クリムゾン・タイド の ルクレツィアの娘 さんのクチコミ・感想

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クリムゾン・タイド の ルクレツィアの娘 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 クリムゾン・タイド
製作国
上映時間115分
劇場公開日 1995-10-10
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス
レビュー情報
《ネタバレ》 実は良い人なのでは、何か裏があるのでは、と思わせてくれて何もなかったジーン・ハックマン演じる艦長。大きく間違っているわけではないが、自分がもはや正常な判断力がないことに気づけない老人の姿、と見ることもできる。ジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンの対称的なキャラが、迫力を生み、リアリティはないのに、緊張感が続く映画で面白い。潜水艦の中での黒人と白人の待遇の差や、それぞれのポストでの意識の違いなど、描き込みが丁寧だ。すべての鍵を握る存在である管制室のウェップス(この名前自体が「武器を持つ者」
の意味)が、上司と親友の間に立たされ、「軍人として正しいことがしたい」と苦悩し逡巡し続ける様子は、秀逸だった。1人の潜水艦乗りとして艦長のやり方を理解しようとしてきたウェップスと部下に、言葉でなく銃を突きつけた瞬間、艦長は艦長としての資格を失ったのである。副艦長が正しかったことを知ったときウェップスの小さなガッツポーズも、印象に残った。その親友に甘えるわけでもなく、自分の理論を貫き通す副艦長は、考えようによってはかなり冷徹で危険であるが、デンゼル・ワシントンは、その存在感だけで彼を正義としてしまいたくなるようなところがあって、素晴らしい。 ちょっと理屈っぽいけど、良い映画だと思う。ただ、不満を言うなら、鍵を握ったウェップスが、私にはどうしてもドイツ人に見えてしまって、非常に違和感があった。
ルクレツィアの娘さん 8点(2003-06-26 22:23:27)(良:1票)
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投稿日付邦題コメント平均点
2011-02-08パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々7レビュー4.40点
2007-10-24フライトプラン5レビュー5.02点
2007-10-24ミリオンダラー・ベイビー9レビュー6.91点
2007-10-24クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲6レビュー7.70点
2007-10-24ゲド戦記3レビュー3.68点
2007-10-24コラテラル5レビュー6.11点
2007-10-24300 <スリーハンドレッド>4レビュー6.07点
2005-01-06ヴァン・ヘルシング4レビュー5.43点
2004-11-05レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード3レビュー5.33点
2004-10-28ゴシカ4レビュー4.77点
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