ボウリング・フォー・コロンバイン の おはようジングル さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ホ行
 > ボウリング・フォー・コロンバイン
 > おはようジングルさんのレビュー
ボウリング・フォー・コロンバイン の おはようジングル さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ボウリング・フォー・コロンバイン
製作国,カナダ,
上映時間120分
劇場公開日 2003-01-25
ジャンルドキュメンタリー,犯罪もの,青春もの,学園もの
レビュー情報
アメリカ白人が悪人と考えて作ればアメリカ白人が悪いという結論のものが作れるし、アメリカ黒人が悪人と考えて作ればアメリカ黒人が悪いという結論のドキュメンタリーが出来上がります。この作品は前者ですね。
強引にプレゼンテーションしてゆく手法は悪徳セールスマンやその手の業者も真っ青です。作り手の考えが偏っていればいるほど、そういう偏見的なものに形づくられてゆく。ただ、そういった意味でもこの作品は一つの問題定義(監督の個人的主張)として見るものなのだろう。 しかし、日本人はアメリカ批判が大好きですから、この作品は日本ではかなりウケると思います。
あと、プロパガンダについての言及が重く語られています。テレビメディアによる『洗脳』的な放送は何もアメリカだけでは無く、日本のメディアも大きく偏った報道しか出来ません。例えば「犯罪都市24時」とか「実録!犯罪生激写」的なドキュメンタリーがどの局でもスペシャル番組として頻繁に放送されるし、日頃のニュース番組にしても偏執的な事件や少年犯罪等の殺人事件は他のニュースよりも大々的にやってます(しつこいぐらいに)。犯罪事件は数字がとれるのでしょうね。特にタチが悪いのは一つの揉め事が起これば、そのニュースを延々と毎日のようにやり続けますよね。例えば「イラク戦争」「年金未加入問題」新しい所では「プロ野球1リーグ化&スト」etc・・・、ところが新しい話題が現れると問題解決を待つこともなく一切報じられなくなります。ホント『視聴率』だけを考えたやり方のみが目に付きます。
人間の本質なんてどの国に住もうが同じだと私は感じるわけです。
おはようジングルさん 7点(2004-09-17 15:54:43)(良:1票)
おはようジングル さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2008-05-06AVP2 エイリアンズVS. プレデター8レビュー3.52点
2008-01-01リーピング7レビュー5.23点
2008-01-01ミスティック・リバー10レビュー6.33点
2008-01-01トランスフォーマー3レビュー5.70点
2008-01-01スーパーマン リターンズ8レビュー6.30点
2007-06-05男たちの大和 YAMATO2レビュー6.29点
2007-06-05SPY_N1レビュー2.80点
2007-06-05ISOLA 多重人格少女1レビュー2.67点
2007-06-05弟切草0レビュー2.26点
2006-10-22シークレット ウインドウ4レビュー4.94点
ボウリング・フォー・コロンバインのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS