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1.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 
最近ビョークにハマっていたので、意を決して2度目の鑑賞を決行。  1度目の鑑賞では余り良い印象をこの映画に持てなかった。 最後の死刑のシーンを目的とした不自然なストーリーがどうしても腑に落ちない。 理論を優先してこの作品を鑑賞してしまうと主人公の不可解な行動に怒りすら感じてしまう。  この作品はひたすら感情的なのだ。 そういう意味でもビョークはまさに適役。 そしてミュージカルという形を取ったのも納得できる。 記事で読んだところミュージカルのシーンは約100個のホームビデオカメラを同時に回して撮影したらしい。 監督としてはこれでも足りなかったというのだから、相当思い入れは強かったのだろう。  ビョークに対する好感がこの映画の評価に相当左右することを今回の鑑賞で感じた。 あの主人公に感情移入することが出来ればこの作品を十分に楽しむことができそう。
[インターネット(字幕)] 10点(2017-04-30 22:24:59)
2.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 
多少の時代差は感じてしまうものの、 最初から最後まで非常に気持ちよく鑑賞できる最高のエンターテイメント作品。 気取ったところのない素直な脚本だからこそ、誰もが共感できる洗礼されたラブコメディーに仕上がっている。 ほっこりとした気持ちで画面中央に現れるThe Endの文字を迎えることが出来た。  俳優陣にもあっぱれ。 特にシャリーマクレーンが演出する気が強いけど、どこか脆くて危なげなフランという人物像が素晴らしかった。 彼女が切ない表情を顔に浮かべ中華料理店でジェフと会話するシーンには男として痺れた。
[DVD(字幕)] 10点(2016-01-19 01:13:41)
3.  マッドマックス 怒りのデス・ロード
先程映画館にて鑑賞、興奮も収まらぬまま、素晴らしい余韻に浸りながらレビューを投稿。 最初から最後の最後まで一切の失速を許さない。 モラルという概念を全て飛び越える とんでもなく破壊的で爆発的な映画。 一体全体この監督の頭のなかはどうなってるのか と問いたくなるような天才的な世界観が惜しみもなく披露される。 寡黙なトム・ハーディと髪の毛をバッサリ切ったシャーリーズ・セロンの演技も素晴らしかった。  少しでも興味がある方は絶対に映画館で見るのをお勧めしたい。(映画自体3D仕様に制作されているようなので、出来るならば3Dの環境で見ることもお勧めしたいです。)
[映画館(字幕)] 10点(2015-06-21 00:28:27)
4.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
強い信念を持ち合わせた人間が 己の正義を盾にぶつかり合う物語。 その意外性と心打つ各俳優陣の演技により 近年稀に見る名作に仕上がっている。  特にサムロックウェル演じるディクソン。 後半の彼の「変身」に一杯食わされた。 こんな単純な男にここまで涙を流すとは思いもしなかった。  おそらく最後どちらの選択をとっても、 ディクソンとミルドレッドには 地獄が待ち受けているに違いない。 それでも、二人の心情の変化には何か希望を感じる。 [anger begets anger] 彼らの怒りに終止符は打たれた。 そして、怒りの連鎖は引き止められた。   先日2回目の鑑賞を決行したが、 同じ箇所で同じぐらいの量の涙を流してしまった。 こちらの作品に是非、アカデミー賞を勝ち取っていただきたい。
[映画館(字幕)] 9点(2018-02-28 21:26:29)
5.  別離(2011) 《ネタバレ》 
胸が引き裂かれるような作品。 誰も悪くないし、誰も救われない。  夫婦の別れが糸を解いていくように、小さな惨事を積み上げていく。 静かな作品だが、展開が読めず気づけばあっという間に2時間去っていた。   イランという私個人には一生無縁だと思っていた国で、こんな名作が撮られているとは思いもしなかった。 映画の中で提示される文化の描写も興味深いが、それ以前に一つの作品として抜きん出ている。
[インターネット(字幕)] 9点(2017-08-20 11:12:21)
6.  花とアリス〈劇場版〉
二度目の鑑賞。 タイトルと共に白い息を吐きながら二人仲良く登校する最初のシーンが大好き。  鈴木杏もいい演技をするが、岩井俊二が撮影する蒼井優は別格。 蒼井優の一番美しく繊細な部分を映し出している。 驚いたときなどの彼女のコミカルな表情はなんだか可笑しいがどうにも可愛いと思ってしまう。  リリィシュシュで脇役のいじめっ子として出演していた郭智博がまーくん役を演じているのもなんだか感慨深い。 演技は決して突出していなかったが、作品にいい味をもたらしている。  純粋でお茶目それでもお互いの強い意志は貫ぬく花とアリスのなんだか些細な物語。 小さな紆余曲折は色々あったけど最後は皆が笑顔でエンドロールを迎えることが出来る。 これは間違いなく名作だ。
[インターネット(邦画)] 9点(2017-05-25 22:04:46)
7.  四月物語 《ネタバレ》 
岩井俊二が撮影する少女は躍動感にあふれている。 この作品の松たか子も例に漏れず。二十歳の松たか子は衝撃的にキュートだ。 特に最初の荷物が運ばれてくるシーン。 引越し業者をどうにか手伝おうとする彼女の行動に自然と笑みがこぼれてしまった。 優しくてどこか繊細な彼女。 (他のレビューワーさんが記述しているように) この映画はそんな兎月の日常の一部を描写するプロモーションビデオに近い。  4月という短い期間を切り取った不思議な魅力を持つ作品。 最後壊れた赤い傘で雨を凌ぐ彼女の姿とそこに浮かぶ笑顔。 なんだか明るい未来の兆しが見えた。
[インターネット(邦画)] 9点(2017-05-24 21:33:04)(良:1票)
8.  ヘイトフル・エイト 《ネタバレ》 
タランティーノ監督が最新作を出したということで早速鑑賞してきた。 何の前調べもせずに鑑賞したのが逆に良かったかも知れない。 もしタランティーノのファンならば、インターネットで書かれていることははあまり気にせず そのまま映画館に足を運んでもらいたい。絶対に楽しめるはずだ。  この映画の内容は最終章の題目Black Man, White Hellが上手く表現していると感じた。 決して派手なアクションシーンはないのだが、一つ一つの暴力シーンは圧倒的で目を覆い隠したくなる程グロテスク。 全ての破壊行為が終了した後のミニーの店内は地獄そのもの。  作品名が示すように登場人物全員が可愛げのないくそったれ。 そんな中でも突き抜けてクレイジーだったウォーレン演じるサミュエルL.ジャクソンの演技には天晴。 この俳優はタランティーノ作品と特に相性がいいように感じる。  今回のヘイトフルエイトではタランティーノの処女作レザボア・ドッグスとコンセプトが少し似ていたり(ミステリー密室劇)、レザボアに出演しいた懐かしい俳優が久しぶりに再登場したりと、原点回帰(?)の意気込みが少し感じられたりした。 近年のタランティーノ監督作品の中では一番私好みの作品だった。
[映画館(字幕)] 9点(2016-03-05 00:13:10)
9.  ソナチネ(1993) 《ネタバレ》 
半年ぶりに3回めの鑑賞を終えたので感想を書くことに。正直に言ってしまうと、映画自体は難解すぎて北野監督が何を伝えたかったかは未だに理解出来ない。しかし、何故か時間が経つと無償に再度鑑賞したくなる作品。 構想は単純明快。しかし、景色と登場人物を映し出す一つ一つの映像の中に 異なる小さな物語を創作している。数々の小さな物語(ショット)を重ねることにより大きな「何かを」を表現しているのだ。  また、素人だからこそ出せる北野武の演技もこの作品には欠かせない。村川の独特な雰因気とニヒルな表情が味を出している。ロシアンルーレットで自ら頭を撃ち抜く場面で見せる純粋無垢と同時に不気味、そしてどこか凛々しい笑みこそが上記に書いたような「小さな物語を創作」している決定的な芸術的ショットに違いない。
[DVD(邦画)] 9点(2014-02-06 01:01:37)
10.  永い言い訳 《ネタバレ》 
自分を肯定できない男幸夫の物語。 (それにしてもなんて皮肉な名前だろう。) どんなに他人を愛そうとしても、一定の距離に踏み入ると自分から距離を設けてしまう。  幸夫を置いて行って、 真平くんが父・陽一のトラックに乗り去って行くシーン。 幸夫の後ろ姿を見ていてどうしようもないぐらい虚しくなってしまった。  幸夫が始めて夏子の死と対面する最後のシーンでも、 結局、夏子も幸夫も愛し合っていないことが作品の途中で判明しているから、 何も解決していないのだ。(そもそもこの作品には解決するべき問題自体がないのかもしれない。) 幸夫の明るい未来が全く見えない。  人間の胸の一番奥底を抉り出す作品でした。 個人的にはこういう作品が大好きだ。
[インターネット(邦画)] 8点(2017-12-30 17:26:10)
11.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 
先日IMAXにて2度目の鑑賞を決行。 1回目の鑑賞後は只々音響と映像に圧倒された。 一週間、一日間、一時間と異なる時間枠を平行に並べるコンセプトは面白いが、 一回の鑑賞ではどうにも見落としてしまう部分が多くあった。 でもこの映画にはそれを吹き飛ばすエキサイト的要素と映像美があった。  2度目の鑑賞ではストーリーもぜんぶ把握でき、 尚且つIMAXの環境でこの映画の最大限のポテンシャルを経験することが出来た。  その一方で気になったのが、ストーリーのシンプルさだ。 今までノーランは絶妙に難解なストーリーを組み立ててきた。 今回も上記のような時間のトリックを活用しているが、 大枠のストーリーはあまりにもシンプルで 2回目の鑑賞ではどうにも味っけなく感じてしまった。  ノーランの次回作に期待だ。  1回目鑑賞10点→2回目鑑賞6点 総評8点 なんだかジェットコースターのような映画だった。 二回目の搭乗ではどこで落ちるか、どこでカーブするかわかっており、 残念ながらこのアトラクションの楽しさは半減した。
[映画館(字幕)] 8点(2017-09-19 21:47:11)
12.  そして父になる 《ネタバレ》 
知らぬが仏とでも言えば良いのだろうか。 言うだけ言って、選択を委ねる病院は無責任だ。  4人の親が全く異なる性格の持ち主であるのが面白い。 気の強い真木よう子、おちゃらけていてるリリフランキー、気難しい福山雅治。 そして静かに苦難を受け入れる尾野真千子。(個人的には彼女のキャラクターが一番すきだった) 様々な個性と考えがぶつかり合い、最後には子供だけでなく親たちも成長している。  一方で、斎木家の描写をもう少し観てみたたいとも思った。 リリー・フランキー演じる斎木雄大もなにかバックストーリーを持っているはずだ。 最後風呂の中で慶太くんが静かに見つめる雄大のタトゥーがそれを暗示している様に感じた。   そして、父になるというタイトルのセンス素晴らしい。 最後双方がどちらの選択を取ったのか観客の我々には分からないが、 どちらの選択をしても今後苦難が待ち受けているのは間違いない。 それでもどちらの家族も応援したい。そしてどちらの家族もその苦難を乗り越える事ができるだろう。 そんな風に思わせてくれるちょっと悲しいけど爽やかな映画だった。
[インターネット(字幕)] 8点(2017-08-27 19:26:35)(良:2票)
13.  バッファロー'66 《ネタバレ》 
「最悪の俺に、とびっきりの天使がやってきた」 この素晴らしいキャッチコピーに釣られて鑑賞した。  主人公のビリー。男性がかっこいいと思う男性像を更に男臭くした感じのキャラクター。 このキャラクターあるいは俳優のヴィンセントギャロを受け入れられるかどうかで作品に対する評価が変わってくるのだろう。  レイラーも不可解だ。 拉致されて嫌がっているかと思った次の瞬間、従順にビリーの命令に従う。 そして気付いたらビリーに首ったけ。 吊り橋効果っていうやつだろうか…  愛は理屈も憎しみも消し去る。そんな作品だろうか。 なんだか癖になる作品だ。
[インターネット(字幕)] 8点(2017-05-24 21:45:23)
14.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 
終始不安感を仰ぐ演出には感動すら覚えてしまう。 特に最初お金を盗み逃げている時の何とも言えないソワソワ感。 「お願いだ!お金を返してくれ!今ならまだやり直せる!」 なんだか私自身も主人公と一緒に逃走している気分になる。 そして後半の急展開。これは一種のブラックユーモア作品なのかもしれない。  オチはなんとなく途中で感づいてしまったが、これをオマージュしたストーリーを知らず知らずに鑑賞していたからに違いない。 そういう意味でもこの作品の影響力は計り知れない。 心理学にそれ程の理解がなかった時代にこの作品の展開はきっと衝撃的だったに違いない。  シャワーのシーンの鈍い音、決して派手なシーンではないが、実際にナイフで刺される痛みがこちら側まで伝わってくる。   成る程これが名作かと深く頷ける作品だ。
[インターネット(字幕)] 8点(2017-05-17 22:30:50)
15.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
ヘビーで意外なストーリー展開に打ちのめされた。 主人公が感じたであろうやるせなさを身体全身で感じ取った。 非常に上手く構成された映画であると感じた。  主人公にとっては何も解決せずに事件は幕を閉じてしまう。 それでも希望を捨てずに、自らを奮い立たせ息子を探し続ける主人公の姿に勇気を与えれた。 クリント・イーストウッドの作品の中でもっと評価されるべき映画の一つだと思う。
[インターネット(字幕)] 8点(2017-05-01 23:04:11)
16.  パーフェクト・ワールド
他のレビューにも書かれている通り、なんだか釈然としない部分が何個かあった。 もう少し不要な部分をそげ落とせば洗練された作品になると思う。  それでも私は個人的にすごく好きだった。 子供の演技がドンピシャでハマった。 ケビン・コスナーもカッコ良かった。 頭を空っぽにして、内容を素直に受け入れる事が出来れば、 相当な良作だと思う。
[インターネット(字幕)] 8点(2017-04-30 22:09:49)
17.  レヴェナント 蘇えりし者
映画もののけ姫のキャッチコピーである『生きろ』が当てはまる映画であると思った。  圧倒的なスケールでの映像。 他のレビューでも書かれいているが 前作同様 決してストリーベースな映画ではない。 物語そのものは至極普通なものであった。  しかし飛び抜けた映像的魅力がある。 特に最初のネイティブ・インディアンとの闘いは壮大的。 嘘偽りなく感動の涙が頬を伝った。 この10分間のためだけにも 映画館に足を運ぶ価値はあると思う。  一つ気になったのは、実話に基づいてる割にはかなり御都合主義が目立ったこと。 途中からは一種のファンタジー映画だと思うようにした。
[映画館(字幕)] 8点(2016-05-21 01:43:32)
18.  情婦 《ネタバレ》 
あっぱれ! 絶対に一回は鑑賞するべき作品
[DVD(字幕)] 8点(2016-01-23 11:36:24)
19.  最強のふたり
「面白い」と単純明快な一言で表現できる素晴らしい娯楽作品。物語進行に深みはさほど無いし、難解な主題があるわけでもない。  健常者と障がい者の間の深い溝を埋めるのは同情という安っぽく高圧的な感情ではなく、共感という基礎的な心持ちから始まるのかもしれないと本質的だが忘れがちな事実をこの映画で再確認出来た。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-05 23:44:52)
20.  母なる証明 《ネタバレ》 
母親の一方的な愛にとんでもない不快感を抱く。 終始不安な気持ちを抱かせる独特な雰囲気を醸し出すことに成功している。 それにしても、この作品のカメラワークと母親を演じたキムへジャには拍手喝采。  最後、狂ったように踊る母親をブレブレのカメラで必死にフレームの中に 捉えようとするシーンにはとんでもないパワーを感じた。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-12-30 17:43:14)
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