Menu
 > レビュワー
 > 蓮 さんの口コミ一覧
さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 34
性別 女性
自己紹介 基本的に、バッドエンドのものは嫌いです。
散々振り回されて、「バッドエンドとは何事かっ!!金返せっ!!時間返せっ!!」と、素直に感じる自分でいいかなとw
映画は、私にとって、”心のビタミン剤”なので、自分に合わない悪い薬は飲まないのと同じですかね?
専門家ではないので、その”薬”の処方や、成分の内容に詳しいわけではありませんので、ひとまず自分で飲んでみて、「調子良かった!」「調子悪くした!」程度のレビューになると思われます。ご了承下さいませ。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  アベンジャーズ/エンドゲーム
◇公開から早3年、未だに、『鉄男ロス』から立ち直れない自分がいて。。。◇あれから3年、世界は厳しいコロナ戦禍を経験し、その上、今年2月にはウクライナ戦争が勃発。プーチンがサノスに見えて仕方ない。そして、アベンジャーズは『いない。』◇しかし、この厳しい現実を突きつけられて尚、いや、多分、だからこそ、”アベンジャーズ”を探してしまいます。◇ヒーロー然とした彼らではなく、人間らしい迷いと葛藤に翻弄されながらも、果敢に世界を救おうとする信念こそが、”アベンジャーズ”なのかもしれません。◇この世界的危機の混沌とした中で、アベンジャーズは『いない』のではなく、むしろ『誕生する』のかもしれない。現実の世界に。それは、あなたかもしれない。私かもしれない。世界中のどこかで、今、この瞬間でも、アベンジャーズと同じ志を持つ者が活躍しているかもしれない。。。◇アベンジャーズが守り抜いた信念に敬意を表すると供に世界平和を願って、今更ながら、10点献上しにやって参りました。たかだか映画とは言え、様々な面で、”大切な凄いもの”を残してくれた作品とつくづく思います。
[インターネット(吹替)] 10点(2022-09-19 14:19:29)(良:2票)
2.  ドクター・ドリトル(2020)
◇2008年から約12年間、”鉄男”としての任務を、見事全うしたロバートが、2番目の妻スーザンとの間に授かった最愛の子供達に、鉄男期間中、かまってあげられなかった代わりに、プレゼントしたかった作品なんだろうなと。◇だから、映画批評家達のクソみそな評価なんて、気にしていない。元々、商業的な成功など目指していないからだ。よって、ストーリーも、大人目線ではなく、あくまでも、子供目線。◇そんなダウニーの親心に共感した俳優仲間が、気軽に集まり、楽しそうに声役を務め、作品に華を添えている。それが、もの凄く豪華な俳優陣ってとこが、ニクイよね。◇そして、吹替え版で、長年ロバートの声をあてて来た、藤原啓治さんの、これが、最後の仕事となった。私的には、鉄男=ロバート=藤原啓治さん。本当に、お疲れさまでした。そう思ったら、子供向け映画なのに、胸がいっぱいになって、泣けた。。。藤原啓治氏の最後の仕事に敬意を表し、10点献上です。
[インターネット(吹替)] 10点(2020-11-14 12:33:35)(良:1票)
3.  ナイト&デイ
◇エログロなし、明るさ満点でロマンチックなアクション映画。◇だけど、アクションは、きっちりやりますよぉ~♪見せ場もありますよぉ~♪ロイ(トム・クルーズ)が、空から降ってくるシーンは、何度見ても、「ありえねぇ~wwww」と、笑いますよぉ~♪。トムの自虐ネタとしか思えんw◇挿入歌も良くて、サントラを探している。◇「いつか(someday)」という、何気ないキーワードが利いていて、エンディングも良い。◇私的には、気楽に楽しめる心のビタミン剤。大好きな映画なので、10点。
[DVD(吹替)] 10点(2017-04-16 15:32:01)
4.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》 
◇空前の大ヒットを遂げた"アナ雪"よりも、ラプンツェルの方が(私的)総合評価は断然、高い。◇吹き替え版の声優さん達が、皆さん、ほんとーーーーに、素晴らしいっ!!!コミカルさにとらわれて、ついつい、忘れがちだけど、実は、もの凄いクオリティの高さ。◇特に、毒養母、ゴーテルの吹き替えを演じた剣幸(つるぎ みゆき)さんの、セリフ回し、演技、歌には、まるで、生の舞台を観ているかのような、感動すら覚えるwさすがは、元宝塚月組トップスターです。◇それぞれ、ユーモラスで機知に富んだセリフ(日本語訳)が、キャラを生き生きと際立たせる。特に、フリン(畠中洋)のセリフ回しは最高w◇パスカル、マキシマスの表情や仕草がとっても豊かで、セリフないのに、全く、見逃せない存在になってるのは、ディズニーマジックでしょうねぇw◇ディズニー得意のお題目「真実の愛とは、なんぞや?」的なものは、アナ雪でも、当然、描かれたが、この点でも、ラプンツェルの方が、私的には、ツボ。自分の命よりも、愛する人を、その運命の呪縛から解き放ってあげたいなんて・・・男気あるわ~フリンw泣かせるわぁ~w◇作品が日本で公開されたのが、奇しくも、3.11の翌日だった事が、商業的なヒットに繋がらなかった不運な作品だったと思う。ディズニー映画が好きで、まだ観てらっしゃらない方には、ぜひ、おススメしたい逸品。評価は、もちろん、10点!!(ちなみに、アナ雪は、5点位かとw)
[DVD(吹替)] 10点(2017-03-11 17:02:07)
5.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
映画「アメイジング・グレイス」で知り、「スタートレック・イントゥダークネス」でロックオンされ、「SHERLOCK」で首ったけになった、べネディクト・カンバーバッチお目当てで、公開終了ギリギリに、飛び込み鑑賞しました。(間に合って良かった♪)■だがしかし、この作品の中に、お目当ての”ベネディクト”は、いません。そこには、”アラン・チューリング”がいるばかり・・・。もうとても、演技とは思えず、その人(アラン)、本人として、彼の人生とその物語に引き込まれた2時間。■「時として誰も想像しないような人物が、想像出来ない偉業を成し遂げる。あなたが普通じゃないから、世界はこんなにも素晴らしい。」心に残る、このキーワードは、ベネディクトの主演を差し引いても、今のところ、今年一番の逸作ではないかと思わせます。■現在では、名誉も回復し、”コンピューターの父”と賞賛されるアランですが、もしかしたら、そうならざるを得なかった、彼のひた向きで、せつない想いとその苦悩を、ひしひしと感じ、これからは、パソコンを起動させる度に、アランのご冥福を祈って、合掌してしまいそうです。文句なしの10点献上♪
[映画館(字幕)] 10点(2015-06-08 14:41:22)
6.  ザ・エージェント
私の人生を変えた映画・・・のうちの、1本。”理想”は、あくまでも”理想”、現実は、こう上手くはいかない。だけど、理想がなかったら、あるべき姿がなかったら、目指すものもなく、”理想”は、確かに、”理想”で終わってしまう。それを”現実”に出来るかどうかは、自分次第だろうと。(自分の)人生は、あるべき姿、理想への果てしないチャレンジでありたい・・・と、ゆう事に、ほとほと疲れた時に見返す作品ですw■見るのに気合いがいらないからいいです。■色んな映画を観ますけど、この映画のジェリーとドロシーのキスシーンが、私的には、歴代NO1☆■”映画ならではの劇的な”ではなく、日常感があって、これだけ素敵なキスシーンは、なかなかないかと。これもまた、”理想的”。だけど、やろうと思えば、誰にだって出来る。映画全体のコンセプトを、巧く演出しているキスシーンだと思います。大好きな作品なので、迷わず、10点献上。
[DVD(吹替)] 10点(2015-04-14 11:02:43)
7.  リトル・ダンサー 《ネタバレ》 
バレエは詳しくなくとも、耳馴染みのある「白鳥の湖」が、こんなにも、ドラマチックな曲だったとは・・・。 ラスト3分の演出が、珠玉だと思います。  この映画の監督さんは、9.11後のある一人の少年の心の再生を描いた”ものすごくうるさくて・・・”の 監督さんなんですね。最近知りました。少年の心の機微を豊かに、温かい目線で描き出せるのが、この監督の 得意技なのかもしれません。  アニメーションCGなどの映像技術が成熟し、もはや、映画で再現不可能な映像はないのだろうとさえ思う昨今、 だからこそ、こういった作品に、映画としての、より高い価値を感じます。  舞台となったイギリスの田舎の炭鉱町や、そこで働く人々の日常、決して豊かではない厳しい現実の生活を リアルに描くことで、少年ビリーの夢が、いかに突拍子もない事であるかが冴えました。  「バレエなんか、女がやるもんで、男がやるもんじゃない!」って父親の価値観も、日本のお父さん達のそれと 似ていて、父親として戸惑う姿にクスリとさせられましたが、それだけに、スト破りのシーンは、 同じ子を持つ親として、何度見ても泣かされます。  この映画を最初に観た時は、自分の息子(次男)が、ちょうど、ビリーと同じ年頃のころ。 子育てに悩んだ時期でした。  この映画の時間軸と同じ時が流れ、久々にみたラストシーン、 人生という大舞台に、美しく、雄々しく、見事、羽ばたいて見せた息子ビリー。 その背中の、なんと大きくなった事か・・・。  まぁ、俳優さん、超有名プロバレエダンサーさんですからねぇw  それはわかってはいても、今では、巣立って行った息子達の後ろ姿と重なり、 胸が一杯になります。  嬉しい涙で締めくくれる、本当に、良い作品だと思います。
[インターネット(字幕)] 9点(2017-02-07 11:59:28)(良:2票)
8.  るろうに剣心 最終章 The Final 《ネタバレ》 
◇原作、TV、OVAは、子育て時代でチラチラ観程度。◇今作、ワンオクの主題歌『Renegades』が物語以上に秀逸過ぎる。エンドロールで彼らの美しいシャウトに全部持って行かれたという感じ。◇和訳を調べると、これまた、映画にピッタリの歌詞で、主人公剣心の心情にも、敵役エニシの心情にも、全ての登場人物の気概を反映したものにも受け取れる。◇このシリーズ全体の『核』が主題歌『Renegades』に隠されていると言っても良いくらい。◇ワンオクはシリーズ全作に主題歌を提供して来たが、この10年の歳月を最も力強く生き、成長したのは、彼らかもしれない。◇日本人離れした、このせつなくも美しいシャウトを放つヴォーカリストTAKAが、森進一森昌子元夫婦の息子である事を今更ながら知って、更に驚愕w。◇偉大なる父母を持ったヴォーカリストTAKA、偉大なる父を持った真剣佑、彼らのリアルな葛藤と苦しみ、避けられない運命との壮絶な戦い、そして再生が、今作のストーリーに重なり、見事に体現されたと思う。◇原作やOVAファンからは不評の多い実写シリーズだが、『実写』とは、”生きた役者”が演じるもの。『原作へのリスペクトを外してはならない。』とは思うが、2Dの世界では表現できない役者の息づかいや、細やかな表情、所作、湿度、空気感、制作スタッフの並々ならない努力や工夫、その熱に想いを馳せながら観るのも、また一興かと思う。◇そういった視点であれば、決して出来の悪い作品ではないと思われる。◇そうは言っても、やはりストーリーの薄さは気になる。これは明らかに、最終章後編<The Beginning>への布石であり、<The Beginning>を観れば、エニシが握り締めた姉の形見の刃を自ら受け、「本当に、すまなかった・・・。」と、”義弟”エニシの腕にそっと手を回した剣心の心情が格段に沁みる。◇最終章を前編/後編に分けたのは、商業戦略的な要素も覗えるが、何より、役者達の素晴らしい演技演武とこのシリーズに賭けた情熱を余す事なく世に放ち、讃える為の演出ではなかったかと思いたい。◇だがしかし、やはり台詞が聞き取りづらかったので、8点献上ですw
[インターネット(邦画)] 8点(2022-09-19 11:18:26)
9.  るろうに剣心 最終章 The Beginning 《ネタバレ》 
◇原作、TVアニメ、OVAは子育て時代でチラチラ観程度。◇剣心のあの頬の十字キズが、実は『バツイチ』マークだと知った。◇だがしかし、あの刀キズを付けながら巴が何とつぶやいたのか?肝心の台詞が聞き取れず、「読唇術でも使えと?」と思ったけど、その重さ、儚さ、無念さの全てを観客に覚らせた佐藤健、有森架純の演技は圧巻。恋愛まっただ中の多感な時期に観ていたら、嗚咽が漏れただろう。◇この巴自らが剣心に付けた刀キズという設定は原作からOVAを制作時に大きく改変が成された所で、OVAでは『名作』の誉れが高いシーンなのだと後に知った。◇巴が何故、最期の力を振り絞ってあの刀キズを付けたのか?剣心が何故、それを優しく受け止めたのか?私的には、許嫁清里の事案も含め、それまで散々に剣心が惨殺してきた人々の怨念を断ち切り、『この幸せを守る。』と言ってくれた剣心の決意を忘れさせない為に刻んだ傷・・・巴の強く深い情愛だったのかな、と思う。◇往年の時代劇ファンとしては、その常識を遙かに覆す斬新でスピーディーな殺陣シーンにばかり目を奪われ、胸を躍らせながら今般の実写シリーズを観て来た訳だが、最終章にして、その十字傷に秘められた謎を丁寧に描く事により、前半の圧倒的狂気を放つ『人斬り抜刀斉』と、人として正しい矜恃に目覚めていく『緋村剣心』のコントラストが際立ち、シリーズ全体に『るろうに剣心』の真髄が一本通った気がする。ストーリー的にも厚みが増したと思う。◇剣心の十字傷の意味を知ると、またシリーズを”始めから”見直してみたくなる。『最終章』として、上手い演出です。◇惜しむらくは、やっぱり、もう少し、役者の台詞を聞き取りやすくして欲しかった。。。という訳で、8点献上w
[インターネット(邦画)] 8点(2022-09-18 12:19:21)(良:2票)
10.  シェイプ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 
◇ロマンチック・アダルトエロヴァイオレンスファンタジーかな?”キワモノ”だと思います。「愛の物語」とはいえ、恋人同士で見るのは、あまりお奨め出来ません。ハードル高すぎ。◇冒頭の”ひとりH”は、私的には不用だったと思います。「虐げられた者にも、性欲は人並みにありますよー。」的な印象が絡むので、肝心の愛の営みシーンが、「人並みに性欲がありますから、異形の者とも、やっちまいます。」的な安易な印象にになってしまい、せっかくの重要シーンが、格下げになってしまいます。◇あんなシーンを入れずとも、二人の深い愛の営みは、充分、美しく表現出来ていたと思います。  ◇同監督のヘルボーイシリーズを、面白く見ていたので、半魚人のクリーチャーには免疫があったのが幸いでした。あの作品にも、インテリ系半魚人のエイブ・サピエンというキャラがいます。このエイブを演じたダグ・ジョーンズが、今作でも半漁人を演じました。◇エイブよりも、グロさ、生々しさはupされていますが、あれだけグロいクリーチャーに、セリフなしの演技だけで、ハッとするような、流麗耽美さ、生きものとしての生命力、神秘性を与えることの出来るダグの演技力(=表現力)は、絶息ものです。  ◇水の中での、しなやかで美しい動き、凛々しいとさえ感じる立ち姿、イライザを愛おしそうに抱きしめるその背中、「気持ちわりぃー。」と思いつつ、ついつい、うっとり見ちゃいました。あれを、ダグ自身は、56歳位で演じているわけですから、他の有名ハリウッド俳優にはない、その力量たるや、凄いと思います。  ◇愛の営みが、”立ち泳ぎ系”は、らしくて良かったです。(笑 ◇異形とは言え、”愛しい人”に抱かれて、満たされた女の艶っぽい至福の表情を、サリー・ホーキンスが大変、見事に、可愛くも美しく演じたと思います。◇このシーンが、物語の核ですね。後のストーリーは、いらないくらいです。  ◇敵役のストリックランドには、トランプ氏(=アメリカのダメなとこ)が、ひたすら、痛烈に反映されていたように思えてなりませんでした。それが、今作がアカデミー賞13部門ノミネート、4部門を受賞した要因になったように思われます。◇つまり、時の政権に対して、ハリウッド的に、タイムリーな作品だったのでしょうね。でなければ、”キワモノ”感は否めません。  ◇新しいセクシャリティを御提案されている感覚。「だが、断る!」なわけですがw◇それでも、言葉、人種、差別、それに、艶めかしいエロ、グロ、ヴァイオレンスと、多分、この世の全ての闇と障害を越えて、迎えるラストシーンは、”悠久の愛の美しさ”を感じました。それは、トラウマになるほど、忘れられない美しさでした。◇他人に安易に奨められる作品とは思えませんが、ラストシーンの美しさに、8点献上です。◇ちなみに、ウチのパパ(主人)は、「・・・・・。(絶句)」でした。儚くも、普通な一般男性である事が判明されておりますw
[DVD(吹替)] 8点(2018-06-13 12:42:20)(笑:1票) (良:1票)
11.  追憶の森 《ネタバレ》 
◇カンヌ映画祭で大ブーイングをくらって、興行成績的には、惨敗だったと聞いていた作品。先日、某CS放送でやっていたので、ようやく鑑賞。◇なるほど。これは、”富士の樹海”という”場所”を知らない外国人には、ピンと来なくて当たり前である。ましてや、”自殺”を禁じているキリスト教圏なら、尚更。◇だが、日本人独特の宗教観、死生観を持っている人なら、その琴線に、充分に、引っかかってくるのではないかなと。◇アーサー夫婦の”二人のゲーム”のくだりは、とってもリアル。「お互い、感謝せずにすむだろう?それでいい。」は、心当たりがあって、よぉーく、わかる。(笑)長年、夫婦をやっていると、ホントに、そういう時ってある。これは、痛烈に胸に刺さった。◇”タクミ”と名乗る男に感じる違和感が、この映画の肝かと。樹海という不思議な森の中で、耳を澄ますように、そのひと言、ひと言を、捉えた時、その先に”待っているもの”を、探し出すことが出来るかもしれない。◇全米は泣かなかったが、普段、映画を観て、滅多に泣かないウチの主人が号泣し、「お前の好きな色と季節は、なんだっけ?」と優しく聞いてくれたので、10点!!(笑◇だがしかし、渡辺謙が、後年、この映画の出演経験を生かせず、不倫に走ったのは、誠に、残念。よって、-2点の8点献上です。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2018-04-28 13:01:41)(笑:1票)
12.  魔法にかけられて 《ネタバレ》 
◇アニメのプリンセスを実写にしたら、シミもシワもある上、天然のちょいと痛い女の子になったり、プリンセスが恋に落ちるのは、ペッカペカの王子様ではなく、バツイチ子持ちの冴えないおじちゃんだったり、思い切り”自虐パロディ”としか言いようのない作品。◇だけど、それが、”おとぎ話”と、リアルロマンスの整合性を、巧く取り成していて、コメディなのに、「さすがは、ディズニー♪」と、唸ってしまった。(笑 ◇2017年の「美女と野獣」実写版で得た、ため息が出る程の完成度は、今にして思えば、この作品の制作経験が大きく貢献しているように思う。◇「くだらねぇ。」と、普段、やさぐれがちな気持ちを、笑いとユーモアで上手にほぐしてくれる、ディズニー映画の隠れた”良薬”だと思う。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2018-04-28 11:28:38)(良:2票)
13.  半分の月がのぼる空 《ネタバレ》 
◇動画配信サイトからの鑑賞。事前に、何らかの演出トリックがあることは承知してましたが、見事に、泣かされました。◇でもそれは、切なく悲しい物語だったからではなく、若い二人の儚い恋心が、やがて、互いの命に向き合い、人生に向き合い、最後まで、最善を尽くして、二人が愛しきった物語だったから。◇裕一と里香、立派でした。若いのに、偉かったですw◇そして、その二人のかけがえのない時間と想いが、時を超えて、最愛の妻を亡くした夏目先生を救ったのだと思います。生きてこその愛ですが、例え、命尽きても、愛が尽きることはなく、残された者を、護ってくれる。そういう愛を、自分も、連れ合いに残したいですね。。。(自信ないですけどw)◇久々に、良作の邦画に出会いました。あったかい気持ちで泣きたい時に、また見ようと思います。
[インターネット(字幕)] 8点(2016-11-19 17:11:30)
14.  恋とニュースのつくり方 《ネタバレ》 
□現実は、こう上手くは行かないけれど、ベッキーの奮闘っぷりは、見ていて気持ちがいい。(笑)□シーンごとの音楽がシャレてて素敵。□脚本家が「プラダ~」と同じ方だからだろうか?登場人物の衣装が良い。特に、職場でのベッキーの着こなしは、リアルで参考になった。ラストシーン、シフォンたっぷりのフェミニンドレスで、街を駆け抜け、”家族”の元へ戻っていくシーンは、とても綺麗で、キュートだった。□彼氏が、鳴りやまないベッキーの携帯電話を、サッと取り上げて、冷蔵庫へしまい、「誰かがやってくれよ。」と、言ったシーンは、(ベッキーと同じく、)少々仕事中毒気味の身には、グッときた。忙しい仕事を持つ身としては、やはり、職場恋愛、これ、最強www□軽いドラマだけど、若手俳優からベテラン俳優まで、キャスティングがピッタリとはまり、抜群の安定感。上映時間も短めで、よくまとまっていると思う。仕事で疲れた時、気軽に見られて、元気がもらえる。こんな女の子でありたいと思うし、こんな女の子が後輩にいたら、心から応援したいと思う。
[地上波(字幕)] 8点(2016-05-20 12:43:07)
15.  のぼうの城
原作を読んだ時、のぼうを演じられるのは、野村萬斎しかいないな・・・と思ってから数年後、思った通りのキャスティングで映画化された、自分にとっては、ミラクルな作品です。■地元の歴史に由来する物語なので、それだけで血湧き肉躍る♪■もちろん、物語の100%が、真実ではありませんが、単なる権力の象徴である殿さまの為に戦うのではなく、好きなヤツの為に戦う。このシンプルさw勇猛果敢な「我らは、坂東武者の血を引く者の末裔!!」と豪語した百姓頭たへえ(前田吟)の心意気は、21世紀の今も、地元民の性根を支えています。それは、真実。■それまで、なんの取り得もない、つまらないだけの”田舎”と思っていた地元民としては、戦国時代、最大規模の水攻めに耐え抜いたとゆう浮城の物語が、驚きでもあり、誇らしく思えてなりません。■作品の出来、不出来に関係なく、小さな田舎町に埋もれた宝を、甦られてくれた今作品には、心から感謝しています。だけど、野村萬斎のいつでも上から目線のオーバーアクトが、いささか鼻について・・・8点の献上ですw
[DVD(邦画)] 8点(2015-04-14 13:56:46)
16.  レイン・オブ・アサシン 《ネタバレ》 
男性をかっこ良く撮らせたら、多分、右に出る者はいない・・・と、私的には思っている、ジョン・ウー監督が、名女優ミシェール・ヨーを迎えて采配を振るった”女性の為のカンフー映画”とお見受けします。■仕事の技術も、生き様も、男に依存はしない。非情な世界の中で、頑なにそう生きて来た暗殺者ザン・ジン、そんな彼女を命を賭して諭したルージューの思いがけない深い情愛の言葉が、この映画のテーマ。■ジョン・ウー得意の華麗なカンフーアクションの中に、欧米にはない、アジアならではの恋愛観、夫婦の情愛を、久しぶりに見直すことが出来ました。■貧乏だけど、正直で優しく、穏やかなことだけが取り柄の夫、アシャンが、真の姿を表すシーンは、何度見ても、しびれますw ■この映画を撮影した時、多分、ミシェール・ヨーは、45歳位、彼女が見せる、流麗なアクション、凛々とした演技は、同じ世代の女性として、憧れずにはいられませんね。
[地上波(字幕)] 8点(2015-04-14 10:12:46)
17.  護られなかった者たちへ 《ネタバレ》 
◇とかく絵面が地味な社会派サスペンスなだけに、派手な『猟奇殺人スタイル』は”お約束”なのかもしれないが、今作ばかりは、「そんな、ややこしいやり方する必要あるん?」と、殺害方法(殺害演出かな。)に、ちょっと疑問。餓死させるのが目的ならば、生き埋めでも良かったんじゃ・・・。(恐っ!)◇『生活保護』という”行政システムの闇”は、とても良く描かれていると思う。犯人の云わんとしている事も道理だ。◇セーフティネットから様々な理由で零れ落ち、『護られなかった者たち』の怨みを晴らし、社会的弱者の声を世間に知らしめ、行政の闇をぶち抜く為には、ああいった殺害方法しかなかったのかもしれない・・・が、例え猟奇殺人に訴えても、行政の闇は容易には覆せない。それほどに、行政、もっと云えば、政府や社会が抱える闇は根深い。◇昨今発生した元首相襲撃殺害事件の事案でも、それはリアルに感じる。時節も重なり、色々と考えさせられる作品だった。◇倍賞美津子演じる遠島けいは秀逸だった。鬼気迫る佐藤健の演技も素晴らしかった。ラストの伏線回収も綺麗にまとまったと思う。◇サスペンス要素は1点。社会派要素2点、敬愛する倍賞美津子さんに4点、合計7点献上です。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-09-20 23:55:07)
18.  ロックアウト(2012)
◇B級の王道です。何も期待せずにダラダラ見るのが一番w◇MI;の「イーサン・ハント=トム・クルーズ」、ダイ・ハードの「マクレーン=ブルース・ウィルス」ですが、このロックアウトも、「マリオン・スノー=ガイ・ピアーズ」を置いて、他にはいないでしょう!!というくらい、キャスティングがハマっていて痛快でした。◇吹き替えが断然、おススメ。ガイ・ピアーズは、東地宏樹氏がアテていますが、これがまた、良かった。字幕の訳よりも、吹き替え訳の方が、主人公スノーの軽妙な持ち味、無双っぷりが際立つ気がします。◇気軽にみられる好きな作品なので7点献上。
[インターネット(吹替)] 7点(2018-07-10 17:38:45)
19.  メッセージ・イン・ア・ボトル 《ネタバレ》 
ロマンス映画で、バッドエンドだと、私的には、台無し。131分、返して下さい。(笑)だけど、☆7点。全て、名優ポール・ニューマンに捧げます。素敵な俳優さんでした。
[地上波(字幕)] 7点(2016-03-19 13:54:41)
20.  僕が星になるまえに 《ネタバレ》 
イギリスBBCのTVドラマシリーズ「SHERLOCK」で、日本にも多くのファン層を確立し、今や、「英国の至宝」とまで賞賛されるようになった、ベネディクト・カンバーバッチが、「SHERLOCK」第1シーズンの放送前、もしくは、撮影が重なっていたかな?とゆう頃の作品です。■私は、「アメイジング・グレイス」で彼を知り、「SHERLOCK」で、その類稀な演技力に魅了された口ですが、この作品は、未見でした。この度、たまたまケーブルTVで放送され、観る機会に恵まれたのは、大変、ラッキーでした。■物語は、29歳で末期ガンに侵された青年ジェームス@ベディクトが、彼の3人の親友、デイビー、マイルス、ジムと、ジェームズが最後に、どうしても行きたいウェールズのバラファンドル湾へ、キャンプをしながら旅をする。。。その道中の悲喜こもごもを、4人の男達の友情を軸に描いた作品。■しかし、そこに描かれたのは、”いかにも”な、熱い男の友情ではなくて、ごくごく日常的で、淡々としたやり取り。最後まで、淡々と終わる感じ。■男同士の友情って、きっと、どんなことでも、お互いを許しあえること。”逝く”ことの選択さえも・・・。そして、男の生き様って、”許したこと”を、背負って生きていくことなのかな・・・って、一応、女の身としては、そんなふうに感じました。その生き方が羨ましくもあり、何ともせつなく不可解でもあり。。。静かで、とても、味わい深い作品でした。■ベネディクトのSHERLOCKでの演技を見た後だと、この作品で演じたジェームスは、まさに対極のキャラ。次第に、衰弱しながらも、最後まで、”孤高に生きること”を選んだジェームスを、ベネディクトが、満身創痍、見事に、演じ切りました。■モルヒネを切らし、激痛に身悶え、デイビーに、「苦しい・・・助けて・・・。」と、すがるシーンは、壮絶で、もう見ているのが辛かった・・・。ベネディクトの演技力は、素晴らしい。”英国の至宝”と言われる所以に、改めて感服しきり。だけど、もう少し、ストーリーや演出に、盛り上がりが欲しかったかな?と、ゆうところで、7点献上です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-05 16:46:30)
012.94%
100.00%
200.00%
3617.65%
4411.76%
538.82%
600.00%
7411.76%
8926.47%
912.94%
10617.65%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS