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1.  ハプニング
「世界の危機に立ち向かう家族」という『サイン』と同じ体裁を取りながら、多くの批評家・観客からは否定された。しかし、「訳の分からないもの」に対する恐怖を描くという技巧において『サイン』をはるかに凌駕しており、工事現場での集団自殺、明るい太陽の日差しに照らされる首吊り死体など、印象的なシーンは枚挙に暇がない。自然災害パニックものとして見ても秀逸である。
[DVD(字幕)] 9点(2014-09-09 19:45:08)
2.  スネーク・フライト
航空機パニック+動物もの、という往年のロジャー・コーマンを思わせる強引さと欲張りっぷりが楽しい映画。スピーディーな脚本、とりわけ脇役たちの絶妙な活かし(生かし)方に魅了される。ヘビと関係ないところでかなり犠牲が出ているのが可笑しい。
[DVD(吹替)] 8点(2014-09-09 19:49:50)
3.  サイン
一見「宇宙人による侵略」というSF物の体裁を取りながら、その実、「神は実在するのか」という哲学的な問いを喚起する野心作。間抜けな伏線を強引にクライマックスへと結びつける手腕はいろいろな意味で観るものを圧倒する。
[DVD(字幕)] 8点(2014-09-07 22:55:06)
4.  スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
コミック、アニメ、ゲームなど、日本的なポップ・カルチャーをこれでもかとぶち込んだ世界観で繰り広げられる青春恋愛活劇。その徹底ぶりは一部のマニア以外の観客を拒んでいるかのような印象すら抱かせるが(実際、興行的には大敗している)、こうしたストイックな姿勢が観客の監督への信頼を担保していることもまた確かである。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2014-09-07 22:51:36)(良:1票)
5.  黒い家(1999)
原作のストーリーラインをほぼ忠実になぞりながらも、キャラクター造型において監督と役者が好き放題に暴走した結果、まったく違った物語が出来上がったという怪作。内野聖陽、大竹しのぶ、西村雅彦のトリオが織りなす一種の悪ノリとすら思える奇跡のアンサンブルが、原作とは違った意味での「恐怖」を観客に提供している。音声へのノイズの混入、会議室シーンでの不自然な照明効果、繰り返される「玉」のモチーフなど、お決まりの無茶な演出も乗りに乗っている。
[DVD(邦画)] 8点(2014-09-07 22:44:58)
6.  ラヂオの時間
ラジオドラマの本番中に起きたトラブルを巡る群像劇。冒頭の長回し、凝ったエンドロールなどに新人監督・三谷幸喜の気合がほの見える。舞台、ドラマで養ったスラップスティックな笑いを映画に移植することに成功しており、展開のスピード感も相まってウェルメイドなコメディに仕上がっている。
[DVD(邦画)] 8点(2014-09-07 22:37:47)
7.  パッセンジャーズ
オチがすべての映画として見られがちであるし、それがこの映画の売りのひとつであることは否定しない。しかしこの映画の本当の魅力はオチそのものでなく、そのどんでん返しによってこの映画がまったく違った物語として観客の心に迫ってくることにある。本格的な航空サスペンスと思ってこの映画を観た者は、まさか最後で自分の人生を振り返って感動することになるなどとは思いもしなかっただろう。
[DVD(字幕)] 7点(2014-09-17 19:21:52)(良:1票)
8.  パニック・フライト
『フライトプラン』と同時期に公開された航空パニックものだが、低予算ながらこちらのほうが数段出来が良い。小気味よくまとめられたタイトな脚本は観る物を飽きさせないし、要人暗殺に白昼堂々ロケットランチャーを使うという馬鹿馬鹿しさも楽しい。低予算ホラー映画でならした監督ウェス・クレイヴンの面目躍如といったところか。
[DVD(吹替)] 7点(2014-09-17 19:21:17)
9.  鬼教師ミセス・ティングル
小品ながら、脚本の妙をじっくりと味わえる学園コメディの佳作。囚われてなお逆転に向けて心理戦に挑むティングル先生のキャラクター、「皮肉」という言葉の使い方など、ケヴィン・ウィリアムソンの筋立ての上手さが際立つ。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-09-09 20:05:21)
10.  自殺サークル
女子高生が集団で手を繋ぎ、駅のホームから飛び込み自殺をするという衝撃的なオープニングをはじめ、映画というよりは挑発的な実験映像の継ぎ接ぎという印象を受ける。これまで「東京ガガガ」などアナーキーなパフォーマンスを繰り広げてきた園子温の、邦画界への強烈な殴り込みとも言えようか。
[DVD(邦画)] 7点(2014-09-09 19:58:34)
11.  アンブレイカブル
『シックス・センス』で感動した観客たちを唖然とさせた問題作。音楽の使い方や演出を含め、シャマランらしい「ズレ」が最も色濃く出ている作品であるが、アメコミ・ヒーローものの前日譚として見ればきわめて完成度が高い。
[DVD(字幕)] 7点(2014-09-07 22:53:47)
12.  シックス・センス
幽霊の見える少年と、彼を診察する精神科医を主人公に据えたホラー・サスペンス。世界的な大ヒットを記録し、シャマランの名を一躍世に知らしめた。あまりに多くの模倣を産んだ結末のどんでん返しはさすがに今日では食傷気味ではあるが、「癒やす者」と「癒される者」が最終的に逆転する構成、「そこにそのまま立っている」幽霊の表現など、今なお語る魅力の尽きない作品である。
[DVD(字幕)] 7点(2014-09-07 22:52:55)
13.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!
田舎に左遷されたエリート警官が巨大な陰謀に巻き込まれる。前作のコンビが復活し、テンポよくギャグが繰り広げられるが、むしろ前作に比してホラー・社会風刺の色合いが濃い。笑いあり、恐怖あり、感動ありの楽しい作品である。
[DVD(吹替)] 7点(2014-09-07 22:50:48)
14.  ショーン・オブ・ザ・デッド
ジョージ・A・ロメロの名作『ゾンビ』(1978)を下敷きにしたコメディ作品。本来、原典を笑い飛ばすはずのパロディを、むしろ正統派リメイクとして機能させるという離れ業を見せている。
[DVD(字幕)] 7点(2014-09-07 22:49:52)
15.  武士の家計簿
幕末期、加賀藩の御算用者(会計係)として仕えた猪山直之一家をモデルに、算盤を武器に激動の時代を生きた家族の姿を描く。終盤、やや情緒に流れる向きもあるが、深刻な題材を時にコミカルに、時にしっとりと描写する技量は卓越している。とりわけ直之とお駒の初夜の場面は白眉である。
[DVD(邦画)] 7点(2014-09-07 22:47:16)
16.  間宮兄弟
仲良しだが女性には縁がない兄弟と、その周囲の人びとをめぐるコメディ。 ともすれば安易な甘やかし合いに陥りがちな素材を丹念に料理することに成功している。 初期森田演出を色濃く復刻させており、セルフパロディを含め、そこかしこに「遊び」が楽しめる。デビュー間もない沢尻エリカと北川景子姉妹(!)の瑞々しい演技も魅力的である。
[DVD(邦画)] 7点(2014-09-07 22:45:52)
17.  (ハル)(1996) 《ネタバレ》 
パソコン通信を題材にしたラブストーリー。当時としては新鮮な題材を用い、パソコンのメール・チャット画面(テロップ)の多用など表面的な目新しさが注目されがちだが、むしろラスト・シーンに至るまで顔を合わせない男女の恋愛を描き切った、純粋な恋物語としての完成度に魅了される。 余談だが、同じく互いの顔を知らない男女のネット交流を描いたヒット作『ユー・ガット・メール』(ノーラ・エフロン監督)が公開されるのは、本作の2年後だそうで。
[DVD(邦画)] 7点(2014-09-07 22:43:36)
18.  そろばんずく
とんねるずを主役に据えたコメディ。公開当時から酷評され、森田芳光のキャリア上でも最初の躓きと捉える向きが一般的だが、ひたすら前衛的なギャグの爆発が続くシュールな作風は後のビートたけし監督作『みんな~やってるか!』を彷彿とさせる。今なお新鮮な演出の数々、そしてバブルという時代の醸し出す馬鹿馬鹿しさ、虚しさを見事に解体している点は正当に評価されるべきである。
[DVD(邦画)] 7点(2014-09-07 22:42:09)
19.  ときめきに死す
あらかじめ予定された破壊に向かって静かに突き進む男と、彼に感情移入していく周囲の人びとを淡々としたタッチで描く。和製ハードボイルドとして出色の出来であり、可能ならば一切の前情報なしに鑑賞したほうが、より楽しめる。本作をもって森田の最高傑作とする批評家も少なくないが、それも頷ける出来である。
[DVD(邦画)] 7点(2014-09-07 22:41:11)(良:2票)
20.  はやぶさ/HAYABUSA
堤幸彦らしいふざけた演出はなりを潜め、小惑星探査機「はやぶさ」の開発に携わった人たちの軌跡を群像劇的に描く。わかりやすい「天才」や「ヒーロー」ではない登場人物それぞれを描き分け、史実や宇宙に関する知識なども盛り込みつつ器用にまとめ上げたことは、監督の手腕として評価されるべきだろう。西田敏行、佐野史郎はじめ役者陣も好演だが、竹内結子のキャラクターはこんなステレオタイプに描く必要はあったのだろうか。講演中に寝ている客の演技など、相変わらず細部の演出が下品。
[DVD(邦画)] 6点(2014-09-17 19:19:01)
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