う。  以上の事から8点の所から-1点。 せめて新約Zみたく三部作だったら・・・。
[ビデオ(邦画)] 7点(2010-03-27 12:55:03)
15.  ドラえもん のび太とアニマル惑星 《ネタバレ》 
 長編ドラえもんの中では五指に入る傑作。  ストーリーは毎度お馴染みの異世界冒険ものだが、自然破壊への警告などを、地球(+ニムゲの星)とアニマルプラネットを比較しながら非常に分かりやすく作ってある。メッセージが露骨すぎる気もするが子供向けとしてはちょうどいいと思う。  そして何より編集と構成が非常に上手い。序盤はほのぼのとしたお話から始まり、中盤は終盤への伏線張り、終盤は攻めてきたニムゲ星への人質救出作戦や反攻作戦など目白押し。相当場面の展開が早いが構成が非常にしっかりしているためテンポよく綺麗に繋がっていてストレスを感じない。それでいて所々に挿入されるお笑い要素。毎回ゴリラに間違えられるジャイアン。そしてドラえもん、耳を付けても間違われるなら諦めましょう!私もタヌキにしか見えません!!  ストーリーや設定より(面白くないわけではありません)話の組み立て方等細かい箇所が非常に光る良作。  子供の頃モヤから現れたニムゲはマジ怖かった。
[映画館(邦画)] 8点(2010-03-25 22:37:31)
16.  ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴 《ネタバレ》 
 私の中で『とびっきりの』に唯一対抗できるDB劇場作品。  劇場版では非常に珍しく、時間軸的に矛盾が無いのも違和感無くていいですね。『トランクスVS天津飯』や『悟空の道着を着た悟飯』『ブウ編でベジータが訓練をしていた理由』等見どころもあり。  ただ、戦闘演出がちょっと頂けない、Zの誰かが活躍してるときに別の戦士は気絶してたり、復活したと思ったら今まで戦ってた奴が負けちゃったり。使いまわすには良い手かもしれませんが視聴者からしてみれば『トランクス寝てんじゃね』『ベジータ何やってんだ』とちょっとストレスでした。せっかく敵も一杯いるんですから『3大スーパーサイヤ人』の時みたいな個人個人の魅せ場が欲しかった。  ボージャックも悪くないんですが、クウラやブロリーと比べてしまうと・・・ねぇ。  確かに構成や演出は甘めですが、一番好きな少年悟飯を劇場で観れる唯一の作品(燃え尽きろはちょっと違う)。それだけで高得点!やっぱり格好良い!!  そして終盤、『あまったっれてんじゃねぇぞ!地球はおめぇが守るんだ!!』と言う悟空の叱咤激励。  己が地球の守護者であると言う自覚を得た悟飯が、怒りではなく自分の意思で初めて変身できた瞬間(たぶん)。そしてその時流れるBGMが最高、たった一人で戦わなければならない孤独感の中に、地球最強の戦士(スーパーサイヤ人2)の力強さを感じられる素晴らしい曲が一気にシーンを盛り上げます。  修行さぼっていたのに天下一武道会でキビト相手に変身できた理由付けにもなってるんですよね・・・・わたしの推測ですが。  その後は正に圧巻!!その熱さはもはや語る必要無し!!・・・・語らせてもらうと、いささかあっさり感はあったが、アニメをリアルタイムで見ていた私にとって当時の悟飯は別次元の格好良さだったので、金さんや水戸黄門的圧倒感は個人的にはマッチしていたのでプラス評価とします。  ただラストが凄いからこそ、その後の悟飯のヘタレっぷりが悲しすぎます。 
[DVD(邦画)] 8点(2009-11-01 09:34:17)
17.  ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強 《ネタバレ》 
 私の中で『銀河ぎりぎり』と双璧をなすDB傑作作品。  序盤に悟空の活躍少々、中盤はそれ以外のZ戦士(ピッコロや悟飯等)の活躍、そしてラストは悟空総取り・・・と思いきやピッコロが締めと構成は文句なし。  時間軸的に見ても、『人造人間偏までの3年間』『キャンプなのでピッコロは別行動』『悟飯は髪が長かったので切った・・・で、三年後また伸びた』『尻尾も切った』『トランクスと会った時自由にスーパーサイヤ人になれると言っていたが、戦闘中はまだ無理だった』と(強引に)考えれば矛盾は無い・・・・よね?  クウラ最終形態は格好良いし、戦闘演出も無駄なく熱い。界王拳使っても歯が立たず、距離をとったと思ったら後ろに回り込まれてたときのあの絶望感ったら無い(ここで攻撃せずただ立ってる(飛んでる?)だけってのもニクイ演出)。  ただ、個人的に一番気に入ってるのはスーパーサイヤ人になった悟空が放った一言。『貴様はもう謝っても許さねぇぞ、このクズ野郎!!』。確かにフリーザに言った台詞を繋ぎ合わせただけですが、言い放った瞬間の悟空のキレ具合。そして、クウラが変身前に『お前がどんなに泣き叫ぼうが俺は容赦しない』と全く同じ意味合いで事前に振っており、『自分が言った台詞をそのまま返されて倒される』と言う構成とあいまって、原作・劇場版・TV版全ての中で一番気に入っている台詞になりました。  以上、格好良すぎて10点!!
[ビデオ(邦画)] 10点(2009-10-31 16:05:25)(良:1票)
18.  スネーク・アイズ(1998) 《ネタバレ》 
 個人的には『ザ・ロック』と双璧をなすニコラス・ケイジの傑作。  当時は『犯人』ではなく(犯人は冒頭死亡)『容疑者』を追いかけるタイプのストーリーが新鮮でした。  部類はサスペンスですが、視聴者が謎を解くタイプではなく、主人公が容疑者を発見し事件の真相を知る過程を楽しむタイプなので注意。でも構成は良くできていると思います。  散々汚職にまみれた主人公(刑事)が『人殺しはできない』と言って親友の誘いを断る、血まみれの札、『ヒーローになりたいのか?スポットライトを浴びた途端熱に耐えられず燃え尽きるだけだ!(注目されれば汚職がバレるという意味ですが例え方が上手)』等、印象的なシーンや台詞が多いのも特徴。  そしてなんといってもケイジさんの演技、冒頭の軽いノリの警官。親友が自分を騙して人殺しをしたことに動揺するシーン。そしてすべてが終わり、親友が言ったように熱に耐えられず燃え尽きた(汚職がバレ、実刑判決)後の哀愁漂うシーン。台詞の演技はわかりませんが表情や仕草の演技は流石一流と言ったところでしょうか。  観て損はしません。ついでにエンディングの『sin city』がメチャメチャ良い曲。当時この曲が入ったCD探し回りました。  ちなみにこの作品は2回観ると面白い(+2回目観る前にこの作品の『謎』の部分を考察してあるサイトを閲覧推奨)です。
[地上波(吹替)] 7点(2009-10-22 23:06:17)
19.  新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇 《ネタバレ》 
 ちょっとだけTV版の感想も。  初めて『ガンダム』と言うものをしっかり見た作品、VとGは飛び飛びでしか見れませんでした。内容も戦闘員としては完成した主人公たちが人間として別の意味で成長する過程が当時非常に新鮮で、ガンダムの格好良さやストーリーの深さ(異議が出ると思いますが、当時はDBや幽白みたいなのしか見てなかったので)と相まって現在でも私の中で2番人気のガンダムとなっています。  そんな私の中の全米が感動したTV版の後日談的作品。今更話すことでもないですが、話としてはジジィと小娘をダシにして『真の平和』へと人類を歩きださせるとでも言えばいいのでしょうか?元々OVA全3巻なので、尺の割には良くまとまっていると思います。  デュオ、カトル、トロワの三人は相変わらずで五飛は欲求不満に、ヒイロはスパッツを脱ぎ捨て少し丸くなってました。  五人の昔話が聞けたり戦闘シーンが気合入っているのは嬉しいですが、『真のオペレーションメテオの説明いる(ある意味TV版否定)?』とか『サーペントってビルゴより弱そう』等不満点も。  おまけに内容はほぼOVA版なので、ほかの方も言っていますが劇場版にする意味とこれに金払う意義が少ないのも事実。  しかし私はそれを差し引いても10を付けます!物語中盤のウイングガンダムゼロカスタム(私の中のNo.1 MS)出撃シーン。OVAでは何とも思いませんでしたが、劇場版のテーマ曲である『LAST IMPRESSION』をBGMにしただけで鳥肌ものの映像に!ラストでヒイロがリリーナの護衛(OVA)から町の雑踏に消えていくシーンに変えたのも、自分の能力を使わずに、平和に暮らし始めたと考えれば評価できます。   デュオファンの方には、エンディングで値切りしている彼のおさげが犬の尻尾のようにフリフリしているのがグッと来るとだけ言っておきましょう。   細かいことをダラダラと申し訳ありませんでしたが、最後に一言。ラシードとグラサン!工事現場ではヘルメットしろ!!同業者として見てられん!!
[DVD(邦画)] 10点(2009-10-17 16:38:05)
20.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 
 ド直球な「夢を実現させる」系の青春映画。アッと驚く展開はありませんが、ありきたりともとれる内容を恐ろしいほどのレベル(音楽、映像、演出)で組み上げている制作スタッフの力量に脱帽。  最後の上がっていくロケットの軌跡を町のみんなが見つめるシーン(ベタですが魅せ方がうまい!)や、空(夢)を見つめながら地下に潜っていくシーン等は非常に才能を感じました。  また、ロケット花火で柵をふっ飛ばしたり、汽車の線路を盗んだりと、所々に笑いのエッセンスを含ませ(後半盛り上がるところではそれを控えさせるのもまたナイス)客を飽きさせないよう工夫してあるところも◎。  約10年ぶりに見ましたが、やはり感動。そしてタイトルの「October Sky」は、原作の題名「Rocket Boys」のアナグラムになっている等から分かる通り、スタッフが金儲けではなく(多少はあるでしょうが)、本当にこの原作が大好きで良い映画にしたいという意思が感じられました。
[DVD(吹替)] 8点(2009-08-15 09:56:36)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS