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下弦の月さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 3

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1.  ファイト・クラブ
理屈抜きで面白く、しかも理屈をこねくり回した哲学談義にも十分に耐えうる映画。念のために注意しておくがこの映画のミソは、ラストにジャックがあれだけの傷を負いながらもちゃーんと立って喋っていたところで、このシーンがこの映画の世界があくまで仮想のものであるということを示している。精神を理解しろということであって、行動を模倣しろと言っているわけではないのだ。その証拠に、タイラーの信奉者はまるで奴隷のように命令に従う、無人格的な存在として登場している。ある何かから開放されようとして、他の何かに支配されるのでは結局同じことなのだ。
9点(2003-06-15 00:12:52)(良:1票)
2.  戦場のピアニスト
言っていることは、「フォレスト・ガンプ」とほぼ同じ。両者の違いは、語り口が暗いか明るいかというそれだけだ。その僅かな違いをどう見るかだが、やはりどう理屈を述べたところで、所詮は好みの問題に行き着くことなのだと思う。というわけで、フォレストを10点だとすれば、この映画は7.5。四捨五入して8点。ヨーロッパの永久に続く灰色の空的な気持ちは理解できないでもないが、どうにも付き合いきれないものがある。
8点(2003-05-19 02:22:34)
3.  レオン(1994)
ラスト間際での、マチルダが話した真実がまともにとり合ってもらえないシーンが、この映画のすべてである。そう、すなわちこの映画は、単なる一人のみなし娘と優しい殺し屋のラブストーリーなどではない。「冗談みたいな現実」を生きている我々現代人の可笑しくも悲しい姿を描いた、社会派ドキュメンタリーの最高傑作なのである。
9点(2003-05-11 04:30:23)
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