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叫真さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 125

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1.  氷の微笑
当時、セクシー女優の第一線をひた走っていたシャロン・ストーンを起用し、それなりに話題になった映画。シャロンの艶やかさを売りにすることに必死になったせいか、映画として肝心な部分がボロボロ。二流アダルトサスペンスが出来上がってました。評価しようにも・・・。
1点(2003-06-14 17:03:24)
2.  シャイニング(1980)
内容からして、ジャンル的にはホラー映画としてみると稚拙すぎる(個人的には評価は大幅に落ちる)ので、ちょっとオカルト味もあるサイコサスペンスといった方が、しっくりくるこの映画。やはり、ホテルの閉塞的空間だけじゃなく、時間が止まったかのような厳冬という季節の設定、そこに、ひと家族以外存在しない孤立感の恐怖と、そんな場所で、誰にも助けを呼べない状況なのに、じわじわ狂いゆく父親の存在を、ずば抜けた映像美とともに進行するストーリーは印象的。ただ、わずかに垣間見えるオカルト色は、今思えば、別に無くてもいいような気がする。それ以外の部分だけでも充分怖く、サイコサスペンス映画として完成しているので。
8点(2003-06-14 16:51:24)
3.  パーフェクト・ワールド
やはり子役の演技力が光る映画。さらに、ケビンも少年を殺さないし、優し語り口で、意外にも思いやりのある人間を演じながら、少年に盗みをさせたり、少年の前で、人殺しをしようとしたり、随所で、悪態ぶりを描写し、この優しさと凶悪さの絶妙なバランスが素晴らしい。そして、その絶妙なバランスを次第に解きほぐしながら、ラストの衝撃につながる。やっと会えたはずの親の方向に走らず、倒れたケビンに向かって駆け寄る姿は、相当な印象を残す。この場面を冒頭の場面とリンクさせるアイディアも、使い古されている手法ながら、綺麗に決まっている。序盤から垣間見える適度なサスペンス色で塗り固めながら、それを極上の人間ドラマへと昇華した見事な作品。
9点(2003-06-13 18:30:30)(良:1票)
4.  大逆転(1983)
これはエディならではの映画でしょうね。爽快な気分にさせるコメディ映画だ。多々ある「笑い」とともに一切弛緩することなく、突っ走る。盛り上げ方が巧い。かつては、コメディ映画において、天下一品のキャラクターで絶大な支持を得たエディも、最近の「ドクター・ドリトル」シリーズでは、さすがに彼にも「栄枯盛衰」を感じたが、これを改めて、観直すと、さすがエディだなと感心させられた。
7点(2003-06-13 18:10:23)
5.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
当時、絶大なディカプリオ人気に便乗し、安易に起用した作品だが、思いのほか、安定した演技力で、浮いた存在には感じなかった。ストーリーもシンプルながら、ドラマ性を明確に打ち出しており、史劇タイプにありがちな失敗例=「壮大な学芸会」には、陥っていないので、好感が持てる。何よりも、ベテラン俳優陣の起用の仕方が、かなりのヒット率で、ただの「豪華俳優人の展覧会」などと揶揄されることは、決して無い、いわば人選のセンスの良さを感じる。
8点(2003-06-13 17:02:39)
6.  キャリー(1976)
昔から、オカルトホラーの傑作として知られる本作。やはり後半を超えたあたりのダンスパーティーでの、キャリーの非常に幸せそうな笑顔が印象的である。この笑顔と、終盤に発狂モードに入ってからの惨劇と、そのキャリーの表情の描き方とが、非常に好対照である。これまでのキャリーの人生にとって最も幸せな瞬間から、その幸せが、あっけなくも崩壊してからの怒りの描写への急展開と、そこから悪夢の結末に向かって、ひた走るホラードラマは、実にダイナミズム溢れる展開である。ただし、昔としては斬新だったかどうかは知らないけど、マルチカメラアングルによる惨劇シーンの表現法は、蛇足な気もした。
8点(2003-06-12 19:21:09)
7.  タイタニック(1997)
つまるところ、パニック映画ブームの真っ最中に登場した、やはり、パニック映画の一つであるのだが、臭いほどの恋愛要素と絶望的状況における種々の群像劇をうまく融合させている点で、他の凡百のパニック映画とは一線を画している。恋愛中心の前半と、人間ドラマ的展開をみせる後半の場面が、この映画の主な骨格であるが、明確な起承転結のもとに、3時間超の大河ロマン的作風を見事な整合性を持って、パニックの舞台の上で描くという手法を導入しながら、それを見事に成功させている点は評価に値する。
7点(2003-06-12 17:20:48)
8.  ブリタニック<TVM>
何ですか? これは?「タイタニック」のパロディ?まあ、「タイタニック」よりサスペンス色が強く、濃い恋愛劇もほとんど無いので、一見、酷似はしていても、別物であることには変わらないけど・・・。CSで観たのだが、かなり胡散臭さを感じた。「観る必要なし」といっても、そうお目にかかることもない映画?だと思うので、観てみたい人は興味本位にどうぞ。
1点(2003-06-12 17:00:23)
9.  マイティ・ジョー
単純なパニック映画に陥っていない所が良い。少しゴリラにしては知能が高すぎるところは、ストーリーの組み立てのために必然的だと言っても、わざとらしさが鼻につくが、子供向けとしては、結構、質は高い。混雑する道路での暴れぶりは「某恐竜パニック映画シリーズ」を彷彿とさせ、オリジナリティに欠け、いまいちだが、親子で楽しむファミリー映画では最適な一本。
6点(2003-06-11 19:54:58)
10.  ゴースト/ニューヨークの幻
当時、大ヒットしたファンタジックなロマンス映画。今の人たちは、噂では、この映画を観て、「単なる未練たらたらな幽霊によるストーカー映画じゃん」といって酷評してる人が多いそうですが、予定調和色が濃いけど、起承転結にそって綺麗に綴られるちょっと切ない物語は、印象に残ります。勧善懲悪的発想も盛り込み、すっきりとした形で、天に消え行くラストは素直に感動します。
7点(2003-06-11 19:45:33)
11.  エアフォース・ワン
閉塞的空間での絶体絶命的場面を設定して、そこでサスペンス色濃い、アクションを展開する映画だが、あまりにもありがちな内容なので、がっかりした。大統領専用機をつかったパニックにしては、スケールも小さいし、低予算アクションドラマの延長程度でしかない。もう少し、映画なんだから、気合入れて作るべきだった。
2点(2003-06-11 19:30:43)
12.  アダムス・ファミリー(1991)
独特なキャラクター群と、少し暗めのセットで鑑賞者に「変な笑い」を求める、かなりの異色作。個人的には、下劣な笑いは勘弁して頂戴なので、点数は辛目。ただ、こういった異端児的作風を追い求めて、それを実践してみせる、作り手の意気込みは微笑ましい。
4点(2003-06-11 19:20:55)
13.  コクーン2/遥かなる地球
前作との違いがほとんど無いので、果たして作る必要があったのか、疑問。S・グッテンバーグが、宇宙人の女性といわゆる「宇宙式性行為」をSFXを使ってまで、表現していたり、なんだか、品まで落ちている。もしかしたら「前作のパロディなのかな?」と、勘違いする人もいるのでは?。ヒットしたからといって、調子に乗って、安易に続編を出す前にもう少し、細かい部分まで、詰めてから発表すべきだったのでは?
3点(2003-06-11 19:09:57)
14.  コクーン
老人とエイリアンという異色の組み合わせながら、ストーリーの組み立てに迷いは無く、すんなりと受け入れられるファンタジー映画。しみじみ、ほのぼのタイプながら、掲げるテーマは意外にも高貴なもので、少し重みもある。老人だからこそ感じる「生へのこだわり」と「ふるさとの地のこだわり」を平行バランス的存在に置きながら、オリジナリティにあふれ、ヒューマン色を強めて展開するので、観ていて心地よい。
7点(2003-06-11 18:49:48)
15.  ニューヨーク東8番街の奇跡
「コクーン」もそうだが、年寄り+SFという設定は意外にも、マッチしやすい気がする。わくわくさせるようなエンターティメント性は皆無だけど、どこか心温まる、ほのぼのとしたファンタジー色にあふれたSF。ストーリーも無難に決めていて、好感が持てる。
7点(2003-06-11 18:43:25)
16.  スーパーマリオ/魔界帝国の女神
TVゲームでのヒット力を利用して、金儲けを企んだのかも知れないが、少し知性とセンスに欠けていたようだ。要は、焦って作り急ぎしただけでなく、発想の浅さとともに、もろに経験の浅さを露呈してしまっている。「映画」は、そんな人たちが、簡単に作れる次元の低い娯楽ではない。芸術なんだからね。
1点(2003-06-10 20:10:02)
17.  グリーン・デスティニー
全体に漂う、凛とした雰囲気がいい。音楽もかなりいいと思う。ワイヤーアクションは、少し度を越してる部分もあるが、まあ、これはこれでオリジナリティがあっていいのかも知れない。「マトリックス」より個人的には、印象に残った。ストーリーは少し、間延びしている部分があったのが、惜しかった。あと何なの?この邦題センス。もっとよく考えて付けるべきでしょう?
7点(2003-06-10 20:02:06)
18.  ゼイリブ
今度はサングラスネタ。実にB級マニアのカーペンターらしい作品。いつの間にか侵略されていたという恐怖を、かなりの変化球で勝負してるが、意外にも、展開は無駄なく消化している。この映画を観て、無性にサングラスかけて、本当に地球は大丈夫か確かめてみたくなった臆病者は・・・・さすがにいないか。
6点(2003-06-01 07:31:08)
19.  サイコ(1960)
古今東西のサスペンス映画の中において、やはり不落の巨峰とも言えるのが、この作品。初見の時の印象は、それは凄まじい衝撃を受けたものだ。意外な展開、結末は、本当に巧みな手法で、これぞ映画だと思った。最近のリメイク作品では、覗きの場面や終盤の一部に脚色が変えられているが、ほぼ同じ。こういった作品を見るたび、ヒッチコックの驚異の才能を改めて思い知らされる。
9点(2003-06-01 07:24:05)
20.  13ゴースト(2001)
最近のホラーは、やはりダメ。本作も規制などの関係もあるだろうが怖くない。アイディアにもっと踏み込んだオリジナリティが欲しい。閉塞的空間での恐怖を、もっと活かして欲しかった。ただ、見せたいのか、怖がらせたいのか、どの道、中途半端。それと、DVDなどのパッケージの例のデザイン。どう見ても、プログレバンド、ドリームシアターの某アルバムジャケットカバーのパクりでしょう?
2点(2003-05-24 19:30:41)
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