1. ブリジット・ジョーンズの日記
自堕落な女性が、一生懸命いい女になって、リベンジ&ハッピーエンドというストーリーは半分予想通りでしたが、日記の決意と挫折の過程がイマイチわからず。タイトルロールまでの10分間ぐらいは哀愁ただよい非常によかったのですが‥。 5点(2003-07-01 23:21:29) |
2. 幸福の黄色いハンカチ
夕張炭鉱って昔は活気があったんだな、と当たり前のことを思いしらせてくれました。貧しくても、家に帰ると倍賞千恵子のような妻が待っていてくれる、というささやかな家族の幸せがにじみ出ていました。ラストはハンカチ一つだけという慎ましさがほしかった。 6点(2003-06-22 12:08:42) |
3. 地獄の黙示録 特別完全版
オリジナルは中学生時代にビデオで初見。カーツの存在意義は?プレイメイトはどうなったの?疑問点多々。この度、特別完全版を映画館で観た。カーツの存在も何もかも面白いようによくわかる。わかりやすい映画になったことに加えて、シネスコで観れたことと少なからず自分の理解力が増していたことが要因か。 10点(2003-06-22 11:46:21) |
4. 第十七捕虜収容所
所詮、軍人なんてナチも米兵もこんな単純なんだ、と思わせてくれる映画。W・ホールデンがスパイの伝令について気づく場面の撮り方はとても巧いですね。 10点(2003-06-22 11:34:24) |
5. 写楽
フランキー堺の執念で作られた映画。謎の絵師の単なるサクセスストーリーにさせなかったのは立派。葉月里於菜と永澤俊矢はこの作品以降、パッとしないですね。 6点(2003-06-22 11:16:33) |
6. 神々の深き欲望
夏の暑さを表現させたら、三国連太郎はうまいですね。ただ、今村昌平映画独特のふくやかで淫らな女性は嫌いです。また、南国の民族信仰というものはなかなか理解できない部分があります。東北民話なら理解しやすいのですが。 5点(2003-06-17 03:28:32) |
7. ユージュアル・サスペクツ
面白いのですが、ラストをああいう終わらせ方にしてしまうというのは、シナリオを半ば放棄しているようでがっかりします。 4点(2003-06-17 03:24:09) |
8. ロープ
よくぞワンシーンワンカットでここまで撮れたと思います。撮影はもちろん、脚本がすばらしいのでしょうね。 9点(2003-06-17 03:19:16) |
9. M(1931)
サイレント時代のフリッツ・ラング作品は、今観ると緊張感がなく、物足りないものが多いのですが、トーキー作品は今観ても怖い・巧いものが多いです。其の中でも、この作品は”M”の文字の見せ方が非常に印象に残っている怖い作品です。 9点(2003-06-17 03:16:44) |
10. ツィゴイネルワイゼン
観ていて気持ちの良い映画。大谷直子がこんにゃくをちぎるシーンなんか「ブチッブチッ」という音が特に気持ちいいですね。本当は怖い話なんだけど。 10点(2003-06-17 03:10:58) |
11. コミック雑誌なんかいらない!
80年代のキワモノ映画のように扱われることが多いけど、度々出てくる夜の球場でピッチャーであることを夢想するシーンにレポーター業の悲哀というものを感じます。 9点(2003-06-17 02:59:59) |
12. ビッグ・ウェンズデー
この映画を観ても決してサーフィンやりたいとは思わないけど、いい映画です。別れのシーンは感涙ものです。 8点(2003-06-17 02:54:34) |
13. ピンポン
原作の漫画は知らないですが、キャストもよく、CGも使いすぎず、楽しめました。荒川良々は舞台よりも映画のほうが、ちょうどよい感じです。これからの日本映画はこういった作風のものがヒットするんでしょうね。 8点(2003-06-17 02:50:35) |
14. 戦国自衛隊
千葉真一が意外に正義感ぶっていないところがいいです。武田騎馬隊も強すぎず弱すぎず、いいバランスです。 7点(2003-06-17 02:42:37) |
15. スティング
よくできた話ですが、いかんせん撮影が雑すぎます。『明日に向って撃て!』も『ガープの世界』も含めて、この監督は脚本・原作をただ無機質に撮るだけの雇われ監督に過ぎないような気がします。 2点(2003-06-07 20:28:20)(良:2票) |
16. 突入せよ! あさま山荘事件
仮にこれがフィクションだったとしても傑作。役所広司に随伴しているだけの若者をことさら重要そうに撮っていたのは、遊人という監督の息子の出番を増やしたかっただけ? 8点(2003-06-07 13:52:52) |
17. 不夜城 SLEEPLESS TOWN
原作のイメージ云々ということ抜きに映画としてつまらない点は置いておいて、ベストセラー小説の映画化は、キャスト次第だということを痛感させられた。原作のイメージでは、山本未来でなく、伊藤美咲なんだけどなあ。主人公は、語学や生い立ちなんかを考えると金城武そのまんまなんだけど、なんだか違う。鈴木清純が通訳を介して話すのも、中国語指導を省きたかっただけ? 3点(2003-06-07 13:44:38) |
18. 1900年
個人的に、映画の出来は最初と最後で決まると思っているのですが、この映画に関しては、最初のドラクロワも、ラストの線路も素晴らしいですね。霧もやの農村・革命の日の晴れ渡った空の対比も見事。早くDVD化されないかな。 10点(2003-06-07 13:35:19) |
19. 活きる
うだうだ考えずに今の幸せをひたすら追求するという姿勢が素晴らしいですね。文革に露骨に抵抗する映画ばかりの中で、こういう映画があってもいいのでは。しかし、ことコン・リーの演出だけを比べると、陳凱歌よりも張藝謀のほうが圧倒的にうまいですね。 9点(2003-06-07 13:27:49) |
20. 八つ墓村(1977)
山間部農村独特の不気味さを上手く表現した作品。金田一はストーリーテラーとして必要不可欠。渥美清は金田一独特の飄々とした雰囲気にはぴったり。むしろミスキャストは北林谷栄では? 9点(2003-06-07 13:09:02) |