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aki@HCR32さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 62

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1.  U・ボート
これ程の緊張感や焦燥、絶望などをほとんど音だけで作り出してしまう所が凄いと感じました。絵としては艦内が振動して物が倒れるだけなのに、徐々に接近してくるスクリュー音とアスディックの探知音、そして突然起こる爆雷の炸裂、これの繰り返しに過ぎないのに胃が収縮しそうに緊張しました。そして、匂いが感じ取れる所も多いですね。積みこんだばかりのバナナやパンなどの匂い、ヒゲもそれない乗員達の体臭、それと被害を受けた後の配電盤から漂う煙の匂いやバッテリーの焼ける匂い、酸素の薄くなっていく感触。数時間ぶりに浮上した際に、乗員達がハッチの周辺に集まって貪る様に深呼吸してるシーンをみて、さぞかし空気は旨いんだろうなぁと感じました。ストーリーも一切飾った所が無いのがいいですね。馬鹿騒ぎする乗員達に、泥酔した英雄、毛じらみ、そして敵船から逃れた乗員達を見捨てて、まるで逃げるように後進するなど言い訳の無い感じがしました。ラストシーンの救いの無さも含めて考えると、この作品はただUボートという存在がどういう物だったのかという事のみを後世に伝えるための物なのでは、と感じました。
10点(2002-08-27 09:44:47)
2.  ショーシャンクの空に
フィガロの結婚と、海がとても綺麗でした。
10点(2002-07-14 22:13:39)
3.  エンド・オブ・ザ・ワールド<TVM>(2000)
原作が発表されたのがもう50年前、映画化もされ、そのリメイクとなった訳ですが、随所を現代風に焼き直しをしてある物の、うまくまとまっている感じで違和感が無く、楽しめました。原作の作者が米空軍の元司令官だったせいか、戦争に対する恐ろしさなどが大変リアルに綴られており、救いの無いラストもあって見終わった後は疲れと絶望感ばかりが残ります。今後、絶対に発生し得ないとは言い切れない未来の形の一つであると想像するだけで本当に恐ろしいです。ただ一つ気になったのは邦題を「ON THE BEACH」もしくは「渚にて」のままになんでしてくれなかったかって所ですね。。。えらいタイトル名で損してる気がします。なんでよりにもよってモロB級なタイトルにしてしまったのか。。。原作は間違いなく超A級なんだから、もっと自信があっても良かったような。。。
9点(2002-09-16 16:50:58)
4.  アポロ13
事実は小説より奇なり、を地で行ってる感じですね。。。全てが実際にあった事だと考えると、追い詰められた時にたくさんの人間が協力すれば、打開策が見つかる可能性が高い事を教えてもらった気がします。登場人物一人一人が、それこそ一瞬しか登場しない脇役まで含めて、同じ目的の為に知恵を振り絞るって所がすごく面白かったです。無重力のシーンは凄いですね。。。良くあれだけの長さのシーンを撮影できたものだ。。。一体どれほどの時間、落下する飛行機内で撮影したんでしょうね。。。
9点(2002-07-27 22:52:49)
5.  フルメタル・ジャケット
微笑みデブ、ジャクリーン、そしてラストのミッキーマウスマーチ。あきらかに頭どうかしてます。戦争に接する人間は、軍に属する事で意図的に人間性を壊され、そしていつの間にかそれに順応してしまうという点に恐怖を感じました。戦争映画の見所に派手な戦闘シーン、もしくは緻密に再現された戦闘シーンがあげられますが、そういった視点から見た場合、少し物足りないかもしれませんが、戦闘に赴く人間の精神状態の移り変わりなどを主題に置いた場合、他の作品よりも秀でているように思えます。見た後、ある意味めちゃめちゃ嫌な気分になるのも事実ですが。。。
9点(2002-07-11 06:44:55)
6.  アンタッチャブル
登場人物がだれもかれもめちゃくちゃカッコイイです。各々が明確な視点と目的を持って行動し、失敗を乗り越えて徐々に解決に向かって進んでいくという、ひねりも何も無いといってしまえばそれまでですが、最後の最後までテンポよくそれが進行していくので、気付いたら見終わってしまっていたといった感じでした。何度見ても飽きないのは分かりやすいストーリーと強力な俳優陣のおかげですかね。あれだけの面子が揃っていれば食い合いになってしまいそうですが、非常にバランス良く各々が前面に出てきていると思います。
9点(2002-03-22 09:21:03)
7.  リトル・オデッサ
これほど静かに冷たく、淡々と進行していく映画というのも珍しいかと思います。ロシア移民たちの街を題材にしているせいか、他の作品と比べて良い意味での違和感のような物が全体から感じられ、印象深い作品でした。ティム・ロスが淡々と演じる主人公の言動が、とても物悲しいです。
9点(2002-03-21 21:34:48)
8.  ヒート
デニーロとアル・パチーノの競演という事で、双方同じだけの力が注がれていて、逆に言うとどっちつかずになってしまいかねない印象はありますが、2本見るのと同じくらいのボリュームはあったのでよし、です。銃撃戦のシーンは物凄い迫力ですし、デニーロからの視点でもアル・パチーノからの視点でもストーリーは非常に面白い。まるっきり文句無しです。
9点(2002-03-21 21:26:18)
9.  セールスマンの死(1985)
自分の外に救いを求める事が出来ない男が、最終的には夢に押しつぶされてしまう、そんな作品でした。それにしてもマルコヴィッチは今も昔もほとんど見た所変化が無いですね。。。
8点(2002-08-27 09:56:53)
10.  ニュー・シネマ・パラダイス
全体的に懐かしい寂しさに包まれた作品ですね。いい作品です。
8点(2002-08-10 15:30:39)
11.  フォー・ルームス
ティム・ロスの動きを目で追ってるだけで楽しい作品ですね。話事態は微妙なのが多いんですが(笑 他の方も仰ってましたが、全編通して軽快なステップを踏んでいたのは一体なんででしょうね。。。動きの一つ一つに味があるというか、ふざけているというか。。。個人的には1話目以外は全部同じくらい好きです。
8点(2002-07-25 22:27:00)
12.  プラトーン
同じ極限の環境におかれながら、何故バーンズとエリアスのように差が生まれてしまうのか、むしろ極限だからこそ、ああいった人間の根底の部分が露呈してしまうのかな、などと難しい事を考えさせられました。最後に「自分自身との戦いだった」という台詞がありましたが、あれって置かれている状況が同じで、かつ仲間どうしてあってすら他人の事を理解しない、しようとしない人間たちの中で、どれだけ強く自分を持てるか、といった事なのでしょうか?
8点(2002-07-15 21:24:36)
13.  メメント 《ネタバレ》 
エンディングから逆行して物語が進行するのだから、見始めた当初で謎の大半が観客にはわかりそうな物なのに、最終的に提示された答えは、見終わるまでは想像もできない物でした。まさか目的を作り出す事自体が目的とは想像できなかった。。。そして、登場するみんながみんな相手を利用しているつもりで自分も利用されている。記憶障害の有無などにかかわらず。。。といった点が一番印象に残りました。何にしても新鮮な作品でした。忘れないためにタトゥーを体中に掘るってのがクールでかっこよかった(笑
8点(2002-07-15 20:55:23)
14.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
パッケージを見てクールなカッコよさを想像していたのですが、以外にも全編通じて微妙な勘違いと言うか、間抜けっぽさと言うか、偶然のいたずらみたいな匂いが漂ってました。話が進むに連れてだんだんとパズルが組みあがるようにラストに向かって登場人物たちが集約してくるのが面白いです。もっとダークなエンディングを想像していただけに、いい意味で裏切られましたね。two smorking barrelsの意味も想像とは全然違ったし。。。。。全体的に映像が暗く湿っている感じで、お洒落でした。
8点(2002-07-11 06:57:16)
15.  人狼 JIN-ROH
最後の最後まで陰鬱なストーリー展開、誰一人として明るさを持たない登場人物たち(世界観を考えるとあたりまえか。。。)爽快感のかけらもなく、終始悲しみと憎しみのみで見終わって鬱入ります。でも好き(苦笑 
8点(2002-03-22 23:40:29)
16.  カリートの道
冒頭にラストシーンの一部が当てられているので、結果がどうなってしまうのか分かっているのにもかかわらず、最後の最後までひょっとしたら、ひょっとしたらと期待させて、やっぱり救われないという、とても辛い面がありました。しかし、避けがたい現実に最後の最後まで抗い続けるところに大きな魅力を感じたのも事実です。
8点(2002-03-22 23:09:49)
17.  シン・レッド・ライン
映像が非常に綺麗ですね。。。ジャングルの緑や土の色、海の暗い青ばかりで構成されがちな戦争映画で、ほんの一瞬映し出される原色の鳥や花の色が、すごく印象的です。そして、戦争と言う物が持つ不条理さや無意味さが良く伝わってきます。一部の英雄にスポットを当てる、娯楽要素の強い作品とは一風を駕している作品です。他の作品であれば、ただバックで倒れていくだけの兵士達一人一人にスポットを当てた点は素晴らしい。カテゴリーがぜんぜん違うのでしょうが、プライベートライアンより個人的には余程好きですね。
8点(2002-03-22 23:00:10)
18.  アンダーグラウンド(1995)
非常に味のある映画ですね。。。見終わっていつまで立っても印象が消えません。悲劇的な題材を終始斜に構えた視点から捉えているようですが、ラストでちょっとそれがずれてしまったのが残念。。。俳優と音楽がすごくいい感じでしたね。
8点(2002-03-22 09:14:59)
19.  マルコヴィッチの穴
最初はただのアホ映画かと思って見始めたのですが、意外にも深い内容でした。7と1/2階に、出所不詳の話の通じない人達、わけのわからない仕事内容。それでもってタイトルがあれですからね。。。ただのコメディとしか最初のうちは思えません。しかし話が進むにつれ、どんどん登場人物たちの隠れた人間性が露になり、見方によっては救いの無い結末へとたどり着く訳で、後味がけっこう悪かったですね。人が願望を表面化する手段を得てしまう事が、必ず良い事に繋がる訳じゃないって感じですか。まあそれはともかく、チャーリー・シーンのヅラだきゃどうにかならんものか(笑 
7点(2002-08-10 15:38:56)
20.  ミラクル・ペティント
まったく意味不明というか謎というか、わけわからないのですが、それでいてやけに洒落てます。とりあえず面白いんですが、どう面白いかと聞かれても返答に窮する感じです。確かに好き嫌いがはっきりと分かれそうな作品ですね。。。個人的にはUFOの歌が好きです。
7点(2002-07-26 01:53:25)
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