歌麿をめぐる五人の女(1946) の R&A さんのクチコミ・感想

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歌麿をめぐる五人の女(1946) の R&A さんのクチコミ・感想
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溝口映画の女たちはけして男の添え物にはならない。(↓男が添え物なんですね。)一人の人間として女を描く。この作品ではそれを特に感じる。女をしっかりと描けばこんなにも生々しいモノが出来あがる。女の情念、女の欲、女のプライド、女の意地がぎっしりと詰まった映画。製作時からすればそれだけでも評価されるべき作品なのかもしれません。資料の少ない謎の絵師・歌麿(写楽ほど謎ではないですが)にまつわるエピソードも時代考証がきっちりとされており、そのおかげで楽しく拝見することができました。ただ、『雨月物語』の後に見たせいか、それともタイトルから勝手にもっと妖艶なものを期待してしまったせいか、いまひとつ物足りなさを感じてしまったことも事実。歌麿なのに肝心の「絵」があまり出てこないのもなぁ..いや、絵は出てこなくていいんですが絵を書いてる時のモデルを、舐めるようにじと~っとカメラが捉えてくれたら..あっ、それじゃぁ男の添え物映画になっちゃうか..。まだまだ修行が足りんようです。
R&Aさん 6点(2005-01-06 12:36:39)(良:1票)
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投稿日付邦題コメント平均点
2016-06-30クリーピー 偽りの隣人7レビュー5.35点
2013-09-05パシフィック・リム4レビュー6.88点
2013-09-05風立ちぬ(2013)7レビュー6.53点
2013-06-06孤独な天使たち8レビュー6.66点
2013-03-14愛、アムール7レビュー6.24点
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2012-10-30アウトレイジ(2010)7レビュー6.58点
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