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ポテサラ頂戴さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 83
性別 男性
自己紹介 ポテサラは自家製に限る!!

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1.  天国と地獄 《ネタバレ》 
レビュワー登録ができたので改めて観ました。人間の欲、愛情、死、それらが見事に散りばめられ描かれています。そして、前半の犯人との密室劇でのやり取り、特急列車からの現金受け渡しは、何度観ても引っぱり込まれます。仕掛けたカバンから流れる煙のパートカラーは、後の「シンドラーのリスト」、麻薬中毒者の街にすすんでいく後半の雰囲気は、後の「地獄の黙示録」に通じるものを(勝手に)感じました。死を目前にした山崎努の渾身の叫びで終わるラストも痺れます。カラーもCGもない濃厚な140分を体験し映画の力を再確認しました。
[DVD(邦画)] 9点(2008-09-15 11:21:06)
2.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
映画全体の疾走感、パワーは最後まで尽きることなく、楽しめました。編集の巧みさや、実際のスラムの子役、現地の持っている雰囲気、それらがうまくまとまって、ラストのダンスでは懐かしさと愉快さで満足度アップ、といったところでしょう。 まあ、後になってみればクイズの正解が人生の中にあったとういう、ミラクル過ぎなストーリーですが、クイズの進行と人生の回想、テンポよく最後まで???を観客に与え、飽きさせなかった良作なのではないでしょうか。
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-18 18:44:08)
3.  あおげば尊し 《ネタバレ》 
自然な空気感、繊細なカット割りは流石です。棒読みで下手するとぶち壊しかねないテリー伊藤を、ギリギリの台詞廻しで使いこなし、魅力的な主人公として描いています。余計なものの様な会話や出来事も、全て観客を映画の世界に引き込んで、テーマへと向かわせてくれる、繊細で秀逸な映画でした。自分の子供に生と死を教える時に見せたい一本。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2008-12-03 10:51:28)
4.  ミッドナイト・ラン 《ネタバレ》 
20年ぶりの再鑑賞でしたが、音楽、ビジュアル的にいいヤレ具合になっていました。当時は、FBIバッジを盗んだ後振り返り様に決めるデ・ニーロに痺れたもんですが、今見返すとチャールズ・グローディンのよさが良く分かりました。愛すべきポップコーンムービーです。「1000ドルでお釣りある?」っやってみたい!
[DVD(字幕)] 8点(2008-11-21 10:17:34)
5.  天然コケッコー
特に凝った話ではなく下手するとしょっぱいアイドル映画になりがちなストーリーだが、全体を通してとてもいい風が流れていた。有名俳優陣は置いといて、脇を固めたおばあちゃんや学校の先生、クラスメイト達がとにかく素晴しくて、あっという間に世界に引き込んで最後までその魅力は尽きなかった。夏帆はちゃんと見たのは初めてだが、これから頑張って欲しい女優さんですね。観終わってとてもよい気持ちにさせてもらいました。監督に拍手。
[DVD(邦画)] 8点(2008-11-16 21:51:15)
6.  第三の男 《ネタバレ》 
ありきたりだが、映画の教科書といえる作品です。複雑ではないがしっかり伏線も張られているし、隙のない展開、緊迫感のあるお芝居も引き付けられるものがある。そして、モノトーンの魅力を余す所なく発揮している照明も素晴しかった。トンネルに迫る影、人物に落とす濃い陰影などは見事に光を操っていた。現在の映画が、このような作品を踏襲し、進化しているという事はいうまでもないだろう。やはり、この時代(1949)の映画という事であれば、評価しなければと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2008-10-29 14:15:44)
7.  殺人の追憶 《ネタバレ》 
韓国映画はあまり観ないので友人に勧められなければ観ることはなかったこの作品、完全に食わず嫌いでした。冒頭で未解決事件と分かってしまい「なんだどうせ犯人捕まらないのか」と思って観ていましたが、重厚なトーンと、リアルな描写、ソン・ガンホの演技力にあっという間に引き込まれ、夢中になっていました。食べる芝居ががうまい役者は大好きで、ソン・ガンホもその一人に加わりました。脚本も絶妙で、シロということでノーマークだったグァンホが実は目撃者だった、というラストへの展開は見事で唸らされました。ラストはものすごく雨をうまく使っていて、雨に滲む血や、列車に裂かれぐちゃぐちゃになる容疑者シロというDNA鑑定書など、やりきれない刑事達の思いを表現していると思う。すべてにおいて表現の巧みな作品。
[DVD(字幕)] 8点(2008-10-07 12:24:36)
8.  おくりびと 《ネタバレ》 
重い映画かなと思っていましたが、前半の軽快なコメディータッチにすんなり映画に引き込まれた。(初任給50万でちょっと引いたが)すべての役者が存分に実力を出しきっていて、役者の力、演出の力を感じました。特に山田辰夫、吉行和子の芝居には泣かされた。山田辰夫に至っては「この後いい人になるんだろな」と分かっていても泣かされてしまう。そして相変わらず山崎努は実にうまそうに食べますね。 残念だったのは、後半の展開が早々に読めてしまい、なおかつ、実父の納棺をぞんざいに行う葬儀屋に、大悟がキレるところがあまりにミエミエでラストはちょっと冷めてしまったところ。久石譲の音楽も最初はとてもいいんだけど、ここまで感動シーンの連発で繰り返されると後半はちょっとお腹いっぱい。とはいえ、山崎努の納棺師としての美しい所作や、本木雅弘の奏でるチェロの演奏シーンは、死を扱うこの職業を崇高なものにしていて、それに心動かされる人々に見事なまでに感情移入してしまう。心に染入る作品でした。
[映画館(邦画)] 8点(2008-10-07 11:49:14)
9.  隠し砦の三悪人 《ネタバレ》 
なんといっても田所兵衛の「裏切り御免!」でしょう。何度観ても拍手してしまいます。逃走劇に至るまでは少し長いかなとも思えますが、その分、ラストの解放感、爽快感があるのでしょう。ところで、ジョージルーカスに多大な影響を与えてるのは、有名な話。オープニング、太平と又七が野原をとぼとぼと歩いているカットは、ジェダイの帰還オープニングの砂漠で歩くC3POとR2D2で、エンディングで六郎太、雪姫、田所兵衛がびしっと決まるのも、表彰式でのレイア姫、ルーク、ハンソロといったところでしょか。 と思って調べてみたらそういうことでした。既出御免!
[DVD(邦画)] 8点(2008-09-11 22:04:57)
10.  独立愚連隊 《ネタバレ》 
この年代に、こんな痛快な戦争エンターテイメントを創った作者に感動です。御殿場で撮影されたというロケーションも黒土と草と建物のコントラストがモノトーンとマッチしていて、シネスコフレームも効果的に使われていたと思います。アクション、サスペンス、ロマンス全てが絡み合い、それぞれテンポよくしっかりと描かれていて、一時も飽きさせませんでした。身の詰まった名作だと思います。
[DVD(邦画)] 8点(2008-09-10 14:41:32)
11.  カリートの道 《ネタバレ》 
ネタバレしていますのでご注意ください。脚本自体そんなに凝ったものでもなく、堅気になろうとする男の葛藤とそううまくは行かない悲しい現実を描いています。それにしても、オープニングとエンディングが格好良すぎます。モノトーンのオープニングでカリートは倒れます、そこから担架で運ばれるカリートの目線になっていき、(目の前を流れていく蛍光灯が印象的です)やがて画面くるりと180度まわり運ばれるカリートを俯瞰でとらえます。最後はescape to paradaiseの看板へ、看板だけはカラーです。同じくエンディングはそのカット全体ががカラーに。最後の看板の楽園にいる女性は恋人のゲイルでズームインしていくと踊りだします。そこでyou are so beautifulが流れます。鳥肌もんです。途中少々中だるみがあるものの、このエンディングを観れただけで帳消しでした。終盤の駅構内での追跡シーン、お得意の長廻しやエスカレーターを使っての銃撃戦もアンタッチャブルを彷彿とさせて感動しました。何度も見直したい作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-09-08 15:10:16)
12.  松ヶ根乱射事件
これだけシュールに淡々と描いていながら、全く飽きさせない映画だった。脚本のすばらしさと、芝居のリアリズム、存在の感じさせないカメラ、編集の妙、それらがうまくまとまっていて、監督の力を改めて感じました。静かな狂気、小さな町におこる非日常、それらを飲み込んでしまう空気感。なかなか観たことのない映画です。最後の乱射シーンで妙にスカッとしてしまったのは私だけでしょうか?? 
[DVD(邦画)] 7点(2009-04-24 15:07:58)
13.  ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
2時間半の長編でしたが、ダニエル・デイ=ルイスの存在感と創りこまれたディテールで、まったく時間を感じさせなかった。ダニエルの鈍い眼の光は天賦の才とでもいいましょうか圧巻でした。時折挿入される効果音的音楽(?)も効果的でした。 
[DVD(字幕)] 7点(2009-03-11 14:14:20)
14.  リンダ リンダ リンダ
凝った展開も刺激的な事件もない、小さな事で喜び悲しんだ時代を思い出した。何よりも俳優の自然な息づかいを見事に映像化している。
[DVD(邦画)] 7点(2008-11-20 17:28:14)
15.  ばかのハコ船 《ネタバレ》 
「リアリズムの宿」「天然コケッコー」と山下ワールドにハマってからの鑑賞となりましたが、滑稽で物悲しく、どこか愛さずにはいられない登場人物、圧倒的なリアリズムで観客を引き込み、監督の計算された仕掛けに泣き笑い、この作品でもたっぷりと楽しませていただきました。なにか大きなグルーヴ感すら感じる世界観は素晴しい。修羅場で空気抜けちゃう山本浩司は必笑。
[DVD(邦画)] 7点(2008-11-20 17:09:28)
16.  リアリズムの宿 《ネタバレ》 
なにげなく観賞してしまいましたが、意外なほどハマってしまいました。題名にまで掲げリアリズムを追求できる監督の力を感じました。シュールな笑いのとり方や間は、北野監督の雰囲気をさらに淡々と描いている印象、なかなかの心地よさ最後まで楽しませてもらいました。どことなく物悲しい町も雰囲気よく、悲しく滑稽な人間に対する監督の愛情を感じました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2008-11-08 09:53:15)
17.  幕末太陽傳 《ネタバレ》 
談志さんの居残り佐平次を聞いたことがあったので、より楽しめました。それにしてもフランキー堺の圧倒的な魅力、これに尽きる映画です。とってもテンポよく痛快なのですが、唯一佐平次が咳き込むと、なんか現実に引き戻されちゃうというか、減速しちゃうというか。もっと突き抜けて欲しかった、という感じもある。
[DVD(邦画)] 7点(2008-10-29 14:36:44)
18.  飢餓海峡 《ネタバレ》 
骨太な作品でした。犬飼の流転の人生、八重の一途な人生、どちらもしっかり描けていて見応えありました。汽車での田舎臭い八重が、東京でしっかり垢抜けていました。(後半は少し病的な方向に行ってしまいましたが。)印象的だったのは東京に出て来て客引き中の八重が、取り締まりから逃げて店に入るまでの長いワンカット、狭い路地を上から見下ろすアングルで行き交う人々、戦後の混沌とした町並みが見事に描かれていました。長尺モノクロにも関わらず飽きさせない映画でした。
[DVD(邦画)] 7点(2008-10-27 15:08:55)
19.  ノーカントリー 《ネタバレ》 
エンドロールの後何かあるのかな??と思ってしまう映画。ラストが唐突であっけにとられた。それだけに、何だったのだろう?と考えさせるだけの力を持っているのは、繊細に表現されたディテールとモス、シガー、保安官、彼らの深みのある演技の賜物。シガーの静かな狂気はさることながら、モスのただ者ではないベトナム帰還兵っぷりも見事。川から上がった後、冷静に薬室の水気を抜いてから発砲したり、追手を感じわざと二つとなりの部屋から金を取り返したり、緊張感があり世界に引き込まれた。そんなモスがあっさりとメキシコ人に殺され、シガーも何の関係もない交通事故で重傷を負う。退職した保安官は死んだ父の後に着いて行く夢を妻に語る。作者が言いたい事とは違うと思うが、諸行無常という言葉を思い出した。「諸行は無常であってこれは生滅の法であり、生滅の法は苦である」
[DVD(字幕)] 7点(2008-10-26 11:00:59)
20.  トーク・トゥ・ハー 《ネタバレ》 
この監督はいろいろな愛の形を考えさせる、オールアバウト・・に比べると整理された映画だった。レオノール・ワトリングの美しい寝姿はこの世界を構築する上でなくてはならなかったものだと思う。ベニグノの行動は当然許されるものではない、この男をただの変態男としてくくってしまうのは簡単だが、劇中劇「縮む男」を観て、最後の心の箍が外れてしまった彼を頭ごなしに否定する事はできなかった。この映画がチープで卑猥なものになっていないのは、中性的なこの監督ならではの繊細な手腕によるものだと思う。ベニグノがもう少しでも普通の男だったり、アリシアがもう少しでも卑猥だったりしただけで崩壊していただろう。アリシアが昏睡から目覚めダンス教室に現れたときは素直に喜べたし、その後の、アリシアの事故前とは少し変わった柔和な表情は、ベニグノの行動を許してさえいるよう。ラスト観客席で見つめ合うマルコとアリシアに射す光は、二人の物語に明るい希望を感じさせた。
[DVD(字幕)] 7点(2008-10-17 13:32:18)
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