折れた矢(1950) の Olias さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > オ行
 > 折れた矢(1950)
 > Oliasさんのレビュー
折れた矢(1950) の Olias さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 折れた矢(1950)
製作国
上映時間93分
劇場公開日 1951-09-21
ジャンルドラマ,ウエスタン,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 とにかく、主人公の脳天気なノーガードぶり(自分の安全だけではない)が、見ていて終始苛々させる。そもそも主人公がいかにも中立みたいな感じで段取りし、もっともらしく行われる「条約締結」って、初期アメリカ政府が各地で展開した常套手段であって(後で破られることが前提であることはいうまでもない)、主人公がやってることは、その片棒を担いでいるだけです。また、アパッチの娘とあっさり結びつきますが、そのためには超えなければならない文化的慣習や意識が山ほどあるはずで、その辺にまったく無自覚なこの作品の描写は、植民地主義まる出しと言っても過言ではありません。私がこの作品で唯一まともだと思ったのは、白人のウソを見抜いてあくまでも民族を守ろうとしたジェロニモだけでした。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 2点(2023-01-04 02:15:08)
Olias さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-23マジック・マネー4レビュー4.00点
2024-04-22恐竜100万年6レビュー6.43点
2024-04-17雁(1953)6レビュー7.00点
2024-04-16華岡青洲の妻6レビュー7.70点
2024-04-15スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム6レビュー7.36点
2024-04-14モンタレー・ポップ6レビュー8.00点
2024-04-13山河あり5レビュー5.00点
2024-04-11資金源強奪5レビュー7.88点
2024-04-10夢千代日記5レビュー5.62点
2024-04-082/23レビュー3.00点
折れた矢(1950)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS