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レビュー情報
中学生の時にリアルタイムで見て「宮川太一郎馬鹿だなあ」と思ってた。それなりの衝撃を受けた。大学生になってビデオで見て「松田優作すすげえ」と感じた。表面的な家族の危うさに気づいた。「世の中おかしい」と感じ,松田優作が食卓をめちゃくちゃにしていくさまに痛快さを感じた。家庭をもつようになり,伊丹十三には共感する事はなかったが,恐さを感じた。ヘリの音や松田優作に恐さを感じた。自分の親が「若いうちにたくさん映画を見ときなさい」っていってたが,見ていたおかげで,自分の思考の変化が思い出される事に気づいた。そういう一本。どんな映画もそうだけど,一度見た映画は数年経って見ると印象が変わる事がある。この「家族ゲーム」はそういう映画の一つです。
【蝉丸】さん 9点(2003-11-23 16:08:16)
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