Menu
 > レビュワー
 > クロエ さんの口コミ一覧
クロエさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1130
性別
自己紹介 8点以上は超お勧め。
ソフトを購入しています。
7点は面白いけど、1度の鑑賞で十分。
ソフトの購入まではしていません。
6点以下はハズレ。
ある意味、6点以下の作品を見続けるのは苦行です。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  フォックスキャッチャー 《ネタバレ》 
恐ろしい映画を見てしまいました。 オリンピック金メダルを目指すために悪魔に身を捧げてしまったレスリング選手の話しです。 フォックスキャッチャーと呼ばれる養成所にいるのは、終始冷酷な表情のジョン・デュポンという資産家。 その資産家の母親に対するコンプレックス。 欲望に対する完璧主義。 レスリング選手たちをまるで愛犬のように扱う態度。 全てが得られる瞬間を味わった時の絶望感。 登場人物の全てに見事感情移入できました。 これほど素晴らしい映画に出会ったのは久々です。 今はあの世にいるデュポンにとって、この映画は「事実とは違う」と言われるかもしれませんが、人間のエゴを描ききった傑作だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2020-06-06 04:04:25)
2.  ルーム
最近ネットでこの映画を知って見たのですが、今年のナンバー1です。 ママ役はおスカー獲ったらしいけど、この映画の一番の役者は子役の子です。 予備知識ゼロでジャケットだけ見たので、てっきりファンタジーものかと思いハードルを下げていました。 冒頭から二人だけの密室劇だとばかり思っていたのですが、ママが子供に監禁されていること告白してビックリ。 この子が密室の外を全く知らないという衝撃的な現実。 子供と婦人警官のやりとりでは号泣してしまいました。 まだご覧になられていない方には是非見てもらいたいです。 ブルーレイソフト購入しようかな。
[DVD(字幕)] 10点(2019-08-15 23:31:29)
3.  ゴースト/ニューヨークの幻
1年に1度見ても感動できる作品。 デミ・ムーアの涙が印象的。 誰かに勧めたくなる作品ですね。
[CS・衛星(吹替)] 10点(2016-06-30 19:34:35)
4.  ロッキー
本当に観るべき映画とはどんなものか。こういう作品をいうのだと思います。 映画を見る前と見た後に、自分の心の何かを変えてくれる。 何もできない自分だけど15ラウンド立っていれば、人生は素晴らしいものだと感じることができる。 素晴らしい作品です。 最初に見たのはテレビの月曜ロードショー。 それから30数年ぶりの鑑賞。 試合に入ってからの展開が意外と早く感じましたが、ロッキーとエイドリアンの愛は、あの時見たときと同じ感動を得ることができました。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2014-10-18 09:12:34)(良:1票)
5.  恋愛小説家 《ネタバレ》 
久々に観たけど、やはり最高の映画です! 2度に渡る山場は、メルヴィンがキャロルに告白する褒め言葉のシーンです。 戸田奈津子の字幕スーパーでも十分通じる感動のセリフ。 ゲイのサイモンが交わる三角関係もGOOD! 冒頭から笑えて泣ける映画です。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2014-10-16 22:13:47)
6.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 
その昔、テレビの洋画劇場の予告編で「衝撃のラストシーン、何百何十何発!」という、まだ未見だった私を完全に怒りにかられたのを覚えていますが、この映画、ラストシーン以外でも、全てにおいて完璧なのが理解できます。 毎回衣装が変わるフェイ・ダナウェイは、この時点で最高のファッションモデルでした。 映画評論家の町山智浩さんの本で知ったのですが、ウォーレン・ベイテイ演じるクライドが何故、女性と接することができなかったのかは、クライドがゲイだったということ。(勿論設定上の話し) この時代に、ハリウッドでは、さすがにゲイ描写はできず、こうなったそうです。 バンジョーのBGMが、古臭さを感じさせますが、当時のヒッピーやカウンターカルチャー世代が喜んだ背景が目に浮かびます。 若くして死ぬことの格好良さが上手く描かれています。 私はヒッピー世代ではありませんが、10代後半に60年代の古い音楽に目覚め、ドアーズのジム・モリスンに出会いました。 当時の「30歳以上を信じるな」という言葉には衝撃を受け、ジム・モリスンの人生のように生きたいとさえ思いました。 今、30歳を遠に超えましたが、未だに私の中にはジム・モリスンが生きています。 この映画で彼を思い出しました。 「明日に向かって撃て」と比較されがちですが、あちらは常に未来を夢見た男性二人なのに対し、こちらは、まだ未来ある若者、実際には現実に未来を持てなかった若者二人の設定が、全く違う点だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2014-05-29 01:44:40)
7.  ドライビング Miss デイジー 《ネタバレ》 
劇場で観たときは若かったせいか、この映画の魅力がわかりませんでした。今回、20年ぶりの観賞で、これほど可笑しくて感動した自分を発見でき、心底良い映画を観たなぁって思っています。 冒頭のお婆ちゃんが、車をバックさせてしまうところから、掴みはOK! モーガン・フリーマン演じるお爺ちゃんも、あの独特な嫌らしい笑い方には、こちらも笑いを誘われてしましました。 ジェシカ・タンディ演じる、お婆ちゃんが、3個1ドルのサケ缶が一つ無くなっただけで、大騒ぎするところは爆笑してしまいました。 黒人の老人とユダヤ人の夫人のアラバマ旅行、私は最近「アラバマ物語」を観ていたので、夜のシーンは怖かったです。 アカデミー・メイキャップ賞を獲っただけのことはあります。ジェシカもモーガンもダン・アイクロイドも、どんどん歳を取っていく。 車が変わっているのにも気が付きました。 劇場で観たとき、モーガン演じる運転手が字が読めないのに新聞を読んでいる(見ている?)シーンが印象的だったけど、それは今回も同じだった。 家も売却され、お婆ちゃんもいなくなったと思ったら、そこまで終わりにさせなかったところで、エンドマークを打ったところも感動を呼びました。 現在、DVDも入手不可能ですが、いつかブルーレイで、完全吹き替えとボーナストラックをつけた状態で再発してもらえることを、切に願います。 小ネタてんこ盛りの最高の映画です。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2014-05-21 16:20:30)(良:1票)
8.  緋色の街/スカーレット・ストリート
もしかしたらフリッツ・ラング監督の最高傑作ではないでしょうか? 1945年という何とも言い難い年に、ハリウッドでは、こんな映画が作られていたんですね。 彼は客が満足するようなハッピーエンドより芸術性を貫いたことが十分伝わってきます。洒落たセリフ、小道具、シャレード、伏線、使われた音楽が見事と言っていい、「本当に面白い映画とはこれだ!」と言いたくなります。 心温まる映画かと思いきや、人間の汚い部分を見事に描いてあり、笑い、エロス、涙、恐怖、全てが含まれています。 私にとって永遠に残る逸品となりました。 ヒロインが画家を演じるシーンでは笑ってしまいました。だって、佐村河内氏と新垣さんと同じなんだもん! 当時のハリウッド特有のオールセットなのも見どころの一つです。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2014-04-17 15:50:55)(良:1票)
9.  ベン・ハー(1959)
WОWОWでノーカット完全吹き替え版が放送されました。これはブルーレイでも吹き替えは途中で英語に代わってしまうため、とても貴重でした。ユダ・ベン・ハー(吹き替えではジュダではなくユダ)の復讐劇というシンプルなものですが、プラスアルファに太っとい柱が根柢から立っています。人を許すことなんて私にはできないことです。映画というものが、どれだけ強いメッセージを持っていようと私は、どうしても変わることができません。そういう意味で、この映画は私の人生に死ぬまで残る作品になることでしょう。製作年もあってか、高齢者の方に評価が高いですが、「アバター」や「タイタニック」だけが大作と思っている若い方にも本作をお勧めしたいです。ネタバレ抜きでここまで書けた!(笑)
[CS・衛星(吹替)] 10点(2014-04-02 00:06:15)
10.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) 《ネタバレ》 
市販されているDVD、ブルーレイに収録されている吹き替えは90分ほどで、所々字幕スーパーに切り替わってしまいます。 今回、WОWОWさんは素晴らしい仕事をしてくれたと思っています。 私も含め、1976年に月曜ロードショーで放送されたバージョンを求める方も多いかと思いますが、やはり簡略化された字幕スーパーより、プロの吹き替えさんに任せた完全吹き替え版を観たほうが断然説得力があります。 個人的には、アーネスト・ボーグナインは富田耕生さんにやってもらいたかった。 私はアクションでもSFでもパニック物でも、まず第一に人間ドラマを求めます。 この映画には、それが全て揃っています。 セクシーで足の綺麗な女優さんを何人も使っているせいか、不潔さも感じません。 全ての登場人物に愛情を感じさせてくれるので、皆を応援したくなります。 太ったおばちゃん、助かってもらいたかったなぁ。 アーネスト・ボーグナイン、奥さんに対する愛情、ものすごく伝わってきた!。 スコット牧師演じるジーン・ハックマン、若くてメッチャ格好良かった。 そして蒸気で熱くなったハンドルを命がけで回すシーン、私の眼が涙でいっぱいになった。 そして、名セリフ「牧師は正しかったんだ!」 小学生の時にテレビで観たときの記憶が鮮明によみがえった。 当時は、パニック映画の先駆けになった本作ですが、どれも、これを超えることができなかったと思います。
[CS・衛星(吹替)] 10点(2014-02-16 06:11:16)
11.  思秋期
落ちぶれた老人を助ける中年女性の話しと思いきや、この監督、見事に観客を裏切ってくれます。 キリストの肖像画…宗教啓蒙映画のように見せておいて、兎に角ひっくり返すわ、ひっくり返すわ。 シナリオが完璧なんです。 私の感動する映画って、一般的にエンディングロールで涙することが多いのですが、放送中、終始涙が出っ放しでした。 えげつない描写が多すぎて嗚咽する方がいるかもしれません。 でも、人間の心の底をえぐりきった、この映像を魅せられて、私の涙腺からは様々な色の涙が流れました。 それも約90分に絞り込んであるなんて! 今は客観的に判断できませんが、私が生涯観た映画の中でもベストの部類に入るかもしれません。 そうですねぇ…他に、ネタバレなしで例えが浮かばないのですが、「別離」を観て感動された方には是非ご覧になっていただきたいですね。 こんな素晴らしい映画に出逢えてよかった! 文句なしの10点。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2014-02-01 03:15:44)
12.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 
冒頭から、おじさんの語り手で物語が進行するのかと不安がありましたが、全て、いい意味で裏切られました。 パイ少年の名前の由来(円周率、物事には終わりはない。)、たくさんの宗教観念、沈没した船から助けられた動物たち、全てが伏線で、最後の最後に、観客をひっくり返す見事な芸当。 トラの迫力とダブルで驚きました。 ファンタジー映画でもなければ、大人だけが観る映画でもない…。いや、それは反対で、ファンタジー映画であり、子供でも大人でも、この世界観に入り込むことができる、観てる間は考えなくても、観終わった後に考えさせてくれる、こんな映画は、めったにないです。 映画そのものは一度観れば十分ではないかと思います。 それくらい記憶に残る映像美でした。 私たちは、宗教に固執したり、安全な地域にいるとダメになってしまう…。 でも、それを理解するには、獰猛なトラにもならなければならない。 そんなことを考えさせられる、素晴らしい作品でした。 バナナが水に浮かないことは、初めて知りました。 ところで、あのトラは本物ですよね(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2013-12-18 03:43:29)(良:2票)
13.  オペラ座の怪人(2004)
意外と点数が低くて驚きました。確かに初めて観賞した時はレンタルで、私も途中でギブアップしました。 今回、大きなテレビを購入し、ブルーレイで観たせいもあってか、超感動しました。 この作品は平日の忙しい日の合間に観るものではありません。 私は連休を利用して、体を休め、じっくりと観ることにしました。 観る姿勢が重要になる作品です。 ストーリーはゆっくりと進んでいきます。 一度聴いたら忘れないメロディーが、ずっしりと心に響いてきます。 今年は「レ・ミゼラブル」に感動したせいもあってか、ミュージカル中毒になってしまいました。 ジェラルド・バトラーのファントム、エミー・ロッサムのクリスティーヌ、見事にハマっています。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2013-11-04 01:37:00)
14.  アラバマ物語
今観賞しても「子供目線」から描いたというのは、とても斬新だと思います。 トム・ソーヤの冒険みたいなストーリー展開の中に上手く黒人差別をテーマにしたものを織り交ぜてあって、観客に痛感させます。 スカートが嫌いなボーイッシュな女の子、スカウトがとても可愛いですね。彼女の正直な部分が大人たちに痛いところをつつかせています。 後味悪くなる展開でしたが、救いも描いたのは成功につながった理由の一つではないでしょうか?  邦題のセンスが悪すぎます。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2013-05-28 12:26:05)
15.  シュガーマン 奇跡に愛された男 《ネタバレ》 
2013年のアカデミー・長編ドキュメンタリー映画・受賞作品。冒頭の荒廃したデトロイトの街で流されるロドリゲスの歌は尖ったボブ・ディランって感じで凄く渋いんです。 「シュガーマン」の意味は麻薬密売人のことで、流される曲の内容は70年代の不況のデトロイトで仕事のない苦しみを切に歌ったものが多かったのが印象的でした。 どうして彼のアルバムが南アフリカの人たちに広まったのは全く分からない状態で、政府からは、ラジオでは放送禁止される中、口コミだけで広がったというのが驚きです。 ジャケットは長髪でサングラスの男があぐらをかいた姿だけなので、ミステリアスな雰囲気が漂い、、皆が歌詞の内容もわからず、想像だけで英雄視していたのは興味深かったです。 ネットが普及していなければ、彼の消息は突き止めることは出来なかったでしょう。 それでも、彼の存在はなかなか見つけられませんでした。 そしてついに、彼は、あのジャケットと同じ容姿で登場します! ドキュメントだけができる感動です! 見てやってください。ロドリゲスの姿を、声を。 彼は南アフリカの人たちの描いていた英雄そのもので登場した、その感動を是非味わってください。 彼の人柄が私たちの涙腺を崩壊してくれることでしょう。  彼が南アフリカへ行き、コンサートを開くシーンは必見です。
[映画館(字幕)] 10点(2013-05-25 20:08:50)
16.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 
冒頭の一面に広がった向日葵、印象的なメロディー、男女の愛、そして戦争…。 戦争は全てを破壊してしまうんですね。 ソフィア・ローレンって特に印象なかったのですが、初めて観賞し、彼女の魅力を存分に味わいました。 彼女自身、この映画は若い人に見てもらいたいとのこと、う~ん…そうですよね。年取った人が見るものではないかも(笑)。 シンプルなストーリーながらお互いが自分に敷かれてしまった道を歩まなければならない結末に胸が締め付けられました。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2013-04-11 05:45:32)
17.  メタルヘッド 《ネタバレ》 
母を亡くし崩壊した家庭に乗り込んできたのはヘビメタ野郎のジャンキーでした。無精ひげを生やしボロボロになった父親、苛められている息子、ちょっとボケちゃったお婆ちゃん。これは「家政婦のミタ」と同じストーリー展開ですが、やることが滅茶苦茶なんです。このジャンキーは苛められている少年を助けたりしません。少年にとっては火に油を注ぐようなことばかりして喜んでいます。少年が恋心を持つお姉ちゃんとやっちゃったりします。爆発する少年。でも、少年は少しづつ成長していきます。ラストでお婆ちゃんの葬儀があるのですが、このジャンキーのスピーチは凄いです。自分の○ンタマが一つ無くなった過去を例に挙げてお婆ちゃんの死の痛みを分かち合おうとします。世の中すべてのことに対して、彼は言いたいのです「F×CK YОU!」と!終わって気分爽快になる映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2013-04-06 01:09:18)
18.  ハスラー 《ネタバレ》 
男のために作られた男の映画って感じだ。 初めの戦い、エディがミネソタ・ファッツと何十時間もビリヤードで勝負する様は観ているこちらも疲れを感じてしまう。 そして、早朝のカフェでのエディとサラの会話。お互いアルコールに頼った人生を送っている、それだけで男女関係が生まれる時代背景。モノクロ映像が、このドロドロした関係を更に際立たせている。 サラがエディを暗黒の世界から救い出そうとするも、エディがわかるのは彼女が死んでしまった後。 最後のビリヤードはもう関係ない。 エディとバートのやりとりは、私が観たどの映画よりも緊迫感があふれている。間にいるファッツはもう完全な脇役。 エンディング、ビリヤードには勝てたが、人生の勝負には負けたエディ。しかし、一人残されたバートの姿は、どうみても勝者には見えなかった。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2013-03-12 23:49:39)
19.  アーティスト 《ネタバレ》 
今年の作品賞が「アルゴ」だったのは納得いかなかったけど、本作が作品賞なのは納得がいく。 この映画は小さな子供から老人までが楽しめる映画だ。 「アバター」の3Ⅾ映画で革新した矢先、サイレントに戻ったアイデアは頭が下がるとしかいいようがない。 私自身の話だが、子供のころ、時代劇を見ていた弟が「この人たち、どこの国の人?」と聞いてきて、皆から笑われたのを思い出す。 この映画の主人公は撮影の時だけでなく、生活もサイレントなのだ。 そこに、ある日突然トーキーというものが登場して、グラスがテーブルにぶつかる音に驚く悪夢を見る。 私は主人公のジョージは途中から喋りだすと思ったが、中盤に入り、やはりサイレントで通さないと、自分のやってきたことを捨てることになるのではないかと考えが変わり始めた。 犬の扱いがこれほど上手く使っている映画も少ないと思う。 拳銃を手にしたジョージを犬が懸命に止めている姿はやるせない気分だった。 まずは、この犬にアカデミー賞をあげたい。 自殺を思いとどめたジョージに残されたもの、それは新しい映像の世界、トーキー。そう、だから、ジョージは最後に喋ったのだ。 納得ッ!  チョウ娯楽作品!!
[地上波(字幕)] 10点(2013-03-09 21:20:15)
20.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 
こんなに面白い映画を観たのは久々です。たった8分間の出来事を何度も繰り返し体験させられ、犯人を割り当てなければならない主人公。いい加減イヤだ!と言っても無理やりバーチャルの世界に入れれられて「ほら、どうだ、わかったか?」と。可愛そうでしたが笑ってしまいました。ここまでくるとまるでコントです。 せっかく犯人が分かって事件が解決しても、そのおかげで大切な人を犠牲にしてしまう。 その後片付けも、この映画は最後までやってくれるから観る側にとっても大満足です。 タイトルがどこかで聞いたことあるような...センス悪すぎます。 もっとたくさんの人に見てもらいたい、そんな作品です。 映画を楽しみたい人に90分間絶対おススメ!
[地上波(吹替)] 10点(2013-02-17 01:48:26)
070.62%
1252.21%
2474.16%
311410.09%
413411.86%
519216.99%
612210.80%
719216.99%
818015.93%
9635.58%
10544.78%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS