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ウェルメイドの佳作であることに異論はないが、チャップリンのベストだとは個人的に全然思わない。「巴里の女性」や「サーカス」「担え銃」等を踏まえた上で、そう断言しているのだろうか?チャップリンはこんな「泣かせまっせ」映画を最高傑作とする程度の凡庸な映画作家ではない!まぁ、同じ「泣かせまっせ」映画でも「ある愛の詩」如きとは比較にならない気品と格調と鋭い人間描写があるのは認めるけどサ。何より、もう一人のサイレント喜劇の巨人バスター・キートンとの(空前絶後の)競演シーンがあるという一点だけでもその歴史的価値は計り知れない。凡百のお笑い芸人を自称する連中はコレを見て「罪と罰」的に(「オレって一体…」とでも)苦悩しろ!
【へちょちょ】さん 8点(2002-12-27 03:36:44)(良:1票)
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