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1.  アラジン(2019) 《ネタバレ》 
満点です!いや~、笑った笑った(^○^)  シンデレラ城にティンカーベルが飛んだ時点でもう気分がMAXに! アラジンアニメが大好き。 だから今作でも、船乗りがキューを出してイントロが始まると全身に鳥肌が! アグラバーのごちゃごちゃした市場、狭い路地、階段や布の屋根、そしてアラジンの部屋。 実物か映像か分からいけどこの世界観に浸れる幸せ。 主役3人が期待を裏切らないはまり役でした。  残念なのはジャファーですね。ディズニーの悪役は、ジャファー然りフック船長然り、ずるがしこいけどどこかヌケてて滑稽なとこがないと。ランプをゲットしたつもりが、どこ探しても無くて「No~~~~!」と叫ぶところ、もっとタメなくちゃ。完全にアニメのジャファーのほうが一枚も二枚も上手の名優ですね。 あとジャスミンのお父さんネ。この人も笑いが取れなかった。威厳のあるかしこそうなお父さん過ぎました。 一番楽しかったのはアリ王子の大名行列。グラスの中のお酒が振動で震え(ジュラシックパークか!)鼓笛隊、ダンサー、ダチョウ!こちらアニメより豪華で素晴らしい! フィナーレの時もそうですが思わず興奮して手を叩いたら自分だけでした(__) 残念なとこがあってもやっぱり満点です。ディズニーありがとう♡
[映画館(字幕)] 10点(2019-07-23 09:44:14)(良:1票)
2.  白雪姫
家族に付き合ってディズニークラシックを見ていますが、これが第二次世界大戦前に作られたとは!! 昔見た名作を、今観てガッカリすることがよくありますが、ディズニーアニメは違う。ただただ驚くばかり。 ストーリーは童話だし、独自でいじくっていて賛否ありますが この映像!この動き!この発想!この音楽! なんて丁寧な仕事ぶりでしょう。アニメに掛ける熱意でしょう。今なら当たり前の技術でも、これ1937年です! 最近の作品(21世紀)は、とかく、描き込み過ぎ、セリフかぶせ過ぎ、ストーリー凝り過ぎなので、このシンプルさが、またまた本物の力だと思います。
[インターネット(字幕)] 10点(2017-04-23 13:31:23)
3.  ワンドゥギ 《ネタバレ》 
大変良い。ユ・アインの魅力が詰まっています。 初回は中断しました。貧しい韓国の高校生が無神経な担任教師にいじられる映画を見る意味もないかな、と。 しかし、ユ・アインという役者が、他の作品そこここで魅力をふりまくのを観て、二度目ですっかり虜に。20分を過ぎたころからググッと面白くなります。 ユ・アインは巧いですね。役者としての覚悟、オーラを感じます。 製作費をかけた訳でなし、イケメンを揃えた訳でなし、ストーリーも目新しくない、登場人物も少なくて単純、でも無理に笑わそうとしてないのに笑える、見て良かったと思う。脚本、演出、役者、制作現場の本気の相乗効果でしょうか。 好きなシーンは、家の前の坂道、ご近所トラブルシーン。まるで素人がスマホで撮ってるみたいなやり方。怒っている大人たちを遠巻きに、自然体でありながら演技者として映っているユアインが魅力的です。あっちとこっちにいる人物を交互にカメラを振りながら追うのが、なんか素敵です。教室内で女子高生がからかわれる時の、ワンドゥクの登場するタイミングもなかなか面白い。最初ウザイと感じた教師役のキムユンソクや近所のだめおやじキムサンホもいい味を出しています。というかみんな魅力的です。後で知ったことですが、みなさん有名な役者さんみたいです。 将来が楽しみなユアインに捧げる満点です!
[インターネット(字幕)] 10点(2016-01-13 21:03:46)
4.  メリー・ポピンズ 《ネタバレ》 
もしメアリーポピンズを見ていなかったら・・・私の子育ては全く違ったものになっていただろう。出会えた縁に感謝。二人の幼児の子育てで慌ただしかった頃、洋画ファンの叔母がVHSをくれた。幼少期に劇場で観た時は意味が分からなかった。母親になって再会!ああ!なんて楽しいのだろう。メアリーポピンズの子供の扱いかた!子供のどんな態度や生意気にも動じることなくサラリとかわし、それでいて愛情を注ぐ。子育てをしながら私はいくつものセリフをパクった。「どんな仕事も遊びになっちゃう」といって歌いながらお片付け。「タッタカタ!」と号令をかけてお出かけ。「旦那さん踊れ」とダンスしてお遊び。親も子もイライラが吹っ飛んで、どれだけ子育てがやりやすくなったことだろう。 そしてストーリーが素晴らしい。頑固なお父さんが変わっていく、というお決まりパターンだが、その持っていき方がうまくできている。2ペンス、それは子どもたちのお小遣いであり、鳩のエサ売りのおばあさんの収入であり、お父さんを失職させる原因となる。バートが暖炉の前でお父さんに歌う一曲が心にしみる。「子供たちは成長しいずれ巣立っていく、その時では遅いのだ」愛するのは今なのだ。その時のお父さんの表情、夜銀行に歩いていく後ろ姿、昼間鳩のエサ売っていたおばあさんは大聖堂の階段にもういない、そして失職。その時出てくるのが「スパカリ・・」なのだ。泣ける!何回も観て泣く! 自分の人生に一番影響を与えた名作です。   
[ビデオ(吹替)] 10点(2014-05-18 19:48:09)(良:1票)
5.  刑事ジョン・ブック/目撃者 《ネタバレ》 
ただただ好きだ、こういう映画が。映像の美しさ、ストーリー展開、役者の使い方、うまい!アーミッシュにひかれる自分であることも理由の一つだ。納屋を建てるシーン、キルティングのシーンは、映像にも音楽にも心が洗われる。 ガレージでジョンとレイチェルのダンスシーンでは、ハリソンフォードの魅力が爆発する。 刑事ものを期待する人にとっては物足りないだろう。これは文明に背を向けようとするアーミシュと腐敗するアメリカ社会との中で葛藤する、二人のラブストーリーなのだから。 丸腰のアーミッシュに対して、悪党が何もできなかったという、あり得ない結末には目をつぶる。何度となく観て、そのたびにその美しさと面白さに感嘆するのだから。アメリカ映画のすごさに乾杯。 
[DVD(字幕)] 10点(2014-05-15 11:31:28)
6.  タクシー運転手 約束は海を越えて 《ネタバレ》 
2018.4.27金正恩が軍事境界線を超え南に、金正恩と文在寅が手をつないで北に行った日。 その翌日に1980年の光州事件を題材にした力作を見ました。 韓国映画の底力がすごい!自分の国の負の歴史、軍隊が自国民に銃口を向けたこと、しかも真実が隠されたこと、それをエンタメ映画にしてしまう。そこが韓国映画とソンガンホのすごさであり、受け入れる大衆の強さなのでしょう。セクハラで右往左往している国との違いでしょうか。  ソンガンホが演じる役は、いつもリキミがなくてちゃっかりした普通の庶民。 今回も滞納家賃を稼ぐ為、外国人レポーターを、そうとは知らずにタクシーに乗せ危険区域まで走らせてしまう。真実を何も知らないタクシー運転手は、歴史を何も知らない視聴者と共に、歴史の不条理を目の当たりにします。ちゃっかり者だったはずの運転手が、観て、震えて、感じて、泣いた、その気持ちを私たちも共に味わう。すごい映画です。それでてエンターテイメントです。 この映画の面白さと醍醐味を楽しむファンがたくさんいるんですね。立ち見までいました。今時立ち見席のある映画館があるんですね~。驚きました。
[映画館(字幕)] 9点(2018-04-29 13:45:22)(良:1票)
7.  グレイテスト・ショーマン 《ネタバレ》 
若い頃、モータウンを聞いてアメリカ人になりたいと思った、その思いが再燃! このダンス!この歌!このセンス!That's Entertainment! ああ、これこそアメリカにしか作れない! バーカウンターのシーン、空中ブランコのシーン、そしてthis is meは圧巻! 一切手抜きの無い演出とダンス。これでもかとエネルギーが炸裂します。 ミュージカルだからストーリーは本来気にならないのですが、サーカスの雰囲気は苦手で、燃えたぎる興奮の邪魔をしました。 特にthisis me の団員達の魂の叫び、あの怒りやパワーがシュー―ッとどこかに消えて行ったのは残念です。 自伝と知りませんでした。劇場が燃えて金がない、それなら「路上かな?」と思ったら 「テントがある」。ああ、実話なのか!全身の毛穴が逆立ちました!久々に楽しんで満たされました!
[映画館(字幕)] 9点(2018-04-15 21:05:10)
8.  オクジャ/okja 《ネタバレ》 
映画の面白さを感じました。映像、音楽、テーマ、メセジ、脚本、役者、分かりやすさ。どれをとっても◎。 特に子役が素晴らしい。オクジャが捕えられてからの彼女のすべて、その瞳が行動が感情が観ている者に迫ってくる。オクジャとの再会シーン。上手いな~、子役も監督も。 食肉文化のみならず世の中は不条理と矛盾に満ちている。動物愛護団体が食べている野菜も遺伝子操作された命という点ではオクジャと変わらない。木に実るカキや滝壺の魚は同じなのか、違うのか。 エンタメとして十二分に楽しめる映画を見ていろいろ感じてくれ、心を震わせてくれ、と巨匠ポンジュノ監督は言ってるのかな~と思う。 Netflixに新作として登場した時、子役と豚のポスター見て、まさかこんな映画とは知らずスルーしていました。鉄腕麗人さんのレビューがきっかけです。ありがとうございました。
[インターネット(字幕)] 9点(2017-11-14 21:43:39)(良:1票)
9.  王になった男 《ネタバレ》 
「韓国映画は侮れない」というフレーズをよく聞く。侮る人が多いのだろう、残念。洋画も邦画も見るが、韓国の映画作りはエンタメとしての完成度が高い。今作もストーリーとして目新しくないが、俳優、脚本、映像、演出、2時間飽きることなく楽しめる。暗殺におびえる王が、自分に瓜二つの影武者を探す。王と偽王の二役演じるのがイビョンホン。いい役者。特に王と偽王の初対面、王が簡単なせりふでオーデイションをするシーンが、思わず膝を打つ面白さだ。オープニングの王の身支度シーンも、映画の始まりワクワク感を盛り上げる。そして悪評の常となるいわゆる「説明」のセリフが無い。冷酷な王で始まるが、偽王のシーンからコメディ色となる。その笑わせ方がなかなか上手いのだ。そして後半ホロリとさせて余韻も残る。二度観も出来る秀作だ。盛り沢山過ぎる米画、説明する邦画、に何かを見いだせない自分にとって、エンタメの極意を分かっている韓画が面白い。 また観たらいっそう面白かったのでプラス1点。無駄なシーンが無い!
[インターネット(字幕)] 9点(2016-05-05 18:41:18)(良:1票)
10.  モンスターズ・インク 《ネタバレ》 
新聞に「出色の出来」と評されていたので観たのです。オープニングでやられました。ドアのイラストが素敵すぎる!音楽も!イラストと音のコラボのセンスが最高!これは101匹のオープニングを彷彿させる出来で、子ども向け映画でこれをやるアメリカが本当にうらやましい。何度見ても楽しい。 ストーリーもなかなか上手くできています。中だるみがない。ドアのこちら側と向こう側、人間と逆の視点で世界を見、しかもそのドアは、どこでもドアのような状態で大きな倉庫に格納されている。その倉庫の映像が大変美しいのです。一見の価値あり。ブーのかわいさに関して賛否あるようですが、これぐらいならピクサー映画で慣れっこなのでさほど気になりません。マイキーがダントツ面白く主役を食っています。次いでランドール。這うように歩く様やあの目つき、自分のなかではディズニー悪役ランキングの間違いなくTopです。声優は英語の方が断然好きです。 DVDであまりに繰り返し観るうち気になったのは、人間の子供が有害である、となぜなったか。実害がないのだから、ウォーターヌース社長の陰謀と絡めてもよいのでは。 とはいえ、これだけ楽しめるのだから文句はいらないか。それはラストシーンにも言える事。もうひとひねり、余韻の残るラストが欲しいところだが、欲張りですかね。全体のセンスが良い割にNG集はくどいので残念です。
[映画館(字幕)] 9点(2014-04-23 21:10:14)(良:1票)
11.  ウォルト・ディズニーの約束 《ネタバレ》 
メアリー・ポピンズの映画を子供の頃劇場で、子育て中にビデオで繰り返し観た、いわばメリポピおたくにとっては最高の作品である。人生観が変わるほどの影響を受けた映画の制作秘話だ。特に気に入ったのは音楽。チムチムチェリーやスーパーカリー…のような代表曲よりも、銀行員の歌や「凧を揚げよう」などの名曲にスポットが当たり、作曲シーンでたっぷり楽しめる。ファンにとっては、そのワンフレーズが奏でられただけで体中にザーッと鳥肌が立つのだ。それまで頑固だった原作者が、スタッフと共に「凧を揚げよう」を歌い踊るシーンは、涙が止まらなかった。 この映画を観るために、メアリーポピンズを予習として観るのは悪くないが、かなり古い映画であり、独特の分かりにくさを持っているので、予習段階で受け入れられない人がいるかも。また原作者の幼少期のシーンが少し長すぎたか。 ディズニーならではの美しい映像とのどかさ、泣かせどころをはずさない安心感。鑑賞中は幸せ一杯だった。過激な映像が氾濫するハリウッド映画だが、こういう映画を観るたびに、アメリカはすごいと思う。
[映画館(字幕)] 9点(2014-04-06 21:03:25)
12.  声もなく
ネットフリックスで配信が始まったのにレビューはゼロか~ シネマレビューではマイノリティ分野ですが、さすが推しユ・アイン主演の良い映画です  「声もなく」 主人公(ユ・アイン)には言語としてのセリフはありません。 でもそのこと見ているうちに忘れてしまう。セリフなくてもすごく感じる、 青年テインの苦悩を、喜びを、葛藤を。 いや~好きだな~。彼の役者魂と言っていいのか。 表現するために生きてるような感じ。  不摂生と貧窮でボテッとだらしなく太った肉体も 教養がなく生きるためにせざるを得ない汚い仕事への思いも 不条理に対する嫌悪感も ユ・アインという役者によって表現される。 カラっとブラックユーモアでまとめられたノアール世界で 青年テインが思うこと。観客が置いてきぼりを食うようなラストですが余韻がヤバイです。  「声もなく」は原題通りの訳ですが「声がなく」ではないところも深いです
[インターネット(字幕)] 8点(2023-10-12 10:00:11)
13.  スウィング・キッズ(2020) 《ネタバレ》 
韓国映画の底力感じます、いつもながらに。  朝鮮戦争下の捕虜収容所が舞台のミュージカル。 暗いだろう重いだろう、という予想は裏切られ コメディであり、ドラマであり、音楽、タップの楽しさを充分満喫できる。自然に笑顔になる(^O^)  とはいえ戦争もの。実際の戦争。コメディだけでは済まされない。 登場人物たちにどっぷりと思い入れした頃に無常にも突き付けられる現実。戦争のむごさ。 えぐられるような衝撃の後、上質のエンターテイメントを楽しんだ視聴者に、ほっとする後味を残してくれる。  K-POPアイドルでありダンスもうまいディオが本当にかっこいい。 K の若者は力量があるな~
[インターネット(字幕)] 8点(2021-09-01 19:16:37)(良:1票)
14.  工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 《ネタバレ》 
スパイ映画というと ガーターベルトにピストル隠した美女、裏切り、囮、どんでん返し、誰が敵か味方か混乱しっぱなし。相関図あらかじめ欲しい! そんな印象ですが、これは違う。  ストーリーは結構シンプルで腹の探り合いの妙で魅せる。 名優ファンジョンミンがジワリジワリと敵に入り込んでいく。その敵とは 北です。ジョンウンパパも出てきます(本物よりシワが多いw) 北の風景も作りこんだそうです。上手く出来てるね~。  国の実態や過去を風刺して大ヒットする。 名だたる名優が出演する。 表現の不自由展の今の日本では作れない映画ではないでしょうか。 重い映画のラストシーンは希望があって、なかなか巧い! さすが韓国映画です
[映画館(字幕)] 8点(2019-09-08 12:19:24)
15.  お嬢さん(2016) 《ネタバレ》 
隣にだれが座るか分からない映画館での鑑賞を避け、レンタルを待ちました。 待ちきれなくてレビューも見ちゃいました。というわけで無垢な状態で見れなかったのは残念です←自業自得  前知識があったため、エロい、ド変態、と騒ぐほどではなかった。ただただ韓国エンタメ界の威力に驚きました。 とかく「濡れ場」を背徳イメージで映像化することの多い映画界。もしくは下ネタチックに大げさに茶化したり。 この「お嬢さん」の濡れ場は、美しく官能的で、何より悦び喜び慶びに溢れている。楽しそう、嬉しそう、幸せそう! これがこの映画の本当にスゴイとこだと思います!それに手抜きの無い演出。 美しい2女優さんは知らない人でしたが、詐欺師とエロじいさんはなじみ深い役者さんです。特にエロじいの方は、ドラマでさんざん感動させていただいた名優さんです。王に忠誠を尽くす剣術に長けた武士か~ら~の~墨で舌を真っ黒にした変態おやじ。☆4つですっ!てことで8点です。  2018.3.12 wowowで視聴。 R18をR15にしてカットしたりピーしたりボカシたり、ひどいのではないでしょうか。つまり作品をイジリまくる。他にもカットされてるとこがあるのではと懐疑的に。それにボカシたら一気に安物AVみたいで残念です←見たことありませんがw  二度見ると、セリフにも細かな伏線が張り巡らされていて、やはり日本語字幕があった方がグッとわかりやすいと思います。映画の評価は変わりませんが、wowowのやり方に疑問です。
[DVD(字幕)] 8点(2017-09-14 21:16:10)(良:1票)
16.  弁護人(2013) 《ネタバレ》 
ソンガンホはいいな~ 10年ぶりの来日舞台挨拶(youtube)は大変魅力的。プロデューサー曰く「政治的な視点で見る必要はない、一人の人間が不正とどう戦っていくかを見てほしい」と。エンタメとして楽しんで!という舞台挨拶は、重いテーマの映画らしからず和やかで温かみに溢れるものだった。 ソンガンホがゆるぎない安定感で、成り上がり弁護士が正義の弁護士に変わっていく様を丁寧に演じる。若く貧しい頃、法律書欲しさに食い逃げしたクッパ屋のおばさんへの恩返しが絡んでいる。後半の法廷シーンではカメラ長回しで、ソンガンホの力のこもった熱弁を「どうだ見たか!」とばかりに写し出す。迫力満点! 映画のどこにも故ノムヒョン元大統領の半生とはうたわないが、「政治やるな」の言葉を残して自害した最期を思うと切ない。 オダルスがチョイ役で出てくるが、あまりにチョイ過ぎてちょっと物足りないかんじだった。
[映画館(字幕)] 8点(2016-12-02 21:08:06)(良:1票)
17.  シング・ストリート 未来へのうた 《ネタバレ》 
いやぁ~、可愛い、可愛い!主人公の魅力とご機嫌な音楽で8点です! 細かいことは気にせず、若いということの魅力を楽しみ、うらやましがる映画。心の洗濯ですかね。 無謀な旅立ちをする二人のラストは、今時珍しい余韻の残し方で沁みいるものがありました。曲もいいし。 ほど良い長さですが、音楽シーンがたっぷりあるのでキャラの掘り下げは無理な話です。 貧しい割には小奇麗な両親、目立たない姉貴、悪役なりに憎めない…とはいかない校長、もう少し見たかった他のバンドメンバー。 もろもろの少し物足りなさを、主人公の男の子が見事にチャラにしてくれます。 もうじき閉まるパルコのシネクイントで見られたのも良い思い出です。 1980年代のブリティッシュロックに詳しくて大好きだったら、数倍楽しめそうです。
[映画館(字幕)] 8点(2016-08-03 21:15:21)
18.  新しき世界 《ネタバレ》 
同じ漢字をルーツに持つ国だから原題のまま「신세계(シンセゲ)新世界」が良いと思います。 黒社会映画ですが映像がきれいです。人入りドラム缶が海に転がり落ちる青みがかった映像は恐怖のシーンだけど美しくも悲しい音楽とあいまって心打ちます。無駄なシーンがオプソヨ(ありません)。字幕も便利です(ボソッと話してもよく分かります)。ヤクザさんの怖さの表現が「ドスの利いた怒鳴り声」「下あごが曲がるようなべらんめえ口調」「やぶにらみ顔」ではありません。みんな若くスマートでカッコいいし自然です。冒頭で死んじゃう先代の組長も素敵じゃあありませんか。ファンジョンミンも「てめえ、コノヤロー!」って言ってるかもしれませんが、何しろかっこよくて自然体でお茶目で魅力的で男の色気があって。ソンムにとどめさすときでさえ……あ゛~コワイ。 韓国俳優はうまいですね。悪いヤクザ感をどう演じるか、ではなく、人間の狡さ、孤独さ、愛憎をどう表現するか。制作発表の主役3人の写真が本当に「いい役者の顔」で惚れます。その表情、演出、間合い。何度でも見られる傑作だと思います。 ラストシーンは賛否あり、私も当初不要と思っていたのですが、あまりに深イイブログ「無い袖はノースリーブ」さんの妄想1&2を読んで変わりました。一つの映画を深読みし妄想して楽しめるのは素晴らしいことですね。というわけで自分もセメントの沼に足をとられています!
[DVD(字幕)] 8点(2016-07-06 18:53:31)(良:1票)
19.  ベテラン 《ネタバレ》 
「ベテラン」という原題(邦題共)が、まず良い。 ①ファンジョンミンが刑事役②新聞で「香港製アクションへの敬意をあらわにした監督の才気」とベタ褒め③いち推し俳優ユアインが悪役、というわけで劇場へ。 アクション良い!テンポよく爽快で中だるみも無い!ソウルでのカーチェイスや路上乱闘は制作側の並々ならぬ努力があるとのこと。ド派手なアクションはジャッキーのようにコミカルで、シリアスぶらないから逆にチープ感もない。動体視力に追いつかないほどのアクションはスタントもあるのかな?劇場内の年齢層が高かったからか、やけに静かでノリが悪かったのが残念だ。もっと大笑いしたかった。コンテナ置き場の鬼ごっことか最高! ファンジョンミン。正義感あふれ、泥臭く人間臭いベテラン刑事が等身大といった風で演技力が光る。一方ユアイン。財閥バカ御曹司はふざけ要素がゼロで、役者としてうまいだけに、本当に「怖い」「冷たい」「悪い」のオンパレードだった。特に子役と犬役が絡むあたりは怖すぎ。 dvdなったら、劇場で見逃したところをもう一度じっくり見直すのが楽しみだ。未知の可能性を秘めたユアインにささげる7点。  2016.6 dvdレンタルで。いやぁ~、やっぱり面白い!ソ・ドチョルとその仲間たち最高!バカ御曹司悪すぎ! そしてファンジョンミンとユアイン、役者として格好良すぎです。ということで1点追加。
[映画館(字幕)] 8点(2016-01-16 09:34:51)
20.  101匹わんちゃん 《ネタバレ》 
ディズニー映画はオープニングクレジットが大好きです。これもその一つ。日本の子供用映画にこのおしゃれ感はないのでは?アメリカ人に生まれたかったな、と思う瞬間です。こういうセンスの中で育つなんて。最初のピアノのシーンも、手抜きなしの丁寧さに感動します。ストーリーは子犬の冒険物語ですが、101匹になるまでが好きです。見ている時間が幸せなのです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2015-01-04 21:01:14)
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