旅愁(1950) の かーすけ さんのクチコミ・感想

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旅愁(1950) の かーすけ さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 旅愁(1950)
製作国
上映時間105分
劇場公開日 1952-04-10
ジャンルドラマ,モノクロ映画,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 9月の歌といえば、太田裕美も竹内まりやもいいけど、やっぱりまんまで♪セプテンバー・ソング。9月4日は関空開港日、もあるけど、クラシックの日。秋に聴きたいクラシックといえばピアノでうっとり♪ラフマニノフ。そして9月5日、それは何の日?ふっふー♪、、と女が尋ねる映画があったわね、というわけで本作です(長っ、、)。
人生が春→夏→秋→冬と流れていくとして、秋の時期を生きる中年になって初めて登場の人びとすべてに共感できる恋愛映画となりました。(↓fujicoさんの
「ジョーン・フォンティーンとジョゼフ・コットンだし、まあいいのかこれで、とも思っていた」に私3年間笑い続けてます。そうやでなー、そう思わせる二人を選んでる。)。再見すると、最近すっかり保守的になってしまった自分が言いたいことはマリア先生が言ってくれ、本作の妻(ジェシカ・タンディ若いがな)愛人双方の心情や行動はよーくわかる自分に変わっていました。自分もここの奥さんだったら(←爆、何考えてん)きっと同じ行動をいたします(但し財力あってのたとえですが。笑)。女はワインくらい熟してくると(笑)、新しい人に(笑)驚くほどハマれるし、長く同じ人を思う持続力も身についてくる反面、相手を泳がせてあげたい、貴方の重荷になりたくない、無理しないで貴方が幸せでいて(演歌やん)、みたいなとこができてくる。これぞ冷静と情熱のあいだ、だと思ったりします。
ラストシーンは後続の諸ドラマで百っぺら篇(笑)見ましたね。女性が満足する収め方はこれってことでしょ(笑)。
/モノクロで残念な本作ですが、ミケランジェロの彫刻(ダビデの大きさにタマゲ ●”た。あ、像の高さによ)、Jフォンテーンの巻きスカートの白さが美しかったです。
赤い(?)水玉の洋服が実は上着の共布になってる、とか、お嬢様やのにジョーンはピアノ弾けんのか、どうよ、と思わせる演出もサプライズ。吹き替えでもいい、ラフマニノフかなり弾けるんちゃうかー、と一瞬見入らされて大変よかったですうー(全編?堂々と他人指の「純情き○り」もちょっとは見習ってほしいと思ふ秋)。


かーすけさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-09-05 23:54:32)
かーすけ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2007-07-07虹の女神 Rainbow Song7レビュー7.36点
2007-03-05いそしぎ5レビュー4.69点
2007-03-05忍ぶ川7レビュー7.64点
2007-02-23柔らかい肌8レビュー6.55点
2007-02-23猿の惑星9レビュー7.59点
2007-01-24犬神家の一族(2006)6レビュー5.53点
2007-01-24SAYURI8レビュー6.60点
2007-01-18大奥(2006)3レビュー4.74点
2006-12-14007/カジノ・ロワイヤル(2006)6レビュー7.14点
2006-12-14M:i:III7レビュー6.60点
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