1. メンフィス・ベル(1990)
善悪だの、戦争の悲惨さだのといったメッセージ性を極力切捨て、目の前の現実からひたすら生き残ろうとする若者たちの姿を描いていたのがとてもよかった。 9点(2002-06-09 08:03:18) |
2. クリムゾン・タイド
軍隊内部の組織、命令系統、権限といったところに重点を置いて作られたシナリオは見ごたえがあった。ワシントンはエリート役をやらせたらピカイチ。しかし、映画の中の役柄とはいえ、ああも簡単に核ミサイルの発射命令というものが出せるものなのかとも思った。その問題点を描いた映画ではあるが。 8点(2002-05-16 05:07:24) |
3. インサイダー
さほど期待しないで見たが、意外とよかった。しかし、「タバコ業界=悪」という構図が決まってしまっているので、タバコを吸う人にとっては複雑かも。最初「ワイガンド博士が知っているB&W社の秘密」というのが物語の最大のポイント、と思わせる(実はそれ自体は大して重要でない)前半部分のつくりは結構うまいと思った。アル・パチーノの存在感はさすがだが、ラッセル・クロウの演技はうますぎて、ちょっとくたびれすぎなような。しかし、全体的な構成はいいし、見ごたえはある。 8点(2002-05-15 02:59:16) |
4. オータム・イン・ニューヨーク
最初、リチャード・ギアが一昔前の石田純一に見えてしょうがなかった。ウィノナ・ライダーも、純粋な女の子を演じるのは似合ってない。映像と音楽はまあまあ洗練されていたが、物語の前半部分が不自然すぎる。 5点(2002-04-19 12:31:48) |
5. エンド・オブ・デイズ
しかし、悪魔ものの映画ってどうしてこう内容が同じなのだろう?悪魔の描き方とか。思わず、K・リーブスの「ディアボロス」を思い出してしまった。 3点(2002-06-09 07:52:31) |