1. 風の谷のナウシカ
宮崎アニメの、文句なしベスト1。 10点(2001-08-01 10:35:47)(良:1票) |
2. カサブランカ
これは僕の選ぶ20世紀を代表する1本。男の美学。バーグマンの美貌。 10点(2001-08-01 10:33:30) |
3. 初恋のきた道
「どうしても、担いで帰りたい」というお母さんの想いに終始圧倒され続けた。シンプルなストーリー、直截なメッセージ、美しい画像そして思い出を紡ぐ「一本の道」。チャン・イーモウは次にどんな映画を作るのだろうか。 10点(2001-02-20 10:01:16) |
4. 太陽の帝国(1987)
戦争のむごさ、悲惨さを、少年の表情の変化の中に見事に描いている。秀作です。少年の敬礼に、3人の日本兵が威儀を正して、敬礼で応える場面は印象的です。上流家庭に育ったイギリス人少年と武士道の最後の華を体現した特攻兵。彼は特攻兵の中に何かを見たに違いありません。そして、日本兵は少年の中にまぎれなき敬意を見た。「武士道とはgentlemanのことだ」という言葉を想い起こします。イギリス人少年でなくては、このシチュエーションは成立しません。これがアメリカ映画であることに驚きを禁じ得ません。 9点(2001-08-31 08:31:27) |
5. 旅立ちの時
リバー・フェニックスがどうというよりも、母親の愛情、父親の愛情がとても、よく描けています。特に、父親は普段、中々言葉では表現しないけれど、最後に、パッと決断を見せた。 9点(2001-08-31 08:29:54) |
6. 俺たちに明日はない
1931年という時代背景。暴走する若者。「もしも、普通の生活に戻れたら…」というくだりは、いつも、じんときます。 9点(2001-08-18 15:16:57) |
7. 風と共に去りぬ
南北戦争という時代を背景に、男の愛、女の愛、そのすれ違いを見事に描いている。 9点(2001-02-26 13:47:12) |
8. カッコーの巣の上で
自由を求めて管理社会と戦う人、自由に憧れながらも管理されなければ不安で生きられない人、自由に目覚め飛び立つ人。精神病院(カッコウの巣)を舞台に正常とは、狂気とは、そして自由とは何かを問い掛けてくる。観終った後も暫し考えさせられる作品。 9点(2001-02-26 12:32:58) |
9. あの子を探して
現代人が失いつつある純粋さが良い。あのひたむきさがよい。 9点(2001-02-20 11:24:36)(良:1票) |
10. ペイ・フォワード/可能の王国
不毛の現代だから「世の中、まんざら捨てたもんじゃない」「行動を起こさなきゃ、何にも変らない」という言葉が心に響きます。ちょっと甘いけど9点。 9点(2001-02-20 10:42:34) |
11. ワンダー・ボーイズ
才能が朽ち果てようとしている冴えない大学教授と、今、花を咲かせようとしている、いささか得体の知れない二人のワンダーボーイを軸に、麻薬、ゲイ、不倫とアメリカの縮図を織り込んだ、ちょっと渋めのコメディー。中々の芸達者揃い。 8点(2001-11-20 21:38:54) |
12. ペーパー・ムーン
憧れのピアノの鍵盤をポンッと叩くシーン。アディーが一人ポツンと写った一枚の写真。地平のかなたに続く一本の道。どれも、これも相当にくさいと思いつつ、第一級の感動に満たされていく。 8点(2001-10-05 09:54:07) |
13. フライド・グリーン・トマト
先日、同じジョン・アブネット監督の「8月のメモワール」を観た。妙に力んだ印象の映画だったが、この初作品の「フライド・グリーン・トマト」はよい出来である。ニニーの昔語りということで、展開されるストーリーは1900年代初頭のアラバマという時代色を背景に、時にファンタスティックに、時にノスタルジックにそしてドラマチックに描かれていく。現代の部分はキッシイ・ベイツが好演。 8点(2001-09-12 09:02:40) |
14. パルプ・フィクション
3つの物語を時系列を入れ替えながら、織りなして行くところなど、中々面白い。 8点(2001-09-07 13:09:44) |
15. ガンジー
アッテンボローが20年間も構想を暖めていたとか。堂々たる歴史映画。ガンジーの半生を知らずに見るも良し、知って見ればなお興味深い。 8点(2001-09-07 13:08:58) |
16. マルコムX
1960年代公民権運動の指導者というと、アーサー・ルーサー・キングとこのマルコムXの二人が思い浮かぶ。共に40歳を目前に凶弾倒れたしまったが、マルコムXが同じブラックモスリムによって暗殺された経緯がよく判る。また、彼が、メッカへの巡礼を機に、思想転換していった様子も興味深い。白人女子大生が「白人にも手伝えることがないか」と尋ねたのに対して、「何もない」とにべもなく突っぱねる場面があったが、彼はあれを後々まで、後悔していたという。 8点(2001-08-31 08:26:51) |
17. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
あっと、驚く結末。終わってみると、伏線が一杯あって。見直して見たいけど、長い。あのゴミ収集車は何? 8点(2001-08-18 15:18:52) |
18. オーロラの彼方へ
奇想天外な発想。ちょっと、ハラハラする展開も中々ファンタスティック。 8点(2001-08-18 15:16:04) |
19. マイ・ドッグ・スキップ
犬を友として育った人には、心にしみる一本。 8点(2001-08-18 15:15:10) |
20. 34丁目の奇跡(1994)
今まで、気付いていなかったですね。「IN GOD WE TRUST」つくづくと1ドル紙幣を眺めました。ある種、アメリカの懐の深さを感じます。 8点(2001-08-09 09:26:48) |