1. ハイキック・ガール!
《ネタバレ》 ワカコ酒でおなじみの武田梨奈の初主演映画というので鑑賞したが、自主制作レベルの映画。蹴り自慢の主人公がある日、師匠の宿敵にそそのかされ悪の組織に拉致られて師匠に助けてもらう。それだけのあらすじです。しかもあれだけ強かった主人公は中盤で抵抗もなく拉致られ、クライマックスでは師匠が主人公になってて一騎当千の物語になってました。何を言ってるのか自分でもわからなくなりますが真実です。ワイヤーもCGも使わない本格アクションという触れ込み通り、登場人物のほとんどが何らかの格闘技経験者だけあってアクションのキレは良いが、何度も何度も繰り返されるスローモーションとリプレイには辟易しました。勢い余って監督本人まで出演しちゃってますし、結局のところ映画ではなくて監督が思い描いたアクションシーンを実現したかっただけなのかな。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2016-01-23 03:34:05) |
2. 川の底からこんにちは
《ネタバレ》 最初にタイトルを見たときホラーかと思った。都会でどん詰まりだった主人公が父親の入院をきっかけにバツイチ子持ちの彼氏と一緒に実家戻って会社を継ぎ、開き直って従業員のオバチャン達と一緒にこれから頑張るしかないという、映画としてはさほど大きなヤマのないストーリー。暗い話題を扱いながらさほど重くならず、最後まで飽きずに見られるが見終わった後には満島ひかりの演技力と眼鏡オバチャン稲川美代子の存在感しか残らなかった。あと小劇団っぽいノリの社歌。最近よくドラマなどで見せる覇気のない表情でオドオド喋る満島ひかりの得意技はこの頃からやってたんだなあ。 [地上波(邦画)] 5点(2015-10-31 04:09:14)(良:1票) |
3. やじきた道中 てれすこ
一言で言うなら動く落語でしょうか。随所に様々な落語ネタを散りばめつつ人情味溢れる珍道中、そして最後はほろりとさせる。主人公お三方がはまり役で特に勘三郎さんは自分が思う弥次さんのイメージそのままだった…その後、鬼籍に入られたのが大変残念である。台詞回しもテンポ良く最後まで楽しかった。 [地上波(邦画)] 7点(2015-01-29 04:15:19) |
4. 戦国自衛隊1549
《ネタバレ》 大した道具もないまま、たった2年で油田掘って精製して発電設備まで作ってコンピューターまで稼働させてしまうその驚異的技術力には恐るべきものがあります。さすが我が国が誇る自衛隊。きっと弾薬や車両整備の消耗品までも現地で作り出してしまったのでしょう。一言で言うと何から何まで都合主義の積み上げで出来ている作品であります。とはいえ、タイムスリップものは大好物なので大甘で評価してしまいます。ポテチでも食いながらコタツに寝っ転がって見るぶんにはなかなか楽しめる作品でした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-01-08 04:12:52) |
5. マイアミ・バイス
《ネタバレ》 結局、内通者は誰だったのか?イエロは中間マネージャーだからラスボスを捕まえると豪語して命令まで背いたのに結局ラスボスに逃げられてるし。一言で言うとマイアミ・バイスのコンビ設定を借りただけのよくある普通の刑事アクション映画かな。スタイリッシュでも軽快でもない今作品にはマイアミ・バイスらしさは一切ない。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-12-13 21:12:38)(良:1票) |
6. ウルトラヴァイオレット(2006)
超越ロボット軍のバイオレット戦闘!ストーリーを含めた映画として評価したら3点か4点なんだけど、実はこれバイオハザードの新作プロモで、気合い入れすぎてうっかりアクションを丸ごとダイジェストした予告映像なのではないだろうか…と思いながら見てたらなんだか最後まで楽しめてしまったので5点献上。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-12-13 04:13:16) |
7. ボルベール/帰郷
公開当初、ペネロペの放尿シーンが話題になりましたね。作品を通して感じるのは、女は強し、といったところか。素晴らしい作品だと思うし監督の評価が高いのも頷けるけれど…どうしても自分には面白いとは思えなかった。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2013-12-12 21:05:25) |
8. タイムライン
《ネタバレ》 吹き替え版視聴。大好きなER緊急救命室も手がけたマイケルクライトンの原作、吹き替えも小山力也やてらそままさきなどERでよく耳にする声優さんばかりいうことで大いに期待して観たが、肝心なストーリーが凡庸で目新しさもなく終始地味な映像。当初、主人公だと思っていたクリス(吹き替え:玉木宏)は影が薄く、マレクのほうがよっぽど主人公向きだったのではと思った。見所は登場人物たちが過去に飛ぶまでとラブストーリーとしてのラストである終盤の耳の件ぐらいだろうか。SFではなくラブストーリーものとして観ていたら評価は違ったのかもしれない。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2013-05-20 01:29:39) |
9. 華麗なるアリバイ
《ネタバレ》 狂言回しにあたる主人公が登場しないせいか誰に感情移入してよいのかわからないままだらだらとストーリーが進行して終わってしまった。ところであの人物はなぜかばったのだろう。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-04-24 20:40:56) |
10. 笑の大学
原作舞台は見ていないけれどやはり三谷幸喜らしい作品。舞台ってワンシチュエーションで場面転換や登場人物が少ない分、台詞やテンポ良さが身上のはず。しかし残念ながらゴローちゃんの滑舌の悪さがどうしても気になってストーリーに入り込めない。二人芝居なので致命的です。あの役を誰か他の人が演じていたら…評価は少し甘めに採点。廊下の制服警官の高橋さん、存在感ありますね。 加藤あい、木梨憲武、八嶋智人がカメオ出演していたらしいがよくわからなかった。それと、昭和15年にああいう付箋紙って存在したんだろうか? [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-02-21 01:52:15) |
11. めがね
前作「かもめ食堂」は良い作品だと思いましたが、今回の「めがね」はどうも今の精神状態とは相性が良くなかったようです。現実感のなさと制作者の意図がどうも鼻について、ただただひたすら退屈という印象しか残りませんでした。それから主演は小林聡美(タエコ)となっていますが、常にストーリーの中心はもたいまさこ演じるサクラです。そういえば結局、小林聡美は何の先生だったんだろう? [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-01-23 05:04:43) |
12. おっぱいバレー
おっぱいとバレーをそのままくっつけただけの勢いでつくったような作品だけど、この映画はそれでいいんじゃないかな。青春って馬鹿馬鹿しいさまでの性への衝動だと思うしね。あえて難点を言えば当時のヒット曲を使ったBGMがちょっと邪魔だった。ナイスおっぱい! [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-12-28 02:17:02) |
13. 非・バランス
近年の作品だったら小日向さんのオカマ役はもう定番すぎて…って感じだけど、11年前の作品なんですよね。髪型のせいか途中までヒロインの派谷恵美を菊地凛子と勘違いしてた。ストーリーはちょっと物足りなかったけど、取っ組み合いのシーンはよかった。評価は4点だけど、日頃から見慣れた地元仙台のの風景に1点追加して合計5点。公開当時に見ていたらもっと評価が高かったかもしれないのが残念だ。 [地上波(邦画)] 5点(2012-12-08 06:05:49) |
14. 南極料理人
《ネタバレ》 南極越冬隊に同行した調理担当のお話。自然の厳しさや越冬隊の研究など南極という特殊な環境に重きを置きたくなるところをあえて主人公と料理だけに割り切ったのがよかった。この作品のゆるさを心地よいととるか物足りないととるかによって評価が変わりますね。感涙したりハラハラドキドキするような作品ではないが、見ていて心地よい。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-10-13 14:22:56)(良:1票) |
15. ニワトリはハダシだ
《ネタバレ》 結局、追いかけてるのはサム?ベンツ?ノート?国家レベルの汚職事件のわりには片田舎の地元民がバタバタと追いかけっこしてるだけの印象。知的障害、在日朝鮮人、汚職、親子問題、いろいろ詰め込んだまではいいけどどれも消化不良になってしまっている。俳優陣と風景はとても魅力的だっただけに残念。原田芳雄演じる親父の必死な姿は本当に素晴らしい。 [地上波(邦画)] 6点(2012-09-28 00:37:02) |
16. サマーウォーズ
《ネタバレ》 すべてが御都合主義。米軍が裏で糸引いてて管理パスをクラックされて優れた能力を持った主人公たちがすごい速さでタイピングしてって…ああ、またか。しかも仮想世界の中心人物が一つ屋根の下に存在するというものすごい偶然。根っからの悪人も死人(自然死を除く)も出てこない、なのにいつの間にかあと数時間で世界の危機みたいな話になってる。田舎のじいちゃんばあちゃんが携帯片手にワシのアバターを~!ってさすがに無理があるでしょ。評判は高かそうだったんだけどなぁ…。 [DVD(邦画)] 3点(2012-09-26 22:26:51) |
17. 機関車先生(2004)
ハートフルなストーリー、素晴らしいロケーション、演技力のある共演者たち、そしてなにより子供たちが生き生きとしていて素晴らしかった。ただ一点、初主演(だったかな?)の坂口憲二の演技力が追いつかなかったのがこの作品の明暗を分けた。見た目はパワフルな機関車だったけどどんなに石炭くべても馬力不足で前に進まず。 [DVD(邦画)] 4点(2012-09-08 06:17:36) |
18. ハゲタカ
《ネタバレ》 最近よく見かけるドラマの劇場化続編モノ。中弛み感は否めないけど全体的には硬派な経済ドラマで面白かった。ドラマを見ていないと鷲津と芝野の関係性がわかりにくいかも。残留孤児三世の偽者の下りや契約社員守山はストーリーとしてはちょっと蛇足にも思えるが、あれがあることで劉一華がなぜあんなにも金に執着していたのかやAKAMAに対する想いが理解できる。 [地上波(邦画)] 7点(2012-09-07 15:27:38) |
19. クローン
《ネタバレ》 PKDの作品ではよくある『ある日突然わけもわからず逃亡者にさせられてしまう』モノ。近未来SFって現実とオーバーラップしやすいので実は難しい舞台設定ですよね…無理に宇宙人を出してこなかったのと途中からオチの予想がつくもののラストシーンは高評価。できれば主人公の時折フラッシュバックするところから本当は自分は偽物なんじゃないかと迷いがあるとさらによかった気がします。それから原題『Impostor』(=身分や名前を詐称する者)のままにしなかったのはネタバレ回避するためでしょうか…でもクローン人間は出てこないのでその邦題もかなり微妙。余談ですが、ERのプラット先生、トーチウッドのマセソン、今作品…最近、テレビでメキ・ファイファーをやたらと見かけますw [地上波(字幕)] 6点(2012-08-30 05:56:11) |
20. 阿修羅城の瞳
魔界転生あたりの80年代角川映画を彷彿とさせる映像や舞台セットがノスタルジー。前半は雰囲気たっぷりだったのに物語が後半になるにつれて粗が目立ってくるせいか面白くなくなる。あとCGが致命的にしょぼい。市川染五郎って喋り方が船越英一郎に似てるなぁと思いながら見てた。 [地上波(邦画)] 4点(2012-07-01 03:23:43) |