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wayfarerさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 35
性別 男性
ホームページ https://wayfarer2.hatenadiary.jp/

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1.  ダイヤルMを廻せ! 《ネタバレ》 
不倫している妻を殺害し、妻の資産をせしめようと完全犯罪を目論む夫。殺害は失敗するものの、夫はすぐさま新たなシナリオを練って妻を死罪に追い込もうとする。ところがほんの僅かな綻びから・・と。刑事コロンボに通じるところがありますね。本格的な推理小説を読んでいるようで、よく練られたストーリーだと思いました。最後は、不倫していた妻(とその相手)が救われる結末を迎えることとなり、モヤモヤが残りましたが。中盤まではとても良かったのですが、終盤、主人公の逮捕に至るまでの過程が少し性急に感じられたので6点としました。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-15 04:23:03)(良:1票)
2.  第十七捕虜収容所
ウイリアム・ホールデンが演じる米兵捕虜が、ナチスの捕虜収容所で仲間の捕虜たちからスパイの疑いを掛けられ、孤立しながらも独りで本当のスパイを探そうとする話です。  「ディア・ハンター」のような、精神の限界を超える極限の捕虜生活でも無く、捕虜同士が和気あいあいと暮らしています。コメディタッチな演出もあってあまり現実味を感じません。  脱走物として「穴」とも比べてしまいますが、リアリティは天と地ほどの差があります。  ストーリーはそこそこ面白いし、例えば電灯の紐でもってスパイが情報の有無を知らせるなど演出が巧みだとも思うのですが、戦争モノとしてはリアリティが乏しく物足りなく感じました。
[DVD(字幕)] 5点(2020-06-14 02:39:49)
3.  見知らぬ乗客 《ネタバレ》 
犯人を知っているけど言えなくて、自分が疑われて追い詰められ、八方塞がりになってしまうというプロットは、同じヒッチコックの「私は告白する」を思い出しました。  でもラストの「ブルーノよりも早く殺害現場に行く」ところが、どうしてその必要があるのか全く理解出来ませんでした。ブルーノが早く着いたところで、今更証拠の偽装工作なんて出来るわけがありません。  (そこに至るまでの、「テニスの試合がなかなか終わらない」、「ライターをドブに落としてしまってなかなか取り出せない」シーンは、焦燥感を煽る上手い演出だと思います。)  背景にあるブルーノの異常性。つまりマザコンで、自我を肥大させまくりの不気味な存在、と描きたかったのでしょうが、役者が悪いのか演出が悪いのか分かりませんが、「サイコ」の主人公と違いさほど異常性が伝わって来ませんでした。  メリーゴーランドのシーンに至っては、クライマックスの緊迫感を煽っているものの、冷静に見ればそんなことをやる必然性はどこにあるのだろう?と思いました。  巧みな演出が随所に見られ、名作と言われる作品ですが、リアリティに欠けるちょっと軽い映画だなと思いました。
[DVD(字幕)] 4点(2020-06-14 02:38:54)
4.  昼下りの情事 《ネタバレ》 
オードリーの可憐さが強く印象に残っています。  オードリーが演じるのは奥手な音大生。恋愛経験も乏しく垢抜けない部分が残ります。そんなオードリーが、ゲイリー・クーパーが演じる世界的にも有名なプレイボーイと出会い、あの手この手を尽くして恋愛遍歴が豊富な大人の女性を装い、自分に夢中にさせることに成功する・・。そんな話です。ただの小娘が経験豊富な大人の男を手玉に取るなど、多少無理がある話ですが、コメディなのでそこはご愛敬ということでしょう。  全般的に「大人の男性に憧れ、目一杯背伸びをする娘」を描いたロマンチックさがこの映画の魅力ですが、私が特に好きなのはやはりラストです。オードリーの父親から全てを聞かされたゲイリー・クーパーは、汽車に乗ってその地を離れることを決意します。それを見送りに来たオードリーが、既に汽車は動いているのに、涙を流しながらホーム上をいつまでも追い掛け続けます。そんなオードリーの思いがとても切なく愛おしく感じられます。  ビリー・ワイルダー監督ならではの小道具を活かした軽妙で洒脱な演出。そしてこの映画では「ちょっとイモっぽい垢抜けない娘」を演じつつも、その可憐さで魅了してくれるヘップバーン。思い出に残る大好きな映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-06-14 02:23:57)
5.  恐怖の報酬(1953)
率直に面白いと思いました。ウィリアム・フリードキン監督のリメイク版も傑作だと思っていますが、オリジナルのこの作品も相当怖いです。 ストーリーは、南米の油田で発生した火災を爆風で消火するために、大量のニトロをトラックの荷台に載せ、命懸けで悪路を運搬する男達を描いたサスペンスです。 緊張感が半端無い。危なっかしくて見ていられず、思わず画面から目をそらしたくなります。とても1952年の映画とは思えない凄いサスペンス作品だと思います。傑作。
[インターネット(字幕)] 9点(2020-05-31 08:20:53)
6.  幕末太陽傳 《ネタバレ》 
古典落語の「居残り佐平次」をベースに、幕末の品川遊郭に通う男達と女郎らが繰り出す様々なエピソードを描く群像劇です。  フランキー堺が演じる主人公の佐平次は、胸の病に良いからと品川遊郭に繰り出し、金が無いのに派手に遊び、あげく物置部屋に叩き込まれ「居残り」(誰かが金を持ってくるまで遊女屋に軟禁される)の身となります。  ところが佐平次は、持ち前の機転と調子の良さで、遊女屋で次々と起こる揉め事を解決し、いつの間にやら主人や女郎から頼られ、ちゃっかりと祝儀まで貰う存在に。こんなしたたかで図々しい男を、フランキー堺が憎たらしさたっぷりに演じており、それがこの映画の見所だと思います。  高杉晋作を演じる石原裕次郎との絡みもありますが、役者としての格や存在感は、フランキー堺が圧倒しています。  他にも、お歯黒べったり、ニンマリとした笑顔が特徴的な女郎を、左幸子がさすがの存在感で演じています。南田洋子が演じる女郎との取っ組み合いの喧嘩のシーンは、臨場感たっぷりで、砂ぼこりの匂いが画面から漂ってくるかのようです。  この映画は、役者達がみな生き生きとそれぞれの役を演じており、昔の映画とは思えない程、熱気が充満しています。そこが傑作と言われる理由なのでしょう。魅力のある映画だと思います。  残念なのは、昔の日本映画に多いのですが、音声が非常に聞き取りづらいところです。何を言っているか分からないので、ストーリーの細部が掴めません。字幕が欲しいところです。
[DVD(邦画)] 8点(2020-01-19 19:08:07)
7.  泥棒成金 《ネタバレ》 
結構辛いコメントが多い作品ですが、私はそこそこ楽しめました。この映画は、おそらく本格的なサスペンス要素を求めるのでは無く、舞台のニースの美しさ、グレース・ケリーなど豪華なキャスト、そしてコメディタッチかつ男女関係に重点を置いた演出など、全体的に贅沢で艶やかな雰囲気や、軽妙なノリを楽しむ映画なのかもしれない、と私は思いました。軽い気分で見た方がむしろ楽しめると思いました。  ストーリー的には多少矛盾も感じましたが、あまり難しいことを言わない方がいいのかな?とも思いました。 (と言いつつ書きますが↓。完全にネタバレです。)  ○「あれ??」と思ったところ【ネタバレ】  ・往年の宝石泥棒である主人公(ケーリー・グラント)に興味津々で盛んに誘惑するにも関わらず、母親の宝石が盗まれたと知った途端に掌を返したかのように主人公を責め立てるグレース・ケリー。主人公が数々の事件の犯人だと確信していた筈では? ・保険屋はなぜ主人公に協力したのか。保険金の支払いという被害を被っており利害が一致するとはいえ、昔の仲間からすらも疑われている主人公を本当に信用するだろうか? ・なぜ「あの人」は主人公を陥れようとしているにも関わらず、保険屋という協力者を紹介したのか。  その他、強引に事件を終結させようとする警察や、主人公に送られる「メモ」も合点がいかないものでした。  とはいえ、上述のように贅沢な雰囲気が楽しめるこの映画が、私は好きです。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-11-25 20:46:22)
8.  隠し砦の三悪人
登場人物達の生身の存在感に驚かされた。生きている人間がまさにそこにいるという感じ。アクションシーンも迫力があって目を見張った。画面から汗や泥が跳ねてきそうとでも言うか。「上手く言えないがなんかこれすごい・・」と思いながら見た。半世紀前の作品だなんて信じられない。ストーリーはやや強引だったけど、純粋な娯楽作品だしまあいいのかな?
[DVD(邦画)] 7点(2008-07-23 00:09:32)
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