Menu
 > レビュワー
 > クリプトポネ さんの口コミ一覧
クリプトポネさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 196
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  だれの椅子?
石坂洋次郎作品は戦後~昭和30年代頃の戦後民主主義華やかなりし時代背景にこそしっくりするという事が露呈してしまっている。地方都市が舞台とはいえストーリーやセリフが昭和30年代じみているのに当時(昭和40年代)風の音楽や山口晶とゴーゴー踊ったり諸々違和感が多い。吉永小百合や山本陽子は綺麗だけど。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-05-13 19:06:19)
2.  草を刈る娘
セリフにちょこちょこ当時の時代性は垣間見えるが、昭和三十年代の地方にはまだこういった牧歌的な暮らしがあったというより、それを舞台にした作品が普通に受け入れられていたという事だろう。戦前はおろかその頃まではまだはっきり江戸時代から地続きの日本人のメンタリティも残っていたと思う。 若い吉永小百合が美しい、岩木山を背景とした草原の風景も美しい。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-05-13 13:26:38)
3.  脱走山脈 《ネタバレ》 
脱走中の初めて通る山中に楠木正成よろしく丸太や巨石が積んであったり等、ところどころご都合主義的な展開はありますが、飽きずに観られました。アルプスやオーストリアの美しい風景やテーマ音楽は雄大な感じでとても印象に残るものです。この時代の戦争映画ならではのある意味安心して観られる良さがあります。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2021-07-31 20:50:34)
4.  南の島に雪が降る(1961) 《ネタバレ》 
主演の加藤大介氏が体験した戦時の実話を、当時の日本喜劇の名優の方々が総出で熱演しています。今となっては背景とか細かい事情とかも説明なしではわからない人も多いと思いますが、そうであっても俳優陣の演技のすばらしさ、戦場で皆ある意味黙々と死んでいったのだという感慨、それに少しでも希望と慰謝をという当時の演劇人達の思いが伝わってくる秀作だと思います。 映画中に使用される脚本の作者名で菊池寛とか長谷川伸とか出てきますが、かつてこの国の人々の心の中のスタンダードはこういうメンタリティであったのだなあと。そしてそれは江戸時代から続いてきたものであったけれども、敗戦や時の流れで今は失われつつあるものだなあとしみじみとしてしまいました。
[DVD(邦画)] 7点(2020-08-19 23:50:22)
5.  フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) 《ネタバレ》 
日独潜水艦交流や広島の原爆等史実を踏まえた導入のストーリーはよい。またフランケンシュタインが途中10m位であまり東宝怪獣映画では見られないサイズで新鮮であった。フランケンシュタインの目が途中だけ緑になって幼少時や巨大化してからは普通など一貫性がなかったり、輸出向け風味のいかにも取ってつけたような日本的風体の水野久美とニックアダムスとの場面、「キングコング退ゴジラ」からの流れからのバラゴンとの対決、唐突でご都合主義な結末等引っかかる点も見られたが、総じて東宝特撮物の中ではちょっと毛色の変わった匂いの感じらる作品。警官の桐野洋雄が岡山署と広島弁でやり取りする描写は面白かった。
[DVD(邦画)] 6点(2020-06-06 16:26:34)
6.  海底軍艦 《ネタバレ》 
大画面で観た伊福部音楽にのっての海底軍艦試運転シーンには感激しました。アナクロな雰囲気、特撮も美術もよいのですが、海底軍艦の活躍が少なくて残念。本来は非常に重いはずの個人と国家、戦争というテーマに触れながらも、短い時間に押し込めてしまったためか、二十年以上雌伏していたはずの神宮寺大佐があっさり世界のために翻意しての「古い鎧を脱いで清々した」発言など、人物描写が今一つ散漫でストーリーがご都合主義。また好みの問題だろうが、佐原健二がヒーロー役立った方がよかったのでは。
[映画館(邦画)] 7点(2020-05-30 14:44:28)
7.  キングコング対ゴジラ
古い作品だが作品テンポもよく、安定感ある特撮も安心して観られる。有島一郎のコミカルな演技は流石に面白い。南方原住民描写はこの時代ならではだが、これはもはや当時の東宝特撮の様式美のひとつ。
[映画館(邦画)] 6点(2020-05-24 10:48:06)
8.  ゼロ・ファイター 大空戦 《ネタバレ》 
岡本喜八作品のような俳優陣だが、作風は陽気という訳ではなくよりまじめな「漢の映画」でおもな登場人物の造形も無駄がなく、素直に観ることができた。前半はよくあるエースもののようであったが、後半藤田進と中丸忠雄が出て来るあたりから俄然話に深みが出てきて、加山雄三も単純に自分の哲学のみで飛行中隊長をやっているだけでは済まなくなり、時代の流れの中での組織、その中の人間の在り方を考えさせられる。白黒映像であるが円谷特撮も冴え、多数の複雑な航空機の動きをリアルに魅せてくれている。知名度は高くない作品のようであるがよくまとまった佳作。
[DVD(邦画)] 7点(2020-05-24 10:15:24)
9.  青島要塞爆撃命令 《ネタバレ》 
「独立愚連隊」の舞台設定を第一次世界大戦の航空戦黎明期に変えた感じの作品だが、本作では佐藤允が一番慎重派。戦争映画ではあるが愉快な娯楽映画。舞台設定も珍しいが、作品の雰囲気も60年代の邦画全盛期ならではの明るさに満ちている。
[DVD(邦画)] 5点(2020-05-17 18:16:13)
10.  ガス人間第一号 《ネタバレ》 
メロドラマにしたことで東宝特撮の変身人間もの3作では一番できがいいと思います。特殊能力を持った人間がその能力を社会のためではなく個人的欲望に使ったらどうなるかを、落ちぶれた舞踊家元への恋慕とからめたドラマ部が絶品です。昭和特撮になくてはならない土屋嘉男氏の代表作でしょう。彼の警察などへの不敵な態度と家元への献身的振る舞いの対比、若い八千草さんの美貌と悲しげな風情も、夜の場面の多い画の中で非常に印象的です。二人で社会を相手に戦う勢いのガス人間に対し家元はもはや生きる気力もなく、ガス人間には明かさずに心中を選びます。滅びの美学に満ちています。
[DVD(邦画)] 8点(2020-05-17 15:42:28)(良:1票)
11.  拝啓天皇陛下様 《ネタバレ》 
大航海時代、産業革命を経て世界を西欧の植民地主義が覆っていた中日本人の暮らしは貧しく、士官は社会のエリートであり子供の憧れ、男子であれば家族が普通に兵隊になる、身近な存在であった。軍隊とて戦闘がなければ普通の組織の一種で、どういう経験をするかはそこにいた人間や組織の置かれた状況によって千差万別。主人公のように食うに困らぬ生活の中で、生涯の友人を得たり上官にやさしくされたり字を習ったり、比較的よい経験をできたこともあっただろう。このような作品が戦後生まれ、戦中世代に受け入れられていたことはその証左ではなかろうか。戦中世代が少なくなっていく中、かつての郷土部隊が国民と地続きであったことを知らしめてくれる作品のひとつとだと思う。 寅さん以前の作品であるが、やっぱり渥美清は素晴らしい。
[地上波(邦画)] 10点(2020-05-16 18:18:09)
12.  バルジ大作戦 《ネタバレ》 
昭和40年代当時流行っていったミリタリー模型ではドイツ戦車が大人気であったにもかかわらず、アメリカ製戦争映画でのドイツ軍はほとんど間抜けなやられ役に終始していました。しかし本作では最後は負けるもののドイツ戦車隊は基本結構カッコよく描かれていて、それだけで当時の少年だった私は興奮して観たのを覚えています。ネットもなかった時代、米軍の砲弾を跳ね返しながら森の中から戦車軍団が出て来るのを目にできるのは非常にワクワクしましたし、パンツァーリート合唱場面も非常に印象的でした。
[地上波(吹替)] 7点(2020-05-10 18:00:11)
13.  馬鹿が戦車(タンク)でやって来る 《ネタバレ》 
山田洋次ーハナ肇の馬鹿シリーズは好きな作品群ですが、昔TVで見て以来これは特に好きな作品です。 田舎の牧歌的な雰囲気の中での話ですが、村社会の陰湿さや閉塞感、差別意識なども風刺されています。 映像的には単純に戦車の暴れ方(スピード感)がなんとも爽快感を感じさせてくれました。 昭和の農村の美しい景色も今となっては貴重かも。
[地上波(邦画)] 8点(2019-02-11 20:38:28)
14.  からっ風野郎
当時は所謂話題作り作だったのだろう。三島の演技は本職ではないので仕方ないが映画の雰囲気は悪くない。
[DVD(邦画)] 5点(2019-01-23 22:39:30)
15.  椿三十郎(1962)
色々古さを感じるが流石に面白かった。 あと、本作に限らないが昔の俳優さん達は走るにしても馬に乗るにしても様になっていて、 そのあたりが画面を締めていたなあと。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2018-01-08 18:50:20)
16.  アルジェの戦い 《ネタバレ》 
アルジェリアの独立闘争をドキュメンタリックに撮ったモノクロ作品。ドイツ軍占領下からの解放と自由を勝ち取ったはずの国が、一方で戦後もアジアやアフリカで人種差別的植民地主義の継続を試みていた欺瞞とその蹉跌が描かれています。 拷問やテロ描写も細かく重苦しい雰囲気ながらテンポよく進み、映画の中心人物たちだけでなく、多くの無名エキストラの表情の積み重ねで、民族独立への熱気を感じさせてくれます。 一方の当事者であるアルジェリアとイタリアで作成されたものですが、フランスに対しては比較的公平に描かれていると思います。
[DVD(字幕)] 7点(2017-09-17 21:26:06)(良:1票)
17.  フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
昔の東宝特撮の中ではなかなか出来のいい作品だと思います。 水中から睨んでいたり、嵐の海を乗り組員を襲ったり、ガイラの恐怖感がなかなかのもので、空港に上陸してきた姿を遠景で撮っていたのも妙なリアリティを感じさせました。 自衛隊の攻撃がそこそこ効果を挙げ、光線を浴びたガイラが山林をぶっ倒しながらのたうち回る攻防戦の一連の合成や、音楽とマッチしたテンポの良さも引き込まれるのものがあります。
[DVD(邦画)] 7点(2017-08-21 20:47:21)
18.  ウエスタン
長い作品なのでヘンリー・フォンダと富豪との列車でのエピソード等、やや中だるみするところがありますが、映像、演技、音楽、総じて素晴らしいと思いました。オープニングの駅舎での対決、開拓者一家襲撃、最後の決闘等、思いっきり溜めのあるシーン等緩急のある展開に痺れます。ブロンソン、フォンダ、ロバーズの主要三人男のキャラクターはみなそれぞれどこか「変」なんですが、なぜかカッコイイ。
[DVD(字幕)] 9点(2017-08-16 21:45:41)
19.  戦国野郎
岡本喜八監督らしい痛快アクション。難しい理屈はなしでテンポよく観せてくれ、退屈しなかった。加山雄三・星由里子もいいが、本作では中谷一郎・水野久美コンビのほうが観ていて面白かった。特に中谷が実に楽しげに演じているように見える。
[DVD(邦画)] 7点(2017-08-16 21:07:02)
20.  乾いた花 《ネタバレ》 
夜のシーンが多く、映像が綺麗でクールな雰囲気は悪くない。 「生きるって退屈ね」「人間てまともな方法では生きらんないのかしら」「人間の屑だよ、世間に一般に通用するものなんか何もありゃしない」とか池部も加賀も虚無的で金と暇を持て余した有閑階級みたいに見えたが、結局生活に逐われたり、何かに熱中していないと人間生きていられない、まともじゃないってことか。 加賀まりこは可愛いし、若々しい佐々木功や杉浦直樹も新鮮な印象だったが、もったりした進み方で加賀の正体も結局わからずじまいだし、イマイチすっきりしなかった。
[DVD(邦画)] 6点(2017-08-05 23:25:38)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS