桃色(ピンク)の店 の アルメイダ さんのクチコミ・感想

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桃色(ピンク)の店 の アルメイダ さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 桃色(ピンク)の店
製作国
上映時間99分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,ロマンス,クリスマスもの
レビュー情報
《ネタバレ》 まず最初に登場人物が次々と街角のある店の前に並びおしゃべりをする。
これでここの従業員の人間関係がわかります。
遅れて社長登場で、これでこの店の状態もわかります。
どこにでもあるごく普通の光景なのですが人物紹介としておしゃれでスピーデイ。
主人公のひょろっとした長身のスチュワートには秘密がある。
同僚の気の小さい人のいい友人に内明けます。
彼には秘密の文通の恋人がいるのです・・
わからないままの彼女のかわいらしさと鈍さも面白いのですが、
彼の最初は神経質で理知的な表情が子供のような表情に変わっていきます。
クリスマスの飾りつけからクリスマスイブまでのおよそ1カ月・・
この間に二人以外に店の中での事件がおきます。
社長は彼を気にかけていたのに密かに社長の妻と・・
そのいわれのない疑惑で店をやめることになってしまう。
人間関係がしっかり描かれているのでとても面白いです。
恋愛だけではなくそれ以上に面白かった人間ドラマ。
後半はジーンときちゃいました。
アイテムがおしゃれで面白いと何度でも使っても嫌味ではない。
そういうお手本が出てきます。
従業員には不評の販売用の開けると♪黒い瞳が鳴るシガレットケース。
この在庫がたまっているのですが、ショウウィンドウに飾ったシーンは「未来は今」そのもの。
シガレットケースを山積みされた玄関に放り出される不倫相手、
箱は壊れて♪黒い瞳があちこちで鳴る・・
おかしい!ただひとつの箱が無事でクリスマスプレゼントにそれを選ぼうとする彼女。
彼はそんないらないものより本革の財布が欲しい・・このくだりもおかしい。
実に誰もが共感し後ろめたくなるくらいのこっそり笑いが満さん。
エンディングになるまで彼女は彼だと気づかない・・
さてこれをどうやってまとめるのか。
一気に楽しめる舞台劇ドラマです。
色んないいシーンおしゃれなシーンがあります。
彼がそろそろ身を固めようと引越しを考え友人に相談する。
3つも部屋はいらない1つで十分。じゃあお客が来たときどこへ招待するんだ?
君は大使か?本当の友人は食事が終わった時間に来るんだ・・な~るほど!
イブの夜従業員たちはドアを開け出てゆく。
妻とケンカしている社長はひとりで迎える。
従業員に声をかけるんですがこれもまたいいんですよ。
アルメイダさん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-22 12:52:30)
アルメイダ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2006-09-21ルディ/涙のウイニング・ラン8レビュー7.89点
ザ・ロック7レビュー7.83点
ザ・カップ 夢のアンテナ4レビュー6.44点
最後の恋のはじめ方4レビュー6.35点
歓びの毒牙6レビュー5.50点
バーバー6レビュー6.65点
アンブレイカブル3レビュー4.56点
ダ・ヴィンチ・コード7レビュー5.05点
翼のない天使7レビュー6.23点
アンジェラの灰4レビュー5.32点
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