1. 三大怪獣地球最大の決戦
人間の行動や思考のあり方から完全に外れたシーンが初っ端から続いて、げんなりしました。後は、4つの人形がゴロゴロ転がるだけです。 ゴジラが岩を相手に岩を投げつけるというチャチな攻撃を連発するのは、怪獣作品としていかがなものかと興ざめです。怪獣が知性的な会話を始めるのも反則。「そうだ、そうだ」って…。 こうなってくると何もかもが気に障ってきて、赤いロープにまでケチを付けたくなります。 [地上波(邦画)] 2点(2025-04-20 21:47:35) |
2. 夜の大捜査線
差別の問題について、描かれているな以上の深い考察を伴わせずに漫然と鑑賞してしまいました。皆さんの投稿を読んで、過去と現在についてあらためて考えさせられました。ありがとうございました。 そんなもんで、木の根は布石じゃなかったのか?とか、別な場所で殺されて運ばれたんじゃなかったの?とか。そんなことの方に気を取られてしまったのですが…。その辺りは、どんなもんでしょう?。 [地上波(字幕)] 6点(2025-03-26 11:43:39) |
3. サウンド・オブ・ミュージック
お姉さんが子供たちと歌を歌って楽しむホンワカ映画だと思い込んでいて、長年避けてきました(そういう投稿が幾つもあり一安心です)。まあ、これも教養ということで見てみることにしました。 皆さんとは異なり、音楽に感動はしませんでした(プレグレ者だからかな?)。へーこの曲もそうなのかと、世の中への影響の大きさには感心しましたが。 主人公が一家に与える変化は、露骨さは感じるものの安定感のあるプロットでした。予定調和なロマンスも、それなりに花を添えます。 そしてナチスの登場がばっちりラストを引き締めます。特に自らすすんでナチス側に身を投じる者・洗脳されたように従順に従う者。現代の日本人として教訓とすべき存在を配置することで、普遍性さえ獲得していると思いました。 [地上波(字幕)] 7点(2025-02-16 18:08:44) |
4. 恋をしましょう
マリリン・モンロー出演作品を見るのは初めてです。どうせアイドルだろうと、無視してきました。試しに見てみると、きちんと演技をしているのが意外でした。アイドルっぽい扱いがけっこうあって、そこはうざかったですが。 おしなべて俳優に興味はないので、イヴ・モンタンが特にコメントすべき演技をしているようにも思えませんでした。 時代相応の、どこかにありそうな話でしたが、素直にまとまっていて安心して見られる好作だと思います。身分を明かすタイミングが不自然な気がしますjが、間抜けという設定?。 [地上波(字幕)] 7点(2023-04-24 18:50:01) |
5. 未知への飛行
強烈な鮮烈な反戦メッセージや、国家というシステム自体への否定と捉えるべきなのでしょう。こういう事態の発生に備えるのではなく、事前に回避しなければならないよと。そして、国家は常に棄民策を取る、と。例えばアラスカを割譲するとか、それこそ全土占領を認めるとか、市民を犠牲にするのではなく国家が責任を取る選択肢は幾つもあるわけで。日本でも、太平洋戦争やフクシマでも民衆の犠牲は切り捨てられているような。今時点で言えば、フクシマからの避難者への住宅支援が打ち切られている。こうした今現在に身近で起こっていることを見据えて初めて、本作品の真価が理解できるのでしょう。最後に国側や軍は「起こりえない」と主張しているとう字幕が流されるますが、りゃそう言うだろう以上のものではないでしょう。何かの忖度?。 [地上波(字幕)] 10点(2022-12-04 11:15:12) |
6. 東京流れ者
私が指摘するまでもなく、すべてが陳腐で安っぽく作られています。登場人物が脇役に至るまでナルシストで、とにかく見苦しいです。言動も同様です。 あえてそういう手法で撮られているのでしょうけど、あまりに異様です。そもそも、それは観客に監督への奉仕を求める態度であって、私はとても承認できません。 CM扱いが露骨に分かるヘアドライヤーのカットには笑いました。プロデューサーへのあてつけでしょうか?。 [地上波(邦画)] 2点(2019-01-09 17:09:15) |