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roadster316さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 700
性別 男性
年齢 55歳
自己紹介 観た映画はできるだけ褒めたい。

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1.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
名画と言われる映画にはやはりそれなりの理由があるのだ、ということを痛感させられる映画。 自分の幸せや夢を犠牲にしても、誰かの幸せのために生きる。 そんな素敵な男を嫌味なく演じているジェームズ・スチュワートって演技の幅が広い。 そんな彼も乗り越えられそうにない困難を前に、自ら命を絶ってその保険金で家族を救おうとするジョージ。神が黙って見ているはずがないぜとばかりに降臨する天使なのだが、このあたりの人間界と天上界の違いを意識させる演出は無駄がなくて素晴らしい説得力。お金を使わなくてもちゃんと神の世界だって思わせてくれる演出は上手い。 そしてラストのなんたる感動。 憎むべきポッターですら、愛すべき隣人に変えてしまう。 いや、名画。
[インターネット(字幕)] 9点(2023-01-06 19:32:50)(良:1票)
2.  市民ケーン 《ネタバレ》 
バラのつぼみ。 何もかも手に入れた男が、最期に残した言葉の意味を探る旅のような映画。 ラストシーンで、彼が本当に求めていたものが明かされる。 しかし、それはお金では買えないし、そもそも歳取った彼には手に入れられないものだった。 彼はそのことに気づいていたのだろうか。 それとも、代わりになるものをずっと探し続けていたのだろうか。 なんだか、北斗の拳の聖帝サウザーを思い出した。 いや、名作と言われる映画を冒涜するつもりはないので念のため。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-05-21 21:32:03)
3.  紳士協定 《ネタバレ》 
差別をする人物に憤るだけで、その場でそれを正すことをしなければ、それは差別と変わらない。 そしてそれを実行することはとても勇気のいることだ。 キャシーの気づきを通して観る者に訴えかける終盤の展開は素晴らしく、完全に引き込まれた。 ユダヤ人差別に限らず、我々が暮らしていく上で非常に重たい問いかけであると思う。 エリア・カザン監督の手腕は見事で、偏見に対する問題提起にとどまらず、そこに切ない恋心も絡めるエンターテイメントとして楽しめる映画になっている。 アンではなくキャシーに惚れるようじゃ男としてはまだまだだよ。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-07 23:57:39)
4.  白い恐怖(1945) 《ネタバレ》 
前半の筆跡を見て偽物と気づくあたり、やはりサスペンスとしては出色の出来。 ヒッチコック監督のカメラアングルも、今観てもやはり斬新。 後半のカミソリ越しに博士を見せるシーンなんて唸ってしまった。 そして白黒映画ならではの陰影の使い方が絶妙。 イングリッド・バーグマンの輝くばかりの美しさを引き出し、善人か悪人か判断のできないグレゴリー・ペックの表情に戦慄する。 タイトルだけ知ってて観たのは初めてだったけど、21世紀の今でも色褪せない映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-11-14 20:54:46)(良:1票)
5.  風の中の牝雞 《ネタバレ》 
畳に座って縫い物をしてみたり、小さなアイロンのコードが上からぶら下がっていたり、買い物カゴからリンゴを愛おしそうに出してみたり、生活の細部を切り取る演出は相変わらず素晴らしい。 こういう生活の中での何気ない所作が、日本人の立ち居振る舞いの美しさとつましい生活を再認識させてくれる。 そして小津監督には珍しい、ドラマのある筋立て。 金に困った女はどうやって生きていけばいいのかと、正面切って問いかけてくるのは、映画製作当時はかなりのインパクトがあったんじゃないかな。 田中絹代の演技はこの映画でも見事で、階段を転げ落ちた後に、苦痛と苦悩で動けなくなるカットには息を飲んだ。 それに比べれば、男なんて適当なこと言いやがって全く気楽な生き物だなと、同性ながら恥じ入るラスト。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-11-03 22:17:32)
6.  自転車泥棒 《ネタバレ》 
「ひまわり」と同じ監督なんだ。 虐げられた人々に対する視点が、今回も痛い。 サッカー場から出て行く人々は、数えきれないほどの自転車の中から、我先にと自分の自転車に乗って帰って行く。 しかし父親が目をつけるのは、街角にポツンと置かれた一台の自転車の方。 悪いことできない人なんだよ、この人は。 群衆に追われる父親を見たブルーノ、悲しかっただろうに。 ブルーノに手を繋がれる父親、情けなかっただろう。 せめてマリアには、二人を温かく迎えてやってもらいたい。
[DVD(字幕)] 8点(2019-07-20 22:59:54)
7.  カサブランカ
リックの店に現れたイルザのなんと美しいことか。 今更ながら、イングリッド・バーグマンの美しさに改めて感動。 そしてハンフリー・ボガートのダンディズムにしびれた。 純粋でナイーブだからこそのダンディズム。 問答無用でしびれるぜ、ボギー。
[DVD(字幕)] 9点(2018-10-01 23:49:56)
8.  チャップリンの独裁者 《ネタバレ》 
喜劇って、やはり風刺なんだ。 ヒンケルがいかに内弁慶で、弱い人間かということを、1940年に見抜いて映画にしていることに純粋に驚く。 でも、喜劇。 チャップリンの喜劇俳優としての矜持は、随所に見られて、本当に面白いし、笑える。 この映画のDVD借りようとして、名作、とか、ドラマ、とかのブースを探して見つからず。 店員さんに聞いたら、「コメディのところでは?」 ごめんなさい、チャップリン。 喜劇俳優としてのあなたの功績を忘れて、映画通ぶったやな奴になってました。 ビデオ屋の店員さんって、すごいな。
[DVD(字幕)] 8点(2018-05-13 23:09:55)
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