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《ネタバレ》 売春防止法が施行されるか否かという政治的な背景をバックに娼婦として生きる女たちの日常を描いた溝口健二監督の遺作。実際に売春防止法が施行される以前に作られているので題材としては当時非常にタイムリーな作品だと思う。ドラマとしての見ごたえも充分でインパクトもあるし、決して完成度は低くないと思うけど、それでも溝口作品としてはちょっと物足りない気がする。(こちらの求める要求が高すぎるのかもしれない。)ラストの女の子がちょっと怖かったのと黛敏郎の音楽が印象に残る。
【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-01 22:34:46)
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