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1.  ジョーカー 《ネタバレ》 
「俺の人生は悲劇だ──いや違う、喜劇だ。」  このセリフはこの映画のダイジェストの一つです。 しかし私の考えでは、これは正しくありません。 たしかに人生は、「喜劇みたいに見える」かもしれません。 しかし”実際には”喜劇ではないからです。 どこまで行っても結局、喜劇は”息抜き”でしかありません。 (ここで言う「喜劇」は「ゲーム」という言葉に置き換えても良いかもしれません)  アーサーもそれを薄々気付いてたと思うんです。 しかし自分の犯す凶行や町の暴動を喜劇(ゲーム)と思い込むことで、心の一番奥のソフトな部分を守っていたのではないでしょうか? そう思い込むことで暴動を起こす人々を見てもハッピーだと感じることができたのだと想像します。 アーサーはサイコパスなのではありません。むしろ共感性の高い性格の持ち主だ(った)と思われます。  作品内で頻繁に登場する「マイノリティを笑いものにしたジョーク」に象徴される、誰もが誰もを平気で踏みつけにする社会。 その社会の上層に位置する人々も、他人より多く他人を踏みつけにしたからこそ、その地位を手に入れたとも言えます。  これら、他者を何の躊躇いもなしに、踏みつけにし、笑えるものこそ「サイコパス」なのではないでしょうか?
[映画館(字幕)] 8点(2019-11-13 00:47:46)
2.  1987、ある闘いの真実
日本による支配から太平洋戦争、朝鮮戦争、そして軍事独裁政権。 苦難に満ちた圧政下に長く置かれ続けた韓国の”普通の”人々。 一人一人は微力でもそれぞれが自分にできることを精一杯やろうとする姿に心奪われる。 その源は「人としてのプライド」なのかもしれない。 この映画を見れば、文 在寅(ムン・ジェイン)がどういう大統領なのか、なぜ彼が韓国国民の支持を集めているのか、韓国の近代史とともにその一端が分かるだろう。
[DVD(字幕)] 9点(2019-09-11 22:33:21)
3.  ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
「誠実な人間はいつも孤独よ」とのセリフがありますが、一夜限りとはいえ不倫したサルバトーレとエレナは誠実だったんでしょうか? しかも「サルバトーレ以上の男はいない」とか言われたボッチャ(エレナの夫)かわいそうです(涙)。  というか本当にサルバトーレと一緒になりたいなら、あんな見つけれくれるかどうかも分からないメモをあてにするんじゃなくて、意地でも直接会いにいきなさいよ、根性無しめ。  初恋の女性が忘れられないからと言って、それ以降女性と本気の交際をしないでとっかえひっかえのサルバトーレは自分の人生に対して誠実だったんでしょうか? 初恋は懐かしむべきものであって固執すべきものじゃないと思います。30年も忘れられないってさすがにキモいです。  トトの人生を自分の価値観で勝手に決め、情報を操作して愛し合いう二人を引き裂いたアルフレードは誠実だったんでしょうか? 私は見てませんがおそらく映画版のように青年期で終わってたなら、全く違う感想になっていそうです。 要は「イタリア人の感覚わからん!」ってことなのかもしれません。青年期までは良かったので3点あげます。
[DVD(字幕)] 3点(2016-01-09 03:51:41)(良:1票)
4.  ダークナイト(2008)
大富豪なら自らコスプレして戦闘するより私財をなげうち地位を利用して「正義」のためにもっと出来ること、やるべきことがあるでしょうに。
[DVD(字幕)] 3点(2013-10-14 14:42:03)(笑:1票)
5.  この自由な世界で
なかなか良い映画だと思います。 確かに非情な主人公ですが、多少極端なだけで、親やパートナーからの非難に対して「みんなやってることでしょ」と言う主人公はこの「自由社会」の象徴とも言える人物に思います。 搾取した人たちに暴力を振るわれるのは、力の応酬、権利の奪い合いであり、ある意味「競争」の一環であり、原初的な見本例でしょうか。 万人の万人に対する闘争状態を抜け出すために考え出されたはずの「法」は、弁護士の費用すら出せない者には何の意味もない。彼らに頼れるのは己の腕力のみということでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-12 15:40:05)
6.  砂と霧の家 《ネタバレ》 
映画としては多少マイナス方向のご都合主義(悪い結末になるように登場人物が行動する)を感じた部分はあるものの、特に前中盤はそれぞれの立場の切実さが描写されていてどうなるんだろうとワクワクしながら見ていた。人間ドラマとしておもしろい。 自分としてはベラーニ大佐側に感情移入して見ていた。特にクズの保安官が立場を利用して下衆な脅しをかけてからは圧倒的にそうなった。 バートンはもちろんだが、キャシーも同じぐらい酷い人で、手続きに則らずに勝手に家に近づいて怪我をしたのにもかかわらず、暖かく介抱してくれた一家に対し、盗人呼ばわりし、保安官と良い仲になり私情で動かす。挙句の果てに家族の前で自殺をしてトラウマを残させようとし、それを必死の処置で救ってくれた一家を我が情夫が監禁している事実を知っても助けようとしない。恩を仇で返すとはまさにこのこと。  ベラーニは確かに妻に暴力を振るったが男尊女卑の気が強いであろうイランで育った男性としてはかなり優しいほうなのだろう。元大佐としてのプライドを持ちながらも、家族のために肉体労働や雑貨屋のアルバイトをし、食事はチョコレートバーで我慢しそれすら家計簿につける姿には涙が出た。あの家は正当な手続きで所有したのであり、納得のいく値段でない限り家を返さないという主張は法的に完全に正しい(と思われる)し、欲深いからではなく、息子の進学費用等に是非ともお金が必要だというのだから倫理的にも全く責められるべきではない。  キャシーは家を失った程度で(もっとも弁護士は長引きそうだといっただけで完全に家を失ったのかよく分からない部分は残る)自殺を図るのなら、それよりはるかに自殺にふさわしい理由が3つも増えた以上、エンディングのあと当然自殺したのではないかと想像している。  自分としては息子を殺された後、復讐に走る展開になるのかなと思ったが、そうではなく、静かに死んでいくのはある種の誇り高い行為に思えた。自分達の命であった息子が死んだ以上、もうイラン時代の亡霊である自分達には生きる意味はないと思ったのだろう。(自殺は悪いことであることに変わりはないが。)
[DVD(字幕)] 7点(2013-07-07 19:45:12)
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