1. カプリコン・1
設定はいろいろ雑でツッコミどころ満載なんだけどそれでもハラハラするし三人の会話もジョークが効いてて面白い。今ならCGでちょちょいと作ってしまうシーンも当時としてはかなり頑張って作り込んだ作品だったんだろうなと今回あらためて思った。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-16 17:04:34)(良:1票) |
2. 不連続殺人事件
《ネタバレ》 原作未読。まずキャラが濃いんだか薄いんだかわからないような登場人物が多すぎて相関関係を把握しきれない。ハダカにジャケットで強烈なキャラを発揮してる内田裕也。その一方で主役であるはずの小坂一也演じる素人探偵は最後まで印象薄い。なぜか太陽に吠えろばりのニックネーム刑事たち。この人誰だっけ?と考えてる間に8人も殺されてた。物語に起伏がなく最後に謎解きされても説得力がないので殺された理由が希薄なまま死んでいった7人の登場人物たちが憐れ。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-06-15 03:51:07) |
3. オリエント急行殺人事件(1974)
有名な作品だったので期待して見たら意外と面白くなかった。ポワロがあまり名探偵に感じられず、最後の謎解きでは理路整然と推理を説明するというよりはただ短絡的に自説を捲し立てていて滑稽な印象でした。原作でもこういう人物像なんでしょうか?イングリッドバーグマンは年を重ねてなお美しい。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2013-02-06 01:55:18) |
4. 野性の証明
《ネタバレ》 何度も見てるはずなのになぜか内容をよく覚えてない映画の一つ。そのわりには予告の「おとうさ~ん!」のシーンだけは覚えてたりして。久々に見ましたけど街を牛耳るヤクザの前半と後半で内容がぜんぜん変わってしまうので内容を思い出せない一因かも。絵の具みたいな色の血が勢いよく噴き出したり戦車の大砲が拳銃みたいな音だったり薬師丸ひろ子が予知能力持ってたり…トンデモ作品だったんだな。でも当時の角川映画って独特な雰囲気があって何となく許せちゃったりするから不思議。それと大野雄二の音楽、最高です。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-10-13 13:38:54) |
5. チャイナ・シンドローム
パニックものかと思って見始めたら違ってた。30年前の作品なのでセットなどはどうしても古くささが否めないもののストーリーの本質は現代の社会においても実際に起こり得る可能性のあるリアルな内容でした。しかもCGなど派手な特殊効果がない分、俳優陣の迫真の演技力が際立った。今、同じような内容で作られるとしたらジャックが崩壊寸前の炉心まで行って放射能の漏れてる中で修理し死亡最悪の危機は回避され、ジャックは自己犠牲の英雄となって万々歳みたいな作品になるんだろうなと思いながら見てた。って、どこかにそんな作品あった気がするけども。 [地上波(吹替)] 8点(2009-08-25 05:26:14) |