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ぶんばぐんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 216

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1.  シッピング・ニュース
スペイシー、ブランシェットと来たら、皆さんの期待外れ感はわかる気もするけど、私はこの映画、好きです。堅実なキャストに支えられた深い作品だと思う。皆それぞれに重い過去のわだかまりを抱えたまま、折り合いをつけ切れずに、それでもそんな自分に懸命に向かい合いながら生きてゆく。弱い人間が、苦悩しながら絶望しながら懸命に生きようとする姿は、お手軽な「癒し」や「救い」がお膳立てされていない分、うんと現実的だった。そもそも何に癒され、何に救われるかは、傷を負った当人の問題であって、見ている私たちが決めることではないような気も・・・。映画が終わった後も、きっとこの人達の人生は続いてゆくのだろう、人間だもの(盗作)。
8点(2002-09-04 13:53:49)
2.  マジェスティック(2001)
ハリウッドの「赤狩り」、若者を根こそぎ戦争に取られた町・・・このモチーフは史実に基づいている。なのに、ルークをとりまく人間関係やあの町全体が、『カラー・オブ・ハート』のプレザントビルのようなメルヘンで、最初イライラした。でもよく考えたら、この舞台構成、良くできてる。だって、これ浦島太郎と竜宮城じゃない?メルヘンの国の岸辺で目を覚ました J.キャリーは、ここで偽りのないヒーローになるには、現実の世界に戻って「成すべきこと」を成さねばならない。で、一旦現実の世界に戻ったウラシマタロウは、ヒーローの資格を得て、メルヘンの国に凱旋する、めでたし、めでたしと。いっそ法廷シーンの後、「あの町にはどうしても辿りつけない」ってしちゃえばよかったのに。それにしても、演技を抑えたジム・キャリーは、健闘しているんだけど、いつ「Somebody%2C Stop Me!!」と爆発するのか(古いわね)とハラハラした。
7点(2002-09-03 04:39:06)
3.  ノー・マンズ・ランド(2001)
この映画、なぜか「コメディ」のジャンルに入っている。人が理不尽な状況で殺されてゆく。決して笑っていられないのだが、よく考えたら、出来事全体が愚かしい。人間はなんて愚かなんだろうと、滑稽にさえ思えてくる。戦争映画というのは、難しい。どのアングル、どのショットを取っても、これが「全て」、これこそ「リアル」では決してないから。この映画が忘れ難いのは、トレンチの中の二人の、まったくの個人の目線で戦争というものを追体験するから。そして、最後の最後は、あの光景は、強烈に目の奥に焼きついてしまった。あの○○は、永遠にあのトレンチに横たわっているのだろうか、と。泣くしか選択肢がない映画とは一味、路線の違う反戦映画。
9点(2002-06-13 06:57:34)
4.  キューティ・ブロンド
↓うん、うん。元気でるよね!動くバービー人形みたいなリースが、羽飾りの付いたペンでハーバードの講義に出ているところなんか「んなアホな」。最初は資産家の娘が、お金にモノを言わせてやりたい放題するのかと思って、ハス目に見ていたんだけど、いやいや、彼女の前向きなパワーは素敵。(「ベェ~ンド & スナップッ!」はコッソリ練習しちゃったわ)
7点(2002-06-09 08:31:24)
5.  シビル・アクション
主役のトラちゃんも頑張ったけど、この映画の見所はデュバル、ガンドルフィーニ、メイシーらの存在感のある堅実な脇役ではないか。彼らが堅牢な土台を支えているから、トラちゃんが暴走しても安心して観ていられた。デュバルの余裕シャクシャクの老弁護士役は、似合ってたね。
7点(2002-05-07 15:09:00)
6.  シュリ
皆さんも言っているとおり、ツッコミどころは山ほどある。でも、この映画を観た後、何故こんなにひきずるんだろう。過去が重くのしかかっている現在。悲しい歴史をそのまま背負って生きている個人。私はおそらくこういう状況に、やたら「弱い」。「映画」として観終わった後、私の「日常」が彼らの「日常」と余りにもかけ離れていることに、今も思考のスイッチを切り換えられずにいる自分。
7点(2002-05-02 17:27:37)
7.  シュレック
おお!強いお姫さまっていうのが、今風だねえ!マーフィー・トークのドンキーも良かったが、あたしは、ドラゴンの純情さにゃ涙が出たよ。岩の陰(デッカイもんで)でコッソリ涙ぐんで「アタシ貴方より大きいし火も噴いちゃうけど、貴方のことが好きなの。ごめんね」って。 ディズニーの古典キャラで遊んでくれたのが楽しかった。白雪姫とシンデレラが花嫁のブーケを奪い合う場面なんか、拍手喝采。
8点(2002-05-01 15:46:51)(良:1票)
8.  愛のコリーダ
大人の映画。自分の首を絞める女に向かって「お前がいいなら、俺は死んでもいいんだよ」と言った、この映画の藤竜也は強烈だった。
10点(2002-05-01 15:02:03)
9.  こころの湯
都市開発で壊されてゆく「下町」の一角。風呂屋を巡る人間関係が実にいい。こおろぎの相撲に興じるじぃちゃんたち、店を閉めた後に息子とやる「ヨーイドン」。心に残るシーンがたくさんある。失われ行くものに対して「ただ泣くだけ」しか回路のない映画ではなく、笑いで包んでいるのがいい。うん、「オーソレミヨ」は本当によかった!
9点(2002-05-01 15:00:42)
10.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
いやあ、もう何でもアリなのね。イブリンが○○○○(字足らず)なんて、どーやったらそないなるねん。でも、守られるだけじゃなくて、「愛するオトコはアタクシが守る!」というのは、なんつーか、今どきのオンナだわね。たいしたもんだわ。ん?これって、いつのおハナシなのよ。
8点(2001-08-05 17:22:22)
11.  ナチュラル・ボーン・キラーズ
ストーリーそのものより、観ていて身体がしんどかった。アタクシ、こういう「凝った」映像は苦手なのかしら。主演の二人はハマリ役。
6点(2001-08-04 14:51:05)
12.  カーラの結婚宣言
「純真無垢」な主人公二人の熱演には大拍手。ジュリエット・ルイスのキラキラ瞳と、ジョヴァンニ・リビシーの爆笑には、心が洗われるような思いがした。「わたしたち、結婚するの!」と決めた二人に、心から声援を送りたい。が、が!カーラの実家が金持ちじゃなかったら、どうなっていたんだろうと思わずにおられない。「差別」を「階級」で解消してしまえるような錯角に、ちょっと待てよ、と。
8点(2001-08-04 14:44:26)
13.  ペギー・スーの結婚
え、あれケイジ?え、違うよね?え?やっぱそーお?・・・・凄ぇ声(と前髪)。いや、ほんとにわかんなかったんだってば。どーでもいいけど、ヘレン・ハントがキャスリン・ターナーの娘、ってエエ加減すぎやしないかい?同い歳のくせに(←ウソ)。
6点(2001-08-04 14:34:48)
14.  ウェディング・プランナー
あら!カワイイじゃない。ジェニロペは、こういう軽~い役の方が向いてると思うぞ。<ネタバレよ→>それにしても、イタリア人の彼が可哀想だったわ。ドール・ハウスの暖炉の上に母親の写真が飾ってあるシーンは涙が出た。
7点(2001-08-04 14:19:22)
15.  私の愛情の対象
ジェニファー・アニストンもポール・ラッドも、なかなか好感度の高い俳優なんだけど、「問題」はゲイかストレートかというよりも、彼女の独占欲(コミットして欲しいという気持ち?)じゃないのかね。いや、せつない気持ちはわかるんだけどさ。「古いルールは私達にはあてはまらない」という言葉とは裏腹に、彼女の行動自体、とっても「古風」な部分と自分勝手な部分が混ざっていて、う~む・・・。
6点(2001-08-04 14:12:53)
16.  トーマス・クラウン・アフェアー
か、軽い!華麗な手管か何か知らんが、私には「金持ちのお遊び」にしか見えなかった。「捕まっちゃえ、コノヤロォ」なーんて思いながら観てた。
5点(2001-07-29 17:00:00)
17.  私は貝になりたい(1959)
実は本作ではなく、所ジョージのリメイクを観たのですが、いずれも「反戦」の原点にある映画。『パールハーバー』に歓声を上げる「アメリカ」に観せてやりたい。
10点(2001-07-23 05:31:19)
18.  お熱いのがお好き
モンローが喋るの初めて観た!「アタシ、あんまりおツムが良くないの、ふふ」と、肩をすくめてみせるマリリンが愛らしい(しかし「ブロンド・ジョーク」というのは、ここから生まれたのか?)。アメリカが誇る二大コメディアンが出ているとなれば、これは観ておかなければと思ってビデオ借りたんだけど、なんつーか、安心してみれるコメディーだよね。
8点(2001-07-23 04:48:42)
19.  ショート・カッツ
こういう淡々としたストーリーに欠かせないのが人物描写の厚み。いい俳優を揃えたもんだ。全員が関係の糸で繋がっているという展開は、「マグノリア」に通じるものがある(でも○○○は降らないわよ)。でさ、なんでJ.レモンが「あの写真」持ってたの?
8点(2001-07-23 04:31:47)
20.  天使のくれた時間
ケイジが苦手な人のための「初級編」ちゅう感じやね。ブッ飛んで目が西と東向いているようなケイジが好きなワタクシとしては物足りなかったけど、まあ、あのホーム・ビデオでの熱唱(!)が聴けただけでいいか。ええ、十分ぶっとんでしまいましたもの。
7点(2001-07-22 17:07:17)
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