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《ネタバレ》 相手方の人間は意外なほど出てこない。途中で分かりやすい妨害工作が入ってくるわけでもない。しかし、取材で一番大変なのは、ラスト近くの局長の台詞にもあるように、先が暗くて見えないこと、今自分が進んでいるのが正しい方向なのかどうか分からないこと。その視座でどこまでも地道に統一されているからこそ、作品が気品と意地を保っている。もっとも、守秘義務を破る弁護士が2人も登場するのは、それが実話であっても創作であっても、あまりに都合良すぎですが。●新聞もの映画の傑作「ザ・ペーパー」から21年、マイケル・キートンがあの記者のその後を演じていると思いながら見ていると、微笑みが止まりません。
【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-07-28 01:09:08)(良:1票)
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