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《ネタバレ》 ベタベタなプロパガンダ映画っぷりに笑っちゃいました。だって相手がエイリアンだって視点はちっとも重視していなくて、侵略者から国民を守るんだ!って視点で徹底していて。わざわざ海から上陸して、現代兵器的な武装してて、人間サイズで、地上戦と空爆とで戦いまーす、なんてエイリアンの設定なんてしたら、そりゃツッコミどころ満載ですわなぁ。『プライベート・ライアン』『ブラックホーク・ダウン』のエイリアン版みたいな戦争映画なのですが、決定的に違うのは人間同士の戦いが生む悲劇や、理不尽な戦いに巻き込まれた者の無常感なんてモノが全く排除されて、ひたすら「苦しくても怯む事なく侵略者をやっつけろ!」って。まあ、別にそれに文句言う気もありませんけど。問題は映画としてあんまり面白くないって事ですねぇ。だってエイリアンがエイリアンとしての役割をちゃんと果たしてなくて、ただ侵略者で、それに対抗すべくひたすら一個小隊が戦闘しながら移動してゆくだけの映画ですもん。相手が誰だって別に同じじゃん、っていう。そういうシチュエーションならば、もはや『HALO』とか『コール・オブ・デューティー』とか『ギアーズ・オブ・ウォー』とかのFPS、TPSを遊んでた方がよっぽど面白いっていう世の中。なんていうか、新しい事は何もしていない、これまでの戦争映画の亜種ではありました。ラストもお馴染み「オレたちの戦いはこれからだ!」オチだし。それでも似たようなアレに比べればハデな分だけマシって。ほら、今年公開されたアレ。んー、タイトル忘れたわ。最近もの忘れ酷くて。えーと、あー、もうどうでもいいや。
【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-09-19 16:10:35)
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